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(回答先: 12月13日 イカサマ審査員選定ソフトを作成し、悪用させたのは 投稿者 メジナ 日時 2011 年 12 月 13 日 22:47:16)
検察審査員の候補予定者は、選挙管理委員会から検審事務局へ直接送られてすぐに選定作業が開始する、わけではないようだ。
『恣意的に検察審査員を選ぶ方法（悪意がある場合の実証例）2010/11/26』の２頁を見てみると、＜説明＞の欄に、『候補者名簿の調製は、予定者名簿から最高裁へ名簿ファイルを送り・・・』とある。最初、最高裁に送られて何らかの調整を施した後、検審事務局がシステムに入力するようだ。
最高裁の調整とは、『中間報告書（参議院予算委員会提出用）平成２２年１１月２６日』の４頁でいっている、『裁判員候補者名簿管理システムによる候補者の絞り込みを経て・・・』のことだろうか？ 検審事務局には裁判員システムは使わせない、ということかな。実際は、最高裁ではなく手下の地裁が調整をするのだろうが。
ならば途中で仕事を分離するのではなく、引き続き地裁が「検察審査員候補者名通管理システム」をまわして審査員の選定までやっても、作業の効率性からは望ましいことだ。
「実際はやっている」とは死んでも言うまいが。検審事務局が審査員の選定を「一から十まで自分で」やっていることと、「責任を持って」やっているということは同義と考えて差し支えないのかな？
実際、中間報告書４頁の③を見るとかなりの部分を外注しているようだが。ならば選定作業も「地裁に外注」したとして、何か問題があろうか。おなじ公務員同士だもの秘密は守られるだろうし。
意地の悪い言い方をすれば、「裁判所にもし悪意があれば、審査会の議決は如何様にもなる」ということではないか？ 裁判所が「公平」に選んでくれた審査員に対して、検審事務局が疑問を挟む余地などこれっぽっちもないだろうから。
《恣意的に検察審査員を選ぶ方法（悪意がある場合の実証例）2010/11/26》 ２頁
＜説明＞
候補者名簿の調製は、 予定者名簿から最高裁へ名簿ファイルを送り、 帰ってきたデータを再度、システムに投入する。
《中間報告書（参議院予算委員会提出用）平成２２年１１月２６日》 ４頁
５．問題点（審査員選定の全過程において）
①本ソフトウエア（注：検察審査員候補者名通管理システム）による検察審査員の選考作業は、次に示す手順で行われる。
まず各地区の選挙管理委員会から提出される名簿から候補者を選考する。
その後、「裁判員候補者名簿管理システム」による候補者の絞り込みを経て、本ソフトウエアによる選考作業が行われる。
よってこれらの全行程を検証しなければ、選考システムの公平性、中立性を証明できない。
②また、「裁判員候補者名簿管理システム」と「検察審査員候補者名簿管理システム」は同一のパソコン上で運用されることもあるとされている。（注＊ 最高裁判所・開発基本仕様書による）
③さらに民間業者への委託部分が数カ所ある。具体的には次のとおりである。候補者への郵送通知、名簿作成、候補者への郵便、電話対応などのオペレーション・センター業務。
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