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[笠原健の信州読解] 大連立? あっという間に瓦解するに決まってる!(MSN産経) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/803.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 11 日 08:26:21: igsppGRN/E9PQ
 

【笠原健の信州読解】 大連立? あっという間に瓦解するに決まってる!
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110611/stt11061107010001-n1.htm
2011.6.11 07:00 産経新聞

 ここ数週間の政界の動きをみて悲憤慷慨(こうがい)し、慨嘆し、あきれかえり、そして虚無感、虚脱感に襲われた人たちも多いだろう。そんな中で大連立構想が再び持ち上がっている。東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故に対処するために与野党の力を結集しようというのが大義名分らしいが、今のまま大連立に踏み切っても新政権はあっという間に立ち往生するのは間違いない。なぜなら、民主党の基本政策そのものに大きな問題があるからだ。

 民主党と聞いて思い出すのが平成21年8月に鹿児島県霧島市で起きた“事件”だ。民主党の衆院選立候補予定者の集会で、2枚の日の丸の旗を切り裂き張り合わせ、民主党旗として掲揚していたのだ。新聞で大きく取り上げられたので覚えている方も多いだろう。この“事件”が民主党の体質を明確に表している。

 われわれ日本国民は、「民主党は紛れもないリベラル・左派政権である」ということを認識しなければならない。「民主党は保守政党だ」などと今更、のたまうような人はいないだろうが、この点をはっきりさせておかないと、「民主党内にも保守系党議員はいたはずだ。自民党はまだまだ野党でいい。自民党に代わる保守政党として民主党に期待したい」などと極楽とんぼ的な考えを持つ人が出てきかねない。

 民主党は自民党と連立を組むに当たって、政権公約(マニフェスト)の見直しにも踏み込む姿勢を見せており、9日には国会内で「マニフェスト検証委員会」(委員長・岡田克也幹事長)の初会合が開かれた。この会合は、自民党が撤回や修正を求める「子ども手当」など目玉政策を再検討し、期限付き大連立や与野党協力の環境整備を進めるのが狙いだとされている。

 民主党は遅ればせながら、ようやく現実路線に舵を切ったかのようにもみえるが、うっかり信じてしまってはいけない。後々、国民は民主党に向かって「ペテン師だ」と、どこか国の総理大臣経験者のように叫ばなければならない羽目になりかねない。「子ども手当」「高速道路無料化」「農業戸別所得補償」「高校授業無償化」の「4K」の見直し議論ばかりに気をとられてはならない。マニフェストの土台となったのは基本政策だが、その基本政策そのものを全面的に見直すわけではないのだ。

 政権交代を果たした平成21年の衆院選の際に掲げたマニフェストの原案ともいうべきものが「民主党政策集 INDEX 2009」だ。民主党のホームページを開くと、閲覧できるのでぜひ、のぞいてほしい。そこには仰天するような政策がつづられている。「すっかり忘れていた!」というような人もいるはずだから、民主党の政策を復習する意味でも再読すべきだ。

 いきなり驚くのが「戦後諸課題への取り組み」。国会図書館に恒久平和調査局を設置する国立国会図書館法の改正、という文言が飛び込んでくる。戦争の実態を調査するため国会図書館に「恒久平和調査局」を設置するという趣旨だが、調査対象は主に戦時中の日本の加害行為だ。さらに政策集は慰安婦問題等に引き続き取り組む−としている。

 また、靖国問題・国立追悼施設の建立では「何人もわだかまりなく戦没者を追悼し、非戦・平和を誓うことができるよう、特定の宗教性をもたない新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進めます」と記述している。

 一方、家族制度の破壊につながりかねないとの批判を受けている夫婦別姓については「民法を改正し、選択的夫婦別姓等を導入します」としている。また、絶対に忘れてはならないのは永住外国人の地方選挙権の問題で、「民主党は結党時の『基本政策』に『定住外国人の地方参政権などを早期に実現する』と掲げており、この方針は今後とも引き続き維持していきます」としている。

 自民党の国会議員がもし閣内に入って国会答弁に臨むときに、こうした問題にどう答弁するのだろうか。

 ここに例示した問題はいずれも国家観や歴史観などに関わるテーマであって決して枝葉末節な問題ではない。答弁に立った自民党の国会議員はあっという間に立ち往生するに違いない。大連立を組んではみたものの、今以上の政治空白ができてしまった、ということになりかねない。

 野党に転落した自民党が党としての再生を果たすのは民主党との大連立によってではないはずだ。来るべき次期衆院選で民主党を破り、堂々と政権復帰を果たすべきだ。(長野支局長 笠原健)
 

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コメント
 
01. 2011年6月11日 09:27:22: 6t3Z2XpZpc
日の丸さえあがめていればいいという思考停止の人。

02. 2011年6月11日 09:40:10: b2ABSohDS6
ネトウヨの投稿記事?
まるで、赤旗と同レベルの記事だ。コピペはいいがちゃんとソースを明示しないとね。

03. 2011年6月11日 14:01:27: BIgfJMRMNE
>野党に転落した自民党が党としての再生を果たすのは民主党との大連立によってではないはずだ。来るべき次期衆院選で民主党を破り、堂々と政権復帰を果たすべきだ。(長野支局長 笠原健)

この最後2行の締め括りが物語っている様に、自民の政権復帰こそが公認広報誌産経の願望である。


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