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辞めさせられる方から、辞める為の条件をつけるの怪。それを唯々諾々と吞む「反菅派執行部」なる怪。 - (晴れのち曇り、時々パリ)
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菅直人サン、貴殿に自分から「退陣の条件」を言い出す資格がある、と思っている事に失笑を禁じ得ません。
時事通信が報じた、たった数行の記事に、突っ込みどころ満載。
思わず、ため息をつかざるを得ない程、馬鹿馬鹿しい事限り無し。
▶不信任再提出認めず＝首相進退「党でけじめ」―安住氏（時事見出し）
＞民主党の安住淳国対委員長は6日、国会内で記者団に対し、自民党の石破茂政調会長が内閣不信任決議案の再提出を示唆したことについて「全くくみしない」と述べ、認めない考えを示した。その上で、首相が退陣条件に挙げた3法案に言及、「（菅直人首相の進退には）党内でけじめをつける。三つをきちんと上げ、有終の美を飾ることに尽きる」と強調した。
【時事通信／7月6日(水)19時44分配信】
党内でけじめをつける！？
噴飯。
一体全体、何をどうやって「けじめ」と称するのやら。
この政権に、「けじめ」なる感覚が存在していたとの印は、何処にも無いではないか。
これまで、この政権は何から何まで国民を裏切って来た。
このような「裏切り者」集団に政権を任せた国民としての不明を、恥じ入るばかりである。
しかし、選んだ方が恥じ入っているからといって、裏切ったほうが開き直って言い訳が無かろう。
先ず、先年９月１４日。
菅某は、代表選の後は「ノーサイド」を標榜していた。
全員内閣などとも、おほざきになっていた。
そして、組閣と同時に、小沢グループを徹底的に排除して来た。
まるで「不潔な物」ででも有る様な態度を取り続けて。
司法とマスコミとの反小沢宣伝を利用しまくって。
冤罪を仕掛ける敵勢力の片棒を担いで。
それから先は、やりたい放題。
国民が政権を付託するきっかけとなった、選挙で示された民主党の基本方針、所謂マニフェストの要である所の「国民の生活が第一」なる理念を、完全放棄して恥じない。
財源が無い。
当たり前だ。
この構造的に経済が沈滞している時期に有って、税収が伸びる筈も無い。
中小企業は存続の危機に立たされている。
大企業には各種優遇策を与えまくって、黒字を大幅に増やす大企業各社に、法人税の減免を大盤振る舞いする。
年金も医療保険も、大赤字。
そうなっても、何も改善策は出てこない。
ただ単純に、国民を如何にだまくらかして「消費税増税」に持って行くかしか、考えつかない。
「一般会計の組み替え」は、一体何処へ言った。
『財務省が設定した』事業仕分けを、敷かれた線路に乗ってやってみせるパフォーマンスだけで、自己満足してしまっている。
挙げ句の果てに、あらゆる選挙で惨敗。
参院選ではついに保革逆転。
補選も、統一地方選挙も、何もかも惨敗。
当然では有るが。
自らの蒔いた種である。
にも拘らず、だれ一人として「責任」を口にする幹部は居ない。
「けじめ」等、だれ一人として、取りゃしない。
こうなると、松本龍なるご仁の、何と「清々しい」引き際に見える事か。
正しく、この政権の幹部がこの政権の患部である。
それが、「辞める気もない」菅直人の進退に関して、党内のだれも辞めさせられないくせに、『党内でけじめをつける』って、今さら何を寝言を言い出すのやら。
更には、「首相が退陣条件に挙げた」三つの条件って。
国会内のほぼ全員が、存続を認めない内閣の主が、四方八方から辞任要求を突きつけられている立場で居るくせに、自分から「退陣の条件」を上げる等、おふざけも甚だしい。
「刀折れ、矢が尽きるまで」留まられたら、日本は本当に沈没してしまう。
お願いだから辞めてくれ。
普段から過激な事など口にしない人達までが、「暗殺されれば…」等と口走る有様である。
国民の８割が退陣を求めると言う、異常な状況を呼んでいる「祖国に毒する」総理大臣が、「これとこれとアレ」をやったら、「若い人に譲る」って、盗人猛々しいにも程が有る。
決して「辞める」とは言わない。
「若い人に譲る」
いつから首相の座が、私有財産になったのか。
そして、「若い人に」と繰り返す事で、有る人物の復権を絶対にない物にしたいと言う魂胆が、アリアリである。
醜い。
国を建て直す、一番能力の有る政治家を、自分と共連れに葬り去ろうとしたいのだ。
自分との「差」が、あまりにも際立って見えてしまうだろうから。
そして何だと！？
辞めさせたくて、寄って集って足を引っ張り始めた「執行部」の方から『有終の美』だ！？
気が狂ったか。
このような、祖国を滅ぼす事も厭わず、権力の座にシガミツク、国の疫病神以上の酷い人物に、何が有終の美だと言うのか。
「刃物を持ったキチ◯イ」に、有終の美など、大たわけである。
ただひたすら、自己保身にのみ全神経を集中させて、ありとあらゆる「ペテン」やら「インチキ」やら「不正」やらを繰り出して、震災の復興も、原発事故の後始末も、何もかも中途半端に放置し、福島県を「人が住んではならない」土地にしてしまって、それを更に拡げようとしている。
多くの子供達に、疎開させる事を拒み、平気で汚染されている食材を給食に使わせ、それを食べる事を強要し、雨中で体育行事を強行し、正確な汚染状況は隠蔽し、個人の出来る範囲で身を守ろうとする市民達の自衛行為を「風評」の当事者と恫喝し、避難所では自殺者まで出しておきながら、自分は高給レストランをはしごする。
そんな奴に、「有終の美」だと。
許せない。
絶対に。
末期菅に全身を蝕まれる祖国を、座して見ている者の身にもなってみろ。
そして、この害毒首相に肩入れをするこの人。
▶＜亀井代表＞菅首相のもと、３次編成を（毎日見出し）
＞国民新党の亀井静香代表は６日の記者会見で、震災復興のための本格的予算となる１１年度第３次補正予算案について「今その中身を検討しなくていいのか。後の人が考えてくれと言うのなら今の首相はすることがなくなる」と述べ、菅直人首相のもとで編成作業を進めるべきだとの考えを示した。
＞亀井氏はこの後、官邸に首相を訪ね、１１年度第２次補正予算案など首相退陣条件３案について「あとは国会の仕事だ。首相の仕事ではない」と指摘し、３案成立を首相退陣に結びつけるのはおかしいとの考えを伝えた。
【毎日新聞／7月6日(水)22時6分配信】
郵政民営化を元に戻す事だけが「結党意義」であるこの人にとって、次期政権で「政権」に留まれる保証が無い以上、何とか現政権で、郵政法案を通過させたい。
その一身で、清濁合わせ呑む、では無く、「毒を喰らって」も自らの主義を通したいのだろう。
彼の焦りは理解出来なくも無い。
だからと言って、国益を守る為に、それ以上の国益を損なってどうする、と言う話である。
一頃、迷走する仙谷菅直人内閣を、まともな方向へと修正するべく取っていた行動が、今や一変してしまった。
元々「信じてはいけない人」であるとは思っていたが、ここへ来て一気に鍍金がはげ落ちてしまった様だ。
はっきり言って、いい加減にして欲しい。
▶亀井代表「民主党はアナーキーになっている」（讀賣見出し）
＞国民新党の亀井代表は６日、菅首相と首相官邸で会談し、松本龍前復興担当相の辞任と後任人事に関し、民主党の安住淳国会対策委員長が首相を批判していることについて、岡田幹事長に注意するよう求めた。
＞亀井氏は会談後、記者団に「民主党執行部が首相の人事権にまで要求するようなことを平気で言っているような状況は、あまりにも目に余る。これでは政権が成り立たない」と怒りをあらわにした。
＞亀井氏は会談に先立つ記者会見でも「安住氏は（自分が偉いと）勘違いしているんじゃないか。国対委員長と相談した組閣なんて、自民党だってやったことがない」と安住氏を名指しで批判した。さらに、党執行部が首相を公然と批判する民主党の現状について、「アナーキー（無秩序）になっている。極左の内ゲバより程度が悪い」と皮肉った。
【讀賣新聞／7月6日(水)19時36分配信】
周知の事実を、わざわざ言っても誰の特にもならない。
小沢一郎を外した民主党は、所詮「学芸会」に過ぎない事は、最初からわかっていることだ。
それなら、さっさとその「老獪な手腕」を生かして、さっさと菅直人を引きづり下ろしたらどうか。
それでこそ、日本新党の存在価値を示せると、言う物だろう。
チョロチョロ動いて、変な行動をとっているだけでは、その内誰からも相手にされなくなってしまうのですよ。
「やめるという、あるいは退陣と言う言葉を、私自身も私自身に対して使ったことは私自身ない」（菅直人）
誰か、藁人形と五寸釘を！
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