★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116 > 259.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
◎政権もはや統治不能の崩壊過程に (永田町幹竹割り) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/259.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 06 日 09:13:22: igsppGRN/E9PQ
 

◎政権もはや統治不能の崩壊過程に
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2011-07-06
2011-07-06 07:27  永田町幹竹割り

 新聞には「四面楚歌」とか「貧すれば鈍する」といった“かったるい”表現が並んでいるが、筆者はとっくに使ってしまった。今をいうなら「断末魔」が正しい。息を引き取る間際に、タコのような軟体動物がのたうち回っている姿が首相・菅直人だ。一時は「脱原発解散」構想で眼(まなこ)をぎらつがせていたが、「松本辞任」でその勢いも失せる方向だ。政権を支える堤防はあちこちに穴が開いて水が噴き出し、八本の足で埋めても埋まらない。まさに野垂れ死に政権そのものの惨めな姿だ。

 そして全ての原因が本人の粘着質の性格に起因する。「川筋もん」気質の松本龍のように潔く辞められない。後任人事の迷走ぶりも、もはや憐れをとどめた。囲まれている状況が読めずに「菅退陣」を申し合わせた「6人組」に白羽の矢を立てようとしたが、2人にまで断られた。逆に6人組は“結束”ぶりを誇示した。菅がいかに情報に疎い「裸の王様」かの左証がその官房副長官・仙谷由人への打診だ。仙谷は松本と社会党の同期当選組で仲がよい。4日の夜電話して、「国会の状況も厳しい。追い込まれるより早くやめた方がいい」と説得したといわれる。松本も説得に応じる意向を示した。その経緯の後で5日朝急きょ菅にとっては寝耳に水の辞任となったのだ。

 仙谷は4日夜の段階でとっくに菅がお鉢を自分に回してくるとの予感があり、断って追い詰めようという戦略を立てていたのだろう。仙谷は自分が断れば菅は国会対策委員長・安住淳を打診すると判断、安住に「受けるな」と根回しをした可能性がある。結局2人が断り、唯一のサポーター国民新党代表・亀井静香にも打診したが、さすがの亀井も、すねまで水が来ている泥舟には乗らなかった。またしても最重要ポストがたらい回しの末、2戦級の内閣府副大臣・平野達男に回ってしまったのだ。 仙谷の根回しを見れば、松本の暴言そのものが<ひょっとして政権つぶしの刺客かな>(朝日川柳)という“自爆テロ”説があってもおかしくないが、政治はそれほど手の込んだ舞台回しは出来ない。邪推に過ぎない。

 かくして菅は進退窮まったが、問題はどこまでのたうち回れるかだ。「世論調査がどう動くか」と、見方をはっきりさせなかった政界風見鶏の渡部恒三が、「国民、被災地のためにも一分でも一秒でも早く辞めてもらいたい」と遅ればせながら退陣の主張を始めた。執行部内からも極めつけの発言が出された。安住が「本当に情けない内閣だ。党として支える価値があるのか、率直に怒りを感じる。支えきれなくなったら民主党政権は崩壊する。菅さんの配慮は全く無い」と批判したのだ。政権内部から自らの政権が崩壊するという予言が出てきたのは初めてだ。自民党など野党顔負けの厳しい反応だ。

 となると菅が再生エネルギー買い取り法案で粘りに粘って8月末まで生き延びようとしていた戦略が大きく狂い始めたことになる。菅が「脱原発」で解散をもくろんだものの、野党は警戒して必ずしも「脱原発」の主張に正面切って反対しなくなった。将来の脱原発が可能ならそれに越したことはないという立場になりつつある。逆に再生可能エネルギーの必要性も強調するようになって、争点にしようがないのだ。

 折良く6日と7日に予算委集中審議があり、自民党はここで幹事長・石原伸晃、政調会長・石破茂がギリギリと退陣時期の明示を迫ることになる。自民党にとっても菅の居座りに手詰まり感があるだけに必死だろう。好材料が山積しているこの千載一遇の機会を逃せば8月末まで政権は続く。ルーピー鳩山の発言など聞きたくもないが、初めて聞くに足ることを言った。「辞めると言った首相の下で外交も内政も対応できなくなっている。一日長く続ければ国益がそれだけ損なわれる。ここまできた以上、首相が冷静に判断すべきだ」。菅の存在そのものが、復旧・復興を遅らせているのだ。心あらば、いい加減にこのポイントに気付いてほしいものである。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. パルタ 2011年7月06日 10:34:51: BeExvDE2jO5d2 : fhqMEypoT6
ルーズベルトの言うように政治に偶然はないのであり、
政権交代というものはなるべくしてなるのであると思う。
大平、中川一郎、小渕、中川昭一に至っては死亡時期すら政治の動きと関連があるように見えるのだ。
日米中いずれにも政官財主流派による国家意志というものがあるはずだ。
財界や官僚、アメリカの動きの背景と全く無関係に自律的に日本の政治家の意志が勝手に動くと言う事はあり得ないはずだ。
そんな事が起こるのは有権者の妄想の中だけであろう。
それは何ヶ月も前から用意周到に準備された動きであり、辞任の時期に必然性はあると思う。
吉田のバカヤロー解散は極右議員の挑発によって仕組まれたものであるが、背後には鳩山祖父と三木武吉があったようだ。
一つや二つの仕掛けでは首相は辞任しない。何段階もの仕掛けを経て辞任に至るのだ。
そして、その過程には一人二人の政治家の思惑以上の冷徹な法則があると思っている。

西村眞悟議員逮捕: 僕だけが幸せになればいいのに。
http://yokoyamen.cocolog-nifty.com/boku/2005/11/post.html

「バカヤロー」はつぶやき: Netmo 百家争鳴
http://hyakka.seesaa.net/article/139837296.html

四十日抗争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%8D%81%E6%97%A5%E6%8A%97%E4%BA%89

第2次大平内閣
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E6%AC%A1%E5%A4%A7%E5%B9%B3%E5%86%85%E9%96%A3

<森内閣発足後の首相・政界の失態>
http://www.inter-highschool.ne.jp/~0012052/@/government/mistakes.html

  鳩山由起夫総理大臣殿、貴兄に 「戦後最低の首相」の称号を贈る!花うさぎの「世界は腹黒い」
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1353111/

中国、「鳩山首相、手ぶらで帰国。参院選前に内閣総 ... - 何でもありんす
http://milfled.seesaa.net/article/146690558.html

冒頭加筆します。 副島隆彦の決意宣言。2010.1.23 ワシントンで
http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1343

番町政策研究所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E7%94%BA%E6%94%BF%E7%AD%96%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

シリウス星人の逆襲:田中派政治への怨念が原動力  ―政策集団シリウス― (ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/804.html
投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 6 月 11 日 08:28:20: ulZUCBWYQe7Lk

ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : シリウス星人の逆襲:田中派 ...
http://amesei.exblog.jp/13748786/
関東大震災・東京大空襲・ロックフェラー - ジャパン・ハンドラーズと ...
http://amesei.exblog.jp/7455753/

第六十七代:三木武夫内閣
(任:昭和四十九年/1974.12.9-昭和五十一年/1976.12.24)
http://www.geocities.co.jp/since7903/Syouwa-shinkenpou/67-miki.htmより抜粋(転載開始)
 このころ、稲葉修法相はインタビューで、過激なことを口走っている。
「捜査は奥の奥まで、神棚の中までやる」
 反三木派は、怒りを通り越して恐怖をおぼえたであろう。
 そして、七月二十七日、田中角栄元首相が逮捕された。(中略)
 三木は、十二月の任期満了にともなう選挙を選択したが、この選挙は自民党にとっての分裂選挙であった。挙党協は、福田赳夫を次期首班に推挙するとともに、党本部とは別に選挙対策本部を設けた。この結果、衆院の議員定数が491から511に増加したにもかかわらず、自民党は前回議席を22下回る249議席しか確保できなかった。惨敗であった。
 十二月二十二日、三木内閣総辞職。(以下略 転載終了)


02. 2011年7月06日 11:46:19: rWmc8odQao
藤原直哉氏 ( http://www.fujiwaranaoya.com/110706.mp3 )
●アメリカの崩壊は近い。
●今の日本はソ連崩壊時の東ドイツと同じ。
●政治の大きな流れは、中央集権から「地方分権」へ
●中央は、20世紀の常識を超えられない人が上に座っているのに下から突き上げる人もいない
●誰も政治の舞台に乗ろうとしない→すなわちメルトダウン
●日本再生は菅内閣では無理

●原発は今のままでは安全ではない
●「総理が安全と言ったから安全」はインチキ商法と同じ
●外国人から見たら、極めて異様。
●談合さえしちゃえば、明日はお日様は西から昇ると思っている人ばかり
●「現実」と「現場」が分かる人が必要
●秘密を守れば大丈夫というのが原発

●「地方」や「民間」しか再生のチカラはない
●問題が先送りされて、問題が問題として議論されてこなかった
●菅氏の動きは分からないが、日本が転機を迎えていることだけは間違いない


03. 2011年7月06日 21:01:19: 0HWREZWYs6

菅内閣が臨界突入して以降、売国勢力の正体が浮き彫りになって面白い。

・前原、菅の将軍様勢力
・亀井、松本のエセ同和勢力。(石井もこれに近い)
・肛門、読売のアメポチ勢力

それぞれ凄まじい放射線をまき散らしながら、
激しく連鎖反応が起こってる感じ。


04. 2011年7月07日 04:30:55: 0xPSrKSp26
2009年に政権交代してから 日本は地獄へ転げ落ち

ああおとうとよ 君を泣く
君死にたもうことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとおしえしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

堺(さかい)の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば
君死にたもうことなかれ
旅順(りょじゅん)の城はほろぶとも
ほろびずとても 何事ぞ
君は知らじな あきびとの
家のおきてに無かりけり

君死にたもうことなかれ
すめらみことは 戦いに
おおみずからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣(けもの)の道に死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
大みこころの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されん

ああおとうとよ 戦いに
君死にたもうことなかれ
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまえる母ぎみは
なげきの中に いたましく
わが子を召され 家を守(も)り
安しと聞ける大御代(おおみよ)も
母のしら髪(が)はまさりぬる

暖簾(のれん)のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻(にいづま)を
君わするるや 思えるや
十月(とつき)も添(そ)わでわかれたる
少女(おとめ)ごころを思いみよ
この世ひとりの君ならで
ああまた誰をたのむべき
君死にたもうことなかれ

アーメン


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK116掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧