★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121 > 192.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
リビア・カダフィー殺害:中東石油利権を奪われた米国覇権の対日介入が激化する
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/192.html
投稿者 青木 日時 2011 年 10 月 24 日 17:56:26: GVRpWDlZpBQ6A
 


タイトル:リビア・カダフィー殺害:中東石油利権を奪われた米国覇権の対日介入が激化すると我ら国民は覚悟すべし(新ベンチャー革命2011年10月23日)

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/27069401.html

1.野蛮なカダフィー殺人事件の残酷画像を平気で世界に流す非常識な勢力

 2011年10月21日、リビアのカダフィー大佐がアンチ・カダフィーの反政府軍に拘束され、リンチ殺害されたことが報道されました。

 頭を撃たれて血だらけのカダフィーを引き回す残酷シーンの画像、そしてカダフィーの遺体が虫けらのように床にころがされている画像が繰り返し、世界に報道されています。

 このニュースを観て、筆者はかつてのイラク・フセインのリンチ処刑(注1)や最近起きた米軍によるオサマ・ビンラディンの殺害事件(注2)を思い出しました。

 これらの事件は国家権力による殺人事件です。こういう野蛮なことを平気で行う国があるということです。

 こうような殺人事件を正当化する勢力、そして、その残酷シーンを平気で世界に流すマスコミはもう狂っています。

 ところで、これらの残酷ニュースにもっともショックを受けているのは、おそらく北朝鮮のキム・ジョンイル将軍様でしょう。カダフィー殺害事件は、北の将軍様の今後の極東戦略に大きな影響を与えるはずです。おそらく、北は今後さらに、中露に接近するはずです。

2.今、カダフィー殺害の意味とは

 リビアの反政府運動を闇支援しているのは、世界的寡頭勢力が戦後、結成したNATO軍であることは広く知られています。このリビア紛争は民主化運動でもなんでもなく、その実態はアフリカ随一の産油国・リビアの石油利権争奪戦であることも、よく知られています。リビアに石油がなかったら、こんな事件は起きていません。

 戦後、米国のオクシデンタル石油(非RF系)が開発したリビア油田を革命によって、1969年、カダフィーが奪取、国有化し、その後、カダフィーがその石油利権を40年以上も手中にしていたわけです。今回、カダフィーの殺害によって、今後再び、リビア石油利権の争奪戦が起こるわけです。

 これまでの動きから、本ブログでは、リビア反政府軍支援のNATO軍を動かしているのは、どうも米国戦争屋CIAではなく、アンチ戦争屋の欧州寡頭勢力(米オバマ政権の闇支援者)ではないかとにらんでいました。

なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。

3.カダフィーはなぜ、40年以上も産油国・リビアの独裁者であることを許されたのか

 今回のカダフィーの殺され方から見て、もし、米戦争屋CIAがカダフィーをフセイン同様に始末しようと思えば、とっくの昔に消されていたはずです。それが、消されなかったのは、カダフィーは闇で、米戦争屋と取引きしていたからです。その証拠はすでにロイター報道(非・米戦争屋系メディア)で暴露されています(注3)。

 石油利権で生きる米戦争屋は石油さえ確保できれば、中東産油国が独裁国家であろうと民主国家であろうとどうでもよいのです。

 彼らのその発想から、産油国・リビアのカダフィーは日本を私物化する米戦争屋に飼い慣らされた“お敵さま”のひとりだったのです、その位置づけは北の将軍様と同じです(注3)。

 しかしながら、カダフィーは日本の悪徳ペンタゴン日本人と違って、対・米戦争屋面従腹背の独裁者であったことは間違いありません。悪徳ペンタゴン日本人が米戦争屋の忠犬ポチとすれば、カダフィーはサーカスのライオンであり、いつ飼い主に襲いかかるか知れない危険人物であったことも確かです。

 彼は昔、日本人は原爆を落とされたのに、なぜ、米国と仲良くしているのかと、9.11事件時のオサマ・ビンラディンと同じつぶやきをしていますから、米戦争屋の正体を知り抜いています。

 ところで、今年8月末、カダフィー邸宅を占拠した反政府軍が、彼の寝室から大量のゴンドリーザ・ライス元米国務長官の写真を発見しています(注4)。ライス氏は、元シェブロン(RF系石油会社)取締役ですが、産経新聞・古森氏の情報によれば、2008年、ブッシュ政権時代、当時のライス国務長官がリビアを訪問し、リビアへの兵器輸出と引き換えに、エクソン・モービル(RF系)のリビア油田開発利権獲得を成功させたそうです(注5)。

 カダフィーは個人的にライスを気に入り、それがため、ライスの背後に控える米戦争屋をリビアに入れることを認めたわけです。当時、反米主義者と思われていたカダフィーの親米化豹変に関して筆者は怪訝に思っていました。当時、筆者は、イラク・フセインが2006年に米戦争屋に処刑されたのを観て、カダフィーは米戦争屋を敵に回すと殺されると恐れたのではないかとにらんでいました。

4.米国戦争屋にはカダフィーを消す理由がない

 上記の背景を知ると、今回、カダフィーを消して得をするのは米戦争屋ではないということになります。

 リビアのみならず現在、中東で起きている紛争を観察すると、全体的に、米戦争屋にとって不利な動きです。さらに、オバマ大統領は10月22日、米軍をイラクから全面撤退させると発表しています。このタイミングは、カダフィー殺害直後です。

 米軍を私有化してきた米戦争屋にとって、そのペットであったカダフィーを殺されたのに、イラクから撤退することは本来なら到底、受け入れられません。にもかかわらず、オバマは米軍イラク撤退を言明したのです。

 上記、オバマの声明から、オバマを闇支援する欧州寡頭勢力が、カダフィー殺害によって、中東石油利権の主導権を米戦争屋から奪取したことがわかります。

 アンチ戦争屋のオバマ政権内における隠れ戦争屋エージェントであったヒラリー・クリントン国務長官は10月18日、リビアを電撃訪問していましたが、このとき、リビアの反政府軍幹部と会談しています。この動きから、米戦争屋はすでに中東における欧州寡頭勢力との利権争いに敗北したことを認めているとみなせます。

5.米国戦争屋に残されたラスト・リゾートは日韓のみか

 21世紀初頭、ブッシュ戦争屋政権誕生以降、米戦争屋は中東石油利権の完全支配を目指して、9.11事件をトリガーにしてアフガン、イラクに侵攻し、さらにイランを攻略する長期計画を持っていましたが、2009年にアンチ戦争屋・オバマ政権誕生後、欧州寡頭勢力によってイラン戦争実行を断固、阻止されてきました。米戦争屋のイラン戦争シナリオ失敗のキッカケは以下です、すなわち、2010年8月21日、イランはブシェール原発に核燃料搬入を行いましたが、このタイミングは米戦争屋(主にネオコン)にとって、イラン先制攻撃の絶好のチャンスだったのです。ところが、オバマ政権はこれを容認しませんでした。この瞬間、米戦争屋はイラン戦争シナリオを実行する最後のチャンスを失ったのです(注6)。

 それ以降、米戦争屋は中東戦略の後退を余儀なくされ、遂にイラクから完全撤退に追い込まれたのです。そしてカダフィー殺害が最後のとどめを刺しました。

 そこで、窮鼠猫を噛む窮地の米戦争屋にとって、最後に残ったラスト・リゾートこそ、極東の日韓両国なのです。だからFTAだのTPPだのと勝手に騒いでいるということです。

 一方、中東を奪い返した欧州寡頭勢力は、米戦争屋が日韓属国利権死守に走るのを黙認するでしょう。そうなると、米戦争屋による対日介入が今後、一層激化する可能性が高まりました。

 アンチ戦争屋であった小沢・鳩山政権崩壊を許した日本国民は覚悟する必要があります。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年10月24日 18:47:24: jLYH3uUUCc
お説の通りカダフィー大佐を殺したのは、NATO軍のヘリコプター(多分フランス軍)の銃撃によるものであることは確かですね。 カダフィー氏の乗っていたとされる車の写真を見ると比較的小口径の弾痕が見える。 5・5ミリの機関銃によって運転手が撃たれているようです。 エアー・バッグが膨らんでいた跡が写っているから、何かと衝突したのかもしれない。 カダフィー氏も負傷していたらしいが、車から出て歩いているところで、反政府軍に捉まってリンチとなったのでしょう。 残酷なシーンが公開されたこと自体にも意味があるのでしょうか。 何れにせよユーロが危機にあるとき、リビアの石油利権と共に、リビアの持っていた様々な形での債権が奪われたと見ても間違いない。 ギリシャ・アイルランド・ポルトガルの不良債権総額は8千億ドルぐらいだと憶えているのですが、それを上回る収益が得られたと言うわけですな。 それが目的であれば、リビアに安定した政府が出来るはずは無いでしょう。 当分はごたごたが続かねば、勝手にリビアの債権を使うわけには行かないのですからね。 アメリカはリビアの石油利権を失いましたが、取って置きのターゲットとしてなら、やっぱりサウジ・クエート・ドバイあたりでしょうか。 北朝鮮なんて貧乏だから誰も強盗に入るわけは無い。 アセアンならインドネシア・マレーシア・ブルネイがあるかも知れない。 国防長官がジャカルタを訪問しているのも怪しいと見るべきですかね。 N.T

02. 2011年10月24日 19:12:09: 4ljUIMFRRA
natoが他国を空爆を行う法的根拠はあるのでしょうか?国際司法裁判所などまったく機能していない。お飾りでしかない。茶番劇だ。

03. 2011年10月24日 21:02:39: p2YptnnUdM
↑「アンチ戦争屋であった小沢・鳩山政権崩壊を許した日本国民は覚悟する必要があります。」

やらせの代表戦で今の状態になったのじゃなかったのか。
植草氏はこの件について何も言わなくなったが、結局、不正は行われてなかったのか。


04. 2011年10月24日 21:42:41: oXjyYrHR4I
 イラクのフセインと同じだな。
アメリカは自分に歯向かう他国のリーダーを平気で殺す。
この繰り返しがアメリカの歴史だ。

05. 2011年10月24日 22:48:27: GXXKNE7VKY
さすがにアメリカも日本は一応文明国なので小沢さんを殺すことはできなかった。しかし人物破壊をして座敷牢には入れている。小沢裁判の判決で有罪にすれば小沢さんの命脈は立つことができるだろう。メディアはもう小沢は終わった過去の人と言っている。アメリカの思うつぼだ。それに手を貸した日本人がいる。いや朝鮮人もいる。アメリカの陰謀はすごい。時間をかけて飼い犬を育て時が来たら一気に襲いかからせる。国民の眼にはその動きは見えない。
ただネット社会になり疑問を持つ人がおかしいと訴えてそれが広がるようになった。小沢さんも首の皮一枚でまだ生きている。
アメリカは今が勝負だ。韓国は簡単に落ちた。あとは日本の蓄えを食う番だ。食ったら日本は捨てて次は中国に行くだろう。日本は日米同盟の形だけは残し日本が立ちあがって太ったらまた策を講じて喰えばよい。アメリカは戦争が好きな恐ろしい国だ。
学校でアメリカは世界の警官として世界秩序に貢献している良い国と習ったような気がする。日本人の心の中にはアメリカは世界一の金持ち国でハリウッドやエンパイヤーステイトビルのあるあこがれの国であり、日本を守ってくれている日本唯一の同盟国だという意識が刻み込まれている。NHKも毎日のようにすばらしいアメリカを写している。
中国や北朝鮮は怖くないがアメリカを毎日殺人をしている恐ろしい国だというわたしは今の所変人として村八分だ。

06. 2011年10月24日 23:13:49: Fvax32OmSH
似非民主主義アメリカに再び9−11の再来を!

07. 2011年10月25日 00:31:39: 03bw0jfJsI
NTOU軍リビア介入の真実です。 是非ご覧ください

http://www.youtube.com/watch?v=CFRC4IUv54c&feature=related


08. 2011年10月25日 01:12:52: CKyUt6RIkk
副島もそうだけど
二元論の凝り固まってミスリード
意図的なのか、妄想なのか

まあ、陰謀自体はあるのだが
その説の信用性を貶める効果しかない
この人とか板垣とか副島とか


09. 2011年10月25日 03:18:47: GnyGD0W1KM
日本で内戦が始まっているのに、独自取材で分析してみたら。どうでしょうか。

10. 2011年10月25日 17:55:17: edqGEyYoag
フセインの時とは異なり、ビンラディンもカダフィも瞬殺だ。
民主主義も法令順守もあったものじゃない。
他国の民衆に武器を渡し内乱を起こさせ指導者を殺害する。
これがやつらのやり方だ。
教育も医療も無償提供してきたリビアと同じ事を出来るものならやってみろ!
日米欧の国家首脳達よ!

11. 2011年10月25日 18:42:51: xlKDl5x7rg
フセイン、ビンラディン、カダフィに加えて盧武鉉も入るのではないか。
自宅の裏山で足をすべらせて死ぬかね。中川元外務大臣は?松岡農水大臣(当時)は?

しかし失敗例もある。亡命キューバ人を利用したキューバ侵攻作戦はあえなく失敗。キューバはアメリカの長年にわたる執拗な経済制裁にも拘わらずまだ政権は存続している。事実としてはチャベスは何度も命を狙われた。今も狙われているだろう。それでも他の中南米指導者もアメリカとは距離をおきつつある。

アメリカのある意味「四面楚歌」なのだ。日本に対してここまでヒステリックに強圧的になったことなかつてない。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK121掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧