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議員ボラ論批判〜元阿久根市長の竹原氏:武人社長市議の正義感・低劣議員への報復心が炸裂し歪んだと思う
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/861.html
投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2011 年 3 月 02 日 14:57:48: Nk87MbMkz45iQ
 

(回答先: 議員ボラ論〜名古屋市議の則武氏:河村追随のボランティア論だが、それって実は「オレさえ良けりゃ」論だよ 投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2011 年 3 月 02 日 14:45:46)

●元阿久根市長の竹原信一氏:武人社長市議の正義感・低劣議員への報復心
  が炸裂し歪む
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6128;id=#6128
 実を言えば、戸田は08年に「HPの選挙活用は合法!」論の諸野脇先生からの
連絡で、竹原氏が市長選挙でブログ活用して問題視されている事を知り、支援のメッ
セージを送った記憶があります。

 その時は「大いに結構」と好意を持ったのですが、その後強権的な職員クビ切り
をして、裁判で解雇無効・復職命令出ても従わないという、およそ「憲法擁護義務を
負う」公務員・行政トップとして許されない逸脱を重ねた事や、専決処分の乱発、地域
内での不毛な公務員バッシングなどから、竹原氏を橋下・河村と同列の(よりえげつない)「地域ファシズ
ムの推進者」と判断して、厳しく反対する立場に変化しました。

 端的に言えば、防衛大卒で航空自衛隊で5年間幹部を勤めた「武人」で会社社長の竹原氏が、阿久根市議
になって議員達のけしからん実態を公開追及した事で愚劣な猛バッシングを受け、それへの怒りが強くて市
議をわずか3年で辞めて市長になって復讐に転じたところから、竹原氏一流の「議員論」が発生しているよ
うに思えます。  
 正義感と自立心の強い竹原氏の市議時代の奮闘苦闘が、彼の判断を狭く偏ったものにしてしまったのでし
ょう。「苦労が人を歪めてしまった」、ある意味痛ましい例だと思います。
 ここは、
  ●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
の竹原氏の部分を再録して、竹原氏批判とします。
   ↓↓↓
A:まず、「日本の地方議会議員こそ『世界の超特権階級』だ!」と非難してやまない元阿久根市長の竹原
  信一氏の主張について。
  彼は上に紹介したブログ記事
  ◎日本の地方議員は世界の超特権階級(阿久根市長 竹原信一のブログ)
     http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
 で各国の状況を紹介した後に、

  地方議会議員は議会においてどのような採決をしても個人責任を問われることなど一切なく(現実、行
 政の実際に無知で無責任極まる者が大多数)、極めて僅かな働きしかない。
  にもかかわらず、有権者を上手に騙して票を入れさせたという能力だけを理由に、高い報酬と年金制度
 を享受している。
  日本の地方議会議員こそ「世界の超特権階級」と言うべきだ。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と言っている。
 そう断じる竹原氏は、2005年に阿久根市議になった後、たった3年間市議をやっただけで市議を辞めた
人だ。

 防衛大学校を卒業し、航空自衛隊に幹部候補生として入隊して5年間務めて2等空尉で1988年で退官、
帰郷して親の経営する建設会社に就職し、一時期、同社代表取締役を務めた経歴を持つ竹原氏からすれば、
他の議員達はぬるま湯に使った税金泥棒に見えたとしてもおかしくない。

 市議時代に何か不正追及して熱心にビラまき宣伝をしたりはしたようだが、議会・行政の改革を息長く進
めるのではなく、「こんな馬鹿な議員共、職員どもと一緒にやってられるか!オレが市長になって一挙に変
えてやる!」との短兵急な路線に走った。
 防衛代卒で上意下達・命令絶対服従の自衛隊の幹部で5年、親の会社で社長もやって7年という経歴の中
では、「命令即実行」こそ望ましく、話し合いだの協議だのはまだろっこしく、また実際他の議員や職員が
アホウに見えて仕方なかったのだろうと思う。

 ついでに言えば、竹原氏は市議当時の自公自公政権による格差拡大・地方困窮化政治への批判観点は持っ
ていないようで、だからこそ阿久根市の財政問題を「公務員賃金が高いから財政難になる」という歪んだ狭
い観点からしか認識できないのだろう。

 竹原氏は「無知で無責任極まる者が議員の大多数」という現実をどう変えてていくのか、という課題に対
して、一定数の議員が市民の多様な意識を反映するために必要であることや、議員が選挙で選ばれている事
の重さ、無能議員を当選させる有権者の意識の変革も図らねばならに事などの「連立方程式」を全くすっ飛
ばして、短絡的な考えと行動で対処しようとした。
 それが市長になってから自身のブログで「最も辞めてもらいたい議員」の投票を募ったり、「程度の低い
人が何十人いてもダメ。質の高い人が10人以下でないと議論にならない」とか「職業議員が結託して、公
務員と議員のための政治をしている」、「議員報酬は今の半分でも高すぎる」という言動につながっている。
 また、2010年6月の専決処分で議員報酬を日当制にする条例改正までもやっている。
「今の議員は報酬に見合った仕事をしていないから報酬は日当制で十分だ」というわけだ。

 たしかに阿久根市議会の実態が相当に酷く、竹原氏バッシングを執拗違法にやったり、職員組合の行政議
会への影響力が強すぎるようだ、という面はあっただろう。
 そこいらへんは市議時代のブログ記事から伺える。竹原氏が怒り心頭になったのも無理はない部分はある。
  ↓↓↓
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=21&log=200609&maxcount=32
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=11&log=200704&maxcount=30

■「懲罰・問責・辞職勧告・怪文書の嵐の中で闘ってきた」戸田から言わせれば、しかし、だからといって
 たった3年でケツをまくって市議を辞め、今度は自分が独裁者になって何をやってもいい、という事には
 ならない。

  市長になって自分に服従しない職員の懲戒免職で裁判の判決に反して地位回復を長らくさせなかったり
 の法違反は「憲法擁護義務を持つ公職者」として許されない事だし、「市が補助金出してるのだから市長
 を体育協会の会長にしろ」と強要したりは、とんでもない事である。

  また、2005年以降の、彼の市議時代・市長時代には「市長の高額な退職金はおかしい」という批判が
 なされるようになって、先進的な所では市長退職金が全廃や半減されているが(門真市でも05年市長当
 選の園部市長が自分について全廃を実行)、竹原氏は「改革」を言う割りにはこれに関心が向かないよう
 で、2009年不信任失職の時も2010年12月のリコール失職の時も、旧来の規定通りに退職金を受けてい
 る。 自分が市長の時に旧来の市長退職金条例には全く手を付けなかった、という事だ。

■竹原氏の市議時代のブログをざっと読んでみたが、
 (http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727 の2006年〜2008年の分)
 議会や行政の腐敗、政務調査費や視察問題は熱心に書いているが、種々の議案や国が降ろしてくる種々の
 制度への説明や批判、自分がそれら議案にどう対応したかの報告はほとんどない事に気づいた。
  という事は、後期高齢者医療制度だとか何だとかの、戸田が説明批判し、行政に突っ込み反対してきた
 山ほどの議案に対して、竹原氏はほとんど批判対応をしていないということなのだろうと思うほかない。
  議会でのいろんな攻撃と闘いながらも山ほどの議案を説明批判してきた戸田と、その点がだいぶ違う。
 
●・・・という事は、竹原氏が興味関心を持って調べ、研究して行なった行政チェックと市民啓発は、戸田
 に較べてかなり狭い範囲の事なのではないか、と推測される。
  そして、「自分が社長をやった事もある親の会社」をバックに持つ竹原氏は、議員報酬がなくても生活
 していけるくらいの経済基盤があるのではないか?

  だからこそ、「議員は日当制でもいい」とか「議員報酬は今の半額でも多すぎる」とかの発言が簡単に
 出てくるのではないか?
  竹原氏の市議時代の議会での発言を点検してみれば、彼が様々な社会問題や制度政策に対してどの程度
 の知識や見識を持って議員をやっていたのかが、はっきりするだろう。

●九州にも「真剣議員」はそこそこいるのだが、竹原氏はそのような議員と出会わなかったのだろう。
 (戸田も「08年市長選でのブログ活用事件」で人から教えられるまで竹原氏の存在を知らなかった)
  そして阿久根市や周辺の「野党議員」と言えば共産党議員だけで、これが竹原氏からすれば「職員労組
 の回し者でしかなく、議員としての見識がない」と思える状況だったのだろう。

  ここらへんが竹原氏の「不幸」かもしれない。正義感の強い竹原氏の阿久根市議時代の奮闘苦闘が、
 彼の判断を狭く偏ったものにしてしまったように思える。
 「苦労が人を歪めてしまった」例ではないだろうか。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(注)
 戸田は、民間零細企業の労働者で組織される連帯労組の「一介の労働者」から人口13万人・住民運動不
毛の地・公明党の議席占有率日本一・都市部の貧困地帯・の門真(かどま)市で1999年に市議となり、低
レベル守旧の行政・議員達と壮烈な闘いをし、市民オンブズ的活動もしながら行政議会の改善を次々に実現
した、「全国3万6千余人の自治体議員の中で、改革実績において優にベスト20に入る」議員10年体験者
の立場から語っています。
 また、05年には連帯労組連続弾圧の巻き添えで接見禁止勾留3ヶ月(生涯5回めの逮捕。もちろん全て
完全黙秘!)を喰らって有罪判決を受けても民衆の支援で03年に続く連続トップ当選を果たし、09年最高
裁上告棄却で議員クビ切りされた、「警察・検察には怒り心頭」の男です。
 その戸田がなぜ、「橋下・河村・竹原現象」を粉砕対象として論陣を張り、闘っているのか、その事を阿
修羅読者のみなさん、とりわけ「小沢冤罪攻撃許すな!菅内閣打倒!新自由主義政治粉砕!」との共通点で
デモを支持しているみなさんには、よく考えていただきたい。

 すぐに同意出来なくても結構ですが、戸田HPの特集においてかなり深く論究していますので、ぜひそれ
らをしっかり読んで考えていただきたい。
(スタッフ無しで4月市議選の準備を抱えて多忙なので、コメント欄への対応はほぼ出来ません。意見があ
る方は、戸田HP掲示板に投稿してもらえらば対応しますので、ご了解下さい)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎「諸外国の地方議員は低報酬・ボランティア」という「事実」についての考察1(序論)
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6060;id=#6060
●「議員専業がけしからん!」とする竹原・河村らの主張はこの点で愚論暴論だ!
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6061;id=#6061
◎「議員はボランティアでやれ!」と騒ぐ輩のデタラメさを斬る!重要な新スレッドを開始
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6115;id=#6115
■「地方議員は献金でやれ」論のウソ:献金を生活費や議員活動費に充てたら違法だぞ!
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6125;id=#6125
★英も韓国も議員報酬高額化←必要ゆえ!生保で奮闘議員もいる英国、日本で可能かい?
     http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6099;id=#6099
☆同列に論じれない「国民117人に1人が地方議員!」の仏、専門委員設置の韓国、ほか
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6100;id=#6100
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★「橋下・河村・竹原現象」に対する戸田の基本的立場 (抜粋)
    ↓↓↓
▲昨今の議会存在の否定・歪曲の危険な動きと「志ある議員」が取るべき立場 戸田 10/12/12(日)
  http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/board02.htm

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
◆総特集!市民が知らない「ホントの議会改革」。「真剣議員」戸田が事実とデータに基づき訴え解説する
  数々! http://www.hige-toda.com/_mado04/gikaikaikaku_sp/index.htm
★「こんな事で議員の首切り許せるか!東播2市議文書弾圧事件!」特集
   http://www.hige-toda.com/kakogawa_danatu/kakogawa_danatujiken.html
★「裏金不正・冤罪・証拠ねつ造・検察審査会の異様な小沢起訴など検察問題」特集
   http://www.hige-toda.com/mitui_yoobousyo/mitui_yoobousyo.html
  ・検察マスコミ批判でもなどの記事も載せている「自由論争掲示板」
           http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■他では見れない動画が満載!「戸田のYUチューブコーナー」
          http://www.youtube.com/user/todajimusho
■「中小企業の砦」=協同会館アソシエに関連する「アソシエ動画」
          http://www.youtube.com/user/ASSOCIE0911#p/u
■在特会や三井さんほか動画各種はこちらでも
   「絶対面白い動画コーナー」 http://www.hige-toda.com/_mado05/movie/    

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コメント
 
01. 2011年3月02日 17:15:50: FrP66OGiaQ
 一生懸命頑張っている議員さんにしてみれば、議員ボラ論ははなはだ暴論に
聞こえるかもしれないが、では周りの議員を見てもらえれば決して暴論とは思え
無いと思う。

 長年政令指定都市で議員の横暴に悩まされて来た者として、議員ボラ論は又は
報酬引き下げ論は大いに心地よい。大賛成である。

 たった一人のまともな議員を擁護する為に99%の議員を守るの議論には
付いて行けない。議員たちは日頃何をやっているのか?
 支援者と称する人間の無理スジ要求を職員たちにごり押ししているだけではないか。


                            73才ど田舎の爺


02. 2011年3月02日 18:01:01: AQqyLULhMc
>>01
> たった一人のまともな議員を擁護する為に99%の議員を守るの議論には付いて行けない。

どうしてこの記事をそんな風に理解してしまうのか?
それこそ、怒りで見誤っているのではないか?
まともな議員は今は1%かもしれないが、ボランティアにすれば0%になり
さらに今後もまともな議員が増える可能性すら摘んでしまうことになると主張
しているのに。


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