6/22で終わるはずだった国会を延長するにあたって、岡田氏は野党自・公と50日延長で同意を取っていたという。その間、二次補正を花道に菅氏が退陣するという道筋まで与・野党幹事長会談で取り決めていたものを、菅氏の怒声によって掻き消されたというのだ。

国会運営は政党間の問題で、行政府の長たる首相の関与するところでない。それを菅氏に遠慮する余り、与・野党幹事長協議を反故にされた。そして70日延長が決まったというが、国会は止まったままだ。当然の帰結ではないだろうか。「無理が通れば道理が引っ込む」という。与・野党協議をアッという間にひっくり返された野党が面白かろうはずがない。

それにしても妥協を知らない菅氏はまるでダダを捏ねる聞き分けのない幼児そのものだ。さすがに大手マスコミも菅氏の大人げない態度に批判を強めているが、聞き分けのない幼児をキチンと躾けられなかった岡田氏に批判が少ないのはなぜだろうか。政権与党の幹事長として小沢氏に対しては大手マスコミの疑惑捏造事件による道理なき起訴に対して「強硬」に党員資格無期限停止を言い渡したが、菅氏に対しては「辞表を出す」と大言壮語していた割には弱腰だ。

それを大手マスコミが批判しないのはこの不景気の世の中でイオングループの広告宣伝費を失いたくないからなのだろうか。もしそうならヘッピリ腰なのは岡田氏もだが、大手マスコミもだといわなければならない。さて、スッカラ菅とヘッピリ岡田がヤジキタ道中のように延長国会の道中を歩き出したが、五里霧中のなかにあって政治不在の菅居座り空白国会をいつまで続けるつもりなのだろうか。
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2336042/
　

コメント
01. 2011年6月27日 02:17:04: sVBU9TE3y6 民主党は、倫理委員会？で、菅直人の処分を検討せよ。執行部の権限を無視して自分勝手な主張を無理強いをしたことは、党の運営に重大な支障があったはずである。処分に該当するはずだ。 その際、菅直人は党員資格を失っても総理大臣であることの要件ではなかろうから、首相解任とは違う。政党の支持を失った首相の究極なり。 敷衍して考えれば、小沢一郎も、党員資格がなくても、大臣に就任することもできるはずだし（総理が指名すればの話だが）、国会議員であるから首班指名を受けることだって妨げないはずだぞ。これぞ、究極の菅外し、小沢復権劇のあらすじなり。（岡田には、出来るかなあ、、、、。）
02. 2011年6月28日 18:32:02: 4jXM9wpEfQ ３党合意を反故にすることがどんなことか 私のような一日の大半を台所で過ごす主婦でもわかる。 菅が突っぱねたら、岡田氏は、任務を果たせなかったことで 辞任しなければ、筋がとおらないではないか。なんで ぬけぬけと、動きまわっているのだ。仁義も礼儀もしらない おそるべき愚かな政治家だ。 民主党執行部の一連の動きは、コントか？と思うほど 呆れるばかりである。 ならないぐらい
03. 2011年7月01日 14:58:55: BhTgjvK5SQ そもそも、民主党執行部とやらが首相の退陣を織り込んだ筋書きを書いている事自体がおかしいでしょ。野党の不信任案じゃなくて、与党が自分たちの首相を勝手にすげ替えようという話ですぜ？

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