岩手県が生んだ宮沢賢治の民衆を憂える叫びを、小沢さんは一貫した全くぶれない政治
思想を、宮沢賢治の「風にも負けず」の一言一句違わず、政治活動に活かされているこ
とが解る。

今一度心に刻んで見たい。

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

このように「国民第一」の政治哲学をもって行動している小沢氏は宮沢賢治の平成の体現者である。

今の混迷した末期症状的に病んでいる日本は、宮沢賢治の心の叫びを学んだ政治家が今こそ一人でも多く求められている。

菅直人は「小沢政治を私の政治生命と一緒に終わりにしたい」と発言している。

一国の管総理の政治哲学もなく無知無能で時代錯誤の発想がどこから来るのか理解に苦しむ。

今からでも小沢氏の政治思想の原点に立ち返り、小沢氏から指導を受けて反省をするところから始めなければ再生の道はないと思う。

コメント
01. 2011年3月05日 15:10:38: 3QbeWKbmc9 >>菅直人は「小沢政治を私の政治生命と一緒に終わりにしたい」と発言している. 管直人はさる筋から派遣された小沢の政治生命を絶つ鉄砲玉刺客であることを自ら表明しているのだな。 鉄砲玉にすぎないくせに、格好付けて「小沢的政治を終わらせる」なんて虚言を弄しているのはよくよく格好付けだけ欲しいんだな。 国民はとっくに管が鉄砲玉にすぎないことを察知して、投票で民主を連戦連敗にして管よ消えよ！と言ってるんだよ。 （鉄砲玉なら鉄砲玉らしく、昨年の暮れに小沢を民主党から除名して返す刀で切られて追放されたらよかったんだ。鉄砲玉が格好をつけて助かり首相の座に留まろうとするから、日本社会をグジャグジャにしてしまった。派遣したさる筋も仰天して怒っているだろう。）
02. 2011年3月05日 16:40:48: oOwbJ07fFg 詩を読み、ああこれが人間だと感動して泣きました。
03. 2011年3月05日 23:53:32: 1S64AMn7A6 菅氏、行っちゃてる、ひとりで、じゃなく夫婦でだっけ。神保、宮台、どうする？さよならか、元気でか、それとも友人として声掛けるか？首相の友人として、どうする？
04. 日高見連邦共和国 2011年3月06日 05:42:28: ZtjAE5Qu8buIw : dd2RbGan8A 宮沢賢治の最高傑作の詩篇のひとつ『永訣の朝』の、賢治の妹”としこ”の言葉。 うまれでくるたて こんどはこたにわりやのごとばかりで くるしまなあよにうまれてくる （今度生まれてくるときは こんなに自分のことばかりで苦しまないように ・・・つまり人様のお役に立てる生き方が出来るように・・ 生まれて来たい） 括弧内の標準語訳・一部補足文章と比べて、花巻ことばで読むほうが１００倍いいよね！ 岩手ネイティブとして、としこの言葉を、方言の微妙なニュアンスを含めて理解・感銘出来るオラは幸せだと思うヨ。（モチロン、オラの仙台藩北部の方言ともまったく一緒ジャないけれど） 『自分のことだけで苦しんでいない』小沢一郎は、”としこ”の精神的後継者だ。
05. 2011年3月07日 03:57:07: kgvov5LeAg その扉（と）の向ふのまっくらやみのなかで、 「にゃあお、くわあ。ごろごろ。」という声がして、それからがさがさ鳴りました。 　室（へや）はけむりのやうに消え、二人は寒さにぶるぶるふるえて、草の中に立ってゐました。 　見ると、上着や靴や財布やネクタイピンは、あっちの枝にぶらさがったり、こっちの根もとにちらばったりしてゐます。風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました。 　・・・ 　しかし、さっき一ぺん紙くづのようになった二人の顔だけは、東京に帰っても、お湯にはいっても、もとのとほりになほりませんでした。 　こよほどさように、あのしょぼくれ目、ゲロゲロ声、品の悪い口だけは、山猫メディアに騙されたせいで、ついにそのまま路傍に打ち捨てられました、とさ。
06. 2011年3月07日 05:17:19: kgvov5LeAg むかし、あるところに一疋の龍がすんでゐました。 力が非常に強く、かたちも大層恐ろしく、それにはげしい毒をもつてゐましたので、あらゆるいきものがこの龍に遭へば、弱いものは目を見ただけで気を失つて倒れ、強いものでもその毒気にあたつてまもなく死んでしまふほどでした。この龍はあるとき、よいこころを起こして、これからはもう悪いことをしない、すべてのものをなやまさないと誓ひました。 そして静かなところを、求めて林の中に入つてじつと道理を考へてゐましたがとうとうつかれてねむりました。 全体、龍といふものはねむるあひだは形が蛇の様になるのです。この龍も睡つて蛇の形になり、からだはきれいなるり色や金色の紋があらわれてゐました。そこへ漁師共が来まして、この蛇を見てびっくりするほどよろこんで云ひました。 「こんなきれいな珍しい皮を、王様に差しあげてかざりにして貰つたらどんなに立派だらう」。 そこで杖でその頭をぐつとおさへ刀でその皮をはぎはじめました。龍は目をさまして考へました。 「おれの刀はこの国さへもこわしてしまへる。この漁師なんぞはなんでもない。いまおれがいきをひとつすれば毒にあたつてすぐ死んでしまふ。けれども私はさつき、もうわるいことをしないと誓つたしこの漁師をころしたところで本当にかあいさうだ。もはやこのからだはなげすてて、こらへてこらへてやろう」。すつかり覚悟がきまりましたので目をつぶつて痛いのをじつとこらえ、またその人を毒にあてないやういきをこらして一心に皮をはがれながらくやしいといふこころさえ起しませんでした。 漁師はまもなく皮をはいで行ってしまひました。 龍はいまは皮のない赤い肉ばかりで地によこたはりました。 この時は日がかんかんと照つて土は非常にあつく、龍はくるしさにばたばたしながら水のあるところへ行こうとしました。 このとき沢山の小さな虫が、そのからだを食はうとして出てきましたので蛇はまた、 「いまこのからだをたくさんの虫にやるのはまことの道のためだ。いま肉をこの虫らにくれて置けばやがてまことの道をもこの虫らに教へることができる。」と考へて、だまつてうごかずに虫にからだを食はせとうとう乾いて死んでしまひました。 死んでこの龍は天上にうまれ、後には世界でいちばんえらい人、お釈迦様になつてみんなに一番のしあはせを与えました。 　このときの虫もみなさきに龍の考へたやうに後にお釈迦さまから教を受けてまことの道に入りました。 　このやうにしてお釈迦さまがまことの為に身をすてた場所はいまは世界中のあらゆるところをみたしました。 　このはなしはおとぎばなしではありません。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（宮澤賢治「手紙」から）
07. 2011年3月07日 05:31:34: kgvov5LeAg 上記ふたつのうち、第１の最後から２行目：「こよほどさように」→「ことほどさように」 第２の１２行目「おれの刀」→「おれの力」 と訂正させていただきます。失礼しました。 小澤一郎氏は、この賢治の手紙を読んだことがあるかもしれませんね。
08. 2011年3月07日 08:04:34: qcxfAgV76c 宮沢賢治の『雨ニモマケズ」の詩の心を心として体現している政治家小澤一郎さんを支持して一義勇兵卒として、支援のために参戦している無党派市民です。小澤さんは日本にもう少しで満開になる、山ざくらのような政治家だと思います。或いは屋久島の千年杉でしょうか。土着の強さと朴訥な安定感があります。１００年に一人の不世出の政治家だと見ています。

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