（写真）「ＴＰＰから日本の食と暮らし・いのちを守る国民集会」でがんばろうと決意を固める参加者＝８日、東京・両国国技館

------------------------------------------------------

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-09/2011110901_01_1.html

2011年11月9日(水) 「しんぶん赤旗」
ＴＰＰ阻止へ連帯
ＪＡ全中・医療・消費者・議会関係者ら６０００人
“国の将来のためたたかう”
東京・両国国技館

　「ＴＰＰ（環太平洋連携協定）から日本の食と暮らし・いのちを守る国民集会｣(主催・同実行委員会）が８日、東京都墨田区の両国国技館で開かれました。農林漁業者をはじめ全国から参加した約６０００人は、ＴＰＰ交渉参加断固阻止に向けて徹底的に行動する、とした集会アピールを採択しました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

志位委員長があいさつ　
（詳報）:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-09/2011110903_01_0.html

　１２日から始まるＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力会議）首脳会議前に交渉参加の表明を野田内閣がねらう緊迫した情勢のなか、会場には「ＴＰＰ交渉参加断固阻止！」の垂れ幕が掲げられました。壇上では、反対の連帯を広げようと、農林漁業者、医療関係者、消費者、地方議会関係者１０氏が次々に訴えました。

　日本医師会の羽生田俊副会長は、非関税障壁としてアメリカから日本の医療保険制度が壊される危険性を強調。「国民は公平・平等に医療が受けられる権利を持っている。それを保障しているのが世界に冠たる医療保険制度です。国民の安全を守るためにＴＰＰへの参加に反対します」と表明しました。

　ＴＰＰ交渉参加に反対する東北６県の生協連共同声明をまとめた岩手県生協連の加藤善正会長は、「ＴＰＰは、生産者・消費者が長い努力で積み重ねてきた食の安全・安心を台無しにする」と批判。大震災から立ち上がる運動を阻害するＴＰＰは断じて許せないと訴えました。

　主催者を代表してあいさつした全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）の萬歳（ばんざい）章会長は、「ＴＰＰの情報を国民に明らかにせず、参加に前のめりするのは非常に危険だ」と野田首相を批判しました。“交渉に参加してから離脱することもありうる”という推進派の言い分にたいし、「国際的に通用しない」と指摘。ＴＰＰ反対の共同を呼びかけました。

　みんなの党を除く各党代表があいさつ。日本共産党から志位和夫委員長や市田忠義書記局長をはじめ、穀田恵二、高橋ちづ子両衆院議員、紙智子、山下芳生、田村智子の各参院議員が壇上にならびました。志位委員長が「最後までＴＰＰ阻止のために力をあわせてたたかいぬく」と決意を表明すると、「がんばれ」の声と拍手が起きました。

コメント

01. 2011年11月12日 13:58:25: 3pzJyybIjk ＴＰＰの本質をついてない、アリバイ作り？ 共産党でなく保守党、政権政党なら個別対応も仕事でいい。 ＴＰＰの問題は仕組みにある。非関税障壁としてたぶん国内の慣行、慣習、当然守られるべき仕組みまで非関税障壁として提訴される可能性があることだ。 日本の仕組みがすべてよいとは言えないし、その仕組みで、楽な商売で暴利をむさぼる仕事をしてるのもいるかもしれない。だが、郷に入れば郷に従え、が外から来たものの従うべき、ワールドスタンダード、なのだ。−本来そういうルールで世界はやってきた。 敢えて建国の形にまで触れたくはないがアメリカ自身は全く意識してないから言っておく方がよいだろう。 合衆国、というような国の作られ方は、アメリカだけ、といって具合が悪ければ、イスラエルを挙げてもいい。どっちにしても、合衆国という国の作られ方は、極めて、特別、世界的に見て特殊なのだ。良くも悪くも、アメリカは国の作られ方その元の初めのところから、極めて特殊ローカルなのだ。 その国が、この頃、グローバルと言い自らのシステムをグローバルスタンダードという。そんなはずはない。 凡そ国々はそれぞれ違い、それぞれ異なる気候風土、歴史を経て、現代の今を同じ時間を生きている。敢えて言えば違うことのほうがスタンダードなのだ。違うことの中で数千年の歴史を人類がきざんできた。 スタンダードは同じがよければ、ヨーロッパだろう。アメリカスタンダードを喜ぶものはそういない。 武力、陰謀、基軸通貨ドル、による強引な展開はすでに行きずまっている。本来のグローバルスタンダード、≒違うことがスタンダード、では戦えないアメリカのルール無視がこの、今回のＴＰＰの本質だ。 ＴＰＰであれ、策を弄しても、中国の台頭と、日本、韓国で基本的な部分にまで、手をつっこんでくるアメリカに対する、反米と言うより既に嫌悪感のように広がった意識の中で、やがてＴＰＰでも勝てないアメリカの姿が、誰の目にも見えるようになる。 日本も韓国も、アメリカに対して戦後の長い期間を今日まで同じようにたぶん、付き合ってきて、乗り越え今に至っている。 苦しいがＴＰＰをアメリカの最後の悪あがきにしなければならない。 日本、韓国が中国とともに、連携を強めることが、日本韓国の重点課題のなる。 もちろん、リーダーシップを中国に取らせることが３国い有利に働く。 良く考えるべきところだ。 ３国間に島嶼問題でそれぞれにナショナリズムの火をつけようとしてるのはアメリカだろう。 ３国の喧嘩で喜ぶのはアメリカだ・十分気をつけたほうがよい。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　重複コメントは全部削除と投稿禁止設定 　ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ121掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。