◎http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211204008.html

2011年　1月20日　に任期満了で辞めたんだぜ？
新燃岳だけに限っても、どれだけ噴火してると思ってるんだ

そのまんま東てのは、談合とかも地元建設業者のためには意味があると
認めていたような人なので、その他の連中と同一視するには無理がある。

　西成高校の３年生が１１月２５日、大阪市長選挙の「未成年模擬投票」を行った。結果は、平松氏５９・８％、橋下氏２８・３％、白票１１・８％だった。新聞報道の政策比較をもとに生徒達が真剣に判断した結果だ。

　維新の会が出している「教育基本条例案」によると、府知事が教育目標を定め、校長の権限を強大化し、先生を５段階に評価して最低ランクが３年続けば解雇の対象にするという。また定員割れが３年続いた高校は統廃合の対象にし、成績のよい進学校には補助金を大幅に増やすという。
　成績のみで生徒を選別し、試験の難しい学校に進学させることができる先生が「良い先生」だというのだ。しかし、これが本当に教育なのだろうか？橋下ら維新の会の「教育観」というのは、どこか競走馬の飼育員に似ていないか？そもそも学校の公教育というのは、競争馬を育てる所ではない。一人一人の生徒が自分の社会的人間的な価値に目ざめ、多くの仲間の中でそれを認め合い高めあうような教育的努力が、すべて無用の長物として切り捨てられる危険がある。どのような社会であれ、教育は社会権力に従属するべきではない。子供達はこの社会の希望だ。教育は社会に有用な人材を育てる責任があるだけでなく、この社会の希望を育てる責任もある。この社会の不公正、不条理を看破し、時の為政者の限界を乗り越える力をこそ育てる責任がある。維新の会は教育を政治権力の従属物、補完物にしたてあげようとしている。これは日本国憲法が保障する「学問の自由」とも根本的に相容れない憲法違反の条例である。
　維新の会は「世界に通用する人材」を育てると言うが、この言葉ほど中身のない空言はない。大阪にカジノをつくり、「世界中のヒト、カネ、モノを集め」て大阪を復興するという空想の持ち主達だから、世界中の人をたぶらかす能力をもった人材を育てるというのだろうか。こんな知事が教育目標を決めるって？？？大阪の教育をメチャクチャにさせるわけにはいかない。

　多くの有権者は変化を求めて維新の会に投票したのだろう。しかしそれが間違いだったことに気づくには一年も必要ないだろう。問題は、我々がどういう変化を作るかだ。維新の会はギャンブル経済で大阪を復興するという。しかし、それはできないし、地下鉄など大阪の貴重な資産を食い潰すことになる。必要なのは、一つ一つ、生産を回復することだ。大阪周辺の農業地帯の遊休農地や荒れた山林をよみがえらせ、都市の失業者に仕事を供給する。個人商店や中小零細企業を支援し、シャッター通りを復興し、大規模店舗にはできない地域地域の特性をいかした経済活動を創出する。そして額に汗して働くことの重要性を子供達に伝えることの中にこそ、教育再生の道があるのではないか。子供達をギャンブラーにしてはならない。子供達を維新の会に渡してはならない。
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