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泥船は何処まで浮いているのだろうか。折角、文左衛門の蜜柑舟だったのに、わるい船乗りどもの裏切りで、お頭・文左衛門を宝船から追い出そうとしたために、ついに泥舟になってしまった。しかも罪なき紀伊国屋をどうしてもお縄にしようと企む悪人どもめがっ。
岡田は些細な記入ミスと言っている。ではその些細な記入ミスで党員資格停止に追い込んだのは一体誰だったのか。しかも記入ミスといっても前原、野田、蓮舫の記入漏れ隠蔽と、単に記載の日付がずれているだけとは全然違うのである。政治資金規正法の法の主旨からいって、彼らの方がはるかに悪質であるのだ。なのに、閣僚はただの記入ミスとな、、おおそうかい、黙って聞いてりゃ、おう！ふざけんな。ならば言ってやろう。
親密な朝鮮人焼き肉屋のルートと長く付き合っていた「外務大臣様」が知りませんでしたと言っているらしいじゃないか。しかもこれがあきらかな法律違反なのに、岡田は些細なミスで辞める事はないと弁護しているようだな。お天道様が見てなさるんだ。いいかげんにしねえか。
先日１６人の造反に加えて、松木の反乱があったばかりだというのに、まだ執行部は開き直って居座っている。呆れるばかりである。そんななか、河村シスターズのひとり佐藤夕子が離党した。いろいろ批判する馬鹿もいるけど彼女こそ「男前」という流行言葉にぴったりな女はいないと思う。同じ秘書仲間の田中ちゃんのようないわゆるカワイ子ちゃんでないが「男前」なのである。
やることが思い切っているし潔い、ウジウジしていないのが気に入った。泥舟からザブンと荒海に飛びこんだ感じだが、すがすがしい。生半可な政治通は、結局河村の天下・尾張に戻って、再び河村の秘書に戻っただけだと、ふざけたことを言っている。君たちは機密費とかいうあぶく銭を貰っているから、そんなねぼけたことを言えるのだろう。
彼女は、せっかく民主党にはいったからには小沢と共に民主党を育てていこうと、菅執行部のマニフェスト破棄方針にじっと耐え、これまで我慢してきたのである。しかし菅と岡田が雁首そろえて「びっくりした」発言をした時に、とうとう彼女はブチッと切れたのだ。
現執行部はここに及んで自分たちはマニフェストの作成に絡んでいないので、子供手当ての額に「びっくりした」とのたまっているらしい。散々、先頭に立って子供手当てを選挙で叫んでいた張本人が、かくも卑怯な男たちたちだったのか。「男前」の彼女の民主党へのそれまでの愛情が、この「びっくりした」発言でいかに踏みにじられたか、想像するに難くない。
そんな女の真心をもて遊んで開き直る、フランケンとお遍路くずれは絶対許せない！本当にデリカシーのかけらもない連中である。「政治とカネ」キャンペーン「だけ」しかやってこなかった政権が、自らの閣僚の「誠司とカネ（変換ミス）」には目をつぶり、あまつさえ、夕子の思いつめた心を無視せんとする野郎たち！
そこへ直れ、「てめぇたちゃ、人間じゃえじゃねえ！たたっ斬ってやる」錦ノ介の甲高い声が聞こえてくるようである。
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