ホントか？代表選１回目の投票で小沢グループ票が野田氏へ回っていた？
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2011-09-11(01:40) :「日々担々」資料ブログ

細川元首相の影もちらつく野田佳彦内閣と民主党新執行部の人事から分かる4つの特色
歳川 隆雄
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19087
（現代ビジネス2011年09月10日）

9月2日午後の発足した野田佳彦政権と民主党新執行部のラインアップを見ると、4つの特色が挙げられる。キーワードと言ってもいい。1.松下政経塾2.旧日本新党3.バランス人事4.財務省---である。

　先ずは松下政経塾出身者。政府側から野田首相(第1期生)、玄葉光一郎外相(8期生)、長浜博行官房副長官(政務担当･参院議員=2期生)、松原仁国土交通副大臣(2期生)、党側から前原誠司政調会長(8期生)、樽床伸二幹事長代行(3期生)、武正公一財務委員長(5期生)である。

　次は、93年総選挙で日本新党から立候補･当選を果たしたのは、政府の野田首相、藤村修官房長官、中川正春文部科学相、長浜官房副長官、牧野聖修経済産業副大臣、五十嵐文彦財務副大臣、党の前原政調会長、樽床幹事長代行である。

　三番目のバランス人事だが、改めて指摘するまでもなく、小沢一郎元代表に近い輿石東参院議員会長を政権党幹事長に起用したことは特筆すべきことである。輿石氏は小沢系と言えるが、実は小沢氏のかつての後見人であった故金丸信元自民党副総裁に近かった。金丸氏との緊密な関係を築くことができたのは、輿石氏のボスであった故田中一郎元日教組委員長の紹介による。

■戦後二人目の首相秘書官人事

　それはともかく、「カネ、公認権、人事」を握る幹事長に輿石氏を起用せざるを得なかったにしても、幹事長代行に非小沢の樽床氏を据え、「小沢間接支配=輿石支配」に歯止めをかけている。加えれば、筆頭副幹事長に親小沢の鈴木克昌前総務副大臣(「一新会」会長)を指名するなど心憎い配慮が見られる。と同時に、党資金の管理を担う財務委員長に武正氏を配置しているのだ。

　一方、絶大な権限を与えられた党政策調査会の会長に前原氏を起用、そして仙谷由人前官房副長官を会長代行に指名して前原支援体制を確立したうえで、会長代理に小沢氏側近の三井辨雄前国土交通副大臣を起用している。さらに付言すれば、前原･仙谷ラインの強力化を危惧する声が小沢グループ内から噴出したと見るや、野田首相は最高意思決定機関として政府･民主三役会議の設置を発表した。

　すなわち、野田首相、藤村官房長官、輿石幹事長(親小沢)、前原政調会長(反小沢)、樽床幹事長代行(非小沢)、平野博文国対委員長(親小沢)の6人から成る同会議の構成メンバーも絶妙な人選である。

四番目の財務省について。多くのメディアが「野田"財務省"政権」と書いていることでも分かるように、「10年に1度の大物次官」である勝栄二郎財務事務次官率いる財務省が野田首相を全面的にバックアップする強い意向であることは事実である。

　首相秘書官(事務担当)に大田充前主計局次長を送り込んだことからもその意欲は容易に見て取れる。太田氏は1983年入省組のトップランナーであり、主計局次長が首相秘書官に起用されたのは戦後2人目である。

■小沢・野田会見を仕掛けたのは「あの人」

　そして看過できないことは、野田首相の後見人であり、大蔵OBの藤井裕久元財務相が党税調会長に就任したことである。藤井氏は8月29日の民主党代表選2日前、酒食を共にした筆者に対し「野田さんを鍛えてきたという自負があります。同時に、彼はその期待に応えて大変成長された」と語っていた。

　財政再建至上主義者の藤井氏が今日の「財政再建論者の野田氏」を作り、日本新党当時の若かりし時代から野田氏を可愛がってきた細川護煕元首相が「代表選第1回投票で野田氏2位」を実現したと言っても過言ではない。

　8月25日午後の小沢･野田会談を設営したのが細川氏であり、その席で野田氏が代表に選出されれば輿石氏を幹事長に起用することを約束、そして小沢氏が第1回投票で小沢グループから約10票を野田氏に回すことを提示したと見られるからだ。

　すでに閣僚のスキャンダルが報じられ、国会答弁に不安がある大臣が少なくないため短命政権説が流布されている。それでも現在の高い内閣支持率をそこそこ維持できれば、そして秋の臨時国会を通じてそれなりの成果を見せることができれば、野田政権は何とか持つのではないか。
　

コメント
01. 2011年9月11日 06:02:57: 6JPBUXSxNM 現在の高い支持率は悪の権化菅がやめたからだ。もう民主党の馬鹿議員たちが大臣をたらいまわしして政治ごっこと続けていることに日本国民はうんざりしている。 野田さっさとやめたほうがいいぞ。 お前たちの馬鹿に政党助成金が多すぎる 官房機密費って公にするのでは・・・そもそも要らない もう小沢か反小沢も時代遅れ　どうでもいい 小沢が総理になるなんて今の状態では100年早い 公務員の人件費30％減　これこそ今日本に必要なことだ。それだけでもみんなの党に期待する
02. 2011年9月11日 07:12:44: FQcexbGi2Q 小沢無罪確定まで 踏ん張って欲しい あと２〜３人は 辞めそうな大臣はいるが 何とか犠打で繋いでもらいたいものだ。 チームプレーに徹しろ！
03. 2011年9月11日 07:31:56: W69pRMV5NY 6JPBUXSxNM工作員よ♪♪♪くだらん投稿するなよ♪♪♪ 金をもらってのアルバイト投稿なのか？？小沢が総理になるなんて今の状態では100年早い・・よく言うわ！！ 6JPBUXSxNM工作員よ●お前のような奴は100年投稿するな♪♪♪
04. 2011年9月11日 07:58:37: MgQtwWKHkU まあ「公務員の人件費削減30％」も「消費税増税10％」も どちらも同じだが、震災復興を利用するなよ。 お前ら「時代錯誤な政治脳」が経済を語るのは100年早い。 小さな政府と大きな政府の論議ももう終わった。 「時代錯誤な政治脳」には震災復興の財源確保も デフレも超円高も何も解決できない。早よ死ね人間の屑ども。
05. 2011年9月11日 09:29:04: 8qVUYwYCUk 小沢グループから10票が流れた？コイツはアホか？もの凄い妄想記事、よくこんなの載せるよな。 それから藤井は財政再建論者と言っているが、これも新聞屋がよく使う世論誘導単語の一つ。 財政再建は誰でも考える正論であり、問題はその方法。 増税か景気刺激策かに別れる。 つまり、藤井や野田は増税派であり、小沢氏や鳩山氏は景気を刺激し税収upをはかる上げ潮派になるわけである。 このアホは藤井を財政再建論者と決めつけているが小沢氏を何論者と呼ぶのか聞いてみたい。
06. 2011年9月11日 20:51:55: cZy3V4LNR6 １０票以上は流れたでしょう。何しろ前原を２位にだけはしたくなかったのだから。前原が２位なら脱小沢が続くだけだから。小沢は野田２位に一役買った。常識ではないか。
07. 2011年9月12日 02:11:30: n8EeQrnUaQ 歳川間違いwww 中川は中選挙区制衆議院選挙では当選してないよwww

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