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一刻の猶予もなく菅をやめさせなければならない私の理由。
菅首相が史上最低と言われる理由は、色んな方が、いろいろ書いているのでいまさらあげつらう必要ないだろうが、それでも書かなければならないことがある。
この震災の最中のゴタゴタにもかかわらず早くやめさせる必要があるのは、原発の爆発に対して、いまだに司令官や、直接の管理体制を取っていないことだ。
基本的な危機管理が未だに確立されていない。
私が最もがっかりしたのは、原発事故が起こった際に、直ぐに、警視庁のサットのような部隊が管理下におき指揮を取るものだと思っていたが、いつまで経ってもそのようなものが現れず、未だに東電などに任せていることだ。
正気とは思えない。このような原発事故や原発テロが起こった場合、速やかにそれを管理下におき被害を最小限に抑えるための特殊部隊が日本にはない。これにはびっくりした。
それまでの原子力行政や、原発安全神話は何であったのか。地震や津波に対応できたとしても、戦争どころかテロに襲われればひとたまりもなく日本は崩壊するではないか。如何におそまつな安全管理であったか、危機管理のなさだろうか。政治家は何をしてきたのか。与野党とも４０年間どんな議論をしてきたのだろう。
第２に、なければ直ぐに作ればよいのだ。
未だになにも特殊管理組織を作っていないし、誰も政府の責任者が行っていない。私達は、選挙によって代議員を選びそれに生活を託しているのだ。
この難事に東電や、保安院等が当たり日本がつぶれる事態になったらどうするのだ。まずは政府責任者や直接の指揮系統を作るべきなのだ。しかしこの政権、まだ作っていない。無能の極みであろう。
日本の半分が１００年近く住めなくなっても、責任者が精一杯やってのことなら納得がいくが、今の当事者では後世に顔向けできないだろう。
この政府は何をしているのか、首相は何をしているのか。難局に対し何もせず傍観しているのである。今のていたらくなら誰でもできよう。それ故さっさと首相を替えなければならないのです。
第３に、
菅は現地に一度も激励に行っていない。民主党の幹部も素知らぬ顔だ。普通の地球の他の国であれば、既に４、５回はお忍びで現地に出掛け、直接現場で防護服に身を包んだ作業員に対し激励したであろう。
原発から遠く離れた福島市や、宮城、岩手などの被災地の訪問などしている場合ではない。原発のある現地で直接指示すべきなのである。
現地の作業員のやる気のない嘆きが聞こえるようだ。
彼らこそもっとまともな首相が必要なのだ。ひとつやってやろうという気になる司令官が必要なのだ。
第４に、
誰もこの原発の難局を引き受けようとしないことだ。自民党の谷垣も逃げてしまった。普通の首相であれば俺が引き受けようというような輩が現れるだろう。そして彼らが身を挺して任務を全うしようとするのだ。
しかし誰もいない。誰もがこの内閣や首相に対してやってやろうという気がないのだ。菅のためなど馬鹿臭くてできないと言うのが本音であろう。これ程人徳のない首相が上では、意気が揚がらない。
日本の政界が一つになれないのは菅首相に全く人望や信任がないからだ。
この首相が長く続くほど、住めない地域が増えていくだろう。
これが私の一刻も早く菅をやめさせなければならない理由です。
一言主。
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