(回答先: この選定ソフト使えば小沢だって起訴できるさ！　クジ引きクリック前に、小沢に反感抱く候補者を入力… （一市民が斬る!!）　 投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 23 日 07:23:30)

　裁判所は、ろくすっぽ証拠もなく邪推だけで起訴議決された案件を審理するのを、時間の無駄と嫌がりはしまいか。検察は、自分たちが放り投げた告訴を次々に起訴議決されて、検察官適格審査会に検察官名を報告されるのを嫌がりはしまいか。しかもその決定は、素人の１１人の市民に委ねられているとしたら。

　何らかの手を打っておかないと、裁判所は超多忙になるし検察庁は枕を高くして眠れない。だとしたら確実に「不起訴相当」を出すシステムを作ろうと考えないだろうか？　審査員に票の読める者を６名送り込むシステムを。ちょうど小沢氏の起訴議決と正反対のシステムだ。

　審査員を誘導したとしても、素人は採決までは何を考えているか分かったものではない。はっきりいって、事務局であれ審査補助員であれ誘導による方法は不確かだ。中にひねくれ者が混じっていたら目茶目茶になる。「６名の不起訴相当」これが絶対に出る方法が一番だ。

　もしかようなシステムが確立されていたのなら、小沢氏の場合も手馴れた業務であったろう。外野が騒然としてあれやこれや探りの手が入ったことを除けば。しかしそれでも、
全国１６５カ所の検察審査会のうちのたった１カ所である。「時間がたてば・・・」と考えているのか？
　

コメント
01. カッサンドラ 2011年11月23日 17:21:07: Ais6UB4YIFV7c : hNh4kwe6OI この説の弱いところは、「起訴相当の議決」が加わったのが2009年（平成21年）5月からだということだ。 それ以前は、検察が首を縦に振らなければそれでチョンだった。 いくらなんでも１年やそこらで、「システムが確立」は難しいだろう。
02. 2011年11月23日 18:00:01: KjVz89QXlI 検察審査会は検察が起訴できない事案を起訴させるためにある。 つまり検察としては、「法を犯しているが処罰に値するに至らない」場合は起訴をしない。 前科もない真面目なサラリーマンが、八百屋で大根を盗んだ。 立派な窃盗であるが処罰に値てしないとの判断で起訴にはならない。 しかし、このような例でも検察としては起訴したい場合がある。 その際に検察審議会を利活用しているのだろう。 検察なら起訴できない事案でも、 検察審査会なら「市民の判断」なのだから、検察の処罰適用判断の基準など無視出来る。 また、裁判所は検察の下請けだから「万事準備が整っています」なのだろう。 ご指摘のように検察が起訴したくない事案で、審査会が起訴を乱発したら検察も下請けも面倒だ。 だから、そうならないようコントロールできる仕組みが入っている。 この審査会によって検察や下請けの予算も増えたのだろう。 よくできた法律だ。
03. カッサンドラ 2011年11月24日 09:28:55: Ais6UB4YIFV7c : PMns9H86Ko 　検察審査会が暴走し始まったとき、水を掛けられるのは審査会事務局と審査補助員しかいない。内閣も裁判所も「権限は及ばない」とはっきり言っているから。検察はいわば叩かれるほうだから、言わずもがなである。 　審査補助員の説得でも「火が消えない」状態になったらば、お手上げである。「裁判所で判断するんだからいいや」で起訴議決が面白いように決まる。裁判員制度のような、裁判官の１票の歯止めもない。起訴議決から法廷まではなんの障害もない一本道だ。 　こんな危ない制度を裁判所や検察が、何もしないでほって置くだろうか？　実際は、どこかの誰かが「コントロール弁」を持ってはいまいか？

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