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「安全」でなく「心身の健康」確保が最優先―中国ならどうするか (島田洋一ブログ )
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/740.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 4 月 17 日 22:21:27: FjY83HydhgNT2
 

http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2247367/


 「計画的避難区域」の対象とされた地区を訪れた枝野官房長官が、住民の「安全性の確保が最優先」と述べていたが、「心身の健康の確保が最優先」と言い換えるべきだろう。
参加した住民から、「精神的、肉体的負担への配慮が足りない」「避難するつもりはない。罰則はあるのか」といった叱咤の声が飛んでいたが、もっともだ。

避難所暮らしには、さまざまな肉体的・精神的ストレスが付きまとう。自宅で放射線によって生じうる健康被害と、避難生活による健康被害の比較考量が必要である。

「子どもがいるから早く避難したい」という声も当然だが、「もう歳だし、多少の放射線など気にせず、普通に暮らしたい」というのも自然な発想だ。

 政治家の保身優先の「安全」押しつけは迷惑、どころか自由の侵害である。即死するほどの線量が出ているならともかく、情報を充分に提供した上、避難云々の判断は基本的に各自に委ねるべきだ。他人に伝染するわけでもない。

菅が、「では、将来、甲状腺ガンになっても賠償を求めないと一筆入れろ」と言うなら、私なら喜んでサインし、「その代わり、二度と顔を見せないでくれ」と言うだろう。

 共産党幹部以外の人命は地球儀より軽い中国なら、事故原発の周辺住民には通常の生産活動を指示し、原発内の危険な作業には死刑囚を使い、風評被害を振りまいた者は見せしめの処刑にするなど「効率的」に対処するだろう。

中国は別の方向に行き過ぎだが、「安全確保」という名の保身最優先、健康病に振り回される現代日本も、やはり人類将来のモデルとは言いがたい。



時事

「計画避難」期間示さず=飯舘・川俣を訪問、住民に謝罪−福山副長官
 福山哲郎官房副長官は16日午後、福島第1原発から半径20キロ圏外に設ける「計画的避難区域」の対象となった福島県飯舘村と川俣町を訪れ、避難計画策定に向けた今後の対応を住民に説明した。地元との調整がついていない段階で区域設定を発表したことについて、福山氏は「困惑と不安を招き、心からおわびする」と謝罪。しかし、避難期間の具体的見通しは示さず、住民からは「配慮が足りない」などと政府への批判が相次いだ。
 飯舘村の住民約100人が参加した集会で、菅野典雄村長は「全村避難という言葉に(住民には)憤りなどいろんな思いがある」と強調。避難期間の明確化や避難先での学校機能の確保、農林商工業者への補償などを求める要望書を福山氏に手渡した。
 福山氏は、農家などへの補償を確約し、村内で飼育されている「飯舘牛」の圏外移送を検討していることなどを説明。一方で、避難期間の見通しについては「一日も早く原発を安定させ、放射性物質を放出しない状況をつくり、村に帰ってもらう努力をしたい」と述べるにとどまった。住民からは「精神的、肉体的負担への配慮が足りない」「避難するつもりはない。罰則はあるのか」といった声が上がり、集会は擦れ違いに終わった。
 この後、福山氏は一部が計画的避難区域となる川俣町に移動。住民約400人が集まった会合で、同じ町内の放射線量が低い地域に仮設住宅を造って避難を進めたいと説明した。参加者からは「子どもがいるから早く避難したい」との声も上がった。(2011/04/16-21:48)


読売新聞

2011年4月17日19時19分

計画的避難に2〜3か月の猶予も容認…官房長官
 枝野官房長官は17日、東京電力福島第一原子力発電所の事故で全域が計画的避難区域となる福島県飯舘村などを訪れ、首長らに避難計画策定への理解を求めた。
 菅野典雄飯舘村長との会談で枝野氏は、これまで「約1か月」としていた避難実施までの期間について、「安全性の確保が最優先だが、ある程度柔軟性をもってできる」として、2〜3か月かけた避難も容認する考えを示した。計画的避難の解除については「細かくモニタリングして柔軟に対応したい」と語り、安全性が確認された地域から順次実施する方針を示した。……

読売新聞

2011年4月17日18時38分

30キロ圏内、3か月で戻るのは難しい…経産相
 海江田経済産業相は17日の記者会見で、避難住民の帰宅時期について、「6〜9か月後を目標に一部地域で帰宅が可能か否か知らせたい」と述べ、事故の収束のめどをつける6〜9か月後に判断したいとの考えを示した。
 「3か月後の第一段階で戻ることは、よほど事態が好転しないと難しい」と述べ、避難生活の長期化は避けられないとの認識も示した。
 東京電力が福島第一原発の事故収束に向けた道筋を示したことを受け、臨時記者会見を行った。
 経産省によると、福島第一原発の30キロ・メートル圏内から避難した住民は約8万人になり、今後、政府が設定した「計画的避難区域」の住民にも避難指示が発動される。海江田経産相は避難住民対策について「政府として仮設住宅や借り上げ住宅を早く大量に確保したい」と述べた。
 

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