★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115 > 774.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「脱原発」を争点としての「解散」は、実現しないと考える。中曽根康弘に誘導されて自民党も脱原発に舵を切るであろうから。
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/774.html
投稿者 新世紀人 日時 2011 年 6 月 29 日 10:52:55: uj2zhYZWUUp16
 

中曽根康弘は風見鶏魂を失っていない。

彼には思想と言うものがないのだから、原発推進から脱原発への転換は「転向」でも「進歩」でもなんでもない。

彼は老練なサーファーであるに過ぎない。敏感に時流に乗るのである。

その彼の最近の驚くべき(いや実は、驚く必要は全くないのだが)発言は、

以下に詳しい。


http://blogs.yahoo.co.jp/smkss434/4636558.html
「日本を太陽国家へ」 中曽根氏

同一内容の阿修羅における参考投稿↓

原子力推進役の一人、中曽根元首相が突如、自然エネルギー派に変節
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/498.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 6 月 28 日 15:22:28: KbIx4LOvH6Ccw


さて、彼中曽根は、
サンデー毎日6月26日号においても大いに語っている。↓

http://mainichi.jp/enta/book/sunday/news/20110616org00m100016000c.html

◇中曽根大勲位vs.小宮山宏前東大総長・三菱総研理事長

そこで彼は、石原慎太郎都知事に語りかけ、

「元祖『太陽族』の石原慎太郎君にも健闘して貰って、太陽国家建設の運動を展開したいですね。」

と言い、

一方、以下のように「菅首相続投は日本のマイナス」と語って結んでいるのである。

「菅さんは能力的にも党内基盤の面でも負の部分がたくさん出てきています。これ以上続けるのは本人にとっても限界でしょうし、日本にとってもマイナスでしょう。」


中曽根は菅と同様の発言をして、しかも菅よりも一歩も二歩も進んで発言しているのだ。

ここでの中曽根と小宮山の発言は極めてザツなものである。しかし、菅の発言も同様である。

中曽根の意を汲んで山本一太が活動を始めているとも聞いている。

ドン中曽根の転換を受けて、自民党は菅よりも徹底して「脱原発論」を展開し始める可能性があり、その可能性は高いと考えられる。

◎となれば、自民も民主も似たり寄ったりの脱原発論を語れば、中曽根は「大連立」を自民・公明・民主の大連立を夢想する事が出来る。

◎そして「脱原発論」は民主党と自民党の争点にはならず、
従って、
「脱原発を争点とする解散」はありえない事になる。

中曽根も菅も直ぐに原発を全廃しようとは言っていない。

共に、太陽光とか自然エネルギーとかの貧弱なエネルギーを持ち上げ、今後短くはない期間を依存しなければならない石油・石炭・天然ガスについて語ってはいない。悪者扱いしたいかのようである。それは幻想である。

中曽根も菅も幻想を振り撒いているに過ぎない。

雑な頭の振り撒く幻想である。
それにしても小宮山宏がサンデー毎日誌上で語った言葉は全く人を小ばかにした赦せないものである。

「私は原子力を21世紀半ばまでの『つなぎ』、過渡的エネルギーととらえています。
20世紀は化石燃料の時代でしたが、22世紀は間違いなく自然エネルギーの時代になります。今は自然エネルギーの技術が確立しつつあります。(後略)」

コミックを読んで面白がってる子供や少年の頭なのではないか。

原発は「つなぎ」でも「過渡的エネルギー」でもないのだ。夢から覚めない哀れな人物である。


中曽根は既に5月の時点で現在に近い発言を始めていた。↓

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110513/plc11051303190004-n1.htm

【転換への挑戦】
元首相・中曽根康弘 場当たり的な「政治決断」
2011.5.13 03:18
 菅直人首相は、6日に中部電力浜岡原子力発電所の全面停止を求め、中部電力も3日後に応じた。10日にはエネルギー政策を白紙に戻すとも表明した。菅首相の「政治決断」に一応の支持と評価はするが、関係機関や与党の了解を取る手続きは取ったのか。原子力を含むエネルギー問題は手続きを慎重にすべき対象だ。

 浜岡原発の停止については、エネルギー政策上の原子力発電の意義を明確にさせないままの応急手当て的な処置だったのではないか。政府・与党の基本的姿勢が問われるだけに、「決断」は疑問を持たせたと言わざるを得ない。

 東京電力福島第1原子力発電所の事故においても同様で、事故をどう反省し、是正していくかという立場で関係者間で協議していくべきものだ。このままだと、政治史の上でみても、場当たり的な人気取りのエネルギー政策に終始したとの批判は免れないだろう。

 私の科学技術や原子力問題への関心のきっかけは、義父の地質学者から日本のウラニウム埋蔵の可能性や核分裂理論を聞かされたことと、広島に投下された原爆の雲を高松から見たことだった。

 昭和29年、ハーバード大のゼミに出席するため訪米した。当時の米国は、アイゼンハワー大統領が「アトム・フォー・ピース」を提唱して、原子力を軍用から平和利用に移行させる動きが出てきた。日本が敗戦から立ち直るのにエネルギー問題は避けられない課題であり、日本で原子力の平和利用を急ぎ進めなければならないと判断した。

 炉の見学などを通じて、このようにやれば原子力も安全だという確信を持つと、帰国後に同志を募って推進を始めた。その後、社会党左派まで賛同する超党派の動きになり、議員立法で出した原子力基本法は昭和30年に成立の運びとなった。

 日本のエネルギーは今後、風や波や太陽光など自然力への比重を増していくだろうし、それは推進すべきだ。しかし、効率性や日本の科学技術力などを考えると、代わりのものを入手しない限りは原子力に頼らざるを得ないのではないか。

 今回の原発事故は、津波と地震による複合的な災難であり、今までの想定を超えた問題だった。ここで反省すべきは、「想定」を設定していいのかということだ。人智による想定に自然は従わないとの立場から、想定を超えた対策を練り直していく必要がある。新設の原発を海辺に築くのは、もはや難しい。いかに防潮堤を高くしても、津波が乗り越えることはないという保証はないからだ。いかなる津波も届かないという安全な場所に設置するくらいの基準を作らないといけないだろう。ある程度のコストをかけても、安全運転のためにはやむを得ない。

 ここにきて、菅政権は長期化するとの見方が出ているが、私は続いても2、3カ月くらいだろうと思う。原発の騒ぎが収まれば、政権には外交や他の内政の課題が山積していることがわかり、菅首相の政治力への不信が再び噴き出すからだ。「ポスト菅がいない」のを理由にした延命にはくみしない。野党の政権を倒す決心と、民主党内に鬱積している不満が、内閣の延命を阻止するとみている。(なかそね やすひろ)


 2 81 +−  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年6月29日 11:05:35: GueHu7XM86
自民も徐々に脱原発と見せかける流れに舵を切ってくることは十分考えられるな。
菅が目論んでる解散の時期まで1ヶ月以上あるのだから。

02. 2011年6月29日 11:11:34: PPAJr6WqwQ
選挙の争点は、即原発停止かどうかである。

そのためには、ガスや石油をつかった火力発電や自家発電設備を有効活用できるように発電・売電の規制を緩和したり整備するかどうかが争点である。

自然エネルギーへの転嫁などと言っているのは、それまでは原発を容認するということで、結局原発推進派とCO2温暖化詐欺にひひっかかかっているアホな国民である。原油が動物の死骸からできている化石燃料だと信じているアホな国民も含まれる。


03. 2011年6月29日 11:34:18: z5uQPVPWWg
脱原発シフトにおける利権構造がそろそろ準備完了なのだろうか。
菅たたきよりも、原発導入の中曽根をたたくほうがよほど国民の利益に
一致することだろう。

04. 2011年6月29日 11:42:33: eJcwQUA9aU
原発の即時廃止は実現不可能.一日3時間の停電に我慢のできる消費者はいないし、産業界も容認しない.
自然エネルギーへの転嫁と言っている人は、電気料金の50%値上げを受け入れる裕福な人たちである.
ところで、一般家庭の電気代は、現在、1kW当たり20円前後であるが、住宅用太陽光発電のコストは1kW当たり42円である.買取制度は少なくとも10年は続くことになる.

05. 2011年6月29日 11:45:03: uCq6e0o2Uo
>2
アホな国民と断じてしまうのは簡単ですが菅が郵政選挙の再来で狙っているのはまさにそういう層な訳で、みんなが脱原発を言い出したら内容の差異などは埋もれてしまい争点としては使えなくなってしまうでしょう。
菅にとって脱原発は目的ではなく手段ですので。

06. 2011年6月29日 11:51:25: PPAJr6WqwQ
04さんへ

原発の即停止は可能である。

民間が保有する自家発電能力をフル活用させればよい。
大きな工場やビルが持っている電力を直接近隣の工場やビルが買えるようにしたり、もちろん電力会社にも買い取らせるようにすればよい。
そういった規制を緩和したり整備すればすぐにできる。

やろうとしていないだけだ。


07. 2011年6月29日 11:58:00: 3DzJqv1zRw
小沢Gも小沢支持者もマスコミも脱原発選挙モードになって来たではないか。
解散総選挙がちらつき完全に両院議員総会は恥さらしの舞台になった。
管の術中に完全にはまっている。
不信任決議案を潰されたときに予想したとおりになってきている。
追い込まれているのは小沢Gだ。
管劇場第二幕が昨日開いた。

08. 2011年6月29日 12:25:47: 6mp0wtFJYz
原発解散は民主党潰しの甘い囁きだ。


現在の状況で原発賛成、と叫ぶバカな政党はいない、対立軸が無ければ投票判断は民主党政権への採点となる。


マニフェストを破り捨て、既得権グループに操られるまま党内抗争を繰り返してきた民主党に票を入れる国民は少ない。


消去法で票は自民へ流れる。


小沢政権を阻止したい既得権グループにとっては、自公政権の復活が望ましいのだろう。


09. 2011年6月29日 12:57:12: PPAJr6WqwQ
再生エネルギー法案の採決をもし否決する時は、議員立法で原発を即停止するための自家発電を自由に売買できるようにする法案と残余電力を既存電力会社が買い取らねばならない法案を提出するべきだ。

これにより即原発停止かどうかが選挙の争点になる。

単に再生エネルギー法案を否決するだけでは、即原発停止派まで原発推進派にまとめられてしまう。
郵政選挙の時の法案反対はすべて抵抗勢力にされてしまった失敗を繰り返してはいけない。


10. 2011年6月29日 12:57:18: EszHBBNJY2

仮に自民党が脱原発に舵を切ってもパフォーマンスだ。
もっとも菅総理の再生エネルギーもパフォーマンス。
菅が破れかぶれの脱原発解散をしても、パフォーマンス。

裏で絶対に原発村や官僚にネゴっている。
騙されるのは、有権者だけ。

政治家は信用できない。当選したら180度違う政策を推し進める。毎度毎度
同じことの繰り返し。

再生エネルギー法案と、脱原発に加えて電力の送電・発電・配電の分離と
売電の自由化と送電・配電の自由化を唱えたら、そいつ(その党)を
総理にしよう。

『電気の全量買取法案』(民間発電会社の電気)などは、既存の電力会社を生き残らせ、送電・発電・配電の一括地域独占を認め続けるという意思表示だ!


11. 2011年6月29日 13:01:42: Tx4xluIVGw
欲張りな菅は、解散カードが切り札。

しかし、その切り札は総理の椅子どころか、自分の議員の椅子すら失いかねない劇薬だ。

また、例え自分がなんとか当選しても、それ以降の影響力はもう望めない。

そこが小泉との立場の違い。小泉の時は、ネットもふくめ、国民ほとんど支持していた。

だから、何とか自分が主体となって勝ちたいのだ。それで、あわよくば、小泉のようにその後も総理に指名されたいし、そうでなくても「大物前首相」として君臨したい。みじめなのはイヤだ。

それには、解散後すぐ「風力風見鶏党」ならぬ「再生エネルギー新党」をつくり、政界再編の中心になろうとするんじゃないか。で、自民党と民主党、みんなの党の風見鶏たちを集める。

バックは、東電、中曽根、マスゴミ、官僚、孫正義だ。


12. 2011年6月29日 13:26:14: BIgfJMRMNE
被災地での解散総選挙はどうなる。ただ解散解散言ってないでアホ菅は明確に説明するべきだ。
解散総選挙をする以前に、被災地では統一地方選挙すら延期で出来ていない状況ではないか。
アホ菅は総辞職という道は取りたくないから、解散という2文字で説得力のまるで無い脅しをかけている。と言ったほうが良いのでは?
もはやアホ菅はここまで追い詰められているとは・・・。

13. 【タヌキ腹組“ぽんぽこ”】 2011年6月29日 16:31:20: SM2DPWDDuBDzg : AdKaaFvNBE

★ 原発再稼働反対! 全原発、即時停止!
 
 脱原発派は団結して、菅政権の原発の“安全神話”復活に反対しよう!
 
 再稼働ドミノを許すな!  過ち、悲劇を繰り返すな!

 菅ペテン政権、打倒!

**************************************************************************
■玄海原発「再開、国が責任持つ」 経産相、佐賀知事らに
2011年6月29日13時27分 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY201106290143.html

 東京電力福島第一原発事故後に定期検査中の原発再開が遅れている問題で、海江田万里経済産業相は29日、九州電力玄海原発がある佐賀県を訪れた。玄海町長らに続き、午後には佐賀県庁で古川康知事と会談。海江田氏は「緊急対策をとり、安全は確保できている。再開については国が責任を持ちます」と述べ、直接、運転再開に理解を求めた。
 玄海原発では2、3号機の運転を止めており、経産相が再開を求めて立地自治体を訪れるのは初めて。
 海江田氏は古川知事との会談で、原発事故後の玄海原発の緊急安全対策について説明。政府の要請で停止した中部電力浜岡原発(静岡県)は大規模地震が切迫しているとの認識を示す一方、「玄海原発では横揺れはあるかもしれないが、津波が起こる可能性は低い。そこが大きな違いだ」と述べて、玄海原発の再開に支障はないことを強調した。

**************************************************************************
■玄海町長、原発再稼働を容認 立地自治体で初
2011年6月29日 13時59分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062901000263.html

 海江田万里経済産業相は29日午前、定期検査で停止中の九州電力玄海原発2、3号機の再稼働に理解を求めるため佐賀県玄海町を訪問し、岸本英雄町長らと会談した。経産相の要請を受け、岸本町長は再開容認を近く九電側に伝える考えを表明した。原発立地の自治体首長が、東日本大震災後に定期検査からの運転再開を認めるのは初めて。
 同町長は会談後、九電に伝える時期について7月上旬になるとの見通しを示した。
 経産相はこの後、古川康知事とも会談。古川知事は「安全性の確認、議会の意向、立地自治体の首長の意向に沿って判断したい」と述べるにとどめた。
(共同)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■菅直人直筆のページ “現実も見て、先も見すえて”
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/06/20110621-2.html

 原子力を中心としたエネルギー政策が、国際的にも国内でも大きな政治イシューとなってきました。ウィーンで開かれているIAEA閣僚会議には、海江田経産大臣が出席し、原子力発電所の国際的安全基準が大きな議論となっています。私は、IAEAを中心にしっかりした国際的安全基準を作ることが望ましいと考えています。
 その海江田大臣が、先日、定期点検などで停止中の各地の原発について、「緊急安全対策の実施」や「立入検査による厳格な評価」の結果を踏まえ、再起動を促しました。これは、再起動ができないと「震災からの復興と日本経済再生のために不可欠な電力需給がひっ迫する」という判断に基づくもので、「原発推進という過去数十年の路線に再び戻った」という意味では全くありません。私にも、再生可能な自然エネルギーを促進する、という過去30年の思いがあります。
 真剣に山頂を目指す登山家は、山頂に向かって一直線に登ってゆくことが困難なときには、前向きに、迂回コースの登山道を選びます。肝心なのは、《リスクを賭して、直線的に登ること》ではなく、《確実に、山頂にたどり着くこと》です。私が目指す山頂の旗は、変わっていません。
 この山頂を確実に目指すために必要なのは、《技術》です。わが国は、太陽エネルギーの分野では発電効率が従来の3倍となる「量子型太陽電池」や、従来の10倍の性能が見込める「リチウム空気電池」など、世界を凌駕する技術革新の宝庫です。今回の東電福島原発事故の教訓を積極的にとらえて、官民が総力を挙げて更なる研究開発に取り組み、再生可能な自然エネルギー促進に邁進するべきです。 
《次の時代》に向けて、その流れを現実的に生み出す政策の第1歩が、前回書いた「再生可能エネルギー促進法」。今国会での成立は、大きな課題です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■街の弁護士日記 2011年6月12日 (日)
夏の電力不足心配なし 『たね蒔きジャーナル」6月9日
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2011/06/69-1672.html

「原発を止めても電力は足りる」
(たね蒔きジャーナル6月9日 小出裕章氏インタビュー)
やっぱ、情報源は、テレビ・新聞よりラジオだなぁ。
電力不足の話は8分30秒くらいからです。
できれば、全編お聞きになるのもよろしいかと。
なお、中日新聞の「特報」(5月12日)記事は東電の発電能力を6130万キロワットと試算しています。これも、ご参考にされるとよろしいかと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■悲惨を極める原子力発電所事故―終焉に向かう原子力(第11 回)講演
2011年 4月 29日 <小出 裕章(こいでひろあき):京都大学・原子炉実験所>
http://chikyuza.net/n/archives/9063

〜〜〜X.原子力からは簡単に足を洗える
原子力は即刻やめても困らない
日本では現在、電力の約 30%が原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思わされています。また、ほとんどの人は今後も必要悪として原子力を受け入れざるを得ないと思っています。そして、原子力利用に反対すると「それなら電気を使うな」と言われたりします。福島原発事故が現在進行中であるのに、原発を止めると電気が足りなくなる、豊かな生活ができなくなると思う日本人は多いようです。
しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の18%しかありません。その原子力が発電量では28%になっているのは、原子力発電所の設備利用率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているからです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にしかなりません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余ってしまっています(図14参照)。〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■4月29日 小出裕章氏&広瀬隆氏 講演
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/29/meiji-apr29/


14. 2011年6月29日 17:40:18: 7WZekNACgc
何故脱原発/原発推進が争点になるのだろう?
電力会社は私企業である。彼らは低コストで良質の電力を供給するのに原発が必要だと言っている。
これに対して強制的に停止・廃炉を命令すればその補償をしなければならない。そんな金は無いだろう。
政府としては事故時の補償は全て電力会社負担で、国は一切知りませんよ、自己責任ですよと言うべきなのだ。
使用済み燃料の再処理費用や廃棄物の保管費用も税金では負担しませんよ、と言ってやれ。
安全基準も国民目線で再構築して、発電する以上は厳守させるのは当たり前だ。
本当に原発が安いなら、経済的合理性を敢えて否定することはない。
その上で競争原理が働く仕組みを作ればよい。今のようにどこの電力会社も料金が横並びなのは可笑しいだろう?
本当に原発が有利なら生き残っていくし、そうでなければ早晩消え去ると思うよ。

15. 2011年6月29日 20:11:18: L2l2Ox7LpA
自民党が脱原発に転向か?

こんな話を本気にする人。言いたくはないがアホということだ。

勿論、菅も岡田も与謝野も海江田も脱原発ではない。はっきりしている。他のオリジナル民主党メンバーも同様だ。


16. 2011年6月29日 20:46:58: QmyrjoZuIs
最近はTVを見てNETを見て本当にこんなウソに騙されている国民が多いのに呆れてしまう。
この阿修羅にもいる。
原発がないと電力が足りない。
原発は30%の発電力だからないと困る。
アホにもほどが有る。
政府の発表しているデータでもそんな事にはなっていない。
東電やTVでばらまく電力が足りないデマに踊らされているのは矢張りB層。
もしくは分かっていてそういっている輩もいるだろう。

現在と云っても福島事故以前だが原発は稼働率40%
火力発電所も50%しか動いていない。
火力発電所はなぜ稼働率が50%なのか、これは原発の発電量の数字の全体の占める割合を上げる為に意図的に火力発電を止めているものが有るからだ。
確かに老朽化も有るだろう、しかし使うつもりであれば修理、メンテなすを常に行えばこんな事にはならなかった。仮にに火力発電所で事故が起こってとしよう。それでも原発の様に周辺が何百年も住めなくなるような事にはならない。
発電所内で収まる事故にすぎない。
福島は全部ではなくとも人が住めない所が出ている。
日本人が住めないところは日本の領土ではない。
菅直人はまたしても日本の領土を失った。

日本の国民はどこ迄騙されれば良いのか。
原発の大本である中曽根が今だに日見鶏の本領を発揮して脱原発を言い出している始末だ。
自民党はどうする。
中曽根が原発推進のはしごを外そうとしている。
これでも自民党、民主党に原発維持の輩が多くいる事が不思議でたまらない。
東電から多額の政治資金をもらっているからか?
いつまでも政府、東電のウソに騙されてないけない。


17. 2011年6月30日 19:21:55: 3DzJqv1zRw
>>14
「電力会社は私企業である。彼らは低コストで良質の電力を供給するのに原発が必要だと言っている。
これに対して強制的に停止・廃炉を命令すればその補償をしなければならない。そんな金は無いだろう。
政府としては事故時の補償は全て電力会社負担で、国は一切知りませんよ、自己責任ですよと言うべきなのだ。」

これ全てが間違い!
原発は電力会社の意志でやっているのではない。
私企業が原子力を使えるはずが無く、そんな電力会社は世界の何処にも無い。
燃料を供給しているのも国だ。
建設費や立地自治体にばら撒く金も研究費もあなたが払っている電源開発促進税で
賄っているのです。
電力会社は運転をしているだけです。

「本当に原発が有利なら生き残っていくし、そうでなければ早晩消え去ると思うよ。」

これも間違い!
原子力発電はコストがかかり過ぎて商売としては成り立ちません。
プルトニウムの生産という裏の目的があるからコストが幾らかかっても時間がかかっても、どんなに危険でも推進してきたのです。
ロケットの開発と双子のプロジェクトです。
国産ロケットがどれだけ高額であわないかご存知でしょう。
衛生を上げるならソユーズに頼んだ方が安くて確実です。

だから国の責任の方が重いのです。
国が方向転換しないかぎり原発は無くなりません。
なくすにも税金がかかりますが。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧