野田首相はつんぼ桟敷に置かれてTPP交渉参加へ誘導されている

　本日11月11日の参議院TPP集中審理において野田首相がTPPのISD条項が国内法に優先することを理解されていなかったようであることが明らかになった。通常、こういったことは担当の閣僚や官僚によりブリーフィングが行われ、国会前に十分に理解してから国会審議に臨むはず。

　つまり、野田首相自身が情報操作の対象にされていたと言うことだ。そして、その実行部隊は現職の閣僚も含まれていたことになる。当然その筆頭は経産相である枝野幸男その人だ。

　これが日本の実態、植民地化された政治の実態だ。しかし、枝野さん、あなたの「直ちに影響はない」という福島原発事故の時の言葉の意味が今更ながらよく分かる。いったいぜんたい、前原グループは何をやっているのだろう。

　野田首相はこんな前原グループに義理立てをする必要はない。彼らのマインドコントロールにかかったらいけない。ぜひ、昨日の決断、つまり、一日先送りの決断を生かして、交渉不参加の決断を下していただきたい。

＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜844＞＞ 　

コメント
01. 2011年11月11日 20:16:47: rWmc8odQao 森原秀樹氏 「総理がTPP協定の「交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と表明。国民の8割が説明不足と感じ、半数の与党国会議員、過半数の衆院議員が反対し、全国の首長が反対し、8〜9割の地方議会が反対・慎重の決議をあげても、背を向けた。前代未聞の国民、地方、国会無視。どこの国の総理なのか。」 https://twitter.com/#!/HidekiMorihara/status/134950215152177153 アメリカの自治領の首長です。もしかしたら準州かもしれません。 いずれにせよ主権はありません。軍隊の指揮権もありません。悲しいですが、そういうことです。
02. 2011年11月11日 21:21:00: v9I0GzB2Vc 「つんぼ」でも自分でちゃんと考えれば分かるはずだ。 もう一度言う、よほどの阿呆でなければわかるはずだ。 自分で情けないと思わないのか。どこがアジアだ。 ＴＰＰ参加国で日本を除くアジアの国のシェアはＧＤＰ５％程度、どこに何を売るのかね。
03. taked4700 2011年11月12日 01:49:11: 9XFNe/BiX575U : 8D5RUrQ3A2 >>02 ISD条項のことについてきちんとした説明を受けていなければ、そして、多分、間違った、微妙に誤解をさせるような説明を受けていれば、今回のように野田首相が考えられるのは当然です。 また、ベトナムを入れて、アジア諸国の現在の経済規模は小さいですが、今後１０年とか２０年で見違えるように大きなものになるのは普通に予測できます。
04. 2011年11月12日 20:21:32: uwLVpaI1BA TPPどうなるか、しらないで決断か？ アメリカの罠にはまる日本政府。

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