発行部数55万部の成人コミック誌、ビッグコミック3月25日号の「憂国のラスプーチン」が面白い。鈴木宗雄の女性秘書（抗癌剤治療で闘病中）を人質に取る非人道的犯罪捜査が赤裸々に描かれている。まさに検察による犯罪そのものだ。（結局彼女はその後実際に死に至る）。

ビッグコミックは喫茶店や飲食店での回し読みが特に多い漫画誌。その影響力は半端ではない（阿修羅とは違いますね・・笑）。こうした情報媒体が「検察の犯罪」を描く効果は大きい。こうして徐々に検察は追い込まれており、彼らに有効な反撃手段は見当たらない。いずれ特捜部は廃止され、検察は公判専従にならざるを得ないだろう。

憂国のラスプーチンの単行本（１）は既に発売されています。
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091836106
以下上記ＵＲＬの「この本の内容」をコピー転載します。

外務省と検察の謀略を揺るがす男あり！

言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ！！おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。

”外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力しながらも”国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを描きます。

連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品となっています。 　

コメント
01. 2011年3月10日 19:04:28: Y8iQFvT2cw 作画が「富江」の伊藤潤二か！ 第一巻読んでみよう。
02. 2011年3月10日 19:16:36: 4FE1JZTO3A 伊藤潤二の大ファンです！ ぜひ読んでみたい！
03. 2011年3月10日 21:14:42: 6lVvsVNLQA 佐藤氏がスパイ？？？　アホなんか！
04. 2011年3月10日 21:16:41: 6lVvsVNLQA オープンカヴァーじゃないか！
05. 2011年3月10日 23:20:47: QO4AxyUjvY 佐藤優が、似ていなくはないが小顔でほっそりしてずいぶん可愛くなっている。 担当検事はホラーだ。検察がホラーだ。
06. 2011年3月11日 06:42:04: ExkuTLHWBe わたしは女性ですが毎号買って見ていますよ♪
07. 2011年3月11日 08:09:34: Ql30884sA6 なんでビッグコミックなんだ？ 「ＳＡＰＩＯ」に連載して小林よしのりに読ませてやれ
08. 2011年3月11日 12:23:08: xOXBhWZLcs ふーん、読んでみよう。 原作を読んでるけれども、漫画は漫画できっと楽しめるだろう。 っつーか、検察どもへの怒りをまた思い出してしまうから、 ストレスたまるんだけれども、これが現実であるからして、 この漫画も読者の週刊がない人たちにまわしてあげよう。 考えてみれば、もっと漫画にしたら面白そうな話って、いっぱい ありますね。「三宝会」とか「みんなの党の偽装ぶり」とか 「渡部こーぞー親子の、人のこと全く言えない帳簿のつけ方」とか 「センゴク・現代の悪代官」とか。 最も新しいのでは、「前原のヤクザ社会との深く長いつき合い・い かにして米国の忠犬になったか」などなど・・・。
09. 2011年3月11日 14:37:36: EJqfugieDw これ、確か去年の暮れから連載されていますよね。取り調べる検察官が正義感のまったくない最低の人間であるように表現されていますし、彼の経験そのものなのでしょう。私は還暦すぎていますがビッグコミックの愛読者でして、そこいらの週刊誌よりずっと中身が濃いと思っています。このラスプーチンについては皆さんに拡散したいと思っていたところなんです。それにしても小学館は良い仕事してくれています。
10. 2011年3月11日 14:44:58: S5JemZMkGw 佐藤優氏の本は、すごい！ 真実は強い。 取り調べ官が悪役だが、事実その通りだ。 最低の職業になっているのが「検察」だ。 彼等は「事件」にするために、どんな汚いことも厭わない。

11. シェリー 2011年3月11日 20:34:17: YY/qd5oz7u2uc : 907X63GEiI 麻生君の愛読書・ビック・コミックは確かに面白い。 聞く所によると、麻生君は、ビック・コミックのゴルゴ１３で、 外交の勉強をしたとか。 しかし、検察の浄化は、小沢氏が実権を取れば、すぐさま実施される。 もう少しの辛抱か？

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