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民主政権は即刻下野が必要 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/360.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 09 日 00:05:48: igsppGRN/E9PQ
 

民主政権は即刻下野が必要
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4460.html
2011/12/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


つくづく民主党政権は無能だ

ずうずうしいドジョウだ。野田首相が堂々の居直り宣言である。きのう(7日)の参院本会議で問責可決必至の一川防衛相について「閣僚として職務を着実に遂行しており、任命責任を問われるものではない」と、自らの任命責任も蹴飛ばし、一川ともども居座りを決め込んだ。

野田はとことん首相の座にしがみつき、何としても消費税アップを強行するハラだ。「不退転の決意」とか言って、年内に消費税増税法案の「素案」をまとめようと、シャカリキである。
こんな腹黒いドジョウを後押ししているのが、大マスコミだ。増税やむなしムードをつくり出そうと、消費税アップに向けた地ならし記事がやたらに目に付くようになってきた。

朝日新聞は、きのうの朝刊で、景気が悪ければ増税を凍結できる「景気条項」をクローズアップ。「『景気条項』の書きぶり次第では増税できなくなる」「金融市場に、日本が財政再建に後ろ向きと受け止められれば、欧州の債務危機が飛び火しかねない」などと読者を脅しまくっていた。

日本は財政難だ。早く消費税を上げないと、ギリシャの二の舞い。景気条項などとんでもない――大マスコミはこんな三段論法で国民を惑わし、増税まっしぐらの野田のお先棒を担いでいる。野田は野田で、消費税増税を掲げていれば、財務省と財界、大マスコミが支えてくれるから政権維持は安泰の計算だ。このままだと消費税アップの流れが完全につくられてしまう。

◆誰が許可したのか野田増税路線

しかし、こんなことが許されていいのか。09年総選挙の民主党マニフェストには「消費税アップ」の文字はどこにもなかった。その上、「4年間は増税しない」と調子のいいことを繰り返していたではないか。
増税路線の民主党の方針転換がその後の選挙で支持されてきたのなら、まだ話も分かる。だが、現実は逆だ。

「菅首相が、いきなり消費税10%を持ち出した昨年7月の参院選で改選数54を44に減らして惨敗して以来、民主党選挙は連戦連敗です。昨年秋の衆院補選、今年1月の愛知ダブル選挙、4月の統一地方選の知事選、県議選と全部一人負けだから、イヤになります」(民主党関係者)

組織票を握った政権与党なのに、今年の与野党対決型の知事選は、北海道、青森、三重……とことごとく敗北。ハンパじゃない嫌われ方だ。
「民意はとっくに民主党政権を見放しています。そんな政権に消費税アップを強行する資格はありませんよ」と、立正大教授の金子勝氏(憲法・政治学)はこう言う。
「先日の大阪ダブル選挙でも、自民党や共産党とまで相乗りしたのに民主党は惨敗しました。ここまで民意が離れ、選挙で負け続ける政権に正当性があるのでしょうか。歴代の自民党政権があまりにヒドく、下野後もテイタラクを続けているから、民主党政権は何とかもっているに過ぎない。積極的な支持あっての政権ではないのです」
完全に民意を失った政権は、即刻下野するしかない。それが民主主義国家のルールというものだ。野田の「消費税増税法案を成立させてから、解散して民意を問う」という主張は、盗人猛々しいにもホドがある。

◆これが選挙民熱狂の政権交代のなれの果てか

そもそも民主党の国会議員たちは、前回の総選挙で一票を投じた選挙民がどんな思いでいるか、考えたことがあるのか。
きのうも朝日新聞にこんな投書が載っていた。
「民主党のマニフェストはいったい何だったのか。国民との約束を臆面もなく、ほごにし続けている。(中略)消費税の増税を掲げ、年金減額にも熱意を見せる民主党政権に対し、私はもう支持する気持ちを失ってしまった」

こういう思いの民主党支持者が数知れずいる。だから選挙という選挙で負け続けているのだ。
「野田政権のままだと、民主党は次の総選挙で大惨敗が確実ですよ。いや、その前に分裂や新党の話が持ち上がり、総選挙が終わったら民主党は消えていると思います。でも、それも仕方ない。2年前の総選挙で有権者は、小泉政権にメチャクチャにされた国民生活や格差を修正して欲しい、アメリカ流の金持ちが勝者という新自由主義はやめて国民生活最優先の政治をやって欲しいという期待で一票を投じた。それで劇的な政権交代が起きた。ところが、アメリカかぶれの松下政経塾出身の野田首相や前原政調会長を中心に、小泉政治と何も変わらない新自由主義政治を復活させている。アメリカと財界に尽くし、庶民をイジメる。これでは政権交代の意味はないのです」(経済アナリスト・菊池英博氏)

◆努力しない政権に存在意味なし

政治ジャーナリストの泉宏氏は、自民党以上に自民党的な野田政治の手法について、こう言った。
「この臨時国会は公務員改革など残った法案がいっぱいあるのに、大臣2人の問責決議が可決されるから、首相は今週で国会を閉じてしまう。それじゃあ、野党が怒って来年1月の通常国会は召集が難しい。そこで、首相はちょっと前からの震災復興の4次補正を言い出している。補正をエサにすれば野党は審議拒否できないと計算しているのです。手練手管のいやらしい政治です」
これが民主党が目指した政治なのか。国民は、そんなダマシの政治を期待してはいない。

全部のマニフェストを直ちに実現しろと言っているのではない。少しは努力して汗を流してみろと言いたいのだ。安易に増税に走るのでなく、官僚政治の裏の裏を知る小沢一郎を使い、選挙で公約した予算組み替えや、埋蔵金発掘、特別会計見直しで官僚を慌てさせないのか。そういう変化を有権者は見てみたいし、期待していたのだ。筑波大名誉教授の小林弥六氏が言う。
「民主党は完全に変質してしまった。鳩山政権までは、日米関係を少しでも対等にしようとしたり、政治主導を貫こうとする姿勢が見えました。しかし、菅政権になるや、やりたいことがないから、官僚が操るままの政治になり、党分裂にウツツを抜かし、民主党らしさをどんどん捨ててしまった。そのうえ野田政権になってからは、菅政治、自民党政治以上にひどい対米隷属で財務省言いなりの大増税亡国政権になってしまった。2年前とは全然違う裏切り集団に成り下がっている。大震災、原発事故も重なって、日本は暗い沈んだ国になるばかりです」

野田政権の存在そのものが、もう決定的な公約違反。一丁前に、解散して信を問う資格なんてない。無能を恥じて詫びて、大政奉還するしかないのだ。

 

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コメント
 
01. 2011年12月09日 00:56:13: sfRa8l37Gs
まあ、選挙があってよかったと思うしかないのでは。どんな政権も4年で変えられるのですから、後一年ちょっとの辛抱ですね。それよりも政権担当能力のある野党がおそらく無くなってしまうという事のほうが問題ではないかと思う今日この頃。
小沢一郎大先生の一手はいかなるものかと、そのぐらいですかね今後の興味は。

02. 2011年12月09日 09:01:50: igjNKYVoAs
午後に問責決議案可決見通し 一川、山岡氏で野党 野田首相に大打撃
2011.12.9 07:48

参院予算委員会で答弁に臨む一川保夫防衛相。手前は山岡賢次国家公安委員長=6日午後、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
 自民、公明両党は9日午前、一川保夫防衛相と山岡賢次消費者行政担当相に対する問責決議案を参院に提出する。午後の参院本会議でそれぞれ採決され、自公、みんなの党など野党各党の賛成多数で可決する見通しだ。自公両党は両氏が続投した場合、来年の通常国会で2閣僚が関連する審議を拒否する方針。野田佳彦首相にとって打撃は大きく、難しい政権運営を迫られそうだ。

 問責決議案への態度を明確にしていなかった、みんなの党が両氏について賛成する方針を固めたため、山岡氏に関しても可決が確実となった。自公両党は問責の理由として、一川氏に対しては不適切発言をした前沖縄防衛局長の監督責任と、1995年の米兵による沖縄少女暴行事件を「詳細には知らない」とした答弁を問題視。山岡氏をめぐっては、マルチ商法業者から献金を受けていたことから消費者行政担当相としてふさわしくないとしている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/plc11120907480006-n1.htm


03. 2011年12月09日 09:46:30: Fvni3do8qA
”国家公務員給与引き下げ法案”見送り国会延長せず。一川防衛相擁護のため
野田内閣決断する。重要な法案が決められず先送りになった、小沢グループの
党内抵抗を配慮しての苦渋の決断だ、国民からの法案先送りの批判を受けても、
党内のごたごた劇をさらに大衆にさらすほうが党へのダメージが大きいとの
判断と思う。一事が万事だ、野党顔負けの小沢グループの抵抗が政局を進める
ことが出来ない。”国民のための政治”といいながら真逆の事としかならない
現状を小沢グループは自覚出来ているのだろうか?

04. 2011年12月09日 21:41:50: FxvrgB9tfo
>大政奉還するしかないのだ。

「大政奉還」って何だよ?w
自民党に政権を戻せってこと?

自民党に政権戻せばより悪くなるだろ。

民主党政権になってよくなったことは少ないが、指標を見る限り、悪くなったことはあまりない。
子ども手当て、高校無償化、戸別補償、雇用保険法改正(非正規労働者も保険に加入できるようになった)、
求職者支援法案、国民健康保険法改正(失業者の保険料負担軽減)など、数少ないが、成果もある。
もっとも、子ども手当ては、衆参ねじれを利用した自公の脅迫で廃止に追い込まれたが。

この十数年間、自民党政治は行き詰っている。
「失われた20年」とも呼称されるよう経済政策失敗
自殺率高止まり。
民間給与所得10年以上、下落。
貧困率上昇。
少子高齢化止まらず。
財政赤字も止まらない。
天下り団体の税金・保険料浪費も止まらない。
2004年の年金制度改革も、事実上破綻で、「改悪」にすぎなかった。

消費税引き上げだって、自民党は賛成だ。

自民党は民主党以上に消費税引き上げに積極的であるから、
自民党政権になれば、結局、消費税が引き上げられる。
つまり、結果的には同じであるから「民主党が下野」したって、
意味がないのである。


消費税引き上げを公約する自民党:
■総裁選、政権奪還なら再選出馬=谷垣氏
政府が次期通常国会への提出を目指している消費増税準備法案への対応に関し
「われわれもそういう(消費増税すべきだとの)主張だから、選挙後なら足並みがそろう」と語り、
法案提出前の衆院解散を重ねて求めた。(2011/11/23-13:35)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011112300220&g=pol
>われわれもそういう(消費増税すべきだとの)主張だから

同じ消費税増税で総選挙とは滑稽
http://twitter.com/#!/YoichiTakahashi/status/139245588356149248


■安倍氏「消費税12%も」
自民党の安倍晋三元首相は17日、都内で講演し、
消費税を2010年代半ばまでに10%まで引き上げるとした政府・与党の方針に関し、
「10%で足りるのか、場合によっては12%ということになっていくかもしれない」との認識を示した。
安倍氏は「(東日本大震災からの)復興をデフレ脱却の機会にし、力強く経済を成長させた後に、
年金、医療、介護など伸びていく社会保障(の対応)について消費税を上げる必要がある。
順番とタイミングが極めて大切だ」と強調した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000084-jij-po
■自民党幹事長代理は「遅い」 政府の消費税引き上げ時期
自民党の田野瀬良太郎幹事長代理は30日夜、政府・与党が消費税率引き上げを
「2010年代半ばまでに段階的に10%まで引き上げる」とすることを正式決定したことについて
「遅い。もっと早く10%にすべきだ」と批判した。
また、引き上げ時期を「経済状況の好転が条件」としたことに対し
「そんなことをいっていたら、いつまでたっても消費税を上げることはできない」と述べた。
都内で記者団の質問に答えた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110701/stt11070101050000-n1.htm
■消費税:速やかに税率10%に…講演で石破氏
自民党の石破茂政調会長=宇多川はるか撮影 自民党の石破茂政調会長は5日、党本部で講演し、
2010年参院選公約に掲げた「消費税率10%」について
「できるだけ速やかに上げる。今のところ、7%、8%と段階的なことは考えていない」と述べ、
政権復帰を前提に、現行の5%から一気に引き上げる考えを示した。
http://mainichi.jp/select/photo/news/20110706k0000m010024000c.html
■「消費税15%必要」野田毅・自民党税調会長が講演
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/426454/
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110109/fnc11010921410126-n1.htm
■消費税10%、自民が明記 税制改革案
自民党は9日、来年度税制改正の「基本的考え方」をまとめた。
参院選の公約を踏襲し、消費税を10%に引き上げ、法人税率を20%台に引き下げることを明記。
http://www.asahi.com/politics/update/1209/TKY201012090454.html


そもそも、自民党政治の目的は、自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークから生じた既得権益を死守するためであり、
その「既得権益を死守する」ことが目的。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていたが、
その改革を進めることができていない。
批判のポイントが違う。

■民主党政権が官僚を使いこなせない“歴史的理由” (上久保誠人・立命館大学政策科学部准教授)
「マニフェスト」で公約した政策の多くが実現しないことや、東日本大震災・原発事故対応の混乱によって、
民主党政権の「政治主導」に対する批判が厳しさを増している。
だが、これらの批判は、50年以上も自民党長期政権が続いたという、他の議会制民主主義国にない日本独特の状況を考慮していない。
▼自民党長期政権下における「政官関係」の特殊性
http://diamond.jp/articles/-/13434

自民党に政権を戻すよりは、
野田首相に解散させず、
来年4月無罪判決→野田首相低支持率で辞任あるいは9月任期満了→代表選→小沢首相誕生
というシナリオのほうがマシだ。


どうもゲンダイは最近、思考停止した記事が多いな。
「民主党が下野」した後はどうするんだ?どうなるんだ?
という点について何も考えていない。

自民党は消費税増税を公約しているんだよ?>ゲンダイ


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