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菅直人首相は「7つの大罪」という失政の責任に頬かむりし、「燃えカス」となって、退場する(板垣英憲)
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/565.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 8 月 27 日 10:30:49: dkOnWN./sADdA
 

◆菅直人首相が8月26日の民主党両院議員総会で、やっと正式に代表辞任を表明した。政権にしつこくしがみついていたのが、まるでウソのような淡々とした辞任表明であった。無能・卑怯な菅直人首相を苦しめた「3重苦」(@普天間基地移転合意ATPP参加約束B米国債債務免除文書へのサインとぜ名世界に向けての記者会見)から逃げ切り、やっと解放されたという安堵感が、その表情に滲み出ていた。
 これしきのことが重荷になり、苦痛を感じるなど、そもそも総理大臣としての資性が欠落していたのであり、総理大臣になるべきではなかったのだ。
 総理大臣に就任した政治家や総理大臣になろうとする政治家について、「総理大臣の器である」とか「器でない」とか言う言い方があるけれど、言葉の使い方としては、間違いである。総理大臣は、いわゆる優れた人物のことを言う「君子」であるべきであり、孔子の教えを記した「論語」の「為政第二」には、「子曰、君子不器」(子曰く、君子は器ならず)とある。すなわち、君子とは、「器」そのものではなく、「器を使う人」を意味している。総理大臣は、自分がだれかに使われる立場にあるのではなく、部下である閣僚や官僚たちを使いこなさなければならないのである。
 ところが、菅直人首相は、高級官僚たちを上手に使いこなすことができず、官僚組織全体をうまく動かせなかった。それどころか、サボタージュをされてきた。
 このブログにおいては、菅直人首相就任当初から、旧帝国陸軍の将官・参謀のための指導書「統帥綱領」(大橋武夫著)の次の記述を何度か引用して、菅直人首相の将帥としての資性や統率力などを問題にしてきた。
 「将帥の具備すべき資性としては、堅確強烈なる意志及びその実行力を第一とし、至誠高邁なる品行、全責任を担当する勇気、熟慮ある大胆、先見洞察の機眼、人を見る明識、他人より優越しありとの自信、非凡なる戦略的識見、卓越せる想像力、適切なる総合力を必要とす」
 いまの日本の総理大臣は、陸海空3自衛隊の最高指揮官、つまり、軍隊を動かす統帥権を握っているので、将帥に求められる「10の資性」を具備していなくては、その重責を担えないのである。
 @堅確強烈なる意志
 A実行力
 B全責任を担当する勇気
 C熟慮ある大胆
 D先見洞察の機眼
 E人を見る明識
 F他人より優越しありとの自信
 G非凡なる戦略的識見
 H卓越せる想像力
 I適切なる総合力
 菅直人首相は、これら「10の資性」をことごとく具備していなかった。とくに、その「無責任さ」においては、天下一品であった。中国漁船衝突事件では、外交的処理を那覇地検の次席検事に押し付け、本来は、国民に公開すべきビデオの流出事件では、命を張って領海警備に当っている現場の海上保安官を処分することで、事件の幕引きを図った。この結果、菅直人首相は、国内だけでなく、全世界に向けて「B全責任を担当する勇気のなさ」を露呈してしまったのである。
◆自民党の小坂憲次参院議員が8月11日の参議院予算委員会で、質問に立ち、菅直人首相の在任1月2か月の政治運営を失政と決め付け、「震災発生から今日で、まる5ヶ月、復興が進まない原因は菅直人という政治家、そして民主党という政党の体もなしていない集団・烏合の衆にある。そんな集団を政権の座に居坐らせてはいけない」と断罪し、それを「7つの大罪」としてまとめ、厳しく批判した。「7つの大罪」とは、以下の通りである。
 1.実現不可能なマニフェスト
 2.思いつきの政策
 3.法に基かない行政
 4.不適切な組閣人事
 5.危機管理能力の欠如
 6.政治と金の問題
 7.国益を損なう外交
 これらのキーワードだけからでも、国民の多くは、具体的な出来事を容易に想起することができるはすである。
◆しかるに、菅直人首相は、8月23日の参院財政金融委員会で、たちあがれ日本の中山恭子参院議員の質問に「間違ったから責任をとるのではない」と声を上げて反論したという。朝日新聞は8月24日付け朝刊「4面」で、以下のように報じている。
 「「総理を辞すると決意したのは、何か間違ったことをやったから責任を取るということはまったくありません。まったくありませんー」。菅直人首相は23日の参院財政金融委員会でそう声をあげ、辞任決断に至った理由を語った。たちあがれ日本の中山恭子氏の質問に答えた。首相は、6月2日の内閣不信任決議案採決の前の党代議士会での「辞任表明」の発言について、「多くの仲間が(不信任案に賛成して)造反すると、内閣として機能しなくなってより混乱を国民に与えることになる」と説明、辞任時期とした原発対応などでの『一定のめど』について責任を果たしたとし、『党内に向けての約束をきちっと果たすことが、まさに政治家のけじめだ』と答弁した」
 「7つの大罪」という言葉が象徴する失政の責任を取って辞任するというのでなければ、なぜ辞任するのか説明する必要があるのに、答えられない。どこまでも、責任感のない文字通り無責任な総理大臣であった。。統帥綱領は、「将帥の価値は、その責任感と信念との失われたる瞬間において消滅す」と記しており、菅直人首相はいまや、まさしく「燃えカス」と化して、首相番記者からも逃げるようにして、さびしく退場する。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/3f0063993c003496c349c8be9f88e69b  

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コメント
 
01. 2011年8月27日 13:21:49: i0kN5UrnYE

26日、前原陣営が国会内で開いた決起集会。
300人収容できる大会議室に現れた国会議員は40人を切った。
仙谷由人代表代行(官房副長官)や前原氏が、菅政権の中枢を担いながら、最後は「反菅」に転じたことが、党内の反発を招いているとの見方が強い。
http://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/29ccca663b23645d9044876e57310274

民主・自民の幹部の中で東電原発の巨額利権と日米安保詐欺同盟の巨大軍事利権と繋がっていないのは菅直人だけである。
驚くべきことだが日本腐敗構造の利権に繋がっていない幹部政治家は菅だけなのだ。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/kaisuityunyu01.htm
東電のウソを見抜き、敢えて東電本社に乗り込み、「破損原子炉を放って撤退する」と怒鳴り散らす東電に「東日本はなくなってしまう、無責任な撤退をするな、と菅首相は厳命した。
東電・原発利権に飼育されて来た腐敗自民党では決して出来なかった。
民主党でも東電に飼われた原発推進派では東電の言い成りだっただろう。

菅がいま腐り切った財界の日本構造に叩きまくられる所以である。

http://www.asahi-net.or.jp/~AM6K-KZHR/wgendai.htm


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