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石川知裕議員地元入り 判決を報告 結婚「事実です」
http://www.tokachi.co.jp/news/201110/20111001-0010525.php
2011年10月01日 14時29分 十勝毎日新聞
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地裁から有罪判決（禁錮２年、執行猶予３年）を受けた石川知裕衆院議員（３８）が１日午前、判決後初めて十勝入りした。帯広市内で開かれた集会に出席し、「不当判決。こんなふざけた判決に屈するわけにはいかない」と怒りを表した。野党などが要求する議員辞職については、「今後の司法、検察の在り方のためにも自分が引くことはあってはならない」と強く否定した。
石川議員は同日午前、東京から空路、帯広に到着。午前１１時、ベルクラシック帯広で開かれた「不当判決は認められない！石川知裕裁判報告集会」（後援会主催）に出席、記者会見を開いた。集会には約６００人が集まった。
石川議員は「こんな冤罪（えんざい）は必ず晴れると思っていたが、判決を告げられた瞬間、驚きと脱力感が襲った」と振り返った。「もらっていない金を裁判所が推認した。なぜ検察はそれを罪に問わないのか。証拠に基づかない『推認』で全てを断定した」と判決を批判した。
「死んでも死にきれない。皆さんとともにまたマイク一本を持って街頭演説から始めたい。戦って戦い抜きたい」と支援を訴えた。
新党大地の浅野貴博衆院議員は「新党大地はこれまで以上にバックアップする」、民主党十勝代表代行の池本柳次道議は「１日も早く民主党に復党し、１１区の代表を務めてほしい」とエールを送った。
記者会見では次期衆院選について「当然出る。きちんと不当判決と訴えれば戦える状況になる」と強調。控訴審については「無罪を信じているので、その先（最高裁への上告）は考えていない。（水谷建設からの裏金受領の否定について）何らかの準備をしなくてはいけない」と話した。民主党への復党は「無罪になれば実現できる」と語った。
石川議員は同日午後、十勝いけだ地域医療センター（池田町）の開院式に出席、２日は後援会の拡大役員会などに出て足寄町に入り、３日に帰京する予定。
石川議員 女子アナと結婚
石川議員がＢＳ１１（日本ＢＳ放送）アナウンサーの阪中香織さん（２７）と結婚することが、１日までに明らかになった。３日に帯広市役所に婚姻届けを提出する予定。
阪中さんは１９８４年東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科卒業。石川議員とは５月に知り合ったという。
記者会見で質問を受けた石川議員は「事実です。２日の後援会でお話したい」と話した。後援会幹部らには９月１７日に帯広市内で本人を紹介しており、後援会の藤浦義弘会長は「歓迎します。しっかりした方という印象。支えになってくれると思う」と話している。
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