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「アドヴァンテージ 小沢!」 -( 晴れのち曇り、時々パリ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/417.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 6 月 04 日 14:04:01: FjY83HydhgNT2
 

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/3fee8cdcad8704fc74c7fcb690bf6b28


 振り返ってみると、大変な「荒療治」になる所だった。


つまり、「内閣不信任案」が可決されていたら、である。

有る情報によれば、菅直人は「解散」をやる気満々だったようだ。
何処までも、自分勝手で無慈悲な男である。

結果は、民主党は三分の一の人数になって、与党の座を陥落する。
そして、「政権交代」と言う名の<勘違いの二年間>が、現代史に一行を留めるに終わる。

再び与党となる自民党は、民主党の事等「歯牙にもかけずに」『王政復古』に励んだ事だろう。
ヴィヴァ・アメリカ!


解散させずに、菅直人を退陣させていたら。

四通りのオプションが、考えられただろう。


その一。
菅直人抜きで、現路線踏襲を目論む一派の工作。

恐らく、岡田克也と樽床伸二と原口一博による、代表選。
馬鹿馬鹿しい限り。

その後の政権運営は、と考えると「何ヶ月」持つのか、と言うレベルの政府が出来上がる。


その二。
菅直人と小沢抜きで、自民と大連立をもくろむ一派の工作。

仙谷と前原とが主導して、石破や石原、小泉等と組んでの「大連立」政権が出来上がる。
今回の流れから言うと、民主党政権を救ってくれる事になる連立相手に、首相の座を譲る事になる。
つまり谷垣禎一首相が誕生する。

その三。
自民の旧世代が、小沢グループとの連立を模索する。

大島、森、伊吹、町村あたりが、「あの夢読もう一度」とばかりに、小沢グループと連立を提案して来る。
成立の可能性は、かなり低いとは言うものの、彼等なりの「夢が有る」らしい。


しかも、いずれも、「もれなく公明党」がついて来ます。


世論は、「大連立」を一応歓迎するであろう。
そのような世論形成が、マスコミの手で出来上がっていた。

そして、「やっぱり民主党では無理だった」という空気が支配するに及んで、民主党色が出しにくくなる。
(実際には、菅直人になって以来、民主党色は完全に捨て去られてしまっていたけれど)

次の総選挙では、自民党が第一党に返り咲くであろう。
民主党政権の終焉である。


その四。
菅直人の一年間に、政権の中枢に有った全てを「追い出して」、本物の『民主党』政権に戻す。

当然、小沢副総理である。
(諸般の事情により『総理』になりにくいのが残念であるが、小沢の意を受けた人物が総理となる)
岡田、仙谷、前原その他大騒ぎをするであろう。
自民党も、大騒ぎをするであろう。

その騒ぎに先んじて、「一気呵成に」事を進める必要が有った。
(準備はできていたらしいが。。。)

それでも、勝ち馬に乗る「陣笠」代議士も含めて多数を制すれば、可能である。


マスコミは「血相変えて」小沢批判の嵐を巻き起こすであろう。
しかし、一旦事が為されてしまえば、後の祭り。

こぼれた水は、二度と盆には戻らない。

あとは、マスコミ挙げての反対運動にも負けない信念で、やるべき事を確実に実行して行く。
その成果が見え始めてくれば、世間の目は節穴では無い筈だ。

マスコミが「ネガティヴ・キャンペーン」を張れば張る程、国民の見方も変わってこよう。
後二年有る。

次の総選挙までには、「国民生活が第一」の政府が、国民の味方であった事が理解されて、国民の支持を回復する事も、可能であろう。

というより、それが唯一「民主党政権」が、生き延びる事になるのだ。

という発想で、準備されていたらしい。


必要な事は、三点である。

◇菅直人政権下で執行部に居た「腐った林檎」を全摘出する。
◇民主党の器を存続させる。
◇自民公明を排除する。

以上の目標を完遂する事が、今回の騒動の主眼であった筈である、

そして、前夜の集会に「マスコミ発表の71名」を上回る、90名以上が集まっていたそうな。
不信任案可決は、既定の事実となっていたのだ。


そして、一夜明けて、菅直人の乾坤一擲の奸計が施された。
鳩山由起夫が、見事に利用されて。。。

後はご存知の通りの「大逆転」となってしまったのだが。

考えてみれば、目的にそれほど大きく逸れた訳でもない、のでは無かろうか。


確かに菅直人は、鳩山由紀夫を嵌めた。

「政治家同士の話し合いの上での<呼吸>で、退陣をにおわせた」ものの。
文書には、退陣の『た』の字も使われていない所が、ミソである。

そして、彼は演説でも、「退陣」と言う具体的な言葉は一切使わない。

「メドがついたら、多くの責任を、若い人達に引き受けて頂きたい」としか、言わない。

つまり。
「政務三役に若手をドンドン起用しましょう」という意味にも取れるでは無いか。

「メドとは、原発が一段落して…」

『冷温停止』と言う言葉が後から出て来たが、実際には何年もかかる事柄である。
馬鹿にするなよ。

要するに、自分で辞めると言うまでは、「いつまでも」首相で居られる、欺瞞発言に過ぎない。


鳩山由紀夫は、「言質」を明記しなかった事で、小沢に怒鳴りつけられたらしく、慌てて本日になって強硬発言をやり始めた。

しかし、「結果論」でいえば、悪くはない。

◇「菅直人は辞める」というイメージが形成された。
◇自民公明を加える必要が無くなった。
◇民主党政権で続けられる。


ただ、辞任が<直後>で有ったのが、二週間か三週間そこら延びただけである。

いくら菅直人本人が、「辞めると入っていない」と強弁してみても、国会内に留まらず、マスコミや国民世論にまで、辞めるのは既定路線になってしまった。

既に、話題は「いつやめるのか」に移ってしまった。
こんな状態で、政権がまともに機能する筈がない。

「死に体」首相は、遠からず倒れざるを得ない。


第一参院での審議が、進む訳が無いでは無いか。

連立がちらつき、政権復帰に目がくらんで舞い上がっていた自民公明が、素直に協力する訳が無い。
赤児でも、それくらいは分る。

復興補正予算関連が、完全に立ち往生してしまう。
復興は、それでなくても遅れに遅れている。

その上で、『総理大臣問責決議案』が提出される事は、異論の無い所だ。
過半数を占める野党が、当然可決する。

法的根拠は無いにしろ、「問責された」事は重い。
問責された総理に、西岡参院議長は、議場入場を「拒否する事も有る」と言うウワサすら出ている。


スッキリ衆院で「不信任」して「退陣」に追い込むという、最短のスケジュールは狂った物の、路線自体はそれほど大きく逸れてしまった訳では無いのだ。

しかも。

菅直人が「メド」やら「時期」やらで、詭弁を弄すれば弄するほど、その首相を弁護する「官房長官」やら「幹事長」やらの立場は、ドンドン悪くなって行く。
菅直人に近い立場だった議員達ですら、怒りが満ちているらしい。

鳩山由紀夫は、面子にかけても行動するであろう。
「両院議員総会」の開催は、避けられない。

その場で、菅直人自身と党三役を含む、政府執行部は、これ以上無い逆風に曝されて、いままで逃げに逃げて来た「責任」問題は、中途半端では納まるまい。


その時点で、菅直人静観は『ジ・エンド』を迎える。


「不信任案否決」以後の24時間、小沢一郎は<騒動の元凶>の如くに言われている。
音頭をとっているのは、あいも変わらずマスコミであるが、自分で判断出来ない国民の多くが、増々「小沢が嫌いになった」と言い出す状況が、形成されているが。

これも、「事が成し遂げられるまで」の事と、我慢しよう。

いま、責められても、別にどうでも良い。

実権を握る。
党員資格を復活させる。

「検察審裁判」を終わらせる。

腫れて「真っ白」を再確認された後は、怖い物等無い。

ものもんた。
古館伊知郎。

その他の「電波を私したテロリスト」達が、口をつぐむ日がやって来るのだから。


そう考えると。

今回の騒動で、「アドヴァンテージ、オザワ」となった。
 

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コメント
 
01. 2011年6月04日 14:21:47: urw8R1reRc
小沢支持・擁護は解かるが、あまりに都合のよい解釈でありすぎはしないか?

植草氏の言う「悪徳ペンタゴン」どもはそう甘くはない。
あの手この手で小沢氏復権を阻止してくるであろう。何せ幽霊まで使う輩なのだから。

小沢氏支持派の闘いが今後も不可欠であるが、腹の据わった支持を貫けるか、マスゴミの恣意的誘導に負けるか、さて!?。


02. 2011年6月04日 14:43:40: bTe3gOIMSI
菅首相辞任後、小沢派主導の政権ができたとしても、
衆参ねじれがある以上、厳しい政権運営が予想される。

なんとしても、衆参ねじれを解消しなくてはならない。

自民党は、「4K」といって民主党マニフェストの白紙撤回を要求している。
それは、認められない。
マニフェスト白紙撤回で大連立したら、2009年の衆議院選の結果そのものを否定する行為になるからだ。

よって、衆参ねじれの解消は、
公明党やみんなの党との中連立で乗り切るべきだ。
公明党との連立は、総調和の会(国民の生活第一派)の方針だ。

なお、閣僚が、6月だの7月だの8月だのと退陣時期を示しているが、
これ以上の国政の混乱を招かないためにも
菅首相自身が早く退陣時期を明確にするべきだ。

■「総調和の会」趣意書要旨
民主党の勉強会「総調和の会」設立の趣意書要旨は次の通り。
民主党は政権党の真価が問われた今回の統一地方選に惨敗した。
参院選の敗北に全てが始まり、一連の選挙に連戦連敗している。
菅内閣の原発事故への取り組みについては、国民の70%近くが評価していない。
率直に言って、菅政権が国民の支持を失っているのは明らかである。
これからは、(1)今後の原発事故の処理(2)災害からの復旧・復興(3)日本経済の再生−という極めて大きな問題に、
民主党政権の存立と命運を懸けて取り組んでいかなければならない。
参院で過半数割れしている以上、「野党の協力」を得ることが不可欠。
しかし、野党は菅体制である限り協力できないと明言している。
野党との調和・協力が可能な体制に、何としても民主党をつくり替え、
公明党との連携を軸とした「政策協定による」連立政権を構築していかなければならない。
この国難を乗り越えるために、今こそ党内の総調和を図って全員が一致協力し、
しかるべき野党との連立が構築できる「党内体制」を築いていかねばならない。(2011/04/25-23:00)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2011042500898
公明党やみんなの党などと連立できる政権をつくって、
参院の過半数を回復することが喫緊の課題だ。


03. 2011年6月04日 17:14:47: LGyVI0HSjQ
しっかし、阿修羅には、盲目的な小沢マンセーが多いなww
子分に当たる松木氏を見殺しにして、醜態晒させて、雲隠れ。

 冷静に考えて、小沢って最低だろ。

天の橋立さんも、いってるように、小沢にはもう期待できないって。


04. 2011年6月04日 17:25:05: fiIdbJtXS2
左翼の内ゲバとは違うんだよ。大人の政治は。白黒つければ
いいというものじゃない。

劇場型政治の時代はもう終わったの。何せ非常時なんだから。

原発の「実情」がどんどん表に出て来ているところを見ると、
すでに小鳩側が実権を掌握しているのかもしれない。


05. 2011年6月04日 17:31:26: CG3jSuNkdY
天の橋立は短慮。何も分かっていない。

06. 2011年6月04日 18:29:22: KkhVGkwlKg
今の管首相をみているとこの位のコメントを読まないと、胃潰瘍になってしまう。

大賛成。


07. 2011年6月04日 20:19:01: H2SgJCm56A
菅は早期に辞任するみたいだね。

08. 2011年6月04日 20:25:49: mEDoM0uCGg
菅は今すぐやめろ。
そして小沢に頭を垂れて禅譲しろ。

公民権停止だけで許してやる。


09. 2011年6月05日 15:05:54: 5F6KHdApZs
マスコミはポスト菅を、仙石 前原 野田 などと
馬鹿げたことを言っている。

どこまでこの国のマスコミはごみなのだ。


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