★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK109 > 302.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
自由の鐘、59年ぶり音色 日比谷公園 24日に復活 (東京新聞)−鐘も自由も、「レプリカ」では?
http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/302.html
投稿者 一隅より 日時 2011 年 3 月 05 日 21:56:47: PnbUj1IYwR18o
 

自由の鐘、59年ぶり音色 日比谷公園 24日に復活 (東京新聞Web 2011年3月5日 13時53分)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011030590135334.html

 終戦直後に米国から日本に贈られ、日比谷公園(東京都千代田区)に設置された「自由の鐘」に、長く失われたままだった中心部の振り子が今月中旬に取り付けられ、二十四日に五十九年ぶりに音を奏でることになった。市民有志が募金により、再生にこぎ着けた。関係者は「記念すべき音色がよみがえることは大変意義がある」と話す。

 発案したのは、東京都板橋区で浮世絵の美術館長を務める高田明さん(69)。二年ほど前に同公園内を散歩していたところ「自由の鐘」の内部に、音を奏でる振り子がないことに気付いた。鐘をつるす高さ約七・六メートルの塔全体も老朽化がひどくなっていた。

 史料などによると、鐘は一七七六年の米国独立宣言の際に鳴らされた米フィラデルフィアの「自由の鐘」のレプリカで、青銅製とみられ、高さ約一メートル、直径約一・二メートル、重さ約一トン。終戦直後、連合国軍総司令官だったマッカーサーの提案を受けた米国の市民有志が「自由の象徴」として日本新聞協会に寄付。協会は同公園内に塔を造り、鐘とともに都に寄付した。

 同公園サービスセンターによると、一九五二年十月二十四日の除幕式では、当時の安井誠一郎都知事が鐘を三回鳴らした。しかし、その後鐘が鳴った記録や言い伝えは残っておらず、除幕後の早い時期に、振り子がなくなった可能性が高いという。
・・・・・・
 高田さんは「鐘の音が復活することは、都民にとって大変うれしいこと。今後は、音楽活動などを通して『自由の鐘』が持つ平和の精神を、世の中に広く伝えていきたい」と話している。
(引用おわり)

 高田さん始め有志の方々の、自由を愛し平和を想うこころには敬意を表します。

 しかしながら、59年前、マッカーサーの発案で、リッジウェイにより設置されたというその経緯をみると、讃えられているのは「レプリカの・自由」のように感じられます。
 ましてや、「自由の擁護者たる」新聞協会に寄贈されたとあっては。

(参考)
 ↓
「自由の鐘」 碑銘
http://pddlib.v.wol.ne.jp/photo/chiyoda/bell.htm

自由の鐘は一七七六年米国の独立宣言に際し自由の喜びを天下に告げた歴史的記念物である。しかしこの鐘はその鐘銘の聖句にもある通り「すべての国とその住民に自由を告げる」自由の象徴である。米国民間の匿名有志はその複製を連合軍総司令官リッジウェイ大将に託し、これを広く日本国民に贈りたいと申出た。よつてリッジウェイ大将は自由の擁護者たる新聞を通じ広く日本国民に贈ることが最も寄付の趣旨に副うものとして昭和二十七年四月日本新聞協会に寄贈された。日本新聞協会は日比谷の一角に自由の鐘塔を建造してこれを東京都に寄贈し広く国民と共に自由の鐘の歴史的意義を銘記せんとするものである。

昭和二十七年十月
社団法人 日本新聞協会

(参考)
 ↓
「自由の鐘」より100年前
1853 ペリー
1854 日米和親条約
1858 日米修好通商条約
1860 最初の遣米使節

「自由の鐘」のころ
1950 朝鮮戦争が起こる。警察予備隊創設。
1951 サンフランシスコ平和条約。日米安全保障条約。
1952 警察予備隊を保安隊に改組。
1952 「自由の鐘」除幕式。
1954 防衛庁・自衛隊ができる。

そして「自由の鐘」の60年後には
2010 いわゆる「日米安保50周年」が〈祝われ〉ました。
 ↓

なおこの年1月15日、ジェイムズ・スタインバーグ(国務副長官)はワシントン、ウィラード・ホテル(1860年日本使節団のレセプション会場だったそうだ)で行われた日米安保セミナーにおいて、「日米同盟の未来」と題して講演した。

 彼は安保の50年を回顧し、同盟強化、米軍再編という現在の課題について述べ、最後に、

 「それでは、米国と日本、そしてアジア太平洋地域の平和と繁栄にとって今後も欠くことのできないものであり続ける日米同盟の次の50周年に、大いに期待しましょう。」

と結んだ。
 図々しいにもほどがあろう。クリントンもオバマも(ともに同年1月19日声明)、さすがに、「次の50周年に、大いに期待」とまでは言わなかった。

 象徴的なことに、セミナー会場にはウィリアム・ペリー元国防長官(マシュー・ペリー提督の縁戚)も来ていたそうです。

(以上: 米大使館の「日米同盟 不滅のパートナーシップ」と題するHPより)
http://tokyo.usembassy.gov/alliance/j/usj-j20100115-01.html
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK109掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK109掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧