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愚公移山（ぐこういざん）という中国の故事を知った。阿修羅のコメント欄にあった。小出氏を評したものだ。どういう故事なのかは検索で見て欲しい。
小出氏の「原発のウソ」という本がベストセラーになっているそうで、もはやデマゴミも小出氏に話を聴かなければならない状況が出てきた。すでにネット界では小出氏は小沢に並ぶ存在と言っても過言ではない。
今日本は世界注視の放射能国難の中にある。そして総理大臣がペテン師という政治的国難も同時に抱えている。日本の旧体制、日本の原発推進体制は日本国家国民を奈落に引きずり込む。
そんな時、現れたのが小出氏であった。４０年原子力の世界にいながら、４０年原発絶対反対を訴えてきたトンデモナイ人物である。ネット界であっという間に巨大な存在になった。それがついにベストセラー本を出し、テレビに出る事で存在が国民化し始めた。現実の放射能国難が一向に収束せず、専門家に対応できる存在がいなかったのであるから小出氏に行かざるを得なかったのだ。
おそらくこれから新聞メディアにも登場するようになるのではないか。放射能国難が深刻化しなければ、小出氏はテレビ新聞には呼ばれない。これからどんどん深刻化の懸念が高まっており、小出氏を呼ばざるを得ない。
テレ朝が小出氏を呼んだ。キャスターが元日テレだったので日テレが呼んだかと思ったら、このキャスターはフリーになっていた。今テレ朝でワイドショーを持っていた。果たして一回切りの事か、繰り返し呼ぶのかが分かれ目だが、小出氏の存在は否も応もなく国民化して行く。
小出氏はネット経由のインタビューで毎日のように、東電発表の裏側を専門解説してくれている。政府東電の発表は小出氏によってもうごまかしようが無い状況が出ている。政府東電からしたら小出氏はとんでもない存在だろう。その小出氏が存在を国民化し始めたのである。原発のウソを国民に大々的にばらし始めたのである。
御用学者がすっかり信用を無くした後に語りの見事な小出氏が出てきたのであるから、原発のウソは一気に国民化する可能性がある。
菅政権の原発再稼動要請など、原発のウソの上にある。小出氏が国民化するともうウソの上にいられなくなるのだ。小出氏がテレビで連続的に「語る」ようになると、もう日本の旧体制は維持できない事態に陥る。デマゴミは放射能国難の推移を見ながら、小出氏の扱いにさぞ苦慮しているであろう。もう無視できる状況ではなくなっている。小出氏の語りの見事さが特にテレビ界には魅力の筈で、本心は使いたくて堪らないという事だと思う。
小出氏の国民化は原発のウソが国民的にばれる事であり、旧体制にとっては本当に居た堪れない事態である。それがもう現実になり始めた。
今菅の後の事が政局の中心だが、原発の扱いが最も重大な「争点」になるだろう。一方は原発から国民の目を逸らしたいだろうが、他方は戦略として原発を問題化する。原発体制維持なのかでないのかが、政局の中心になる勢いである。このような事態で小出氏の存在の国民化が与える影響は、正に政局そのものという事になる。
小出氏の見事な語りは政局を左右する状況が今現実化しつつある。政治は言葉である。重大な言葉が政治を動かす。鳩山の言葉が菅の不信任案を否決に導いた。日本政治史上最大のペテンが行われた。
言葉は人の心を動かす。小出氏の語りは今政治を左右する潜在力を持ち始めた。
放射能国難はペテン師政権のウソごまかしで実態が国民に分からないようになっている。菅の自然エネルギー推進の「ペテン」は放射能国難から国民の目を逸らす事にこそ目的があるだろう。
小沢政権は間違いなく実態を国民に伝える。その上で大規模な政策発動を展開する筈である。そんな事をできる政権は小沢政権のみである。
原発のウソを国民化させる小出氏は、次期政権にとってはその扱いが政権のあり方を決めると言っても過言ではない存在になるだろう。当然の事である。小出氏の言葉は今政治を動かすのだ!!
小出氏は愚公移山の伝説的人物になるに違いない
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