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ここまできたら何が何でも内閣不信任案を通さなければならない。これを否決しても、菅内閣の求心力がここまで落ちた以上この政府は国民のためにこの先何もできない。参議院での問責決議は間違いなく通るだろう。参議院には西岡武夫がいる。ここで菅内閣は完全死に体となる。
菅直人はそれでも辞めない。亡霊内閣となって存続し続ける。『この危機的状況下に総理は代えられない』という論理がこの国の隅々まで行き渡っている。危機がいつまで続くかだれにも分からないのにである。この後、さらにひどい危機に見舞われるかもしれない。そのときになって、『あのとき代えておけば』といっても後の祭りである。
ここに来て菅は国会の延長を口にしだした。これまで国会は延長しないと言っていたのにである。菅直人には、延長国会を乗り切る自信はまったくなかった。ただただ逃げ切ることばかり考えていた。党内からそれに対する批判が強まると一転”会期延長”を口にする。元々逃げ腰でいた菅直人に延長国会が乗り切れるわけがない。混乱はいつまでも続くことになる。馬鹿を見るのは国民である。
菅直人が解散・総選挙を選べばどうなるか？さすがに愚かな国民も気がつく。無用な混乱を続けているのはだれか？総選挙を選んだ菅直人である。自民党にとって攻撃材料には事欠かない。この緊急時に解散総選挙を選んだこと自体が攻撃の材料になる。解散・総選挙は民主党の自殺行為である。
民主党議員は二度間違いを犯すことになる。代表戦で小沢ではなく菅直人を選んでしまったこと。そして今に至っても菅内閣を存続させようとしていること。岡田や枝野や前原や仙谷は党内の締め付けを強めている。不信任案同調者には厳罰を与えるとほざいている。その前に菅直人を引きずり下ろすのがお前たちの役割ではないか！脅しや説得の相手を間違えている。
ここまで無能な党首を選んだ自分たちの不明を恥じて、せめて党首交代を実行し以後は小沢に全面協力をするのが、国会議員であるお前たちの取るべき道ではないか！なにが国民の負託に応える最善の道か？それこそが民主党議員の、いや国会議員の行動原理でなければならない。
民主党に菅直人を降ろすことができなければ、小沢一郎の取るべき道は１つしかない。新党結成である。小沢一郎についていく議員が何人いるかは分からない。しかし遅かれ早かれ選挙はある。そのとき国民の希望を集められるのはどこか？小沢抜きの民主党に希望はない。”政権交代”と”国民の生活が第一”という輝く看板を失った民主党など見向きもされない。せいぜい労働組合の一部がついていくだけである。そして自民党は惰性で生きているだけである。
小沢一郎を中心にまとまった政党は強い。今、小沢新党立ち上げは緊急を要する。菅直人は消費税アップまで言い出している。このまま菅政権の存続をゆるせば国民の暮らしは破壊し尽くされる。選挙の争点は、”消費税”と”脱・原発”である。そしてその基本原理は”国民の生活が第一”である。勝つのは小沢新党しかないではないか！
菅・岡田・枝野・仙谷等軒並み落選！民主党に残った新人議員は全員討ち死に！菅直人の延命に自分の延命を託した愚かな議員たちは、菅直人と共に急流に流されて溺れ死ぬ。（乗っている国民を振り落として、馬だけ助かるということもあり得るが……）菅直人の取るべき道はただ１つである。小沢一郎に民主党代表就任をお願いし、小沢政権に全面協力を申し出ることである。
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