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沖縄が本土を救ってから66年。本土の未だに琉球処分のままの感覚で良いのか? - (晴れのち曇り、時々パリ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/596.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 6 月 24 日 12:31:26: FjY83HydhgNT2
 

http://blog.goo.ne.jp/veritas21/e/ff5f34d928490811b0e08a6589ef10ed


『捨て石』

66年前。本土防衛の為に。
66年後。随米の証として。


本日2011年6月23日、沖縄戦終結の66回目の「追悼の日」の式典に望んで、仲井真弘多知事は次の様に挨拶した。

「基地負担の大幅な軽減や米軍普天間飛行場の県外移設などを日米両政府に訴えていく」と。
「平和な世界を求める沖縄の心に立ちながら、大震災に苦しむわが国のために貢献の任を果たす」と。

『ペテン師』の前で。


そして、そのペテン師の発言。

「東日本大震災、原発事故の中で慰霊の日を迎えることは感慨を覚える。沖縄には基地が集中し、皆さんに負担をおかけしている。沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慚愧に堪えない。今後、危険性の除去に最大限努力する」

追悼記念式典に参列されていた5000名の方々は、一体どのような気持ちで、この言葉を聞いていたのだろうか。

「ウワッスベリ」な言葉である。

東日本大震災と原発事故の中で、「感慨を覚える」のだそうだ。
沖縄だけ負担軽減が遅れている事が「慚愧に堪えない」のだそうだ。


本人の「演説の為の表現」と、総理として振る舞える「自己満足」が、アリアリと透けて見える。
実に底が浅い。

要するに、中身が何も無いからに他ならない。


今日「この日」の意味が、恐らく分っていないに、違いない。

そして、沖縄県民には、とっくに見透かされている。

▶無策の首相に沖縄冷淡、「近く退陣」見限る?(讀賣見出し)

クエスチョンマークは、不用なのでは有るまいか。


>菅首相は23日、沖縄全戦没者追悼式に出席し、「米軍基地の負担軽減に努力する」と強調した。

>だが、日米両政府はわずか2日前に、米軍普天間飛行場を沖縄県内に移設する具体的な工法などで正式合意したばかり。沖縄県民の目には「負担軽減」の道筋とは映らない。


当然ですねえ。
皆さん、総理程オバカでは有りませんでした。


>首相が沖縄を訪れる直前の21日、ワシントンでは「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」が開かれ、日米が普天間移設問題をめぐる方針を正式決定した。沖縄県内の名護市辺野古にV字形に2本の滑走路を配置する代替施設を建設する、という合意内容は、「県外移設」を強く主張している沖縄にとって受け入れがたい内容だ。

>知事周辺からは「辞める首相と解決の道筋が見えない普天間問題を協議しても仕方ないと見限っている」との見方が出ている。

>沖縄側が政府に冷ややかなのは、菅政権に沖縄政策に対する真剣さや熱意を感じ取れないためだ。


正しく、菅直人と言う男は「総てにおいて」その通り。
素直な真剣さや、真摯な熱意は全く感じ取れない。

元々、無いのだろう、そんな物は。


>菅首相は、これまでの沖縄訪問で、なぜ沖縄に基地が必要なのかということについて、安全保障上の観点から県民に説明したことは一度もない。
【讀賣新聞/6月24日(金)0時49分配信】


この事は、総てについて言える事である。

放射能被曝地の、強制避難地域の距離の設定、しかり。
最高許容値20mSvの基準設定、しかり。

消費税増税、しかり。
TPP、しかり。

再生エネ法成立、しかり。

何故、「それが」必要なのか。
何故、「それが」決められたのか。

説明できない。

一切合切「何故それが必要か」の説明は、無い。
「それが出来ないとどうなるのか」と言う検証も、全く無い。

それより何より、「菅直人が一定のめどが立つまで総理の座に居なければならない」理由の、根拠の説明も、一切ない。


ただ、自分の中で勝手に決めた事柄を、熱っぽく語ってみせるだけ。


世の中に、一切何も「問題」や「不安」が無い状態であれば、トップは「平凡」な奴で良いのだ。

しかし、極限状態のリーダーであるのは、しっかりした実力と実行力とを備え、強烈なカリスマ性が不可欠である。

残念ながら、菅直人と言う人物には、それらの何れもが決定的に欠けている。

有るのは、卑小な個人的権力志向と、思いつきと出まかせと、人間への愛情の感覚の欠如のみ。


その男が、日本の国体を救って犠牲となった『沖縄』の、犠牲者追悼記念式典で、政治の裏舞台と同じ様な感覚で「タワゴト」を言ってみた所で、信じてくれる人等、独りも居ないのだ。

▶<沖縄>菅首相の「あいさつ」(要旨)(毎日見出し)

>先の大戦で、沖縄は国内最大規模の地上戦の場となり、多くの尊い命が失われた。今改めて県民の苦難に思いを致す時、胸ふさがる思いを禁じ得ない。さらに東日本大震災と原子力発電所の事故という未曽有の困難の中で慰霊の日を迎え、特別な感慨を覚える。いつの時代も人間の尊厳と命を守ることが正義の任務であると、この場で心に刻んでいる。


空疎な美辞麗句。

というか、美辞でも麗句でもない。
単に形容詞の羅列。

「正義の任務」
これほど、菅直人に取って「似つかわしく無い」言葉も無いだろう。


>本年は終戦から66年。沖縄は大きな悲しみを乗り越え、力強い発展を遂げてきたが、今なお米軍基地が集中し、大きな負担をかけている。負担軽減が遅れていることは慚愧(ざんき)に堪えない。今後、負担軽減と危険性の除去への取り組みに最大限努力する。


もし、1万歩譲って、本当にこの通りに感じているのであれば、基地をこのままずっと沖縄に押し付ける事等、出来ようも無い筈である。
人としての感情が有るのならば。

「最大限の努力」
すなわち、積極的にアメリカの言う通りに致します、と言う事に他ならない。

要するに、白々しい。


>本年度は10カ年の沖縄振興計画の最終年。政府としては現行の沖縄振興計画の総仕上げをしっかり行っていく。また、我が国およびアジア太平洋地域の発展に寄与しうる新たな沖縄振興策に取り組んでいきたい。一括交付金、跡地利用に関する法律の制定、出先機関の見直しなど、さまざまな制度について地元の方々の声に耳を傾けながら実現していく。


「沖縄振興計画」
これは、『ウチナンチュ』の為に造られた計画では無い。

あくまで、「ヤマトンチュの政府」の為に造られた計画である。
そして、ご主人様アメリカ政府の為の、計画である。

ウチナンチュは、見抜いている。
実感で、感じ取っている。

だからこその、『普天間』県外移設を、訴えているのだ。

残念な事にその本質を、外務省に引きずられる日本政府は、全く感じ取れない。
感じ取る感性も無い。

「地元の方々の声に耳を傾けながら」
でも、あくまで耳を傾けるだけ。
何もそこから変わる事は無い。

あくまで、ポーズ。
あくまで、スピーチの為のスピーチ。
虚言。
妄言。


こんな男の、こんな言葉を聞いて、ヤマトンチュの一人として、身の置き所が無い程、切ないことだ。


>我が国は不戦の誓いを堅持し、国際社会の一員として国際平和の実現を不断に追求していく。この地に眠る御霊(みたま)のご冥福とご遺族のご多幸を心からお祈り申し上げる。
【毎日新聞/6月23日(木)19時17分配信】


多分、誰が首相であっても、この場での挨拶にそれほどの違いは、有るまいと思われる。

しかし、『菅直人』の口から聞かされると、白々しさや、いい加減さや、無責任さ、が複合的に厚みを増して、襲い掛かって来るのだ。

特に「国際平和の実現」等と言われると。
世界制覇しか頭に無い、アメリカの利益一辺倒でしか考えられない、動けない、自民党政治の強力な継承者である、菅直人の口から聞かされても。

虫酸が走るのみ。


沖縄県は、いっその事『琉球共和国』として、独立する方が良いのでは無いか。
以前にも、拙ブログで展開したことがある。

沖縄の方と出会う度に、それとなく探りを入れてみるのです。
沖縄県民の方々の、「日本国」への精神的帰属意識を。

私如き、部外者には僭越で、失礼極まりない事であるのは、重々承知である。

「沖縄県民は日本人だ」
とおっしゃるのか。

それとも。
「沖縄県民は、日本人である以前に沖縄人である」
とおっしゃるのか。


これは、ある意味で『アルザス人』や『コルシカ人』に、フランス人という認識を持っているかを聞いてみる事に、やや似ている。

彼等は、独自の文化と、独自の言語とを持って居り、長らくフランスの中央権力に支配されて来た歴史を持っている。

まあ、短時間の触れ合いで、沖縄の方々の「本音」がでて来る訳も無い。
あくまで、感触を想像するくらいの物である。


もし、私が沖縄県知事であったら。

秘密裏に準備を整えて、ある日突然「琉球共和国」の独立宣言をする。

国連に直ちに承認する事を要求する。

在沖自衛隊と、海上保安庁の施設及び航空機艦船を、接収する。
日本国政府に、これまでの長きに亘っての「迷惑料」として、それらの公式な譲り渡しを求め、琉球防衛軍に改組する。

日米安全保障条約は、日米の取り決めに過ぎない以上、独立国「琉球」には適応されない事を、国際的に宣言する。

したがって米軍基地は、当面「嘉手納」を除いて全面返還を要求し、反論の余地無しに、米軍に撤去を求める。

嘉手納は、現代の実情に照らして「地代」をきめ、日本国政府経由で、米軍に家賃の支払を求める。


そして、長年受けて来た迷惑に対して、日米政府に対し、相応の莫大な慰謝料を要求する。

その支払を原資として、米軍撤退後の基地の用地を、巨大レジャー施設、ハイテク産業団地等に、再開発する。

慰謝料の金銭的支払に加えて、工事の施工で当てても良い事とする。

シンガポールがやっている様に、世界中から有能な学者や、技術者、企業家等に集まってもらえる様な、魅力的な「ハイテク・ベンチャー産業特区」「ハイテク研究開発センター」を展開し、海外企業に税制上の優遇措置を与えて、維持発展させるべく務める。


観光業の更なる発展に、あらゆる観光産業の税の一層の軽減化に務める。

地中海諸国に見られる様な、マリンスポーツ、ゴルフ、乗馬、各種スポーツ、エステ、スパ、子供専用施設、グルメ、その他複合的にして自己完結型の大レジャー施設を複数建設し、上記「ハイテク産業施設」と共に観光振興を国家経済の2本柱の一つとする。

さらに、医療介護付き有料老人ホームを、レジャーセンターに隣接して造り、快適で健康な環境を売りに、広く本土から入居者をつのる事とする。


日本国内の製造業の工場を誘致し、中国や、ベトナム、インド等に散逸して行く日本の製造業の空洞化の受け皿を目指す。

太陽光や風力の発電基地を大規模に建設し、海底ケーブルを設置して、台湾・中国・九州・四国に売電する。


日本国政府の希望が有れば、「連邦」を形成しても良い。
希望者には、「日本国籍」を持ったまま、二重国籍でも良い事とする。

いずれにせよ、自主独立外交路線を取り、世界中と等距離平和外交に務める。

通貨は『琉球円』を採用し、対日本円は2対一、個人旅行者には1対一で運用する。
観光者免税と、観光業者免税を施行する。


勿論、かってな夢想である。

極少数のブレーンだけで綿密な下準備を秘密裏に行い、「ある日突然」に宣言する事が寛容である。

ちょうど『イスラエル』が建国したときの様に。


しかるべき後に、「国民投票」で賛否を問う形で、知事を辞任する。

後は誰かに大統領になってもらえば良いのだ。


総ては、斬新なアイデアを、如何にに沢山生み出せるか。
そして、資金の調達を如何に成し遂げるか。

に、掛かっている。

とにかく、日本政府には「賠償金」に加えて、「巨額のODA」を供与してもらおう。
沖縄県民には、それくらいの資格は充分に有る筈だ。


詳しく綿密なリサーチ等やっている訳でもない以上、乱暴極まりない提案であるが、素人の一夜の夢として、ご笑読下さい。


沖縄の人々が、「本土を救う犠牲となった」事の恩を売る様なつもりなど、全く無い事は分っている。

ただ、自分達の身に降り掛かった、理不尽で悲惨な歴史を、風化させて欲しくない、という思いだけであろう。


だから、彼等の背負った「不当な重荷」に対する正当な理解を、我々「ヤママトンチュ」の方から積極的に感じ取る事こそが、肝要なのである。


『沖縄』は、その<尊厳>を尊重されるべきであると、強く訴える物であります。  

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コメント
 
01. 2011年6月24日 12:33:44: c4tRcl9pDI

あんたは「物」か?

02. 2011年6月24日 14:06:35: FQtcplNYnA

国のために戦うなどということがいかに甘ったれた犯罪であるかということが以下に語られている。
語ったのは辻元清美氏ではない。羅南要塞司令官、帝国陸軍少将、関東軍参謀、陸軍省兵務局長田中隆吉氏である。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tuzimoto04g.htm
ある高級司令部では政治経済の監督の責任を有する特務班の幹部全員が相語らって、巨額の公金を遊興の費に充てた。ある守備隊長は、富裕にして親日家たる華僑を惨殺して巨額の黄白(=金銀)を奪い、これを土中に陰蔽して他日の用に備えた。ある憲兵隊長は、愛する女に収賄せる多額の金額を与えて料亭を経営せしめ、その利益を貯えた。ある特務機関長は、関係せる女の父親に炭鉱採掘の権利を与えた。ある中隊長は戦地における部下の兵の携行する写真により、その妻が美貌の持主であることを知り、陸大受験のために内地に帰還するや、東京の宿にその兵よりの伝言ありと称してこの妻を誘い寄せ、忌わしき病気さえも感染させた。

 賄賂は公行した。虐殺と掠奪と暴行は枚挙にいとまがなかった。私の親友遠藤三郎中将は、漢口より兵務局の私宛に私信を送り来て、「高級将校にしてその心懸けを改めざる限り、戦争は絶対に解決の見込なし」と憤慨した。

内地においても、大東亜戦争の中期以後における軍隊の暴状は、あたかも外地に似たものがあった。暴行もあった。収賄もあった。掠奪もあった。拳銃をもって威嚇し、人民の家屋を強奪したものもあった。ある大隊長は民がひと月五合の酒に舌鼓を打ちつつあるとき、常に四斗樽を備えて鯨飲日も足らなかった。国民が乳幼児と病人のため、牛乳の入手に多額の金を工面しつつあるとき、健康なるある連隊長は、配給所に対し1日五合の牛乳の配給を強制した。国軍の将校を養成すべきある学校の高級将校は、生徒に配給せられたる石鹸数百個をその家庭に運び、これを米麦と交換して一家の生活の資とした。

ある兵工廠の経理官は、地方のボスと結托し、軍需品の横流しを行い、巨額の金を私した。熊本では外出した兵が女学生を強姦した事件があった。しかもこれらはわずかにその二、三の例に過ぎぬ。

 海軍もまた、概ねこれと同工異曲であった。否、陸軍よりもさらに腐敗していた。呉の工廠では数年にわたって工廠長以下が出入り商人と結托し、多額の収賄を行った事件があった。ある地方では、海軍の兵が婦女子を強姦した。父兄が抗議すると、隊長は昂然として言った。「戦に負けて青目玉の子供を産むよりよいだろう」と。


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