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中野剛志氏 TPPで日本が滅ぶ [書き起こし](ひめのブログ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/247.html
投稿者 そのまんま西 日時 2011 年 9 月 07 日 23:51:24: sypgvaaYz82Hc
 

中野剛志氏 TPPで日本が滅ぶ [書き起こし](ひめのブログ)

【超人大陸】2011.2.7
TPPで日本が滅ぶ
http://www.choujintairiku.com/nakano1.html

TPPが分かりやすい動画だよって教えてもらったんですけれど

紹介しようと思ってた翌日、
ニコニコからもユーチューブからも削除された(-д-)チーン

本当は全部見てもらうととっても分かりやすいんですけど、30分以上あるので・・・

お忙しいかたの為に、ざっと書き起こししました(´∀`)

**

こんにちは。私はあの、中野剛志と申します。

いま京都大学の、都市社会工学を専攻というところで、助手をやっております。

経済産業省というところで、だいたい15年弱ぐらいムダな時間を過ごしてまして、6月から出向という形で、京都大学の方に行っております。

今日はですね、お招きに預かって、みなさまに、いま話題になってるTPPについて。私の思っているところを述べたいと思ってます。

ただ、一方でですね。わりと私のその、TPPの議論というのは、新聞とかネットで無料に、勝手に流れてしまってですね。そこでわりと話していることもございます。

今日はですね。せっかく超人大陸に出させていただいているので、ここで初めて話すようなお話を主に話しますので。

TPPというのは今日話すことだけじゃないんですけども、まぁそれはいろいろ出回っているものを見ていただくとして、いろんな問題点があります。今日はその辺りをご説明したいと思います。

まず、簡単に言いますと、TPPというのはアメリカが仕掛けてきた自由貿易協定なんですが。

交渉参加国でいまルール作りをしているところなんですね。

ポイントは、日本は自由貿易協定を、だいたい11カ国と結んでいるんですけども。
普通の自由貿易協定とこれが違うのは、簡単にいえば過激だということ。

自由貿易の度合いが激しい。

要は、「原則関税撤廃を」「即時」とかですね。あるいは、物の貿易だけでなく、サービス、つまりその金融、医療、法律とか、人の移動労働者‥そういったものを自由にする、包括的な協定なんですね。

そこの辺りが過激というわけで。
 
自由貿易が大好きな人たちは「先進的だ」とか「高度だ」とかいった言い方をするわけで。「TPPは高度な貿易協定」といった形で報道されているわけなんですけれども。

それは「自由の度合いが過激だ」という意味であって、「国民にとっていいかどうかっていうのは、全く別だ」ということをきちっと理解することが重要です。


これはその、端的に言えばですね。「アメリカの戦略の一環」という理解が必要で。

その前に、アメリカがどうしてそんな戦略に出ているかということを理解する必要がある。


若干迂遠なんですけれども、2008年のリーマンショックという大きな変動があったと。これのちょっと前ぐらいからさかのぼって話さないと。

リーマンショックで世界経済の構造が変わったといことが関係があるんですね。

これがその、図なんですけれども。リーマンショック前までの世界経済の貿易構造の図です。(http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774373.html

2002年から06年くらいまで日本も輸出主道で景気が回復したと言われておりますが、その時の世界経済傾向がこうです。


ご覧いただきますと分かりますように、矢印の大きさとか、向きをご覧ください。

結局何かと言うと、


東アジア、中国が急成長したと言われているですけれども、東アジア、中国の輸出先はアメリカとヨーロッパなんですね。


日本の輸出先は東アジアにもたくさん輸出しているんですけど、結局、最終消費地はアメリカかヨーロッパっていうことで、東アジアは最終消費地じゃないんです。


東アジアは日本から輸入したものを加工組み立てして、最終消費地であるアメリカやヨーロッパに輸出していたと。特にアメリカなんですね。


で、アメリカは一方的に輸入をしている構図で、輸出はあまりしていないというのが見てとれると思います。

これは、何でアメリカがどんどんどんどん輸入をしていたかっていうと、これが所謂、住宅バブルが起きていて。

2002年くらいから住宅バブルが起きていてみんな景気がよかった。これが、2007年にサブプライムという危機で住宅バブルが崩壊したということで。


要はですね、2000年代のグローバル化とか、東アジアの成長とかいうのは結局のところ、アメリカによる住宅バブル。ヨーロッパもアメリカによる住宅バブルの影響で金融資産などが膨れ上がっていったと。結局そういう事なんですね。


だとすると、アメリカで住宅バブルが崩壊してリーマンショックが起きたとすると。
アメリカが引っ張っていたグローバル経済というものがダメになったと、そういう事です。


アメリカはですね、もう輸入はできない、自分たちは輸入で世界経済を引っ張ることはもうできない。

むしろ不景気になったので輸出をしなきゃいけない。消費ばっかりしてるんじゃなくて、輸出をして雇用を増やさなきゃいけない、貯金もしなきゃいけないと。こういう事なんですね。


したがってオバマ大統領は昨年の演説で、「今後5年で輸出を2倍にする」と言っていると。

これは一体どういうイメージかというと、アメリカが輸出を2倍にするというのは、1ドル70円くらいじゃなきゃムリという議論もあるくらい、そのぐらいアメリカは輸出戦略に出ているということです。


これを裏付けるのが、APECオバマの演説なんですね。オバマ大統領が輸出戦略を取っているというのはですね、「アジアからの輸入はもうやめて、アジアに輸出したい」ということなんですね。


TPPはその輸出戦略のうちのひとつなんですが、それはアメリカの陰謀でもなんでもなくて。

アメリカ大統領はわざわざ横浜にお越しになって、公の場でそうおっしゃってるんですね。だからウィキリークスなんかでTPPの本体とかそういうのを探す必要もなくて、もうばればれなんですが。


なんて言っているかというと、ここですね。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774372.html

アメリカが今後5年で輸出を倍増させる「国家輸出戦略」を説明したあと、こう言ってる。


「それが、今週アジアを訪れた理由の大きな部分だ。この地域で輸出を増やすことにアメリカは大きな機会を見出している」


この地域‥日本人は勝手にですね、「ああ中国か」と思うわけですけど。悪いけどお前ら日本人も入ってるんだよ、という事なんですね。


で、あからさまにこう言ってんです。


「国外に10億ドル(約825億円)輸出するたびに、国内に5000人の職が維持される」


要はですね、アメリカの雇用を増やすために輸出するんだと。わざわざAPECにまで来て、国際会議の場で国内向けに喋ってるんですよ。

どうしてこんなみっともないことになっちゃったかというと、オバマ政権いますごいヤバいんですよね。中間選挙でこの前負けて、ねじれ国会になって、、非常に基盤が危ない。
失業率がすごい。10%近いっていう状態で。しかもですね、20代の黒人は17%にまでのぼっている。というすさまじい状況になっていて。


雇用を増やすと言わないと政権がヤバいので、これは国内向けに言ってるんですね。


「巨額の貿易黒字がある国は輸出への不健全な依存をやめ、内需拡大を取るべきだ。」


巨額の貿易黒字があって輸出へ不健全な依存をしている国‥あー中国か‥と思うんですけど、悪いけどお前ら日本人もだぞ、とこういうことなんですね。


「いかなる国も、アメリカに輸出さえすれば経済的に繁栄できると考えるべきではない」


もう輸入はしない、輸出をすると言っているわけですね。


まぁ輸出をアメリカにするつもりは日本人はないよ、東アジアの成長だと言うんですけど。先ほどの図にあったように、東アジアの成長は結局のところアメリカに引っ張られていったと。

いまその中国はGDP日本を抜かしたとかですね、いろいろ言っているんですけど。


一方で中国はいまものすごいバブル、インフレ、めちゃくちゃなことになっているんですね。

これは中国がめちゃくちゃな金融緩和と財政出動をやりまくったんですね。そうしないと危ないから。リーマンショックの後そのくらいやらないとまずかった。


ところがそれをやりすぎて、いまものすごいバブル、これはこれでヤバいということで、いまバブル退治にやっきになってるっていうのが今の中国で。

そこに向けて輸出を伸ばせるといってもこれはバブルですので、そのうちはじけると、こういう状況です。


いずれにしても、アメリカがもう経済引っ張らないという事を言い出した。それから、アジアはアメリカに引っ張られてたんだという事ですね。


じゃあ日本も結局のところ、日本はアジアに輸出していたと思っていたら実はアメリカに輸出していた。でアメリカにはもう輸出はできない、そういうことなんですね。


アメリカはTPPをしてどのようにして輸出を伸ばそうとしているのか。

実はですね。中国との関係でアメリカは輸出を伸ばそうしているんですけど、中国は自分の元を安く固定しているという問題があって。


要は中国は輸出を自分達も伸ばしたい。中国とアメリカはいまトラブルが起きているんですが、この前ニュースでありました通り、中国はアメリカから200機の飛行機を買うと。これは3.7兆円くらいの商売なんですね。これでアメリカと手を打とうとしている。


中国は元を固定しているということで、もうにっちもさっちもこれ以上いかないということで。次のターゲットは中国より消費重要が大きいアジアの国。日本であります。

さて、TPPでですね。

TPP推進派の人たちはですね。「アジアの成長を取りこむんだ」とかですね、そういう事を言っているんですね。ところが、、、
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774371.html

これが貿易交渉参加国に、日本を仮に加えてGDPを図ったところですね。青がアメリカで赤が日本。

要はアメリカと日本だけで90%。ここの緑色のところがオーストラリアで、残り7カ国で紫なんですね。

これは日米貿易なんですよ。

アメリカはこのTPPで輸出をアジア地域で伸ばすと言っているんですけど、ここで伸ばす輸出先は日本しかないんですよね。


日本は「アジアの成長を取りこむんだ」っていきがるのはいいんだけれども、この中で輸出先はアメリカしかないんですよ。


そのアメリカが「もうオレたちのところに輸出をしないでくれ」と言って、アメリカこそが「アジアに輸出をするぞ」と言って、日本がターゲットだと、こういう事なんです。


もうひとつですね。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774374.html

TPP交渉参加国の外需依存度、GDPにおける輸出の割合なんですけども。赤の日本。
日本以外で日本よりも外需依存度が低い国は、アメリカだけなんですね。


日本以外の国は日本以上にぜんぶ輸出立国で、シンガポールとマレーシアはなんと、GDPよりも輸出の額の方が大きい、そういう国なんです。

つまり国内市場なんて無いんですよ。さっきの規模のシェアでも小さいし、外需依存度が高い国ばっかりなので、「成長を取りこむ」「輸出をする」と言っても輸出をする先が無い、そういう事でございます、ということです。

さて、こういう風にですね、アメリカのTPPのターゲットは明らかに日本なんですね。そうAPECでオバマ大統領は名言してる。


同じ日の、我が首相の演説がこれです。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774375.html

えー、ご覧いただきますと分かりますが、カンタンに言うとですね。もうご案内だと思いますけれども。横浜でAPECをやったという事にちなんで「日本はいままた国を開きます」とかですね、ご機嫌で言ってるわけですね。


これはですね、ここで書いてある通りで、


「国を世界が開いています、日本も開かないと時代の流れに取り残されます」と。

「発展著しいアジア太平洋地域との成長とともに歩みます」と。こう言ってるわけですね。


だけどさっき言ったみたいに、発展著しいアジアというのはアメリカ依存だったうえに、TPP参加国の中に発展するアジアは無いんですよ。
輸出先はアメリカだけですというわけなのに、こういうおめでたい事を言っていると。


それ以前にですね。なんで日本がいま国を開かなきゃいけないんだと。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774804.html


こちらの図は、平均関税率です。

青が全品目の平均関税率。赤が農産物の平均関税率ですけれども。


日本の全品目の平均関税率は、アメリカよりもヨーロッパよりも韓国よりも低い。
農産物に限っても、EUよりも低い、韓国よりはもう明らかに低いんですね。


関税率うんぬんかんぬんよりも、日本の食糧自給率は低いわけですから、既に農産物は輸入しまくってるわけで。
これのどこが鎖国なのかと。輸入しまくってるじゃねぇかと。


日本は国が、開かれすぎてるくらい開かれているんですね。にも関わらず、先ほどの菅首相は自らですね、「国を開きます」と。

開くものもないのに開きますと。もっとまずいのはですね。国際交渉の場で、自分から「国を開きます」と。裏を返せば、我が国は閉鎖的な国なんですとアピールするって、信じられない事ですよ。


80年代から90年代初頭くらいまでは、アメリカとの間で貿易摩擦がありました。

その時アメリカが「日本は閉鎖的な国だ」と騒ぎまくったとき、当時の日本政府は、先ほどの平均関税率とかを見せて「日本は充分に開放的だ、アメリカよりも解放的だ」と一生懸命反論してたんですね。


ところが今は首相が自ら「国を開きます、閉鎖的だったんです」と言っていると。


ご記憶かもしれませんが、地球温暖化問題とかありました。

日本は世界でもっともすぐれた環境先進国だと言っていいと思います。ところが地球温暖化交渉の場ではいつも負けている。なぜならNGOとかがネガティブキャンペーンを張るからですね。「日本人はまた交渉で邪魔をした」と、そういうことばかり言うと。


それで日本は自国の利益で損をする形で、他の国よりも妥協、譲歩を強いられる。


ことほど左様に、国際的な場での国際的な自国のイメージは大事だし、普通は自国を良く見せようとする。

だから普通は、さきほどのアメリカ。あのオバマ大統領の言い草だと、「輸入ばかりしてたんだから輸出してもいいんだ」と、「それが我々の当然の権利だろ」と言っている。本当はアメリカは日本よりも閉鎖的なのに、ですよ。


ところが日本は首相自らネガティブキャンペーンを張っている。


よくですね、「日本はルールを有利にするために早く交渉に参加したほうがいい」と、「参加すべきだ」と言うんですけど。

もう試合には負けてるんですよ。試合に入る前に降りちゃってると。これでは交渉にならないということですね。


追加的に、オバマ大統領の先日の一般教書演説でですね。

この一般教書演説を読んで私の印象、率直に申しあげると、極めて内向きです。
当然で、先ほど申しあげたように、もうオバマは政権基盤がヤバいので、雇用を増やしますと、アメリカ人のために雇用を増やしますしか言うことがないんですね。


一般教書演説というのはアメリカの施政方針演説なんですが。

「TPP、日米主導でアジア太平洋地域の新たな貿易ルールを作る」とか、日本では勝手にそういうことを言ってる人いるんですけど、それなら一般教書演説でそう言う筈ですね。


TPPっていう事は言ってないんですよオバマは。それどころか私は検索しましたけれど、自由貿易、フリートレードという言葉すらですね、一言も言ってない。そういう事なんです。

だから、アメリカは自由貿易体制を世界をリードして新たにやるつもりなんかこれっぽっちもない。
それどころじゃないんですよ、いまのアメリカは大不況で。そういう事なんですね。


したがって、貿易関係、ぜんぶピックアップしました。これだけです。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774802.html

ご覧いただきますと、またね、輸出倍増戦略のことを言ってる。

それからこういう事を言ってる。


「最近、我々は、インドと中国との合意に署名して、250万人の雇用を産んだ」と言ってるわけなんですね。また雇用ですよ。「中国との合意」というのは先ほどの飛行機200機ですよ。アメリカ大喜びした、それを誇らしげに言ってるんです。これがアメリカです。

よくですね、「アメリカと組んだTPPは中国包囲網だ」とか戦略家ぶって勝手なことを言ってるんですけど。アメリカにとって中国はものすごいお客様なんですよ。なんでお客を包囲するんだよという事なんですね。ばかじゃないのかな?と思うわけですよ。


さて問題のTPPを一生懸命探したらですね、ここにちょっと、あるんですけど。

アメリカの雇用を促進するような協定にのみ署名するとと言っただろ、
韓国と協定したぞ、
パナマやコロンビアとの協定への交渉もやってるぞ、
韓国パナマコロンビアと同じレベルで、「アジア太平洋そしてグローバルな貿易交渉もやってます」とここでちょろっと言ってるだけなんです。


第1に、この程度の扱いなんですよ。

第2に雇用を増やすためと言っているということなんですね。だからアジアの成長がどうのとか、中国の包囲網だとか、ぜんぶウソっぱちだということで。このことを理解する必要があるということですね。

さてマスメディアとかでですね、いろいろ、TPPが大切だとか言うんですけれども。


いま申しあげたように、アメリカは国際的な貿易ルール、新たな貿易秩序、世界経済秩序を作る、リーダーシップを取るつもりもないし、その余裕もない。


いま何が起きているかっていうと、票の取り合い、雇用の取り合い。つまりアメリカの利権集団が動きだして、日本を食い物にしようというような、そういう個別の動きだけが目立ちます。

例えば、グーグルで。英語で検索をするとTPPの議論っていうのは殆ど出てこないんですが、出てくるのはロビイスト系。つまりポジショントークですよ。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774803.html
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042775545.html


クレイトンヤイター、典型的な農業ロビイストでして、80年代前半に、シカゴ商品取引所の最高経営責任者だったんですね。
この頃アメリカっていうのは金融で世界を動かそうとしていた、その時のシカゴ取引所のヘッドで、先物取引部門の充実の貢献した人物で、農業ロビイスト‥ブッシュ父親の時のなんと農務長官になっています。


今はですね、ワシントンにある法律事務所の上級顧問でロビイング活動をやっている。まだロビイストをやっているんですね。


この人は日米半導体協定などの締結に従事していました。要は日本をどうやって攻略するかというのをよく知っているんですね。

こいつ本当に煮ても焼いても食えないやつで、カナダとの貿易協定についてうっかりこんな事を言ったんですよ。


「カナダ国民は何に調印したのかあいつら分かってない。彼らは、20年以内に単にアメリカ経済に吸収されるだけなのに」


こう言ってるんです。こいつ多分ですね、TPP日本が参加したら


「彼らは何に参加したのかわかっていない」


いや確かに、いま日本のTPP賛成論者はTPPが何か分かってないですから。

オバマは言ってないのに勝手にイメージをふくらまして戦略家気取りで言ってるんですよ。そういう状態です。


このヤイターがですね、TPPについて発言してくれてます。産経新聞という立派な新聞がですね、わざわざ彼のポジショントークをですね、報道してくれてます。


おもしろい事を言っているんですね、なんでTPPが必要か。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774805.html

【TPP問われる開国】
元米通商代表 クレイトン・ヤイター氏
[産経]
http://bit.ly/ikzw7L
2010.12.22
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042774806.html

「日本の若い世代に希望を与えるためにそういう事が必要だ」と言っている。
それから、「日本が不参加となれば競争上不利になるぞ」と、「韓国に負けるぞ」と言っている。

それから「TPP交渉を農業改革のメカニズムとして活用すべきだ」と言ってるんですね。

最後に、「遅れると、乗り遅れると列車は、TPP交渉は、日本を残して行ってしまうぞ。日本は世界の流れから取り残されるぞ」と。

まるで日本のTPP賛成論者みたいなことを言っているわけですよ。全部そうです。

それを、ヤイターが言っていると。それだけでも警戒しなきゃいけないのに、なぜかTPP推進音頭を取っている連中のひとりである産経新聞は、わざわざそれをご紹介をしていると。


おもしろいので、菅直人首相がですね。わざわざダボスに駆けつけてですね、行った講演。これを取り上げてみましょうか。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042775055.html

まず。
「TPPをはじめ、日本の若者たちが内向きになっている」と。

よく言いますよね、TPP賛成のオヤジたちが。近頃の若者は内向きだと。外に打って出なきゃいけない、国際化しなきゃいけないと。

ヤイターもそう言ってるし我が国の首相もそう言ってる。つまり農業ロビイストと同じことを言ってるわけですね。
それだけ農業ロビイストっていうのは何を言えば日本人画気持ちよくなるかっていうのをよく分かっているんですよ。


それと同じことを、わざわざですね、この首相はダボス会議っていう国際的な金持ちクラブの場でですね、わざわざ飛んで行ってそれを説明してるんです。

その次。
「この10年間、日本は足踏み状態だった」と。「日本は世界の流れから取り残されているぞ」と言っていると。

それからですね、「貿易自由化と農業を両立する」と。「農業再生の為になるんだ」と、

「日本の農業は強いんだからいけるんだ」とかですね。まったく同じことを言ってるわけですね。


これだけでも怪しい思わなきゃいけないし。これは本当に、さっきのAPECでの、国を開きますと言ったのと同じ。

こういう自虐的なことをわざわざ国先的な場で言うというのは信じられないですね。

そもそもですね。内向きだとか国際的な流れに乗らなきゃいけないとかですね、そういう事をTPP賛成論者はすぐ言うんですよ。世界の孤児になるとかですね。


そういう人間が一番、国際的な場で通用しないですよ。典型的に通用しない奴らっていうのはそういう連中なんですよ。
自分の事を主張しないで世界に取り残される、長い物には巻かれろ。この連中がいちばん世界で通用しないんですよ。


さっきのグラフで見せたように、TPPに入らなくったって何の関係もない。オバマ大統領も何もそんなこと言ってない。TPPに参加しないと世界の孤児になると思ってる奴って、お前まさか世界の孤児なんじゃないの?こういう事なんですね。

今日のお話の締めくくりに、菅直人。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042775053.html

ダボス会議でこんな事を言っている。

この人本当にこればっかり言うんですけれども、「開国が必要」だと。


まず「日本は150年間に2度の開国をした」と。

「最初の開国は、武家政権による鎖国政策を放棄し」

‥まてと。開国したのは武家政権だぞ、井伊直助じゃないか何を言っているんだ。


開国を武家政権がやったんで、攘夷運動が起きて近代化、明治維新になったということなんですね、初歩的なことも知らないんだなと。


で、「近代化を進めました」と。「2度目の開国は第2次世界大戦後だ」と言うんですよ。ちょっと待てと。それはGHQに占領されてやらされたんじゃないか。


最初のその明治維新は違うぞと。自分たちで戦ったんじゃないか、戦争もやったし、何より関税自主権を回復するために戦った。

関税自主権を回復したって教科書で習いましたよね、小村寿太郎閣下、1911年にやったんですよ。


それからちょうど100年めの今年、2011年に、その関税自主権を放棄するという事を開国の名でやろうとしている。


だいたいこの戦後占領されてやらされたことと、自主独立のためにやったことを同列に開国って言うこと自体みっともないし、

だいたいこんな自分の歴史をダボス会議で言ったって誰も聞いちゃいないですよ。

聞いちゃいない上にですね、我々は外国の外圧におかされて良くなったんです。そういう事をですね、海外で、一国の首相が言う、信じがたいですよね。


この人はやくどうにかしないと、国際的な場でどんどんどんどんみっともない事を言い続けますよ。

本当にどうにかしなきゃいけないと思いますね、鎖国した方がいいんじゃないでしょうか。


最後に明治の開国はどうだったかと。福沢諭吉先生の言葉を引きたいと思います。

ご案内の通り、福沢諭吉は開国論者だった、近代化論者だったという事は言われていますが、彼は開国すればいいと言ったわけではないんです。
http://ameblo.jp/000hime/image-10798206042-11042775054.html

福沢諭吉「開鎖論」

難しかな、一国の独立を維持するや‥


まず、一国の独立ということを考えるべきで、それは難しいぞと。開国するか鎖国するかというのはその為にやるんだと。

読み上げるのも野暮なので後でご覧いただきたいと思いますけれども、

自分はやみくもな鎖国という事は言わないけれども、でもある意味鎖国っていうのも必要だと思う。

自分が言ってる鎖国というものはですね、えーここに書いてあるんですけれども。


自分が何者で、相手が何者かという事を明確にしたうえで、自分たちの国を自分たちでどうするかっていうことをに関しては、もう左右を顧みずに突き進むと。これが鎖国であると。そう言ったうえで、次にこう言ってる。

鎖国の策にして果たして行はるべきものならば、断じて速やかに着手せざるべからず

と言っている。

鎖国が必要な時はしろと、従って、鎖国論決して妄誕ならざるなりと。


最後にこう言ってるんです。

そうは言っても、国内の情勢、外の体制をよく見て、いろいろ千差万別検討したうえで、実際に開国すべきと判断したらですね、まぁそういう話もあるだろうと。自分はそういうところから開国するんだと言ってるわけなんです。


ところが、我が国の場合は、自分の国がどうであるかとかすら考えもせず。

外の体制ですら、外向きにならなければならないとか言ってるんですけれども何にも知らないと。

グローバルインバランスのことも知らないし、一般教書演説のこともしらない。

アメリカが何を考えてるのかもしらない。で、開国ということを言っていると、そういう事なんですね。


http://ameblo.jp/000hime/entry-10798206042.html  

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コメント
 
01. 2011年9月08日 00:57:48: 0OIHAGgZmE

簡単に言えば、金に困ってるアメリカが、最も付加価値が高く金になる金融、医療、法

律分野で、日本の富を自分たちに有利な協定作って掠め取ろうと言うことでしょ。


02. 天橋立の愚痴人間 2011年9月08日 07:37:36: l4kCIkFZHQm9g : M1dRyg1AKE
福沢諭吉の鎖国論まで飛び出した、大所高所からの経済と国家の分析です。

アメリカ、日本などはむしろ外需依存率が低い国あると、よく言われていますが、それでいて失業者を多く抱えている。
それでアメリカはTPPを持ち出し、輸出を増やすことで雇用を確保する計画と聞く。

このことの中に、大きな矛盾が内在する。

一つはGDPが大きな先進国といわれている国が外需依存率が比較的低く、多くの失業者を抱えている。
GDPが大きく、外需に頼っていないということは、内需が好調であり、国内経済は円滑に推移していることになるのではないか。

一方で、シンガポールなどアジアの諸国では外需にGDPの半分を頼る国の国民生活のレベルが低く先進国の輸出を受け入れる余地がない(価格競争で先進国の勝ち目がない)。
所謂、生産コストの差が、雇用の問題として存在する。
それが解かりながら、ガムシャラに輸出で困難を乗り越えようとする。
冷静に考えて、生産コストの差がなくなれば、外需に頼る比率に関係なく雇用が安定するかと言うことである。

生産コストの差の大きな要素に人件費がある。
現在、世界の趨勢は、合理化などで生産コストの差を埋めて強引に外需を拡大することで国内の雇用を安定させることに執心している。
そうしても、生産コストの差が均一になるかと言えば、それも永久に至難の業。
仮に均一になった暁には貿易の総量が萎縮することになる(貿易の必要性が縮小する)。
結局、結果は同じで、雇用の問題は解決できない。

それは、現代社会の経済的困難な理由を、穿き違えて認識している事からくる矛盾であるのである。
現代社会は、一部に問題があるとしても、商品の生産力が、必要な基準より遥かに増大していることである。
要するに、競争して誰かに買わさなければ、生産が止まり失業者を出すのである。
資本の強欲と言う面で推し量っていては、実態が把握できないのである。

資本主義経済のシステムは、総量的に行き詰まっているのである。
ここで鎖国と言う観念が登場してくることに注目したい。

それが賢明な解決策であるか、否かは別途検証しなければならないが、鎖国とは、価格競争から外れることによって、自国の雇用の安定を図ることであるが、それも一方の問題解決の手段でしかない。
何となれば供給される商品が有り余っている状況では、生産調整という問題が出てくる。
科学技術、生産技術の進歩を止めないかぎり、これも避けられない。
科学技術の進歩を止めることは、さらに大きな人間の進歩を否定するものであり、それによって起きる意欲の喪失は、経済的問題以上に社会を疲弊させる。

残された手段としては、産業構造の配置転換である。
生産活動を量的にではなく、質的に調整することである。
これは国家の価値基準によることが要求される。
共生社会を想定して、そのためのルールつくりの中で、産業構造を構築する理念の確立が要求される。

自分と長い、引用文でしたが、内容には、この様な問題を内包している文章と考えました。


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