脱原発、原発推進、自然エネルギーなどと言ってるのはいい加減にして欲しい。
これは火事場を前にして、どういう家にしたら火事に成らないかと言っているようなもの。

福島原発事故が手におえないので、目くらましのために言っているのではないか。
事故対策を東電に任せきり、国家プロジェクトにしないのは、収束の見通しが無いので、東電に責任をすべて押し付けるつもり。収束に見通しがあれば、英雄になりたい菅総理のこと、国家プロジェクトにし、自身が先頭に立つでしょう。

現場ー東電ー官邸ー専門家、などという自己対策のやり方では、まともな事故対策が出てこない。
http://kasai-chappuis.la.coocan.jp/NuclearPowerPlant/TANAKAToshikazu20110318.htm
水蒸気爆発を懸念してSFプールヘの放水を躊躇っていたという報道がありましたが、水蒸気爆発なんて100%有り得ず、判断によっているどこかにとんでもない人々が噛んでいるとしか思えません。
田中俊一氏元原子力委員（原発推進派）
ーーーーー
というように、素人の東電本社、官邸が間に入っていたのでは、おかしな対策になってしまう。
だから海水中断問題などということが起きる。
現場と専門家チームが直接協議し、それを官邸が支援するという体制でなければ駄目なのです。

また事故対策には、事故に責任のある者を排除しなければ成らないと、ロシアのチェルノブイリの事故対策責任者が言っていた。でなければ責任回避のために事故対策がおかしくなってしまうということです。
東電、安全委が事故対策の中心となり、それに官邸が深入りしてしまったのでは、おかしな対策しか出てこないはずです。

東電と官邸が事故対策で何を言い、行ってきたか。
まず電力が回復すれば冷却システムが回復するようなことを言い、電力が回復したら電気がつきましたでお終い。
次に冷却システムの修理と言ったが、タービン建屋の地下は汚染水で修理不能と言い、格納容器の水棺作戦に出たが、これも格納容器の底が抜けてましたでお終い。

今は冷却システムの外づけと、原子炉破損箇所の修復と言っているが、言うは安く、行うことは高濃度汚染のため出来ない対策です。
ましてメルトスルー、燃料棒の所在も把握できないのに、どうして循環冷却など出来ると言うのですか。
これはすべて国民に事故対策をしていると言い訳するための、言い訳のための対策です。

今は放射能を何としても封じ込めなければならないのです。でなければ日本は今後何年もレベル７の原子炉事故と付き合わなければなりません。
これでは震災復興も経済回復もおぼつきません。そして次に来るのは放射能汚染被害です。日本がどこまで奈落の底に落ちていくのか怖いです。

こういう事態なのに、政府と政治家には原子炉事故と正面から向き合おうという姿勢が感じられません。
国民も自主避難と称して逃げるものや、脱原発と言い、原発廃止に力点を置くものばかりで、原子炉事故の収束を言う者は少数です（退職技術者などの呼びかけあり）
どうして日本は原発事故と正面から戦おうとしないのでしょう。

現在、政治家で原発事故を何としても収束させなければならないと、言っているのは小沢氏だけです。私は３，１１前は小沢氏のことなど知らなかったが、この一点だけで小沢氏を支持します。
福島原発事故を何としても収束させる、増税拒否という二点で政治グループを結集し、政権を取ってくれることを望みます。

ネットとネット外では世論調査の結果が大きく違います。これはテレビ局、新聞社などの世論誘導、偏向報道が大きいためではないですか。
３，１１前はあまり気にしていませんでしたが「想定外」「ただちに、、、」の報道を聞いて驚きました。何と日本のテレビ局、新聞社は酷いことに成っているのかと。

デモをするのならどうしてテレビ局にデモをしないのでしょう。
テレビ局などは、市民と一体、という立場に居なければ、その存立基盤は無いのです。デモに一番弱い部分です。
テレビ局等の報道が変わってくれば、世論も変わり、社会が変わって行くと思います。
東電、官庁などにデモをしても、少数ではカエルの面に小便です。馬耳東風と聞き流されるだけでしょう。

くれぐれも言いますが、今は福島原発事故の収束が第一なのです。
右も左も、原発推進派も脱原発派もありません。
東日本が居住不能などという事態は、誰も望まないのではありませんか。

http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/251.html
今は放射能との戦争中
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/289.html
今は放射能との戦争中２

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