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小沢会見を「守りの姿勢」とする朝日社説の錯覚 (永田町異聞) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/466.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 10 月 09 日 06:18:17: igsppGRN/E9PQ
 

小沢会見を「守りの姿勢」とする朝日社説の錯覚
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11041589833.html
2011年10月08日  永田町異聞


10月6日、小沢一郎氏の初公判が開かれたあとの記者会見をネット動画中継で観た。

この時に受けた印象と、10月8日朝日新聞の社説の記述に、大きな隔たりを感じたので書いておきたい。

記者会見を前に、司会者が次のように事前打ち合わせで決まったルールへの協力を要請した。


「テレビのほうと新聞のほうと幹事社が2問づつ、そして全体のほうからフリーの方を含めて2問ぐらい受けたい。先生のほうから話があり、それが終わってから質問に入ります。よろしくお願いします」


この司会者のルール説明を了承し、記者の質問がはじまった。

朝日の社説は「小沢一郎元代表が、おととい開いた記者会見には驚いた」と書き出し、以下のように続けた。


「こわもてはいつも通りだったが、あらかじめ質問数を制限していた。批判的な報道をしてきた新聞やテレビの記者を遠ざけて、支持者が多いインターネット向けの記者らを優遇する段取りも用意していた」


いわゆる既存メディアを遠ざけて、ネット記者を優遇したという。

はて、そうだったかなと不思議に思い、再び会見の録画を確認してみた。各記者の質問の推移を簡単に書くとこうなる。

まずテレ朝の岡記者、続いて共同通信の林記者がそれぞれ2点ずつ、質問し、小沢氏が答えた。これで、事前の取り決めにより記者クラブ幹事社の質問は終了である。


次に、「全体からフリー記者を含めて2問」となっていたため、司会者は「どなたか、フリーです」と質問者を捜したが、挙手して話し始めたのがTBSの松原キャスターだった。


司会者は戸惑った。「えっとですね、質問はまずフリーの人を優先してということなんで。(あの方が)フリーの方だと知らないで私、指したんで」


小沢氏は「ルール守らなくちゃ駄目だよ。答えるけれども」と諭したが、司会者はそれをさえぎるように、フリージャーナリストを指名した。


朝日新聞社説が「新聞やテレビの記者を遠ざけて、支持者が多いインターネット向けの記者らを優遇する段取りも用意していた」と拗ねるのは、このあたりのやりとりを指すのだろう。

まるで子供のような議論だが、ちょっとお付き合いしてみることにする。

筆者が違和感を強く感じたのは朝日社説がこの小沢会見について「どう見ても『守りの姿勢』であり、来春の無罪を確信し、正面から国民と向き合おうとする政治家の立ち居振る舞いには見えなかった」と書いていることだ。

筆者の目には少なくとも「守り」より「攻め」の姿勢と映った。なぜそんな差が出るのか。答えは簡単である。

朝日社説が、国民の代表は記者クラブであり、フリージャーナリストではないという傲慢な思い込みに立脚して論を展開しようとしているのは明らかだ。

それゆえ、記者クラブ員を優先しない態度は国民に正面から向き合おうとしていないという理屈になり、小沢氏が記者クラブの質問攻勢から身を守ろうと躍起になっているかのごとく錯覚するのだ。

小沢氏は、少なくとも霞ヶ関や既得権者、そしてその周囲で楽々と取材を続ける記者クラブに対しては「攻め」の姿勢を貫いている。小沢会見ではあたりまえになった、フリージャーナリストらも含むオープン記者会見がその象徴だ。

記者クラブからは「守り」に見えるオープン記者会見が、フリージャーナリストの目には全く違ったイメージで映っていることは当然のことである。

検察やマスコミの馴れ合いや、自身への弾圧に果敢に立ち向かう稀有な「攻め」の政治家として見えているとしても全く不思議はない。


6日の会見でフリージャーナリストの田中龍作氏は次のように質問した。


「小沢さんが検察とマスコミに狙われるのは、検事総長らの人事、記者会見のオープン化、新聞社がテレビ局を持つというクロスオーナーシップなどに踏み込むからじゃないかとみる向きもありますが」


小沢氏はこう答えた。


「私は官僚の人事に干渉したり口出したりしたことはありません。ただ、マスコミも集中排除の原則というのが法的にちゃんと規定されております。同時に、どういう分野であっても程度の差はあれ、自由な競争というものが必要だと思っております。ですから、会見でもずっと以前からどなたでもどうぞというふうにオープンにいたしております」


こうしたやりとりを聞いている記者クラブメディアが面白いはずがない。ついつい社説のようなところにも愚痴が色濃くにじみ出る。


「小沢氏は、法廷で述べた検察批判を再読し、ろくに質問には答えなかった。その代わり、新聞などの世論調査への疑問を口にした。既存の大手メディアの報道が我慢ならないという思いだけは伝わった」


筆者などは、記事で小沢氏の意見陳述を読むだけより、小沢氏自身による再読が見聞きできたのは非常に意味のあることだと思った。

「説明責任は」「議員辞職の考えは」など、定番の質問で時間を空費するよりはよほどましなはずである。


  新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)

 

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コメント
 
01. 2011年10月09日 07:42:22: 6vEHRdEs7c
疫人や既得権益受益者を代弁する
亡国売国の鬼者ブラクの連中が
国民を代表するなどおこがましい
チョウニチは国民に背を向け
玉砕路線にひた走っている

02. 2011年10月09日 08:11:33: V1RdXIlcqI
朝日はまだ気づいていないというより
気づく能力がないのだろう。
国民が目覚め始めている事に

03. 2011年10月09日 08:18:01: VtIaCcXeGA
■輿石幹事長、小沢氏を絶賛「小沢さん抜きの民主党の明日はない」
民主党の輿石東幹事長は8日、テレビ東京の番組で、
政治資金規正法違反事件の公判が始まった小沢一郎元代表について
「小沢さん抜きの民主党の明日はない」と述べた。
さらに輿石氏は「これからもめったに出てこない卓越した政治家だ。
政権についたときのもろさ、弱さ、問題点をすべて知り尽くしている」
と高く評価してみせ、「だから小沢さん抜きの民主党もない」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000522-san-pol

04. 2011年10月09日 08:42:13: VOMdO6NWbk
・リトマス試験紙【田中良紹の国会探検】

http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2011/10/post_278.html#more


05. 2011年10月09日 08:56:39: JwDwgGy09c
>>04.
ご紹介の記事読ませていただきました。
とても的確で参考になる記事で、全ての点で同感する内容でした。
どうもありがとうございました。

06. 2011年10月09日 08:57:24: VOMdO6NWbk
・『ソコトコ』10月7日放送分<江川紹子氏の1〜2> 他

http://www.youtube.com/watch?v=fRHEAYY8LiU&feature=bf_prev&list=PL03F72937E1666448&lf=plpp

・小沢裁判から見えてきたもの(ビデオニュース・ドットコム)

http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002096.php


07. 2011年10月09日 10:35:50: qW4V8khzBA
つまり城攻めで、敵を誘い出して叩く作戦なのに、誘い出しに失敗したから、守りの姿勢だと騒いで、更に挑発してるんだよ。確かに小沢とマスコミの戦争みたいだね。

08. 2011年10月09日 11:09:22: 3gFErnfx7I
新聞屋は腐りきっているからどうにもならないけど、テレビのプロデューサーなんかには一連の小沢潰しの検証番組をやりたい人が結構いるそうだ。


実際テレビ局にとっては記者クラブ制度はそれほど重要ではないからね。


もし、新聞屋とテレビの上下関係を断てれば、あっという間に日本は変わるかも。


小沢グループはその法案づくりを今からやって、いつでも国会に提出出来るよう確立しておくべきだ。


きちんとグループ内で議論し、理論武装するだけでも新聞屋には脅威だろう。


この法案を国会に上げなければ小沢グループは離党も辞さないという姿勢を見せるだけでも良い。


取引の材料にも使える、いつも騙されてばかりいないで、新聞屋を騙せばいい。


09. 2011年10月09日 11:18:11: y9rvQQlQVg
小沢会見の批判をわざわざ社説でするなら、

新聞屋は冒頭陳述の全文を新聞に載せたのか?

あの文章はそれほど長くない。

それが読者への一番のサービスだと思わないのか?


10. 2011年10月09日 14:52:53: pphEUA8yso
劣化貧聞社勢揃い!大手マスゴミは形振り構わず小沢氏殲滅作戦を展開。みっとも這うべき愚劣行為。

11. 2011年10月09日 14:54:14: pphEUA8yso
訂正、みっとも這うべき→みっとも恥ずべき。

12. 2011年10月09日 18:12:06: k74q4lBx8Q
私の会社には「朝日」「日経」しかないが最近は皆あまり熱心に読まない。

何か如何わしい、胡散臭さが紙面から感じてる人が増えてる、いい傾向だと思う。

昼休みに「小沢さんはそんなに悪い人?」と嵐が大好きとうるさい小娘達が言ってるので「新聞とTVはまず疑って見ないといけない、検事や裁判官も信じれないんだから」いうと、珍しく皆黙って新聞を読んでた。

小沢さんは世の中の既得権益者の真実を暴き出してくれたんだろうと思う。

マスコミ幹部は大変な人を敵に回したことに後悔することになるでしょう。

近い将来、マスコミ幹部社員は前職を隠して老後を送らねばならない時代が必ずきます。特に朝日「星浩」は隠しにくい名前で可哀そうだ。


13. 2011年10月10日 04:14:43: qPExNJiQAc
>>09
小沢さんの冒頭陳述はたしか朝日新聞の場合夕刊にしか載ってなかったはず

14. 2011年10月10日 06:50:30: 6S2QEQNscU

北海道新聞は「記者会見は、インターネットメディアやフリーの記者をふくめ4人に答えただけで20分あまりで会見を打ち切った」と報じている。

その社説では「小沢元代表、説明のときだ」と主張している。

記事では会見の質問を打ち切って、逃げている印象をうえつけている。

進行者も、最後に「これは、ぜひ質問したい、という方はフリー、記者クラブ関係なく質問してください」とその時間も設けるべきだった。
ふつううの会議でも「その他の議案、提案ございますか」とうながすではないか。

事前のルールを守らないで、TBSの松原キャスターは、
「どうしても質問したい」と発言する質問があったのか?
「小沢さん、朝の食事のおかずは、なんでした?」
そんな質問の類でないのか。(笑)


15. 2011年10月10日 09:13:53: dpp0eXCVak
主人の年金が(満額は来年の2月から)月額3351円12月分より低くなる!

年金は低くなり
電気料金は上がり
物価は上がる!

今から対処する為に新聞代節約がよいと結論!
でやめました新聞!

新聞社をやっつけるには購読しないことが一番!
皆様新聞止めましょう!
それほど不便はない


16. 2011年10月10日 14:05:14: eTVUqn9eqw
相手の政治家をおとしめる記事を頼まれて書くごろつきジャーナリスト
とそういうスキャンダル新聞をアカ新聞といいます。

朝日新聞の主筆若宮啓文氏と政治部星浩氏は、
まさに見事なアカ新聞記者になりました。
公正さのかけらもなく、異常としか思えないですね。

ここまでくるとペンの暴力というより、犯罪行為といってもよいかもしれません。


17. 2011年10月10日 15:46:59: kO2ZWd64H2
すみません、2ちゃんねるの議員選挙板に
「◆マスコミの偽計業務妨害的なる世論調査◆」
というスレッドを立てていただけませんか?維持します。
お願いします。
本文はお任せします。

18. 2011年10月10日 17:25:50: kO2ZWd64H2
17です。
お願い致します。事情があって依頼しているので。
別スレッドでも書きましたが、こういう依頼にトゲを立てたりしないようにお願いします。
世論調査の偽計性に犯罪性あり、というのが私の突っ込みポイントです。
ここに論理を放り込んで、ガリガリやりたいんですよ。

19. 2011年10月10日 22:28:26: FKmGl2BJIA
マスゴミの人たち、これから先も善良な国民を騙し続けることが出来ると思っているのだろうか。

ネットでは真実と正義を追及する人たちやジャーナリストたちが、マスゴミの胡散臭くて国民を騙し上げる報道について、みんなおかしいと発信しています。
これまで、マスゴミに騙されまくっていた国民も、ネットを介して、無料で真実な情報をゲットできるようになって来ました。そんな時代にあって、購読料や受信料まで払ってまでして騙されたいなんて思っている国民もこれからはどんどん減ってくることと思います。

民放TVにおいても、胡散臭い政治討論番組やお笑いタレントを駆使した国民洗脳番組を始めとして、近頃ではTVの多チャンネル化と相俟って、民放番組そのものの視聴を国民はしなくなりました。この傾向は加速度的に速まっています。

国民の間には、いまやマスゴミは国民を騙す「敵」としての受け留め方が支配的になってきました。数年前、マスゴミによる「小泉劇場」の報道に多くの国民は憤りを持ち、目覚めました。マスゴミは、国民の正しい、まっとうな政治判断を狂わす情報を報道していることにほとんどの国民は気づくようになりました。

ですから、国民はマスゴミを嫌い、「マスゴミ」と云う言葉まで造語されたのだと思います。この言葉の中には、国民のマスゴミに対する怨念や憤りが内包されているのでしょう。そして今は、マスゴミは国民の敵とまで言われるような時代にまで移行してきました。

国民は、これからマスゴミを粉砕させる議員を選挙で選出するようになってくると思います。国民は議員に立候補する候補者に「お前は毅然としてマスゴミと対峙する覚悟はあるのか」と云う「踏み絵」突きつけるようになることと思います。小沢氏が今回の記者会見で表現したかったことは、正にそのことなのです。彼をそのことを身をもって行動し、メディアを利用して表現したわけです。小沢氏の評価されるところは正にそこだと思います。

国民を騙しあげるマスゴミ退治に皆さんも立ち上がろうではありませんか。それなくして、日本の民主化はありえません。又。国民主権もありえません。マスゴミがその広報機関の役割をになっている悪徳勢力から、いつまでたっても搾り取られるだけ搾り取られて不幸な生活を余儀なくされていくだけです。

マスゴミ連中の平均年収は1000万円以上。多くの国民の平均年収は200万円以下。この現実こそ、搾取の構造が如実に表現されているものと思います。国民にとってこの厳しい現実を認識して、今こそ立ち上がるべきです。小沢氏はそのことも語っているのではないでしょうか・・・・。

私は思います。これからの議員で国民から評価され信頼される議員さんと云うのは、自分がマスゴミに登場したときに、マスゴミのおかしさをはっきり言える人だと思います。マスゴミは国民の敵ですから、そのことを代弁してくれた議員さんは、国民から物凄く評価され信頼されると思います。ですから、先日それを実際に行った小沢氏は、国民から物凄くと信頼され評価され支持されているものと、客観的に分析できるのです。裏を返せば、マスゴミが、拝金主義の奔走しあまりにも汚すぎて、国民を裏切り、金のためなら人間としての良心もかなぐり捨て、国民を騙しまくる国民の敵であるということです。


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