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近聞遠見:「急流の馬」の資格あるか=岩見隆夫(毎日jp)
http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/235.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 5 月 15 日 12:51:16: igsppGRN/E9PQ
 

近聞遠見:「急流の馬」の資格あるか=岩見隆夫
http://mainichi.jp/select/seiji/iwami/
毎日新聞 2011年5月14日 東京朝刊

 「『急流で馬を乗り換えるな』という言葉があるが、急流を渡れず流されているのであれば、馬を乗り換えなければいけない」

 という西岡武夫参院議長の菅直人首相批判(4月28日)があちこちで引用されている。いまの政情の核心をついているからだ。

 しかし、馬はなお急流にあって、馬脚が川底に届いているのか、危うい。

 「乗り換えろ」

 という声だけは政界の方々から聞こえてくるが、力が伴わず、当の馬は馬耳東風だ。政治が空回りしている。

 菅首相は浜岡ショックなども織り込みながら、器用に遊泳中と内心自負しているかもしれない。だが、泳ぎ方は、旧来の日程消化型でしかなく、新たな馬力はうかがえない。

 3・11の東日本大震災に直面した時のナショナルコンセンサスは、非常事態を乗り切るため、オールジャパンで息を合わせ、即座に超党派・救国の政治態勢を整え、ことに当たることだった。しかし、いまだにそうなっていない。

 確かに菅は野党との連携、協力を再三呼びかけ、野党側にもその用意は当然あった。だが、ことごとく失敗した。双方に原因があるが、第一原因は菅の力量、情熱不足だ。

 超党派に向けた最初の試みは、自民党の谷垣禎一総裁に副総理兼震災復興担当相としての入閣要請(3月19日)。実現すれば、一気に民・自の大連立である。電話の申し入れに、谷垣が、

 「唐突すぎる」

 と断ったのは、すでに旧聞に近いが、菅を語る時、必ず持ち出される。首相の模範として、菅が敬愛する中曽根康弘元首相は、

 「軽率のそしりを免れない。政党同士が組むには水面下でよほど政策を練る必要がある。それがないのに入閣してくれというのは、政党政治を知らない素人のやり方だ」(5月4日付「産経新聞」インタビュー)

 と酷評した。菅も自身の未熟を認めているが、国難の時だから谷垣がのまないはずはないと安易に思い込んだか、断れば批判は自民党に向くと計算したか。とにかく、<急流の馬>の資格を欠く。

 次の試みは、野党が参加する復興実施本部構想だった。菅は野党の説得を国民新党の亀井静香代表に一任し、亀井は手を尽くしたが、またも頓挫である。自民、公明両党は参加拒否の理由を、

 「菅首相への不信だ」

 とした。構想が亀井の発案とはいえ、菅が本気なら首相自身も熱を込めて当たらなければならないが、谷垣入閣問題と同様、手抜き同然だ。

 不信の根が深い。信頼を取り戻さないことには、超党派のメもかすむ。復旧・復興は手間どる。到底急流は渡れそうにない。

 長老、75歳の西岡の怒りはよくわかる。一連の菅批判は議長の立場を越えている、という指摘があるが、それは違う。平時ならともかく、この非常時に一政治家として憂国の発言がないほうがおかしい。

 西岡の自民党時代、師匠は三木武夫元首相だった。三木と菅は似る、という論評が最近目立つ。首相の座に執着した筆頭として三木の名が挙がり、しぶとさにおいて菅も劣らないのはそのとおりだ。

 しかし、三木の真骨頂はほかにあった。睦子夫人が著書「信なくば立たず」(講談社・89年刊)のなかで、1937(昭和12)年の衆院初当選から88年の死の間際まで50年、三木はまったく同じことを言い続けた、と書いている。

 「私は政治家だ。人間をこよなく愛する。私の仕事への情熱の原点はこれ以外に何もない」

 と。人間愛あってこその信、信あってこその政治を、三木は教えていた。(敬称略)=毎週土曜日掲載

       ◇

西岡参院議長「総理の資格疑わざるを得ない」
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210514030.html
05/14 18:04 ANN

 民主党出身の西岡参院議長は、浜岡原発の運転停止などの菅総理大臣の対応について、「総理としての資格があるのか疑わざるを得ない」と痛烈に批判しました。

 西岡参院議長:「厳しい国難にあたって、総理大臣としての資格があるのかを改めて疑わざるを得ない」
 西岡議長は、菅総理が中部電力に対し、浜岡原発の運転停止を要請したことについて、「このことが与える影響をどこまで計算してやられたのか」と疑問を示しました。そのうえで、「今回のリーダーシップは本当のリーダーシップと言えるか疑問だ」と強く批判しました。また、政府・与党内に復興のための今年度第2次補正予算案を次の国会に先送りする考えがあることについて、「復興構想会議の結果を見てになると、内閣は何のためにあるのか。国会は何のためにあるのか。まったく不可思議だ」と述べました。さらに西岡議長は、復興財源を賄うための増税論について、「少なくともこの段階で増税という考え方はありえない」と反対する立場を鮮明にしました。
 

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コメント
 
01. 2011年5月15日 13:38:27: pRjsNFz8BI
迷日のイヤミ
迷走状態!
トウフおゴチに成ったんだから
奸と心中しなけれりゃ
奸にばらさるぞ!
貢がいがないって!

02. 2011年5月15日 13:58:26: RVSTbhNQbU
評論屋の分際で偉そうに!この岩見という人間はとうふやでアホ菅と密会していた ジイサンかな? 他人には敬称ぐらい付けたらいかがかな!

03. 2011年5月15日 14:46:08: EJniQ3GxYY
「急流の馬」の資格あるか=岩見隆夫
官房機密費の毒饅頭を喰った岩見隆夫に、こんな偉そうな事を言える資格あるか


04. 2011年5月15日 15:15:18: efeZwdKH9E

岩見隆夫=嘘つきの厚顔無恥な破廉恥野郎。

空缶=脳なしの自己顕示欲と権力欲だけの糞野郎。


刺し違えて下さい!!!


05. 2011年5月15日 15:38:37: lRYfivAqeo
岩見豚爺どうした?最近官邸から金を貰えなくなったか?屑管に見捨てられたか?
もう諦めて、自分の給料で生活しろよ!!薄汚い爺、バカみのもんたと同レベルだ

岩見は裏では検察、官僚、裁判所、マスゴミ、自民盗、御用学者と秘密の美味しい
仕事に有りつて居た。参院予算委員会で、富士ソフトと云う会社名が取り上げられ
岩見隆夫、弁護士堀田力は、慌てて役員から外れた。

小沢さん叩きを執様にしていた岩見他マスコミ人達極悪盗共が、オンパレードの
会社富士ソフトには、NHK報道局長石村英二、谷内正太郎元外務省事務次官、
裁判所にも元外務官僚が天下っている。

幽霊審査会は活動していない!!血税を埋蔵金として隠しその金に群がる白アリ、
極悪盗ゾンビ共!!!

今だ小沢さんの冤罪晴らそうとしない卑怯者共に天罰を!!


06. 2011年5月15日 16:15:19: AdKaaFvNBE

【 タヌキ腹組“ぽんぽこ”のお節介な怪説・笑説 】

 岩見氏もついに菅を見放した?!

 被災者、原発事故被害者の声に耳を澄ませば、

「菅降ろし」は、各政党の共通認識にならざるを得ないだろう。


07. 2011年5月15日 16:45:22: djcL9TMkKQ
04様に大賛成!!!!

岩見隆夫=嘘つきの厚顔無恥な破廉恥野郎。
空缶=脳なしの自己顕示欲と権力欲だけの糞野郎。


全くその通り。



08. 2011年5月15日 20:16:44: RkqVoA6qJQ
所詮官僚の手足にすぎない。
世論操作など岩見”梅干し老人”の手にはおえない。施設にて余生をお過ごしください。

09. 2011年5月15日 23:06:31: DBAsdK61Mo
いや、だってコイツはナベツネに近いし
と言うことは当然、中曽根に近いじゃない
中曽根の野望は、大政翼賛会よ再びなのだから
コイツがこう言うのは不思議でもなんでもないし
もともと菅は御輿なのだから、、当たり前です

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