最初に行ってしまえば、「ペテン師・菅のだまし討ち」にあうような政治勢力が、何かことを成し遂げられるはずもない。
それがわからないようなら、新聞発行はやめたほうがいい。

「両院議員総会での解任動議提出」をするくらいなら、６月２日の戦術は違ったものになったはず。決定的なのは、それを提出しても“数の論理”で可決されないことだ。
「参院での野党の首相問責決議案可決後の審議ストップ状況の中で、菅を引きずり降ろそうとする」なら、繰り返すが、絶好の好機であった６月２日にそうしていた。

「ズバリ、新党結成だ」、「衆院で小沢グループが７０人前後、鳩山グループも３０人はついてくるとみられます。総勢１００人程度の勢力が離党すれば、民主党は衆院で単独過半数を割り込みます。そうなれば菅首相は政権運営ができなくなり、野垂れ死にです」というのなら、またまた繰り返しだが、いちおうテンションが上がりまくっていた６月２日こそがその機会だったのだ。

小沢Ｇの７０人もあのときならともかくこれからだったら２０〜３０人がいいとこだし、鳩山Ｇは下手したら本人だけになる。そんなことは御両人もわかっているから、民主党のなかで機を待つに決まっている。

とにかく、今しばらくは民主党のなかは穏やかなのだ。それが６月２日の結論だから。

＞1,3,5,6,10などの目は節穴かね。目も見えん、耳も聞こえないんだろう。まして、正常な判断力もないに違いない。

今回の一連の内閣不信任案騒動は、小沢氏が仕掛け、小沢氏が描いた筋書き通りに事が進んでいることが判らんのかネ。

小沢氏は、端から不信任案の可決など望んでは居なかったと思わないか。
小沢氏の目的は只一点、「菅を引き摺り降ろす事」ではなかったか。だから自民党が不信任案を出せる状況に持っていったし、菅に引導をわたすため、賛同者を集めもした。それも全身全霊を込めてネ。（だから成功する）

不信任案の可決が実現可能になった時点で賛同者の名簿を菅に見せ（これは鳩山氏の役割）、やんわりと菅に辞任を迫った。と思うがね。

その後、菅が菅らしい狡猾さで直接「辞任」と言う文言を使わないで曖昧な表現をしたところで、一旦公の場で一国の総理が辞任らしき発言をすればどうなるか、小沢氏には判っていたと思うがね。

その証拠に、事態は一気に菅辞任の流れになっている。菅など居座りたくとも、もう事態が其れを許さない状況になっているんだよ。

菅だからしがみ付いて総理の椅子から降りない、などと云っている連中は全てに於いて菅以下の下司野郎の戯言だ。（自分が菅だったらそうするのだろう）

全国民の（マスコミもこれはその通り報じる）監視している中でそんな事は通らないのだ。

今更、菅が幾ら詭弁を弄して「メドと云うのはある程度の幅が云々」等と言ってももう其れは通らないし、誰も耳を貸さない。

何故なら、代議士会で鳩山氏が「菅が辞任すると約束した」と云っている場面で「嘘だ！」と言う抗議もせず、「事実と違うと」否定もしなかったではないか。（後からではダメなんだ！何故だかお判かりでしょ）

つまり、＞1,3,5,6,10等のボウフラ頭共以外の普通の感覚を持っている普通の国民の感覚では、菅と鳩山氏の間で鳩山氏の云う約束が確かにあったと思っただろう。

菅の周りの極少数の取り持ち議員を除いて大半の民主党議員も同じだ。

だから枝野や岡田があわてて「菅は居座るつもりはない」とか、辞任時期を口にし出しているし、あの「渡辺　周」氏？でも「一刻も早い辞任が必要云々」と言い出しているのだ。下手をすると自分も菅と一緒に沈んでしまうから。