2011.3.26（その２)
森田実の言わねばならぬ【223】
平和・自立・調和の日本をつくるために [223]
《新・森田実の政治日誌》［人生の同志Ｍさんへの手紙(3)］菅首相への批判を無理に抑制するマスコミの風潮は危険です／どんなときにも、言論人は厳正な態度を貫くべきです (森田実の時代を斬る)

「是を是と謂い、非を非と謂うを直と曰う」(荀子)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

　Ｍさん。最近、旧友のジャーナリストと話す機会がありました。彼は言いました。
《菅首相はどうしようもないですね。災害のことがわかっていない。ただただ、この機会に自分の人気を高くして、菅民主党政権を強化しようとしています。どうしようもない。しかし、いま菅政権を倒したら大震災対策が遅れる。だからボクは我慢している。時期がきたら菅打倒に起ち上がる。いまは批判を控えている》
　私は反論しました。
《言論人の、そういう「配慮」は百害あって一利なしです。言論人は常に「是は是、非は非」の姿勢を堅持しなければならないと思います。ダメ首相に日本をまかせるほど危険なことはありません。言論で生きるものが混乱をおそれてダメ首相への批判を控えるのは罪悪です。徹底的に批判すべきです。これが言論で生きる者の生き方でなければならないと思います》
　Ｍさん。あなたはどちらの考えをとりますか？　ご意見をください。私は菅首相への徹底的な批判を続けます。（つづく）

コメント
01. 2011年3月26日 17:16:29: 07XBmwlKCE どうでも良いから空き缶を権力の座から追放せよ。　それが第一に採るべき最良の策。　後はリーダーシップを発揮できる人、即ち小澤・亀井の両氏に任せるのが良策だろう。　今は非常時だから黙っていようというのは思考停止した馬鹿者か、でなきゃ既得権益を擁護しようという国民の敵。　N.T
02. 2011年3月26日 22:49:02: N0ecmP8qLE 森田さ〜ん，進歩と発展はどこにいったの〜？（爆）
03. 2011年3月26日 23:40:09: mp6fw9MOwA 災害への支援・2次災害の防止・復旧作業の遅れは、菅政権が指導力を発揮できない為に、思惑の異なる官僚が、方向性を出せない事に起因している。 官僚は縦割り組織で有り、失敗を恐れる集団である。 被災地に援助物資・石油類が届かない、外国人医師の医療行為が数日止められた等は災害時の特殊対処との機能が働かなかった為です。 危機管理のマニュアルが活用されなかった為と思われます。 （過去に何回も地震は有ったので危機管理マニュアルが無いという事は国会が機能していないことと同意語となる為、マニュアルは有ると判断。） 日産の復活劇もトップが変わった事により、従業員の意識が変わり、達成されました。 現状の菅政権では各官僚の災害復興のベクトルを合わせる事は不可能でしょう。 局面を変える為にも、指導力の有るトップに変えなければなりません。 複数ある官僚組織の意向で、方針がぶれる人は即刻排除すべきです。 現政権の閣僚には方針のぶれない人はいないと考えています。（念の為）
04. 2011年3月28日 02:53:27: 5fBmRmkpQM 今日、この日本に、まともな「言論人」がいるとは思えない。 そんな「フィクション」は、もう、放念すべきだ。 まともな「言論人」など、存在しない。 ネットのﾌﾞロガー達こそ、それに替わる人々だ。 嘘つき政府、嘘つきマスゴミ、嘘つき役人、 嘘つき「世界政府」、これらの嘘つきの中で、 国民は自覚して、生きるために戦わなければならない。 そうしなければ、「生命」を維持することは、できない。

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