今頃になって小沢問題で騒いでいるが小沢を起訴した検察審査会の「正当性」から問題があるのだから「国策捜査」になるのは当然だ。
はっきり言って小沢も含めて秘書三人は法的には「無罪」なのだが国策捜査なのだから最初から結論ありきの「有罪」になるのは当然の結果だった。
未だに日本が法治国家だと思っている人々がいるようだが現実問題として刑事裁判の有罪確定率が99.8%の段階で日本の司法制度は、まったく機能していないのは明らかだ。
法務省の役人に過ぎない裁判官が国策捜査を糾弾するだろうと思っていたなら改めたほうが良い。
そのようなことは日本では永久に起きない現象なのだから。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/b77ad9ebb1ab7b706d8c25760d38c68a

摩訶不思議な検察審査会の「平均年齢」の怪

政治 / 2010年10月14日

　2回目の「起訴相当」の議決で「強制起訴」の権限を有する検察審査会が議事録さえ公開されず、唯一無二の公開情報だった「審査員の平均年齢30・9歳」が誤りだったことが昨日、判明した。事務局が訂正した平均年齢は｢33･91歳｣だったが、これも「間違いではないか」という問い合わせが各方面から殺到。情けないことに再訂正した年齢は｢34･55歳｣となった。この｢34･55歳｣は、東京第５検察審査会の1回目の「起訴相当議決」の時の平均年齢とコンマ以下2桁まで一緒。もちろん、人員は入れ替わっている。

　数字は時として雄弁に物事を語る。私もにわかに理解しがたい話であったので、白い紙に鉛筆と電卓を準備して計算しながら、計算と検算を進めていった。まず、最初の第一報を振り返ってみよう。

［引用開始］

検察審査会：小沢氏議決の委員年齢訂正　平均３３．９１歳

　東京第５検察審査会の事務局は１２日、政治資金規正法違反（虚偽記載）で小沢一郎・民主党元代表を強制起訴することを決めた「起訴議決」（４日公表）にかかわった審査員１１人の平均年齢を「３０．９歳」から「３３．９１歳」に訂正すると発表した。事務局の担当者の計算ミスが原因で、事務局は「誠に申し訳ない」と謝罪した。
　事務局によると、平均年齢を計算する際、担当職員が３７歳の審査員の年齢を足し忘れ、１０人の合計年齢を１１で割るなどしていた。議決公表後に一般市民らから「平均年齢が若すぎて不自然ではないか」などと問い合わせがあり、再計算したところミスが判明した。（毎日新聞）

［引用終了］

　この記事が第一報。「37歳の人」を合計するのを忘れて、10人分を合算して11で割っていたとのことなので、念のため検算してみよう。

30･9×11＝339･9　これが実は10人分の合計だったはず。これに「37歳」を足すと、333・9＋37＝376･9となる。これをもう一度11で割ってみよう。34･26となり、報道されている｢33･91｣にはならない。ということに多くの人が気づいたようで、再訂正の記事が載っている。

［引用開始］

小沢氏起訴議決の検察審査員、平均３４．５５歳に再訂正

　小沢一郎・民主党元代表を政治資金規正法違反の罪で「起訴すべきだ」と議決した東京第五検察審査会の審査員１１人の平均年齢について、審査会事務局は１３日、議決日の９月１４日の時点で計算すると「３４．５５歳」になると改めて発表した。

　計算ミスを理由に１２日に平均年齢を「３０．９０歳」から「３３．９１歳」に訂正したばかり。報道機関から「どの時点の年齢か」との問い合わせを受け確認したところ、任期６カ月の審査員の「就任日」で計算していたという。

　審査員は５〜６人ずつ３カ月ごとに入れ替わる。これまで公表した別事件の平均年齢も、異なる就任日を起点にしていたといい、「不適切だった」と判断。今後は議決時の年齢で統一するという。 （朝日新聞）

［引用終了］

電卓ではじいた34･26歳ではなくて、｢35・55歳｣（議決時）となったが、従来は就任時で計算していたが、今回は議決時で計算したという。一件落着と思いきや、新たな疑念がわき起こる。日本経済新聞の記事だ。（リンク先を間違えていました。訂正しました）

「検察審が1回目の『起訴相当』を議決した時の平均年齢は34・55歳」

エッ？　と首を傾げる。2回目の平均年齢も「再計算で34･55歳」、同一案件の1回目の議決も平均年齢｢34･55歳｣でコンマ以下二桁までぴったり一緒。審査会構成メンバーは入れ替わったはず。こんな偶然が起こる確率はどの程度あるのか。

とここまで書いてきたところで、フリーライターの畠山さんが事務局と電話でやりとりした様子をブログに書いてるよと教えてもらった。読むと、笑ってから空恐ろしくなる内容だ。

「割り算とごろか足し算も間違える検察審査会事務局のテキトーさ」

コメント
01. 2011年10月07日 19:27:33: HoWfrAdI5I 日本国民は、司法制度に対してとても甘い国民性だと思う。 衆議院選挙と当時に行われる最高裁判事を決める選挙も何も考えずに投票しているのが９割以上に登るだろう。 国民の関心がゼロだから法務官僚はやりたい放題出来るのだ。
02. 2011年10月07日 19:42:02: BAZeGCEiYk >>01 官僚批判は普通にするようになったが、いまだに「お上」という観念に囚われてるのでしょうね。 その最高権威にあたるのが裁判所であり司法である。 そして隠れた権威者はテレビのアナウンサーでありコメンテーターなんだろう。 権威や感じの良さに頼るばかりで自分で判断しない国民性はどうにかしてほしいものだ。 世論調査でも自分の考えでなく「世の中の正解」を答えるから、何の考えも持ってない者でも、マスコミの風潮を思い出して答える。 分からないなら、昔ながらの謙虚な国民性を思い出して素直に「分からない」と答えるべきである。 マスコミや司法の言いなりなる素質は十分。
03. 2011年10月07日 20:07:36: 9Aqpc5bPic 平均年齢の不自然さから考えて、起訴に持ち込めなかった検察が、検察審査会制度を逆手に取って、検察関係者を一枚も二枚も噛ませた構成にしたのではないか。メンバーの素性が暴かれたら、かなりの騒動になるのでは。裁判員制度の導入といい、職業裁判官の劣化は著しいと思わざるをえない。
04. 2011年10月07日 21:04:38: iP2JFc2i7o 私もこの裁判の元凶である検察審査会をもっと公にして問題にすべきと思っていました。正しく機能してこその裁判です。正しかったのかを報道すべきです。『善良な一般市民から選ばれた人たちの意見をもっと尊重すべき」というマスコミの論調になるのです。ネットで不正は分かりますが一般人は分かっていません。いまからでも遅くありません。周りに伝えていきましょう。
05. 2011年10月07日 22:54:44: nR5DRblcxE あと東京電力もね
06. 2011年10月07日 23:38:55: 755fUJerUA 怪しい「検察審査会」の事をマスゴミは一切報じない・・お仲間だからでしょう、違いますか？
07. 2011年10月08日 01:32:29: pphEUA8yso 何が市民の目線だ！聞いて呆れる。疑惑の選任で、お決まりの強制起訴（検察と二人三脚、言葉を換えれば共同正犯だ！）とは笑止千万、片腹痛い。思慮分別の浅いマスゴミ連中は小沢氏批判に歩調を合わせ、スポンサのカネで御用評論屋、ヤメ検に招集（NHKは自前＝受信料）を掛け、小沢氏バッシングのオンパレード！ よくもまあ、恥ずかしくもなく、公共の電波を盗用して国民を洗脳するものだ。 ああ恥ずかしい、恥ずかしい、日本国家。
08. 2011年10月08日 09:21:46: oXjyYrHR4I ＞東京第５検察審査会の事務局 　おそらく「検察審査会」のメンバーは「検事と推察＆推定」する。 登石の論法に従えば、これだけで、��検察審査会の構成員は、懲役２年、禁固５年の有罪��だ。
09. 2011年10月08日 10:25:16: dpp0eXCVak 登石判決で 検察審査会がまたもや表舞台に（笑） とは奇妙なもんだ！ きっと第五検察審査会は嵐が去って一息ついていただろうが そうは問屋がおろさない！ 第五検察審査会の補助弁護士吉田が審議内容を 朝日にだけしゃべった！ 守秘義務も何もあったもんじゃない！ その役を離れても守秘義務を守るべき！と言うのが法律家にとっては当たり前！ 会社の社員でも当たり前に守秘義務は発生する。 そんなにしゃべりたいなら！ 徹底的に第五検察審査会の11人の審査員の素性！ 審議内容！ 領収書！ すべてを公にしてもらいましょう！
10. 2011年10月08日 12:29:56: MJ1DWw0BdI 存在すら疑惑だらけの[傳田みのり東京第五検察審査会事務局長]を小沢氏冤罪裁判に証人喚問するべきである。 諸悪の根源の１人は[傳田みのり東京第五検察審査会事務局長]である。 出世したいだけのバカ女傳田みのりよ、己が悪行から逃げれると思うな。

11. 2011年10月08日 21:01:03: hBCOqRN1xg そーだ、そーだ、第五検察審査会の11人の審査員の素性、公にするべきだ。 本当は存在してねえんだろ。　そこまで疑われてるんだよ。傳田さんよ。 例え小沢さんがこれで政治生命を失ったとしても、必ず第2、第3の小沢さんが出てくるよ。そして日本国民はお前達を絶対に許さないだろう。 今ならまだ命までは取られないだろう。すべて正直に白状することだ。黒幕の名前もな。早くしねえと時間切れになるぞ。
12. 2011年10月08日 23:50:02: wfXmrxf25u 検察審査会の役割を誤解しておりました。 検察が不起訴或は起訴としたのはおかしい。不当である。 だから、検察が不起訴或は起訴したのは何故なのかその訳を 徹底的に追究するのが役目だと思っていました。　ははは
13. 2011年10月09日 01:27:21: 8lNsKsIocY 　検察審査会こそが極めて曖昧なものである。 　１１人の市民は“期ズレ”などの検察がデッチ上げたものに対して、誘導がない限り、“検察の暴走”の指摘しか有り得ない。 　“検察の暴走”の歯止めをすべき素人集団の検察審査会が、そもそもの役目の検察の審査を怠って、あろうことか被害者を追求とは、呆れるばかりである。 　国会は何をやっているのか、誠に情けない限りである。
14. 2011年10月09日 10:30:58: 89xD4IEsAg 検察審査会こそ怪しい。 立花隆やテレビの検察村の仲間たちは、 「検察審査会こそ市民目線だ」ともちあげている。 検察は「小沢犯罪の証拠ない」と起訴断念した。（これは事実） また検察の下請けの「闇検察審査会」はメニューにない ワイロ、天の声など、証拠ないと検察が撤退したのに、 公判で、持ち出してきた。 メニューにない料理を出すんじゃないよ。 ひどい、検察レストランだ。
15. 2011年10月09日 12:56:47: kBSP3bqnpE これが愚民で、商売メデイアを疑うことのない、タマヌキされた日本庶民でなければ、今頃とっくに、日本の司法公務員（こいつらは就職先、商売先として司法に勤務しているだけだ）らは公開処刑か民衆によるリンチにでもあっている。それにしても、よかったな、この国の司法、検察、警察よ！相手が従順でおとなしい日本人だったから、お前らの悪事や不正が見逃されたままで。もし日本人庶民でなかったら、おまえら今頃は全て皆あの世にいっているはずだ。
16. 2011年10月09日 21:01:55: topEgSpnNU 歴史的に見て日本の検察審査会を小沢さんへの迫害に悪用したのは、ナチスがユダヤ人迫害に{市民突撃隊」を尖兵にしたのと同じです。日本の悪党一味{官僚。既得権益勢力。大手メデイア１１社。など」の実態は「フアシズムとナチズム}体制の砦です。民主主義国のような顔をしていますが、日本は、「フアシズムとナチズム」です。自由と人権と民主主義を圧殺する裁判判決「登石裁判長の」にはあきれ果てました。{証拠もクソもない、心証と{状況証拠」で十分と言うナチスのユダヤ人への迫害の時の言い分と同じです。まさに「夜と霧」の世界。それが日本の司法です。
17. 2011年10月13日 21:59:09: roaBypcaXo 検察審査会事務局が魔界の入り口と推察します。 巨大な蟻の巣の出入り口のように、その中にはまるで銀河系のように巨大な多くの悪の巣窟が有る気がします。 入り口からコンクリートを流し込めばそっくり悪の標本が出来あがるかもです。 世界でもまれに見る巨大蟻の巣窟かも・・・・・ そりゃぁ世界に類を見ない65年の利権構造ですから。 だからこそ流石の小沢氏もこれだけ叩かれたのではないでしょうか？ 巨大利権は、そりゃぁ巨大権力に違いありませんよ。 見たいですね〜その巨大標本！ こうなったら、何年かかっても、いくら新政権が腐っていようとも、小沢氏に何があろうとも後戻りなど絶対してはならない！ 前進有るのみ！ ダメなら倒し、ダメなら倒し、前進有るのみ、本当の国民生活第一の民主主義の扉を目指して！ 小沢氏が宇都宮の演説で言いました。 「私に何か有っても、私の屍を乗り越えて行け！」と。

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