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50年のあゆみ   前史(〜1952年)  電気連合 「原発推進巨大労働組合の変貌」
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/153.html
投稿者 愚民党 日時 2011 年 7 月 04 日 05:18:17: ogcGl0q1DMbpk
 

50年のあゆみ

前史(〜1952年)

電機労連結成直前の電機労働戦線は、ほぼ三つになっていた。

52年の夏頃から、電機産業の三つの労働組合が電機労連の結成準備を開始した。

結成結成直前の労働組合戦線

太平洋戦争の敗戦直後、1945年の秋以降には続々と労働組合が結成されたが、45年末から46年にかけて産業別の組織化やナショナルセンター・レベルでの労働戦線の結集が進んだ。まず組織化に動いたのが総同盟であったが、これに対抗して神奈川県川崎地区の組合が「御用組合の排除」を掲げて、当時争議中の東芝堀川町工場に集まったのを契機に全国に波及し、46年8月の産別会議の結成となった。

労働組合運動の組織結集の頂点に立った産別会議は、以降戦後労働運動の第一の高揚期の指導に当たるが、この産別会議をつくったのが新聞労連、炭労、電産、化学などと並んで、全電工、全日本機器といった電機産別であった。

当時、産別に組織化された電機労働者は約10万人、これが産別会議内で全電工、機器の二つにわかれ、それに総同盟系の全金同盟を加えて、およそ三つに分散した状態であった。産別会議の結成に相前後して、家電・通信など軽電系の組合が全電工を結成、また重電系は重電機器会議を経て重電機労連へと進むなかで総同盟系とも連携を強めていった。

しかし、50年、朝鮮戦争勃発とレッドパージが吹き荒れるなかで、産別民同派が台頭し、産別会議が壊滅的な凋落を続けるにつれて、産別組織からの脱退が相次ぎ、電機の労働戦線は四分五裂の状態になった。

そのなかから50年から51年にかけて、旧全電工で二つの組織の再結集が起こった。一つは全電工神奈川の主力であった日電玉川、ビクター、富士通、コロムビア、それに松下電器、日本楽器を加えた全国電機準備会、いま一つは日電三田、沖電気、岩崎通信、日本無線、それに東芝新労を加えた電気復興共闘会議である。そして、この二つは52年になって再統一して全国電機を結成した。他方、重電系の日立、東芝、三菱、明電舎は総同盟系の富士電も加えて49年にいったん重電機労連をつくるが、52年に機器電機労連に再結集した時には、東芝労連が抜けて、独自の道を歩んでいた。

このように、電機労働戦線は、機器電機(4万9,000人)、全国電機(2万6,000人)、東芝労連(1万6,000人)の鼎立状態で、電機労連結成前夜を迎えたのである。

電機労連の結成準備

朝鮮半島の戦局も小康状態となり、休戦会談が始まった1952年、国内的には血のメーデー事件など左派勢力の攻勢が強まるのに対して、政府与党は破防法の制定でこたえるなど左右の対立が激化したが、労働運動は炭労の無期限ストと電産の停電ストに代表されるなど厳しさを増すなかで52秋季闘争を迎えた。電機産業でも、厳しい状況に直面して、52年7月、全国電機の提唱により、機器電機、全国電機、東芝労連の三者間に、三労組連絡共闘会議が発足した。

この連絡共闘会議においては「秋季闘争については連絡会議において共闘を組む。今後の諸闘争については連絡会議を恒久的組織として共闘の場とする。戦線統一電機単一組織化については日常の共闘を通じて盛り上げていく」との方針を決定した。これを受けて、機器電機労連が52年7月19〜20日、鳥羽で開催した中央委員会で三者統一の方針を決定した。次いで東芝労連が7月12〜13日、第4回臨時大会で統一方針を決定した。さらに、全国電機も9月19〜20日、湯田中での中央委員会で戦線統一方針を決定した。

かくして、電機労連結成のための三者準備委員会は52年11月25日に発足した。三者統一準備委員会の構成は、機器電機、全国電機、東芝労連より統一準備委員を出して準備するとともに十数回の委員会で慎重に審議した結果、新組織の骨組みともいうべき、基本綱領、行動綱領、規約、諸規程について意見交換と調整を重ねつつ、(1)連合会組織で統一を図る、(2)企業別労働組合の団体加盟であること、(3)上部組織は総評を指向する、(4)単産内部組織として業種別組織を考慮すること、などの合意をみた。

翌53年3月26日統一結成準備大会を東京の東交会館で開き、ここに名称、綱領、規約を決めて電機労連結成に一歩前進した。終戦以来、今日まで日本の労働組合は離合集散の歴史であったことを回顧すると、この統一の意義は一層すばらしいものであった。なお、結成準備委員は機器電機―柳内(明電舎)、桜井(富士電)、西野(日立)、小森(三菱)、全国電機―斉藤(日電)、石井(日本無線)、福間(松下)、海老名(コロムビア)、東芝労連―鈴木、新田、竪山、保坂、中立組合―前田(西芝)の13人であった。

http://www.jeiu.or.jp/history/1952/

 

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コメント
 
01. 2011年7月04日 06:02:51: BKSxc5MCuw
立派なことを書いていると思いますが、読む気もおこりません。

02. 2011年7月04日 08:32:03: UxOy5x7BDA
>>1

何一つ立派なことを書いてはいませんが、
要約すると

http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
アメリカの靴を舐めることでのし上がって来た隷米右派民主党議員と
腐敗集団自民党とによって、
今まで如何に屈辱的な奴隷関係が構築されたかを
日本国民は、鳩山小沢政権つぶしの次に菅政権まで遂に崩壊寸前のここに至って思い知った。


・・・米国は鳩山首相の要望に応じないどころか、コペンハーゲンで開催された環境会議でヒラリー・クリントンと話す機会があったが、その後にヒラリー・クリントンが日本大使を呼びつけて鳩山首相がウソをついたと非難したのである。 
二国関係のなかでアメリカのようなふるまいは決して許されるものではない。
このような侮辱を受ければ、自国の大使を召還させることすらあるだろう。
友人であるはずの日本に対して、アメリカがこのような態度をとるなど、信じがたいとしか言いようがない。」
『誰が小沢一郎を殺すのか?   画策者なき陰謀』
著者:カレル・ヴァン・ウォルフレン販売元:角川書店


03. 2011年7月04日 22:25:39: BKSxc5MCuw
02様 01です。
要約していただきありがとうございました。


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