首相、ＴＰＰ解散を否定＝例外品目提示に慎重−参院予算委（時事通信社）

　野田佳彦首相は１６日午後の参院予算委員会で、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）参加の是非を争点に衆院解散に踏み切る可能性について「国難というべきいろんな課題を抱えている時に、民意を踏まえた十分な議論をしながら与党、与野党の合意形成をしていくことが、まずは大事だ」と否定した。

　公明党の山本香苗氏が「ＴＰＰは国論を二分する大問題になっている。国民の信を問う覚悟はあるか」とただしたのに答えた。

　首相は、ＴＰＰ交渉参加方針を表明したことに関し、「国論は本当にさまざまだ。郵政民営化も国論は真っ二つのテーマだった。そういう中で一つ一つ段階ごとに決断していかなければならない」と強調。「誇るべき医療制度、美しい農村、伝統文化はしっかり守り抜く」と理解を求めた。たちあがれ日本の片山虎之助氏への答弁。

　ただ、「心の中に守るべきものがあるのは当然だが、リストを持って『これでは入らない』と言うのは交渉ではない」とも述べ、関税撤廃の例外品目を提示することには慎重な姿勢を示した。社民党の吉田忠智氏への答弁。　

　一方、公明党の木庭健太郎氏が、災害発生時に負傷した被災者を収容する「病院船」の導入を求めたのに対し、藤村修官房長官は「既存船舶の活用、民間船の借り上げ、新規建造など費用対効果の分析も踏まえ、調達をどうすべきかなど、民間有識者の意見を聞きながら検討していきたい」と述べた。（2011/11/16-17:34）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011111600571 　

コメント
01. 2011年11月16日 22:23:54: RyXxmrsYHZ 野田総理 「ＴＰＰ解散しない。ＴＰＰの例外品目リスト作らない。日本の国益は心の中で守る」 「心の中に守るべきものがあるのは当然だが、リストを持って『これでは入らない』と言うのは交渉ではない」 何だコイツ・・・。じゃあ、何を交渉するんだよ。
02. 2011年11月17日 00:36:58: cLdSnDKjlM ノブタこいつ、完璧なバカ、なんとかしてくれ！
03. 2011年11月17日 00:58:18: YRyE4hspJA 民主は鳩山のﾊﾞｶに始まってアホ韓､ﾉｰﾀﾘﾝ豚ほんと軽いカスばかり､倒閣急いだ方がいいな｡
04. 2011年11月17日 01:09:51: tXkfrXUKWQ すでにかんぽやめている人、郵貯解約している人いる。 野堕のせい。 風評被害は、緩すぎる規制値と緩すぎるサンプル検査、気のない農家に米作らせ偽装黙認した棺のせい。
05. 2011年11月17日 01:31:02: rWmc8odQao 三宅雪子氏 「外交が好きでＴＰＰもつい条約関係に特化してしまう。きょうの「慎重な会」(まだ名称変わらず)役員会でも山田さんにＩＳＤ条項の説明するように言われた。佐藤ゆかり議員の質問はよかった(私が言うのもなんだが)が、あの賠償請求は退けられているので例としては違うものがよかったかも。」 https://twitter.com/#!/miyake_yukiko35/status/136761601436028928 （こう言ったら失礼だと思うが）三宅氏、すっかり頼もしくなってきたなぁ… なんか嬉しいです。ホームページの動画にあるとおり、農業、金融分野でもご活躍ください。 来年は瀬戸際だろうけど、なんとか議員として生き残ってくださいませ。
06. 2011年11月17日 02:11:36: FKKgD5g6Og 内閣不信任案で、野田首相に解散か総辞職かの二択しかない状況にどう追い込めるか。 この設問に対しての答えは、国民がわかりやすい形での「頼りない」事を証明すれば良いのではないだろうか。 国会中継を見ていると、ＴＰＰ問題、消費税、献金問題と、野田首相を様々に攻めている。 しかし、攻めの手法が多様であればあるほど、焦点がぼけてしまい、庶民感覚としての「野田首相の声色と姿勢と総バッシングは酷い」という、変な同情論へと回帰する可能性がある。 ここは、もっともシンプルなひとつの問題で、全てを示せる問題に集中してはどうかと思う。 それは、野田首相の発言と、米国の公式見解の相違問題である。 国会で具体論を聞かれても野田首相は、国益を損ねないよう対処するで押し切る。 だからこそ、米国の公式見解が日本の国益の大前提を損ねている以上、各論に入る前に、きちんと対処する姿勢を示せと追及できる。 おそらく、今回の野田首相と米国政府の発言の相違は、野田首相側の二枚舌であることは誰もが感じている事だが、その誰もがは、実は、この投稿を読んでいるあなたや、私である。 実際は、野田首相の二枚舌は、国会中継を視聴する層以外は知らない。 そして、この最初のとっかかりに、野田首相、米政府双方が、登場し、双方が譲らない構図ができたなかで、両者に対応を迫れる状況が今生まれている。 ＴＰＰ反対派は、アメリカと諸外国で起こった事例を参考に将来予測を語るが、賛成派や、その問題に興味を示さない者は、将来予測というだけて意識外とする。 日米は特別と思っているのかもしれないが、予想には耳を貸さない。 しかし、現実に、日本の首相と米国政府の見解の相違という「国益がからむ交渉」の面子をかけた戦いの場が現れた以上、これを盛り上げて行かずして何時庶民に知らせることができるのか？
07. 2011年11月17日 08:55:38: FKKgD5g6Og 　無知のふりをして、逆に相手の無知を悟らせる−。問答を難題解決の手法に用いたギリシャの哲人の名から、英語では、そういう論法を＜ソクラテス的アイロニー＞というらしい ▼例の環太平洋連携協定（ＴＰＰ）をめぐって、その言葉を想起させる出来事があった。発端は、米政府が日米首脳会談で、野田首相が「すべての物品、サービスを自由化交渉のテーブルに乗せる」と発言したと発表したこと ▼日本側は「そんなことは言っていない」と気色ばみ、指摘を受けて米側が訂正した、と説明した。ところが、米政府高官は記者団にしれっと「発表の通り。訂正はしない」。さて、どっちが本当なのか ▼日本政府の方を信じるなら、米国は、ある種の＜ソクラテス的アイロニー＞を用いたとも考えられる。つまり、首脳の発言内容をまともに理解する能力さえないふりをして、首相に「例外なき」自由化交渉の「例外」を無邪気に信じる甘さを悟らせようとした… ▼逆に、米国の言う方を信じるなら、首相がオバマ大統領に内緒で言ったことを米側があえてばらしたとも考えられる。「本当は既に首相もその気だ」と国民に明かすことで「例外なき」自由化交渉ムードに引き込もうとした… ▼どっちにしろ、わが政府が、発表文一つでやすやすと米国に揺さぶられたのは確か。のっけからこれでは交渉の先が思いやられる。 中日春秋 http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2011111602000010.html
08. 2011年11月17日 22:14:44: WKNuPffrgs 心の中って言った瞬間に 議場思いっきりざわついてたな

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