★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121 > 171.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
日本の新しいかたちを求めて。第1回官僚古賀茂明の反乱が日々進化し続けるなかで求めるもの。
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/171.html
投稿者 msehi 日時 2011 年 10 月 24 日 06:15:09: MaTW.8vfzXWdQ
 

投稿者msehi関口博之

経済産業省の官僚古賀茂明の勇気ある反乱は、民主党が財務省に屈し国民を裏切ったこともあって、一世を風靡したといっても過言ではない。
彼が評価されたのは、『権力中枢の崩壊』を世にだすことで、権力の中枢がメルトダウンを起こしており、既に腐り始めている実態をあからさまに暴露したからだ。
しかし古賀の処方箋としての主張は、様々な規制を取り除く公務員改革と天下り斡旋の禁止が柱であり、自由貿易FTAやTPPを礼賛し、当時は新自由主義推進者以外の何者でもなかった。
本来ならば新自由主義を推進する政府、産業界、そしてマスメディアから賞賛されてしかるべきであり、公務員改革の審議官を更迭する制裁は不可解である。
しかし理由は単純明快であり、官僚や公務員の組織は民間のように非情な競争原理にさらされたくなく、年功序列の運命共同体による相互扶助で甘い汁を吸い合いたいからに他ならない。
いつの世も権力者たちは例外であり、特権階級として甘い汁を吸い合ってきた歴史的事実を見れば当然である。(社会主義国家でも、官僚はノメンクラートとして特権階級を享受してきた)
もっとも公務員改革や天下り規制はこれまでも何度も取り組まれてきたことで、本質的改革は官僚のサボタージュで機能しなくなることで、結局官僚に丸投げされることとなり、改革を口実に様々な独立法人が立ち揚げられ、益々甘い汁が吸われるシナリオが出来上がっている。
しかし古賀茂明はインタビュでもわかるように実直そのものであり、建て前と本音という慣習に従って行動できず、本気でドンキホーテのように実行しようとしたから、更迭という制裁を受けたのであった。

そして古賀茂明は辞職後日々進化し始め、最近は地方にあらゆる権限や予算を移すことを求め、脱新自由主義の兆候さえ見られるようになって来ている。
すなわち国民の側に立って益々ドンキホーテのように正義と真実を求め、様々な小メディアで訴えている。

*原発事故をめぐる政府対応の無責任について(10月19日『ソコトコ』より意見抜粋)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65770727.html

古賀「そうですね。あの幾つかあると思います。一番大きいのはあの、本当の情報を伝えようというそういう姿勢がないってことですよね。ですからあのまあ、最初からそうですけどメルトダウンがあったのかどうかってのもありますし、SPEEDIの情報も隠しちゃったとかですね。で、だいたいあの、発表される時っていうのはだいぶ前の情報をあとから発表するのが多くて。例えばなんかこんなに高い線量が出てましたよっていうのが、そのなんか、先週そうでしたけど今は下がってますとかですね。」
古賀「全部ね、あのー、要するに下がってからしか出さないとかね。そういう、あの、ま、情報を出さないっていうのが非常に足りないところですね。それから、もう1つは間違いを認めようとしない。」
古賀「これあの、役人には非常に無謬性とかいう言葉でよく言われるんですけど、間違い認めないんですね。間違い認めないと絶対正しい方向に行けないんですよ。間違ってたんだったらごめんなさいって1回言っちゃえば、それまで事を全部チャラにして正しい方向に行けるんですけど。間違い認めないから過去とのその繋がりを、その無理やり無理やり説明しながら行こうとするので、どうしても対応が、おかしな方向に行ったり、あるいは遅れたりするんですね。ま、もう1つ非常に欠けてるのは責任をとらない。それからその責任をとりたくないからリスクもとれないということで、思い切った措置をですね、えー迅速にやるってことがこういう場合大事なんですけども。まあそうすると失敗したらどうしよう、失敗したら誰が責任取るんだってことを考えているうちにですね、結局何も出来ないで後手に回ると、いうことが起きてると思いますね、はい」

*大メディアの原発事故報道について(10月19日『ソコトコ』より意見抜粋)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65770727.html

古賀「そうですね。あのやっぱりこの間の、あの、まあ、既製の大メディアってところのですね、報道の仕方って言うのも相当問題があったとおもいますね」
古賀「なんか戦時中の大本営発表みたい」
古賀「まあ海外の、あの、まあ色んなあの記者とかですね。あの、よく話するんですけど。どうして日本の新聞は本当のことを書かないのかと。」
古賀「いやけっこうね……。ドイツですごく話題になってるんですけど。いややっぱりね、あの……恥ずかしいってことよりもとにかく、その、やっぱりメディアって言うのは権威に対してね、疑ってそのなにかおかしなことをやってたらそれをただしていくって言う……」
古賀「おっきな役割があるんですけど。完全に政府側に立っちゃったっていうですね」
古賀「ええ。これだともう存在意義がないですよね」


*天下りと原発を止めない理由(10月18日「たね蒔きジャーナル」1より抜粋)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65770370.html

古賀「はい。あのまあこれ原発なんか見ててもわかるんですけれども。その、あらゆる政策をですね進めていくときに必ず、あの官僚って言うのは表向きのきれいな政策目的とは別にですね。あのー、その政策をやるために、えー、例えばこういう独立行政法人が必要ですねとか、こういう公益法人が必要ですねっていうのをいっしょに付けるんですよ、必ず。それでその政策実現するためにはお金も必要ですねっていって予算も取って。それでその予算をそういう法人に流すんですね。それで、その法人から更に民間企業とかなんかに流れていくんですが。そのお金が流れていくそれぞれのところに必ず天下りの人が行けるようになっていて。」
古賀「その予算の中からですね。その人達の人件費が出ると、いう仕組みになってるんですよ」
古賀「ええ。だから表向きはそういう風に、なってるんですけど。その表向きのきれいな政策の絵とは別にですね。その裏側に必ず、そういうその、官僚が天下りのポストを作って、まあなんていうのかな官僚の生活協同組合みたいなものになってるんですね」
古賀「そうです。それをだからみんなでやってれば……あの自分が作ったところに自分が天下りするとは限んないんですけども、全体としてどんどん天下りポストが増えたり、あるいはそれを守っていればですね、みんなのその生活が、その……老後まで安心していられるというそういう仕組みになってるんですよ。で、そうすると何が起きるかっていうと、その例えば原発政策を見直したいと。いうふうに思ってもう原発辞めましょうって仮に政府として決定してもですね。それをやると、その、その関連の団体ってのが要らなくなっちゃうじゃないですか。」
古賀「ええ。だからそうなると、その……じゃあ原発をやめると自分たちの天下り先がなくなるっていう……繋がっちゃうんですね。」
古賀「だからじゃあ原発はやめちゃいけないっていうふうになっちゃうんですよ」

*官僚の生活共同組合について(10月18日「たね蒔きジャーナル」2より抜粋)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65770370.html

古賀「はい。あのまあこれ原発なんか見ててもわかるんですけれども。その、あらゆる政策をですね進めていくときに必ず、あの官僚って言うのは表向きのきれいな政策目的とは別にですね。あのー、その政策をやるために、えー、例えばこういう独立行政法人が必要ですねとか、こういう公益法人が必要ですねっていうのをいっしょに付けるんですよ、必ず。それでその政策実現するためにはお金も必要ですねっていって予算も取って。それでその予算をそういう法人に流すんですね。それで、その法人から更に民間企業とかなんかに流れていくんですが。そのお金が流れていくそれぞれのところに必ず天下りの人が行けるようになっていて。」
古賀「その予算の中からですね。その人達の人件費が出ると、いう仕組みになってるんですよ」
古賀「ええ。だから表向きはそういう風に、なってるんですけど。その表向きのきれいな政策の絵とは別にですね。その裏側に必ず、そういうその、官僚が天下りのポストを作って、まあなんていうのかな官僚の生活協同組合みたいなものになってるんですね」
古賀「その予算の中からですね。その人達の人件費が出ると、いう仕組みになってるんですよ」
古賀「ええ。だから表向きはそういう風に、なってるんですけど。その表向きのきれいな政策の絵とは別にですね。その裏側に必ず、そういうその、官僚が天下りのポストを作って、まあなんていうのかな官僚の生活協同組合みたいなものになってるんですね」

このように元官僚古賀茂明は、官僚政府が国民の利益(幸せ)を最優先し、国民に公僕として奉仕する日本の新しいかたちを求めて、日々進化しながら戦い始めている。

(参考)新自由主義の解説
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%BC%AB%CD%B3%BC%E7%B5%C1  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年10月24日 07:53:32: woRwnZOlPM
古賀茂明の原発事故対応や東電処理への批判がわかりやすい!
「自民党が露骨に原発推進電力癒着体制を復活」10/19(1)
2011年10月19日(水)、
上杉隆氏が出演する文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」に古賀茂明氏が登場。
批判的に原発事故をめぐる東電処理を含む誤りを分析。
また自民党が原発推進体制を復活させていることを指摘している。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65770727.html

02. 2011年10月24日 11:26:46: n8EeQrnUaQ
経済産業省に居たときには、出世コースを外れるまでは既得権益保持に汲々としていた古賀の言うことは信用できん。
出世コース外れずに同期の石黒が今座っている産業政策局長(実質上次期次官)になってれば、今のような対応取れたかね?
所詮は古賀の私怨www

03. 2011年10月24日 11:38:00: FUviF2HWlS
古賀さんは診察の名医だが、治療の名医ではない。

04. 2011年10月24日 12:26:04: A8J9fx6b4E
>02

心の狭いやつだ。w
阿修羅に生息する異常者たちの典型だね。
そんなことだから、世間のだれからも相手にされないのだ。
いつまでも変人扱いされて、ここだけが物言う場所とはなさけない。

05. msehi 2011年10月24日 13:13:42: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
02さんのような見方もできるでしょうが、01さんの指摘するように原発などへの批判はわかりやすく、外からは判らないことも多く、日本の新しいかたちを求めていく際、診察の分野で大いに頑張ってもらえばいいのではないでしょうか。
私自身も古賀さんの治療方法については、03さんが指摘されるように現状では及第点は出せません。

06. Ryukyuan.isao-pw 2011年10月24日 13:28:55: YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
小沢一郎氏が目指した国民主権の民主革命とは明治以来の官僚機構が支配する偽装民主主義体制から真の意味での民主主義を実現する為の平成維新であった。
しかし戦後60年間に及ぶ自民党政権下で構築された既得権益利権集団の解体無くして改革は不可能であり米国傀儡体制側との全面戦争は避けられず強行突破するには国民の圧倒的な支持が必要な事から衆参両院での単独過半数獲得に向けて「国民の生活第一の政治」を掲げて政権交代を実現し、参院選挙も圧勝を実現する為に自らは衆院選挙前に代表を辞して鳩山由紀夫氏を立て、参院選挙前には幹事長を辞して菅直人に後事を託す絶妙なタイミングでの戦略的判断で国民の民主党支持率を維持しV字回復させる見事な政局指導力を発揮した。
既得権益利権集団の側から見れば小沢一郎氏の存在自体が体制を危うくする脅威であり何が何でも小沢一郎氏の政治生命を抹殺しなければ常に体制を切り崩される危機感に怯えてなりふり構わず小沢抹殺へと暴走して来た。
支配勢力のトップに君臨するのが霞ヶ関の官僚機構であり利権集団を構成するのが対米従属の経団連、電力業界、防衛業界、記者クラブメディアに連なる売国政治家、御用学者、文化人と称する輩である。
民主主義の根幹とも言うべき三権分立、中でも司法の独立が無ければ法治国家とは言えず官僚独裁の国家社会主義体制となって国民の権利は制約され搾取される。
★平成の小沢一郎と明治の江藤新平!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/04/post_7e89.html
自民党政権の中枢部に身を置いて敵の正体を見破り弱点も知った小沢一郎氏は日本に本当の民主主義を実現する為に自民党を飛び出し苦節20年、艱難辛苦の末に遂に選挙を通じて国民主権の政権交代に成功した。
対等な日米関係、中央集権から地方分権、官僚機構支配から政治主導の政策実現、天下り禁止、特別会計の見直し、埋蔵金と特殊法人解体で増税無き財政再建で国民の生活第一の政治を政権公約としての小沢イズムが発動されれば政治改革、行政改革で既得権益利権集団の解体は必然である。
東京地検特捜部による西松建設事件、陸山会事件の強制捜査は支配体制維持の為の小沢抹殺を狙った冤罪捏造であり、検察情報リークによるマスコミの偏向報道は国民をマインドコントロールする為の大本営発表である。
国民に選ばれた政治家を抹殺しようとする特捜検察の威信を賭けた無謀な冤罪捏造は事実上、破綻したにも関わらず遂には禁じ手である裁判官の法と証拠を無視した推認と妄想願望を込めた異常な有罪判決を下した。
今や全ての問題に潜む敵の正体が露わに示されている。
民主党政権を乗っ取った松下政経塾も原発利権に絡む勢力も国益に反してTPP推進を図るのも沖縄県民の総意を無視して日米合意を強行しようと企む防衛利権勢力も郵政民営化見直しを阻止して国民の資産を米国に貢ごうとする勢力も全ては霞ヶ関官僚機構が支配する偽装民主主義体制、既得権益利権集団に与する売国利権集団の連合体である。
旧ソ連が崩壊した様に官僚支配の国家社会主義体制を打ち破って国民主権の真の民主主義を実現しなければ日本国は衰退し疲弊して行く。
原発問題、TPP問題、政治改革、行政改革、地方分権、日米関係と小沢抹殺の策謀は全てが一体的な強大な既得権益利権集団との戦いであり個別の問題として捉えては敵の思う壺で分断され孤立して不利な戦いを強いられる。
我々が今、なすべき事は個別の問題での多少の見解の相違を乗り越えて敵の敵は味方と考え強大な敵に対処する為に共に手を携えて戦う決意である。
リビア革命でもカダフイ独裁政権を追い詰め打ち破る為に各地の勢力が連帯して戦った事が勝利に結び付いている。
★対等な日米関係こそが普天間を解決可能だ!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/05/post_8beb.html
★誰も書かない原発列島、恐怖の実態!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2011/10/post_783e.html


07. msehi 2011年10月24日 14:45:45: MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
06さんのコメントへ

確かに小沢さんは大きな政治家であり、2007年の民主党の選挙公約は国民の利益を最優先するものであり、これまでの新自由主義路線を180度変えるものだったと思います。
それ故に2009年に民主党政権が誕生したと言えるでしょう。
またそれ故に、官僚支配政府は彼を恐れて、これまで合法的であった政治献金を検察と大マスメディアを使って葬ろうとしたわけです。
今回の不当裁判も、人事局の官僚が裁判官の人事権を掌握し、毎年100人を超える裁判官が法務局に出向させらるシステムのなかでは、司法の独立など初めから茶番にすぎません。
古賀さんの人事局の局長、および補佐するスタッフに外部から多くの専門家を登用すべきという主張は、それなりに評価できるでしょう。
民主党が国民を裏切るのは、管政権、そして野田政権の閣僚たちの多くが小泉新自由主義政権以前から、新自由主義信奉者であったことにあります。
小沢さんが本当に新自由主義と戦う気があるなら、綿密なシナリオのでき次第、民主党を割り、国民の利益を最優先する政権を誕生させるべきです。


08. 2011年10月25日 02:08:45: JrPYjVYQO2
古賀氏のような人がもっといたらと思います。稀で貴重な存在です。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧