愛子様が、女帝になられてもよろしいのでは？

っていうか、天皇制そのものが封建時代の遺物なのだから、
つまり、生まれながらの特権階級の存在は民主主義の原理に反するので、
廃止したほうがよいだろうが、
人類の意識の進化はまだまだなので、
とりあえず、男女平等の見地から、
女性天皇くらいは認めるべきだろう。

秋篠宮紀子妃におかせられましては悠仁さまを今まで同様に慈しんでいられるご様子をテレビで時折拝見いたします度に日本国民として大変うれしくまたありがたさに満ち溢れる思いでございます。日本万歳。悪霊退散。

何故、今の男女同権の時勢に、「男系継承」に、我が国が、拘りを持ち続けて居るのか？今こそ、「皇位継承第一順位者の第一子による皇位継承」を真剣に考えるべきであると思う。

「男系」を主張して居る方々！

日本の皇統を厳密に考えれば、皇統の正当性を主張する上で、それ程、「男系」が重要な根拠であるのであろうか？過去の天皇の歴史を観れば、「女性天皇」も実在している。また、「男系」を考えて、現実的には「側室」制がとられ、正規の婚姻関係で無く生まれた「非嫡子」が天皇とされて来た現実。余りにも非合理性がある。皇統の正当性に対する観点から大いに疑問を感じる次第である。

文明国家である日本。今こそ、「皇位継承第一順位者の第一子による皇位継承」の実現に向けて、真剣に検討して、強力に実現すべきである事を重ねて期待したい。

そうすれば、現制度で懸念される現実的な複雑な問題。即ち、次期天皇（現皇太子）から次々代天皇への皇太子家外への皇位継承問題も単純に解消出来る。

余談であるが、2011.10．31号のAERAのP17に掲載されている、現時点で将来の天皇と目されている御方の写真が目に止まり、その御方が現実的に我が国の元首的天皇に為られたとしたら、皇室に対する国民の敬愛・尊敬の国民感情が、如何様な状況に為るのか？心の隅を過ぎった。

即ち、王室を摂る大半の諸国が、現代の「男女平等」の民主的観点から、男女を問わない「第一子」を、継承者とする事が、世界の趨勢であるとの事を理解する事が重要ではないのか？

「男系」に拘るのは、種付け馬の血統を云々するのと同じで前近代的であり、我が国の過去の皇統をの正当性を云々するなら「非嫡子」の方が、誠に恥ずかしい話では無いのか？

現代の合理的な考え方で、「男系」に拘る事は止めて、生物的な家系継承の自然な流れで、秩序ある皇統の継承を実現する事が望ましい。

即ち、「天皇」・「皇太子」・「皇太子家の第一子」との社会通念上の家督相続の考え方が近代国家としての民主的考え方に相応しいと思うのだが。

若し、「男系」に拘るなら、現皇太子の次代天皇は、「皇太子」ではない「養子」的な位置づけとなり、複雑な事に為る事を、現実的に考えたい。

特に、本件は、皇室典範を改訂寸前に、突如として、秋篠宮家での「男子」誕生
が為された経緯も有り、誠に、釈然としない、人為的想いが強くかんじられ、国民の中には釈然としない感情も在る事を、天皇家・宮内庁・政府関係者は考慮すべきであると思う次第である。

皇統は誰にでも理解出来る正統性が良いと思う次第である。