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狂気の独裁者の突然死 世界に衝撃 誰も予想できない来年からの異変異常 (日刊ゲンダイ) 金正日は2カ月前に死亡? 
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/757.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 21 日 01:10:37: igsppGRN/E9PQ
 

狂気の独裁者の突然死 世界に衝撃 誰も予想できない来年からの異変異常
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4570.html
2011/12/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


 金正日は2カ月前に死亡?

◆大騒ぎしているマスコミ報道で信用できるものはあるか

金正日(69)の「急死」を受け、新聞テレビは北朝鮮関係の報道一色だ。しかし、有益な情報は皆無といっていい。北が今どんな状態なのか、今後どうなるのか。何がなんだか分からないまま、大マスコミが大騒ぎしているだけだ。

「外務省も防衛省も、金総書記死亡の情報を得ていなかった。日本のマスコミはなおさらで、現時点ではどこも正確な情報を持っていないでしょうね。だから、北朝鮮側の発表を垂れ流し、臆測でモノを言うしかないのです。しかし、北朝鮮当局の発表ほどアテにならないものはない。すべて疑ってかかる必要があります」(国際ジャーナリスト・歳川隆雄氏)

本当に12月17日の午前8時半に死んだのか、確かめようがないし、「現地指導に向かう列車の中で心筋梗塞で急死」というのも怪しいのだ。
「当局の発表が信用できない根拠のひとつに、正午の『特別放送』で訃報を伝えた朝鮮中央テレビの女性アナウンサーが10月19日以来、姿を見せていなかったことが挙げられます。この2カ月間で金総書記に何らかの異変があったことは間違いない。もっと前に亡くなっていたが、何らかの事情で発表ができなかったのかもしれません」(歳川隆雄氏=前出)

だいたい17日に死んで、三男の正恩(28)への権力移譲がたった2日間で行われるなんて不可能だ。
金日成から正日への後継世襲は、完了までに数年かかった。日成の死亡は1994年。正日が総書記に選ばれたのは97年で、憲法改正を通じて金正日政権が公式にスタートしたのは98年のことだ。それだけに今回も、2日間で権力移譲ということはあり得ない。
「金正日異変は、少なくとも例の女性アナウンサーがTV画面から消えた2カ月前と考えるのが妥当」(事情通)である。
死亡日も推理できない日本のメディアが、北朝鮮の発表をそのまま流し、その上に立って北朝鮮の今後を占っても意味はない。相手は常識が通用する国じゃないのだ。金正恩体制への移行がスンナリいくとは思えない。軍部が暴発しても不思議はないし、クーデターや粛清の嵐が吹き荒れる可能性もある。この先、何が起きてもおかしくない。

◆北朝鮮の体制は変わるのか続くのか どうなるのか

「しばらくは金正恩氏を中心とした体制維持を図ろうとするだろうが、必ず権力闘争が起きる」――。こう断言するのは、元韓国国防省北韓分析官で、拓大国際開発研究所客員研究員の高永●(=吉を2つヨコに並べる)氏だ。
「正恩氏が後継者として有力視され始めたのは、故金正日総書記が脳梗塞で倒れた2008年以降。それからまだ1〜2年しか経っておらず、盤石な移譲体制が確立されているわけではありません。そういう不安定な状態で、カリスマ指導者が亡くなれば、権力闘争が起きるのは世の常。79年に起きた韓国の朴正煕大統領暗殺事件後の権力闘争と同じです。

これまで体制を支えてきた軍も決して一枚岩ではありません。正恩氏の実権掌握に反発し、冷や飯を食べさせられてきた軍部の反対派がクーデターを起こす可能性もあります。金正日総書記の異母弟で、正日から疎まれた現駐ポーランド大使の金平一氏を新たな後継者に擁立する動きも出てくるでしょう」
北朝鮮は来年、金日成国家主席の生誕100周年を迎える。100周年に合わせた「強盛大国」のスローガンの下でメチャクチャな経済政策が進められ、09年の通貨切り下げ(デノミ)では大失敗し、ウォンは大暴落した。貧富の格差は広がる一方で、わずかな蓄えを失った国民の怒りは爆発寸前だ。
「今後、チュニジアやエジプトなどで起きた『アラブの春』のような大規模な市民革命が北朝鮮で起きることも考えられます。軍、労働党、市民の3グループで権力闘争が展開されるのです」(外交関係者)

兵士100万人の朝鮮人民軍は、食糧難と予算カットで疲弊し切っている。金正日という“重し”があったから抑えられていたが、正恩体制への移行で権力内のバランスが崩れれば、衝突や暴発が起きないほうが不自然なのだ。例の女性アナウンサーが再三「人民の団結」を強調しているのも、危機の裏返しといえる。

◆狼狽する野田内閣官邸総取り換えが必要。野田内閣では今後の情勢に絶対対応できない

驚くのは、野田首相が金正日死亡の情報をまったく事前につかんでいなかったことだ。
きのう(19日)正午、JR新橋駅前で街頭演説をするために官邸を出発したのはいいが、急死の一報を受けて大慌てで官邸に引き返す醜態をさらしている。
午後には関係閣僚が集まって「緊急安保会議」を開いたが、結論は「北朝鮮の今後の情勢を見極めるべく情報収集を進める」という中身のないもの。

この先、日本が北朝鮮の混乱に巻き込まれるのは間違いない。早くも日本海にミサイルを撃ち込まれている。
ところが野田内閣は、満足に情報も取れず、狼(ろう)狽(ばい)するだけだからどうしようもない。元外交官で評論家の天木直人氏が言う。
「最高権力者だった金正日が急死し、北朝鮮が混乱に陥っている今こそ、日本は北朝鮮に働きかけるべきです。国際政治は、相手が弱っている時に交渉するのが鉄則です。食糧支援でもなんでもいいから相手が望むものを持ちかければいい。拉致問題を解決し、一気に日朝国交を結ぶのは今しかありません。金正恩体制が固まった後では、モノは動かない。体制が固まる前に手を突っ込むべきです。まず野田首相は、小泉純一郎を特使として北朝鮮に派遣し、弔問外交を展開すべきでしょう。金正日の急死は、膠着した北朝鮮問題を一歩前に動かす絶好のチャンスと捉えるべきです」
振り返ってみれば、北方領土の返還も、旧ソ連が崩壊し混乱に陥っていた時が最大のチャンスだった。あの時交渉していれば、北方4島は返還されていた可能性が高い。北朝鮮外交も同じだ。

ところが、外交のイロハも知らない野田首相は、外務官僚に外交を丸投げし、外務官僚はアメリカに「どうしたらいいでしょうか」と指示を仰ぐだけだから、話にならない。
野田内閣では、これからはじまる北朝鮮の混乱に対応できないのは目に見えている。即刻、大胆な外交がやれる内閣に代えるべきだ。

◆後継者・金正恩が戦争に突入するのはいつか

肥満体で祖父の故金日成主席の若い頃とソックリの風貌の正恩。父親の視察に随行するなど後継の準備を進めてきたが、28歳の若者に今の北朝鮮をコントロールできるわけがない。
「死んだ金正日は、狂気の独裁を維持するために国内では不満分子を徹底的に逮捕し、外に対しては米韓を仮想敵国とし、常に緊張感を高め、かといって米国に攻撃されないように核の脅威を振りかざし、ギリギリの瀬戸際外交と心理戦を展開してきた。友好国の中国やロシアに対しても、干渉を許さず、自主独立と孤高の道を30年以上歩んできた。北朝鮮は資源も何もない国。それだけに世界の独裁者の中でも希(け)有(う)な存在。真似できない芸当です」(北朝鮮ウオッチャー) 三男の正恩は朝鮮人民軍大将、朝鮮労働党中央委員会委員、中央軍事委員会副委員長などの肩書を与えられているが、父親のようなパワーバランスを維持するのは不可能。しかも「ウルトラ国粋主義者」といわれる。韓国やアメリカにちょっかいを出されると、老(ろう)獪(かい)さがないだけに、思慮なしに暴発しておかしくないのだ。

「金正日総書記というバックがあって今のポストに就いたのであり、何ら実績があったわけではありません。今後は正恩氏に権力を移譲する手続きが淡々と進むでしょうが、強力な後ろ盾を失ったことで党内や軍部で反発が出て基盤がガタつくことも考えられます。そうなると、韓国などに(戦争を)仕掛け、国内を戦時状態にして自身の強さをアピールする。国内クーデターよりも、その可能性の方が高いのです」(コリア国際研究所所長・朴斗鎮氏)
いま北朝鮮は慢性的な食糧不足だ。アメリカは援助と引き換えにウラン開発中止を求めて交渉が始まろうとしている。高度な駆け引きがうまく運ばなくなった時、知識も経験もこらえ性もない正恩がどう出るのか。そこが父親よりも不気味なのだ。前出の高永●(=吉を2つヨコに並べる)氏も「最悪の場合、韓国や日本に向けてミサイルを発射することも考えられます」と警告する。
韓国政府は早速、国家安全保障会議を緊急招集し、韓国軍は非常警戒態勢に入った。

年内は葬儀でおとなしくしている北朝鮮だが、来年に入って食糧事情が最も変化する2月、3月頃からは「臨戦態勢」を覚悟しておいた方がいい。

◆恐らく紆余曲折の末、金王朝は3代目で潰れ、統一朝鮮は東西ドイツ合体後のドイツと同じ道を辿る

軍部クーデターか、韓国との全面戦争か、いずれにしろ「金王朝」が3代目で潰れるのは避けられそうにない。
問題は崩壊した北朝鮮が、その後、どうなるのかだ。前出の高永●(=吉を2つヨコに並べる)氏はこう予測する。
「韓国も中国も、ホンネでは金王朝がつづくことを願っています。韓国と中国は、崩壊した北朝鮮から難民が押し寄せることを恐れている。それだけは避けたい。かと言って、北朝鮮を丸抱えする財政的な余裕はない。結局、崩壊した北朝鮮は〈韓、米、中、ロ〉の4カ国が中心となって面倒を見る、“国連管理”のような体制になるのではないか」

一方、早大アジア研究機構研究員の森康郎氏はこう言う。「北朝鮮がどんな形で崩壊するかで、北朝鮮の運命は決まるはずです。中国が裏で操るクーデターによる崩壊なら親中国の国になるでしょうし、米韓が主導権を握るクーデターなら親韓国の国になるはず。最終的には、韓国と一緒になると思う。さすがに、民族の違う中国が支配することを国際社会が許さないでしょう。もともと、南北の統一はコリア民族の悲願でもあります。東西ドイツがひとつになったように、南北朝鮮がひとつになるのが自然な形です。ただ、最貧国の北朝鮮と一緒になった韓国の経済は、大打撃を受ける。電気や鉄道といったインフラが整っていない北朝鮮を整備するには、10年分の国家予算が必要という話もある。賃金の安い北朝鮮に仕事が集中し、韓国は失業率が急上昇するでしょう。東西ドイツと違うところは、60年前の朝鮮戦争の時、民族同士で殺しあっていることです。憎悪は相当なものでしょう」
南北統一のネックは、北東アジアに核兵器を持つ大国が突然、出現することだ。果たしてアメリカと中国が認めるかどうか。

◆朝鮮情勢研究家の見通しのデタラメ

それにしても、これだけの予測不能事態が迫っているのに、テレビに出てくる朝鮮情勢研究家たちのノーテンキにはア然とさせられる。
材料がないから、韓国の情報をもとに解説。しかもテレビ司会者に「日本の拉致問題はどうなりますか」と話題をふられると、根拠なく見通しを語って視聴者を惑わせる。この感覚が分からないし、おかしいのだ。
「正恩氏が拉致問題の責任を父親の金総書記に押し付け、解決を図る可能性が出てきた」と語る専門家が多いのだが、そんなわけがないだろう。「解決済み」としている日本の拉致問題を、正恩は知らないだろうし、仮に知らされていても、父親の責任を問うわけがない。日本からみると、北朝鮮問題=拉致問題のように大マスコミははやし立てるが、北朝鮮にとって拉致問題は何万か何十万かの外交課題の中のひとつにすぎないのだ。
「しかも日本の北朝鮮問題研究家は、拉致問題の本当の情報を持っているわけではない。生存情報も目撃情報も、ほとんどは韓国の情報機関が与えてくれたネタばかりです。ところが、その韓国の情報機関は今回、金正日の死亡さえも把握できなかったくらい能力がオソマツなのです。彼らの狙いは、日本と北朝鮮が接近するのを邪魔すること。それでいい加減な情報を流している。それをもとに拉致問題を語るのはミスリードになるだけです」

ある政府関係者はこう言っていた。これがクールな見方だろう。
ところが、政権放り投げの安倍晋三元首相がテレビに出て、「正恩氏に(拉致は)父親がやったことと認めさせる。圧力をかけないといけない」なんて言っていた。これが拉致問題の「第一人者」のセリフだから呆れ返る。この10年近く、強硬策では何も進展しない拉致問題なのに、この単細胞。

これじゃあ、北朝鮮問題の「真相」が国民に伝わる日は来ない。

 

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コメント
 
01. 2011年12月21日 03:04:41 : fEDUfy9JXI
確かに今から思えば違和感があります。

>朝鮮中央テレビの女性アナウンサーが10月19日以来、姿を見せていなかった
北朝鮮トップの女性アナウンサーだけに、重病説さえも囁かれましたが
事実は判らず、結局は死亡を伝えるまで出演は無かったものと思われます。
しかし、もしも2ヶ月間に死亡していたとすると、その情報を伝えた北の
ニュース、実はVTR収録を事前に行ない、権力委譲が行なわれるまで実は
北朝鮮内部でも極秘事項扱いだったかも知れません。

気になったので2011年10月 北朝鮮 と検索したらその月のニュースを
紹介しているワウコリアサイトありました。
その中で気になったのがこれです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
金正恩氏の呼称は「大将」 北朝鮮メディア公式使用
http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2011/1025/10090007.html
2011年10月25日17時1分配信 (C)YONHAP NEWS

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮のメディアは25日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者・
正恩(ジョンウン)氏のことを一斉に「大将同志」と呼び始めた。これまでも大将の呼称は
使われていたが、メディアが公式に使用するのは初めて。3代世襲を海外にアピールする意図が
あるようだ。

 朝鮮中央通信や朝鮮中央放送、平壌放送など北朝鮮のメディアは同日、訪朝中の中国の
李克強副首相に関連するニュースを伝えた際に正恩氏のことを大将同志という呼称で紹介した。

 同呼称はこれまで、教育資料や正恩氏を称賛するプラカードなどで使われたことはあったが、
公式メディアではほとんど使用されなかった。


 大将同志という呼称使用に関連し、専門家は正恩氏が後継者ということを公式に海外に向けて
発信する狙いがあるとみている。韓国・東国大学北朝鮮学科の金榕ヒョン(キム・ヨンヒョン)
教授は「(北朝鮮は)中国副首相の訪朝を機に正恩氏の後継者としての地位を確固たるものに
しようとしているようだ。正恩氏の地位が一つ上がったことを意味する」と分析した。

 昨年9月、朝鮮労働党代表者会で後継者として公式に登場した際の金総書記の随行団紹介の際は、
正恩氏は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、崔永林(チェ・ヨンリム)首相、
李英浩(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長に次ぐ4番目に紹介された。今年3月からは金永南氏、
正恩氏、崔首相、李総参謀長の順になった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

権力委譲に関し、各部署での署名などが必要だろうと思われるので、金正日総書記の死去が
発覚する前にトップダウンで承認を行ない、急死を隠しておき、クーデターが起こらない
組織が固まったから死亡を発表したのでは?
だから女性アナウンサーは死亡を知る立場に居たとしたら、TVでは表情に出るだろうから
出演しなかったと考えると疑問も解けます。

日本人拉致被害者達が「証拠隠滅」によって消されていない事を祈るばかリです…


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