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核武装と改憲の野望を企んだ亡国政治の破綻と日本を放射能地獄にした『中曽根大震災』
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/218.html
投稿者 カクジツ大納言 日時 2011 年 8 月 18 日 18:34:23: EwpKUW8G9UUt2
 

3・11地震は巨大な津波を誘発して東北地方を襲って、東京電力の福島原発の核爆発による放射能汚染の大災害を発生させ、三万人にのぼる犠牲者を出すに至っている。だが、長期的に見ると数百万人を超えるがん患者を生み悲劇を拡大するはずであり、これは半世紀余り日本の政治を独占し日本列島を利権にして食い荒らした、自民党の悪政がもたらせたことは疑いの余地がない。
メディアは東京電力の不手際を執拗に攻撃し続けており、丸で電力会社が極悪人のように扱って叩きまくっている。確かに東電の責任が重大なことはもちろんだが、誤ったエネルギー政策を推進した通産官僚と利権政治で甘い汁を吸った自民党の政治家の中で、核武装を狙った国防族の責任が最も大きいことを見失っている。特に原子力の平和利用を口実に使いアメリカの軍産複合体の手先になり、通産大臣や首相として日本中に原発建設を推し進めた中曽根康弘が、核武装を狙ってプルトニウムを蓄積していた事実を知るならば、原発爆発の最終責任者は中曽根だと言うことになる。
このことを日本のメディアは明言して然るべきだのに、口を閉ざして何も言おうとしない状態が続いている。そうした中でそれを30年前から執拗に追及し続けたのが、アメリカから中曽根のファシスト革命を警告していた藤原肇である。彼が書いた『虚妄からの脱出』の中には「60年アンポとファシスト革命の失われた環」という記事があり、一部のジャーナリストは中曽根の悪辣な野望についての暴露に注目していた。こんなことは我々のような記者仲間で20年前までは常識だったが、最近の若い記者諸君は昔のことは全く知らないので、勉強不足だからロッキード事件や殖産住宅事件も知らないでいる。だから中曽根のやった悪事のことなどは知らないので、原発は安いエネルギーだと思い込んでいるために、今回の原発の方首脳漏れを単なる事故だと扱ってしまい、その背後に核武装や改憲の動きがあることにまで考えが及ばないのだ。
ところが、物事の背後に何があるかまで考える者にとっては、最近出た「現代医学と日本政治の病理を抉る」という副題を持つ『生命知の殿堂』に、次のような『中曽根大震災』についての記述があるのを読み、これは鋭いと思って注目せざるを得なくなる。
「今回の東日本大震災の大規模な天災で、東北地方では予想外の津波で大災害を生んだが、東京電力の福島原発の大爆発は、中曽根首相が全力をあげて推進した、核武装のための原子力発電政策により、日本列島を生き地獄にしたものであり、3・11地震の悲劇は[中曽根大震災]と呼ぶべきものだ」。これは問題の本質を正確に指摘した鋭い発言である。
http://www.hikaruland.co.jp/books/2011/07/27153403.html
更に続けて書いてあることは、「それに加えて、能力がないことが早くから証明されていたのに、権力にしがみついて幼稚な政争に明け暮れた、菅首相の判断力のなさと行き当たりばったりにより、日本は全世界に対して放射能汚染で、加害者の立場になる犯罪を放置し、生命の尊厳を損ない続けたのである。何と悲しい、そして恥ずかしいことだろうか」

藤原記者と岡田記者の対談は、菅内閣が隠れ中曽根政権だと暴露しているが、この二人は第新聞に所属しているサラリーマン記者ではなく、既に20年以上も昔に活躍して第一線から引退した、我々の仲間に属すベテランのジャーナリストだから、問題の背後に潜む核心について掘り下げる力を持っていることは、何に注目しているかを見ればすぐに分かることなのである。
http://voicevoice.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-93dd.html

菅直人が中曽根康弘と李登輝を尊敬して、この二人の反動政治家を高く評価しており、その路線を評価していると発言したことは、菅首相が独裁的な権力者に対して持つ、潜在的な追従願望を思わず表明した記録だった。
http://ceron.jp/url/sankei.jp.msn.com/politics/news/110614/plc11061420020026-n1.htm

中曽根がCIA人脈に組いられていたことは、上記の藤原と岡田の両記者の対談の中で、藤原記者が「若いころの中曽根はアメリカで研修し、キッシンジャー人脈に組み入れられたが、その手配師が国際戦略研究所(SAIS)のセイヤー教授で、彼はCIAの元 アジア太平洋州部長を歴任しており、中曽根の名で英文論文まで書いている。中曽根が首相だった一九八 〇年代の半ばは、日本における原発建設の最盛期だった。実際、通産官僚を動かして強力に原発を推進したのが、核武装論者である中曽根首相でした」と指摘したように、歴史的な事実として良く知られている。
CIAと自民党の関係についての資料は、詳細なために煩雑な印象を与えるが、次の新聞資料の検討で浮き彫りになる。
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/cia_funded.html

それに加えて、台湾の李登輝元総統は著書をPHPから出版しており、反動国家主義者の小林よしのりと対談本を持っているように、日本の国家主義者と緊密関係を持つ政治家あり、台湾の独立路線を推進した功績があるとはいえ、サンケイ路線と結ぶ国民党首として蒋介石の弟子である。しかも、PHP研究所は松下政経塾の司令塔を果たし、関西を拠点にした反動の砦であることは、政治評論家の本沢二郎が次のように指摘し、「 取材で判明したことは、松下政経塾の司令塔がほかに存在した。PHP研究所だ。ここは表向き出版社である。出版物からその思想傾向は明瞭である。松下幸之助の思い入れはナショナル(民族主義)であった。政経塾思想は、偏狭な民族主義と決めつけても間違いないだろう。特に共産主義・共産党認識は、自民党の右翼議員と共通する」と書くが、なぜ菅内閣が松下政経塾出身の政治家により、支配されているかが明らかになるのである。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51889761.html

しかも、政界と財界だけでなく学者たちも、原発推進の手先として暗躍しているが、国民はこうした事実に関して全く何も知らないでいるのだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/920.html

原子力発電と核武装の背後には、常にアメリカの影が見え隠れしているのに、どうして最近のメディアはこういう捉え方をして、国民に真実を知らせる努力をしないのかと情けなくなるのである。
http://www.assert.jp/data/2011/40103.html

また忘れてはならないことは、改憲派の暗躍もあることを見抜いているコメントに対して、こういう大事な視点が最近では不足していると思わざるを得ない。平和憲法を改めて核武装する路線は、国家としての日本解体をもたらせるのである。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/kenpo04.htm
 

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コメント
 
01. 2011年8月19日 23:57:31: vvlBaTcmvc
何曽根の罪は大きいのに、日本人はそれを糾弾断する勇気さえ失ってしまった。メディアによる洗脳の威力はすさまじいものだ。

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