4億円については「検察の強制捜査」が行なわれているのでシロが証明されている。
本人が知らない事も検察が捜査で全て知っているから、出所は検察に聞いたら？っていう小沢氏の
意見が全てを物語っている。

検察がシロの証拠を知っているから隠蔽したのではないのか？
産経新聞のネタがあったので転載しときます。

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2年で75万部も減った産経新聞の「非常事態」4
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/mass/1324287474/

1 ：文責・名無しさん：2011/12/19(月) 18:37:54.69 ID:UST+jVot0
産経2011

【産経誤報】京大入試問題カンニング→産経「犯人は東京の2人組！」→犯人は仙台の予備校生でした
http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/n/e/w/news020/b0017844_23144690.jpg　(一面トップ記事画像)

【産経誤報】「ＭＳＮ産経ニュースでは、沢村投手と森アナが破局したとの情報を伝えていましたが、誤りでした。読者と関係者の皆様にお詫びいたします。 」
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111017/bbl11101716190003-n1.htm

【産経誤報】「江沢民死去！(号外まで出したよ！)」→大ウソでした
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111009/chn11100915050005-n1.htm

【産経捏造】岡田が被災地で「アリーナには人もモノもあり〜な」と発言→大ウソでした
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110322/stt11032223500023-n1.htm

【産経捏造】産経が原発事故を小さく見せようと必死にグラフを捏造ｗ
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1305294442/

【産経憶測】「朝鮮学校、教科書改訂を偽装か」→「でも学校現場で使っているかは取材してません。」
http://news.livedoor.com/article/detail/5909667/

【産経誤報】益若つばさ、梅しゃんと年内離婚か　２月から別居
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111019/ent11101907100000-n1.htm
益若つばさ夫妻 離婚報道否定
http://netallica.yahoo.co.jp/news/232110

【産経捏造】三浦達也さん(一般人)が産経の取材にたびたび登場 (5月、8月、10月)
http://bbs68.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/news/1319039910/l50

2年で75万部も減った産経新聞の「非常事態」3
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/mass/1312447643/

2 ：文責・名無しさん：2011/12/19(月) 18:38:32.31 ID:UST+jVot0
【産経新聞】「メルトダウンなんて想定内。別に事態の悪化でもないし落胆する必要も無い」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1305323490/
【産経新聞】曖昧「メルトダウン」専門家苦言
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110520/dst11052021240024-n1.htm
【産経新聞】「東電叩きは三次災害を生む！！」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1306790934/
【産経新聞】政府の責任を一民間企業に押しつけ…東京電力叩きで延命図る菅政権
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1307485119/
【産経新聞】東大准教授「被曝による発がんリスクより、喫煙や飲酒の方がよほど危険だ」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1307544089/
【産経新聞】主張「伊も脱原発。事故を起こした国として日本から脱原発の流れを変えよう」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1308075346/
【産経新聞】主張「東電だけに賠償責任おかしい。天災地変の場合免責。株価急落も招いたし上限を設けるべき」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1308075692/
【産経新聞】「冷静に考えろ。宇宙飛行士の古川さんは170msvも被爆している」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1308175955/
【産経新聞】安藤慶太が斬る(誰だよｗ)「再び原発は停めるべきではない」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110724/trd11072412010005-n1.htm
【産経新聞】田母神俊雄元航空幕僚長「放射能は安全」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1312111750/
【産経新聞】主張「やらせ」問題　保安院たたきでいいのか
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110802/crm11080203420003-n1.htm
【産経新聞】「放射能　それほど危険か？」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110622/dst11062203240004-n1.htm

3 ：文責・名無しさん：2011/12/19(月) 18:41:18.26 ID:UST+jVot0
【産経新聞】エネルギー政策　世界一安全な原発めざせ　今のままでは最貧国に転落だ
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110806/biz11080603470005-n1.htm
【産経新聞】「危ない危ないと言われるが、実際そんなに福島の放射線は危なくない」「原発の上を飛ぶカラスが落ちましたか？」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110815/scn11081507010000-n1.htm
【産経新聞】「反原発・・・おんどれらのエゴで同じ日本人が風評被害に苦しめられとんのやで」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111013/dst11101308220001-n1.htm
【産経新聞】「取材してないけど、福島の産物ショップを中止に追い込んだのは≪プロ市民≫かもしれないぞ」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/dst11101402490007-n1.htm
【産経新聞】逆風の「もんじゅ」　存続必要な核燃サイクル
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111120/biz11112002580000-n1.htm
【産経新聞】橋下市長にお願いする　寒さも暑さも、我慢には限界があるのだから。原発を動かせ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111128/lcl11112807350000-n1.htm

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他にも色々と暴露されていますが、あまり長くなるのも何ですので、後はリンク先を
是非読んでみて下さい。

ただ推定、妄想で判決を下す裁判所もこれで有罪にする可能性がある。
その前提条件をつくるための腐敗体制、マスゴミの謀略ではないか。

　小沢一郎民主党元代表は強制起訴前、陸山会の土地購入資金として元秘書の石川知裕衆院議員に渡した４億円をめぐり、公判での主張と食い違う説明をしたり、説明を変遷させたりしていた。
　２０１０年１月、東京地検特捜部の事情聴取後に記者会見した小沢元代表は、「陸山会への貸付等に関する経緯の説明」と題する文書を配布。土地購入に関し、「当時の経理担当秘書から資金調達できないかと言われ、４億円を一時的に陸山会に貸し付けることにした」と説明した。
　公判で弁護側は、小沢元代表が石川議員に４億円を渡した際、借用書も受領書も作成せず、返済期限や利息の話もなかったと主張。「『貸した』『借りた』という言葉も、そういう意識もなかった」としており、食い違っている。
　４億円の原資については、説明が変遷。小沢元代表は、０７年２月に記者会見で陸山会の事務所費の詳細を公表した際、「政治献金」と述べた。０９年１０月に土地購入の時期と収支報告書に記載された時期のずれが指摘されると、「銀行からの融資だった」とした。
　ところが１０年１月の文書では「個人資産」と説明。１９８９年から０２年にかけて銀行口座から引き出した計５億６０００万円を個人事務所の金庫に保管していたとし、このうちの４億円を貸し付けたとした。（2012/01/10-06:18）
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012011000058

記者会見で言いたかったのは「検察でもないテメーらにどういうカネか聞かれる筋合いはない」だ。

ただ、裁判だから真実を言ってやれ「これは俺のカネです。検察が証人です」

裁判官は有罪の状況証拠を仕立てようとしている。国民の目の前で法治国家が崩壊する瞬間である。秘書らの推認判決の時から共謀有罪の流れは決まっていた。裁判官は検察のポチ犬、は本当だった。

政治資金を巡る事件で強制的に起訴された民主党の小沢元代表本人への被告人質問が、１０日から２日間にわたって東京地方裁判所で行われます。発言の内容は判決にも大きな影響を与える見通しで、裁判は最大の山場を迎えます。

民主党の元代表の小沢一郎被告（６９）は、資金管理団体が土地を購入するにあたって提供した４億円を巡り、元秘書らと共謀して収支報告書にうその記載をしたとして、検察審査会の議決によって政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴されました。小沢元代表は、去年１０月の初公判で「うその記載には当たらず、共謀したことは断じてない」と述べて無罪を主張し、全面的に争う姿勢を示しています。裁判では、小沢元代表がうその記載について元秘書らから報告を受けて了承したかどうかが最大の争点になっていて、法廷でどのような主張をするかが注目されます。また、小沢元代表は、４億円の出どころについて、当初は「政治資金」と説明していましたが、その後は「銀行からの融資」、「個人の資産」と説明を二転三転させており、この点についてどう説明するかも注目されます。小沢元代表本人への質問は、１０日と１１日の２日間行われます。発言の内容は、判決にも大きな影響を与える見通しで、裁判は最大の山場を迎えます。

　強制起訴された民主党・小沢一郎元代表の裁判は、９日から２日間にわたって小沢氏本人に対する被告人質問が行われます。土地の購入資金に充てた４億円の原資などについて、小沢氏がはじめて法廷で説明を求められることになり裁判は最大のヤマ場を迎えます。

　収支報告書にウソの記載をした罪に問われている小沢被告（６９）の裁判は、９日から２日間にわたって小沢氏本人への被告人質問が行われます。

　小沢氏は土地の購入資金として自らが用意した４億円の原資について、２００７年の記者会見では「支援者からのお金」と述べましたが、東京地検特捜部の任意の聴取を受けた直後の会見では「個人のお金だった」と説明を変えており、小沢氏が法廷でどのような説明をするかが大きな注目点です。

　また、収支報告書を作成した元秘書２人は捜査段階の取り調べで、ウソの記載について「小沢氏に報告して了承を受けた」と供述していますが、あとになって検察官の威圧や誘導があったとして小沢氏の関与を否定しています。この小沢氏と元秘書とのやりとりについても、小沢氏がどのような証言を行うか注目されます。（09日23:31）

　検察による「虚偽起訴罪」をどうする？
こちらの方が罪は大きいぞ！
１人の政治家を抹殺する謀略に加担した検察とマスコミは「アウト」だ。
解体しなくてはならない。皆さん、新聞購読を即刻やめましょう！

　資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反（虚偽記入）に問われた小沢一郎・民主党元代表（６９）に対する被告人質問が１０日午前、東京地裁で始まった。

　小沢被告は、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員（３８）ら元秘書と共謀し、小沢被告が２００４年１０月に土地代金として陸山会に提供した現金４億円を０４年分の政治資金収支報告書に記載せず、代金約３億５２００万円の支出を０４年分ではなく０５年分に記載したとして起訴された。

　被告人質問では、＜１＞土地取引の際、陸山会が受けた銀行融資４億円の意味＜２＞自身が陸山会に提供した４億円の出所――などについて、小沢被告がどのように説明するかが注目される。

（2012年1月10日10時13分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120110-OYT1T00260.htm?from=main1

　資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁（大善文男裁判長）で開かれた。小沢被告は被告人質問で、「政治の大きな仕事以外は全て秘書に任せていた。私の関心事は天下国家のことで、それに全力を傾注していた」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011011090008-n1.htm

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（収支報告書の虚偽記載）罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁（大善文男裁判長）であり、被告人質問が行われた。小沢被告は「任せた仕事は秘書の自主的判断でやってもらっていた」と述べた。
　弁護側の質問に、小沢被告は、政治団体の事務などを秘書に任せていたと説明。「重要なことは報告させていたか」と問われ、「任せた仕事について、いちいち検証し、干渉していたのでは任せる意味がない」と話した。
　陸山会の会計責任者だった大久保隆規元公設第１秘書（５０）が、実際には収支報告書の作成などに関わっていなかったと公判で証言したことについては、「事実だと思う。問題ではない」と述べた。
　小沢被告は、昨年１０月の初公判で「（虚偽記載の）事実はありません」と起訴内容を全面否認していた。（2012/01/10-11:04）
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2012011000057

　その上で「（秘書たちには）自主的判断で仕事をしてもらっていた。任せたことをいちいち検証したり干渉していては任せる意味がない。私の関心は国家の活動。それに全力を集中していたつもりだ」と述べた。

　また、元公設第１秘書、大久保隆規被告（５０）＝１審有罪、控訴中＝が「自分は形式的な会計責任者で収支報告書作成に関与していない」と証言したことに対し、元代表は「全く問題はない。私どもの事務所だけではない」と大久保元秘書を擁護した。

　公判の最大の争点は、元代表が収支報告書の虚偽記載をどう認識していたかや、収支報告書を作成した衆院議員、石川知裕被告（３８）＝同＝ら元秘書らとの共謀の有無。これまで元代表側は０４年１０月の土地購入の原資について「支持者からの浄財（献金）」「銀行からの借り入れ」などと説明が変遷しており、この点に関する発言も注目される。

　検察官役の指定弁護士は「陸山会は、元代表から貸し付けられた４億円で土地を購入し、この４億円を隠すために本来は必要ない同額の銀行融資を受けて収支報告書に記載した」と主張。弁護側は「元代表の４億円は石川議員に個人的に預けたもので陸山会への貸し付けではなく、収支報告書への記載はそもそも不要。４億円は定期預金にし、これを担保にした同額の銀行融資を土地代金に充て、融資を報告書に記載した」と反論している。

　被告人質問は１１日までの２日間行われる。【和田武士、鈴木一生、野口由紀】

毎日新聞　2012年1月10日　11時22分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120110k0000e040155000c.html

　資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁（大善文男裁判長）で開かれ、小沢被告への被告人質問が行われた。小沢被告は弁護側の質問に対し、事務所の運営について「すべて彼（元秘書）らの自主的判断でやってもらうようにしていた」とし、元秘書らからの報告を否定した。

　小沢被告が法廷で発言するのは昨年１０月６日の初公判での意見陳述以来。被告人質問は公判最大のヤマ場で１０、１１日と２日間行われる。小沢被告が用意した４億円の原資や土地購入の経緯、石川知裕衆院議員（３８）＝１審有罪、控訴中＝ら元秘書とのやりとりなどについて、どう説明するかがポイントとなる。

　この日は弁護側質問から始まり、小沢被告と元秘書との関係などについて質問した。小沢被告は「政治家と秘書の関係は法律で規律された関係ではなく、全くの人間の信頼関係で成り立っている」と説明。また、「私の政治の大きな仕事以外はすべて任せていた。私の関心事は天下国家のことで、それに全力を傾注していた」と述べ、事務所の業務には関与していないと強調した。

　土地購入の経緯については、「土地購入を了解して手持ち資金を出した段階で私の関与は済み、実務的なことは任せていたので分からない」と述べた。

　検察官役の指定弁護士側は、石川議員が、土地購入のために小沢被告が貸し付けた４億円を「表にできない金」と考え、偽装工作のため銀行融資を受け、平成１６年分の政治資金収支報告書には融資だけを記載。簿外処理することなどは小沢被告に説明し、了解を得た、と主張している。

　一方、弁護側は土地原資の４億円は小沢被告の４億円ではなく、銀行融資だと反論。融資は収支報告書に記載し、虚偽記載に当たらないと主張。小沢被告の４億円は「適法に保有していた」とし、元秘書との共謀も全面否定している。

　小沢被告は、１６年１０月に陸山会が東京都世田谷区の土地を約３億５千万円で購入した際、元秘書らと共謀し、自身が貸し付けた４億円を、同年分の収支報告書に記載しなかったなどとして強制起訴された。

　被告人質問で実質審理は終了。２月１７日に元秘書の供述調書の採否を決定し、３月９日に指定弁護士側の論告求刑、同１９日に弁護側の最終弁論が行われて結審。判決は４月下旬に予定されている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011011200009-n1.htm

小沢も以前さんざん秘書の責任については政治家が責任を・・などとほざいていて、結局秘書がすべてやっただと！！

しかも秘書の石川や大久保は「あまり細かいことは知らない・・」この馬鹿秘書たちも４億円を適当に扱っていたということか

４億円をあちこち動かす時に秘書に勝手にやってもらっていたとはオレオレ詐欺もいいところだ。馬鹿も休み休み言え　

激しく小沢・秘書達　大嘘つきで有罪確定！！！！！！

　「私の関心事は天下国家の話」。１０日に東京地裁で始まった小沢一郎被告（６９）への被告人質問。舌鋒（ぜっぽう）鋭く検察批判を繰り返した初公判の意見陳述から一転、約３カ月ぶりに法廷で口を開いた小沢被告は、政治家としての“信念”を滔々（とうとう）と語った。「政治の大きな仕事以外は秘書に任せていた」と会計業務への関与は否定する一方、法廷でも独自の政治論を展開し、「政界屈指の実力者」としての矜持（きょうじ）をのぞかせた。

　午前９時５６分。傍聴人で埋め尽くされた１０４号法廷で、大善文男裁判長が「それでは被告人、入廷をお願いします」と開廷を告げると、法廷左側の出入り口に、身を乗り出した傍聴人らの視線が集まった。

　一礼して入廷した小沢被告は、ダークスーツにピンクのネクタイ姿。大善裁判長にも深々と頭を下げた後、傍聴席には顔を向けないまま、弁護団の間に設けられた被告人席にまっすぐ進み、着席した。「よいしょ」。着席の際に小沢被告が漏らした声が、空気の張りつめた法廷に響く。

　「本日は被告人質問ということで、よろしいですね」。大善裁判長が促すと、小沢被告は小さくうなずき、証言台へ移動。ペットボトル入りの水を渡した職員には、「あー、すいません。すいません」と笑顔を見せた。

　最初に質問に立ったのは、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士だ。石川知裕衆院議員（３８）や池田光智元私設秘書（３４）らも経験した「書生」という役割について尋ねられると、「えー、それは秘書というまでの年齢的にも経験的にもいっていない…。俗に言う見習い期間でしょうか」と慎重に言葉をつないだ。

　見習いから「昇格」するまでに長い期間で３、４年間を要するという秘書の役割については「政治活動はまったく一人ではできません、そういう意味ではどうしても手助けをしてくれる者が必要でございます」と述べた。

　一方、「政治家と秘書の関係は民間企業のように法律で規律されるものではない」とした上で、「秘書は天下の機密を見たり聞いたりすることもあり、本当の信頼関係の中で仕事をしているのであります」と胸を張った。

　政治資金収支報告書の作成業務については「皆様ご案内の通り、収入と支出を記載して、一年間のまとめを提出するという単純な事務作業でございます」と断言。小沢被告の事務所では「だいたい順繰りに経理の担当をさせることになっていたと思う」と続けた。

　今回の公判で焦点ともなっている会計業務への関与については、「私の政治の大きな仕事以外は、すべて任せていました」と説明。弘中弁護士が「重要なことについては報告を受けていたのではないか」と続けると、「すべて一切、彼らの自主的判断で仕事をやってもらうようにしていた」。その理由については「はばったい話ではありますが…」と前置きした上で、「私の関心事は天下国家の話であり、それに邁進（まいしん）する日常を送っているつもりであります」と、よどみなく答えた。

　「えー」「あー」など、言葉を句切りながら、ゆっくりと言葉を選んで返答した小沢被告。質問の合間には水を飲むなど、やや緊張した様子も見せていた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011011400011-n3.htm

　資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁で開かれた。小沢氏の被告人質問が始まり、土地購入費として自ら用意した４億円の原資について「手元にある金を用立てた」と説明した。また、「政治以外はすべて秘書に任せていた」と述べた。

　小沢氏側は、収支報告書への虚偽記載や元秘書との共謀について否定し、無罪を主張している。

　土地の購入資金をめぐる小沢氏側の説明は、これまで大きく変遷してきた。２００７年２月には支援者からの「政治献金」で買ったとしていたが、０９年１０月に小沢氏の事務所が「銀行融資だ」と説明。元秘書の石川知裕衆院議員（３８）らが東京地検特捜部に逮捕された直後の１０年１月には、「個人資産」に変わった。

http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY201201100144.html

　資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁（大善文男裁判長）で開かれ、被告人質問が行われた。小沢被告は弁護側の質問に対し、政治資金収支報告書への虚偽記載について、元秘書との間の指示・報告を問われ「ありません」と否定。土地購入のために用意した４億円の原資は「両親から相続した不動産や現金、出版した本の印税、議員歳費などもろもろの金だ」と説明した。

　小沢被告が法廷で発言するのは昨年１０月６日の初公判での意見陳述以来。被告人質問は公判最大のヤマ場で１０、１１日と２日間行われる。

　この日は弁護側質問から始まり、元秘書らとの関係、土地購入の経緯などを質問した。小沢被告は「私の政治の大きな仕事以外はすべて（元秘書に）任せていた。自主的判断でやってもらうようにしていた」と述べ、事務所の業務には関与していないと強調。

　また、土地購入の経緯については「土地購入を了解して手持ち資金を出した段階で私の関与は済み、実務的なことは任せていたので分からない」と述べた。

　水谷建設などゼネコンからの裏献金も否定した。

　小沢被告は、平成１６年１０月に陸山会が東京都世田谷区の土地を約３億５千万円で購入した際、元秘書らと共謀し、自身が貸し付けた４億円を、同年分の収支報告書に記載しなかったなどとして強制起訴された。

　被告人質問で実質審理は終了。２月１７日に元秘書の供述調書の採否を決定し、３月９日に検察官役の指定弁護士側の論告求刑、同１９日に弁護側の最終弁論が行われて結審。判決は４月下旬に予定されている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011011200009-n1.htm

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（収支報告書の虚偽記載）罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告（６９）の第１２回公判が１０日、東京地裁（大善文男裁判長）であり、被告人質問が行われた。小沢被告は「手持ちの資金を出した段階で私の関与は済み、その他の実務的なことは一切（秘書に）任せていたので分かりません」と述べ、収支報告書の記載への関与を改めて否定した。
　弁護側の質問に小沢被告は、土地購入資金４億円について「全く知らない人と金の貸し借りをするわけではないので、貸借という気持ちは全然持っていなかった」と説明。原資については「両親からの不動産、現金の相続で得た。自らの印税や議員報酬も得ていたので、そういうもろもろで現金を取得していた」と話した。
　政治団体の事務は秘書に任せていたと説明。「任せた仕事について、いちいち検証し、干渉していたのでは任せる意味がない」と話した。収支報告書については「今まで見たことはない」と述べ、虚偽記載の報告や指示は「ありません」と否定した。
　ゼネコンからの裏金受領についても全面否定。「（事情聴取で検事から）『不正な金が入ったのではないか』とばかげた推論、質問があったが、『一切ない』と答えた」とした。
　土地取引の経緯は「いい土地が見つかったという話を聞き、購入することで合意した。土地を購入すると資金が足りなくなると秘書に言われ、それじゃあ自分の手元にある金を用立てよう、となった」と説明した。
　４億円を担保にした銀行からの融資書類に署名したことについては、「（融資を受ける理由について）秘書から説明はなかったが、土地を買うと了解はしていた」と話した。（2012/01/10-12:54）
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011000057

　「市民」の手で刑事被告人となった政界実力者の公判は最大の山場を迎えた。東京地裁で１０日始まった民主党元代表、小沢一郎被告（６９）への被告人質問。「三権分立」などを理由に国会での説明を拒み、法壇の裁判官と傍聴席の視線が注がれる中、元代表は時折言葉を選びながら「潔白」を主張。「自分の事務所に金庫番はいない」と語気を強め、裏金作りなど不透明な資金の流れがなかったことを暗に強調した。

　元代表は東京地検特捜部の不起訴処分後、市民で構成する東京第５検察審査会の２度の議決を経て強制起訴された。昨年１０月６日の初公判では「検察の不当捜査で得られた調書を唯一の根拠にした検察審査会の誤った判断に基づく裁判は打ち切られるべきだ」と無罪を主張した。

　この日は午前８時半前、自宅前から無言で車の後部座席に乗り込み、東京地裁へ。午前１０時少し前に、いつも通り国会議員バッジをつけた濃紺のスーツに身を包み、１０４号法廷に姿を見せた。法壇近くで立ち止まり、裁判官に一礼。弁護団の間に腰をおろすと、大きく息をつき、口元を何度か動かした。

　主任弁護人の弘中惇一郎弁護士から「秘書とは」と問われ、「政治家と秘書は法律に規律されている関係ではない。秘書は機密を見たり聞いたりすることがあり得る。本当に信頼した人間関係の中で仕事をしている」と強調。上司と部下の立場ではなく、仕事を任せられる相手と位置づけた。その上で「俗に世間で経理担当を『金庫番』と言う人がいるが、私の事務所ではそういう（不透明さを伴った）言葉で言われる人は四十数年いない」と語気を強めた。

　問題の土地購入時に提供した４億円については「私の場合、（資産の）ほとんどを現金で所有していた」と説明し、資産内容として「両親からの不動産と現金の相続」「本の印税」「４０年来の議員報酬」「東京・湯島の自宅の売却益」「家族名義の貯金」を列挙。「水谷建設などのゼネコンなどから仕事絡みの金をもらったことはないし、秘書がもらったこともないと確信している」と強調した。

　さらに「天下国家の政策論は貫かなければいけない。（マスコミの）理由なき批判によって自分の行動が左右されることはない」などと持論を展開した。

　公判前には４８の傍聴席に対し、１０５２人の希望者が地裁前で列を作った。【石川淳一、島田信幸、山本将克】

毎日新聞　2012年1月10日　12時04分（最終更新　1月10日　13時19分）

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120110k0000e040162000c.html

　陸山会の政治資金収支報告書の作成や提出をしたのは事務担当者だった石川知裕衆院議員ら元秘書３人で小沢元代表ではない。にもかかわらず政治資金規正法違反（虚偽記載）で強制起訴されたのは「共謀共同正犯」に当たるという検察審査会の判断に基づく。

　刑法は「２人以上が共同して犯罪を実行した者はすべて正犯」（共同正犯）と規定する。直接でなくとも犯行計画に加わり重要な役割を果たせば共同正犯になる場合がある。これが共謀共同正犯だ。

　共謀共同正犯が認められるケースについて最高裁大法廷は１９５８年、警察官襲撃事件で実行行為に加わらなかった被告を傷害致死罪に問えるかどうかが争われた「練馬事件」の判決で判断を示した。２人以上が意思を通じて犯罪を行い「他人の行為をいわば自己の手段とした」と言える場合に適用できるとした。

　また、「意思」が具体的な連絡や指示ではなく「暗黙の了解」だった場合も共謀共同正犯が成立し得るとされる。ボディーガード役の暴力団組員の拳銃所持を巡り組長の刑事責任が争われた事件の最高裁第１小法廷決定（０３年）は、暴力団組織内の地位関係などを踏まえて「黙示的に意思の連絡があった」と述べ、共謀共同正犯の成立を認めた。

　元代表の公判で、検察官役の指定弁護士は冒頭陳述で「元秘書らは元代表を政治上の師と仰ぎ尊敬していた。独断でことを運ぶことはなく、元代表も指示に反した行動を許さなかった」と上下関係を強調。元秘書らへの尋問では、さまざまな場面で元代表の意向が反映されていたことを立証しようと具体的なエピソードを紹介した。

　ある刑事裁判官は「判例を単純にあてはめるのは危険」とした上で「元代表の関与をうかがわせる間接的事実をどれだけ積み上げられるかが焦点。元代表を（ワンマン的など）どう評価するかでも判断が分かれるのではないか」と指摘した。【和田武士】

毎日新聞　2012年1月10日　12時09分（最終更新　1月10日　12時20分）

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120110k0000e040164000c.html

　小沢一郎民主党元代表（６９）の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る事件で、政治資金規正法違反（虚偽記入）に問われた小沢被告の第１２回公判が１０日午前、東京地裁で開かれ、被告人質問が始まった。

　小沢被告は「私の関心は天下国家。政治資金収支報告書を見たことは一度もない」などと述べ、元秘書との共謀を改めて強く否定した。また、土地購入に使われた自身の４億円の出所について、出版した本の印税などを挙げた。

　同日午前は弁護側の質問、午後から検察官役の指定弁護士の質問が始まる。

　公判では、陸山会の土地取引を巡り虚偽記入をした同会元事務担当者・石川知裕衆院議員（３８）ら元秘書３人（１審有罪、控訴）と小沢被告との共謀の有無が最大の争点。元秘書との関係について、小沢被告は「私は政治のことに集中していた。（経理の問題に）私が干渉しては任せた意味がない」と述べた。

　指定弁護士側は、陸山会が２００４年１０月に小沢被告の現金４億円で土地を購入したのに、同時期に銀行から受けた融資のみを収支報告書に記載し、小沢被告の４億円は記載しなかったと主張する。

　小沢被告は、土地購入の際に４億円を石川被告に手渡した理由について、「秘書寮を建てるには４億円が必要で、全額を政治団体から払うと運営に支障を来すと言われたから。たまたま手元に４億円があった」と述べた。この４億円の出所について、これまで預金などと説明してきたが、「親から相続した不動産の売却益のほか、印税や４０年以上の議員報酬などが基になった」と説明した。

（2012年1月10日13時32分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120110-OYT1T00260.htm?from=top

公判のため東京地裁に入る小沢一郎民主党元代表（右）＝１０日午前、東京・霞が関（栗橋隆悦撮影）
　民主党元代表、小沢一郎被告（６９）の被告人質問で最大の焦点となるのは、土地購入の際に小沢被告が用意した４億円の出所だ。「両親から相続や印税などもろもろの金だ」。１０日の被告人質問でこう述べた小沢被告だが、説得力のある説明ができるかどうかが、裁判官の心証を左右しそうだ。

　指定弁護士側は、この４億円が土地購入に充てられたと主張。元秘書の石川知裕衆院議員（３８）＝１審有罪、控訴中＝が「表に出せない金」と考えたと指摘し、４億円の存在が虚偽記載の動機になったと位置づけている。

　一方、小沢被告はこれまで４億円の出所を曖昧にしていた。東京地検特捜部の調べに「個人資産だが、記録も記録もない」などと説明し、平成２２年９月の検察審査会の起訴議決では「著しく不合理で信用できない」と批判。元秘書３人が有罪となった２３年９月の判決でも「明快な説明ができていない」と指摘された。

　４億円の原資とともに、疑問点が残るのが、小沢事務所の複雑な資金操作だ。土地購入のため小沢被告が４億円を用意しながら、銀行から受けた同額の融資は「小沢被告の４億円を隠すための偽装工作」（指定弁護士）と指摘された。なぜ、小沢被告の４億円で土地購入が可能だったのに、利子を伴う融資を受けたのか。小沢被告本人が融資書類に署名・押印しており、こうした不可解な操作についても認識が問われる。

　「秘書に任せていた」と関与を全面否定する小沢被告に対し、指定弁護士はどこまで迫れるのか。２日間の攻防は有罪、無罪の分水嶺（ぶんすいれい）となる。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011014340021-n1.htm

政治資金を巡って強制的に起訴された、民主党の小沢元代表の裁判で、最大の山場となる被告人質問が行われました。小沢元代表は「私の関心は天下国家の話で、それに全力で集中している。それ以外はすべて秘書に任せている」と述べ、改めて無罪を主張し、土地を購入する際に提供した４億円については「個人の資産だ」として、やましい金ではないと強調しました。

民主党の元代表、小沢一郎被告は、資金管理団体が土地を購入する際に提供した４億円を巡り、収支報告書にうその記載をしたとして、強制的に起訴され、１０日は小沢元代表本人への質問が初めて行われました。みずからの弁護団の質問に対して、小沢元代表は「私の関心は天下国家の話で、それに全力で集中する日常を送っている。それ以外のことはすべて秘書に任せていた」と述べました。そのうえで、収支報告書について「今まで一度も見たことはなく、秘書から説明を受けたことも指示したこともない。何ら不正なことはしていない」と述べ、改めて無罪を主張しました。また、４億円の出どころについては、「両親から不動産や現金を相続したほか、４０数年間の議員報酬や本を出した印税などで、それなりの現金を持っていた」と説明しました。その一方で、具体的な内訳については「金融機関に記録は残っておらず、記憶もない」と述べるにとどまりました。また、検察が「秘書たちがゼネコンから裏金を受け取った」と主張していることについては、「ばかげた推論だと思う。ゼネコンやその他のところから不正な金は一切もらっていない」と述べ、強く否定しました。一方、検察官役の指定弁護士が、資金管理団体の規約を示し、「収支報告書は代表者の指示で作成するとなっている」と質問すると、小沢元代表は「結果として指示はしてなかった」と述べ、規約どおりの対応ではなかったことを認めました。また、指定弁護士が「収支報告書への関わり方はふさわしいと今でも思っているのか」と聞くと、小沢元代表は「ふさわしいかどうか分からないし、格別それでいいとは言えないが、秘書に任せても十分だと考えていた」と反論しました。小沢元代表は、秘書からの報告などについて、指定弁護士から繰り返し質問されると、時折、語気を強めたり、質問の途中で答えたりする場面もありました。小沢元代表本人への質問は１１日も行われ、これまでの記者会見などで４億円の出どころの説明が二転三転していることなどについて、指定弁護士が追及するものとみられます。また、１１日は、最後に１時間ほどかけて、裁判官が小沢元代表に質問することになっています。

　民主党の小沢一郎元代表は１０日、資金管理団体の土地取引をめぐる政治資金規正法違反事件で初の被告人質問に臨み、「実務的なことは一切（秘書に）任せていた」と自らの関与を否定した。元代表周辺では無罪判決への期待を示す声が上がったが、党内からは「説明が不自然だ」（幹部）との指摘も出ている。
　民主党の輿石東幹事長は同日、元代表の裁判に関し、金沢市内で記者団に「静かに見守ればいい」と語った。前原誠司政調会長も記者会見で「コメントは控えたい」と述べるにとどめた。
　焦点は土地購入資金に充てた４億円の原資。元代表は公判で、「両親からの不動産、現金の相続で得た。自らの印税や議員報酬も得ていたので、そういうもろもろで現金を取得していた」と説明。これに関し、元代表周辺は「世間が知りたいと思っていたことには、全て答えたのではないか」と述べた。
　ただ、民主党幹部は「議員報酬は手元にそれほど残らない」と指摘する。原資に関する元代表の説明は、これまで「政治献金」「銀行からの融資」などとたびたび変わっており、１１日の公判で検察官役の指定弁護士から整合性を追及されるとみられる。
　元代表に近い若手議員も「真実が明らかになり、無罪になることを祈る」と不安な胸中を吐露。別の若手は「無罪になったとしても控訴されるだろう。元代表の手足を縛ることが目的化している」と、強制起訴への怒りをあらわにした。
　一方、自民党の谷垣禎一総裁は訪問先のハノイで、記者団に「ほとんど何も説明されていないに等しい」と述べ、元代表を批判。公明党の山口那津男代表は「個人の財産４億円を預けて秘書任せというのは理解し難い」として元代表の証人喚問を改めて求め、みんなの党の江田憲司幹事長も「偽証罪にも問われる証人喚問でなければ、真相は究明できない」と強調した。（2012/01/10-19:25）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012011000806

民主党元代表・小沢一郎被告の裁判で、本人への被告人質問が初めて行われました。小沢被告は、一切を秘書に任せていたとして、うその記載があったとされる収支報告書の作成にはまったく関わっていないことを強調しました。

　裁判は10日午後5時前に終了しました。疲れた様子はなく、小沢被告は車で裁判所を後にしました。小沢被告は弁護側の質問に対し、落ち着いた様子で「私の仕事は天下国家の話で、経理は秘書に任せていた。収支報告書は今まで一度も見たことはない」と話し、うその記載への関与を改めて否定しました。また、土地の購入資金として用立てた4億円の原資については、両親から相続した不動産や本の印税、議員報酬など手元にあった現金と説明しました。一方、検察官役の指定弁護士の質問に対しては、いら立って語気を強める場面もありました。自らがサインしている銀行融資の手続きなどについては「分かりません、覚えていません」と繰り返しました。また、政治資金規正法の認識については、答えに窮しながら「法律も時々によって変わるので、正確には把握していない」と答え、認識の甘さも露呈しました。11日も引き続き指定弁護士による質問が行われます。指定弁護士としては、裁判官に、小沢被告がいかに本当のことを隠しているかという印象を抱かせることができるかがポイントとなります。

民主党元代表・小沢一郎被告(69)が強制的に起訴された裁判で、10日、小沢被告が自ら証言台に立った。
午前8時50分、小沢元代表への被告人質問が行われるということで、傍聴券を求めて、多くの人が東京地裁前に詰めかけた。
傍聴希望者は、1,052人にのぼった。
検察審査会の議決により、収支報告書にうその記載をしたとして、強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告の裁判で、10日、最大のヤマ場となる被告人質問が行われた。
小沢被告は、紺のスーツとピンク色のネクタイ姿で法廷に現れた。
まず、小沢被告側の弘中弁護士から、「秘書にはどの程度、任せていた?」と質問を受け、小沢被告は「わたしは、政治に集中して活動していたから、それ以外の経理などは全て任せていました」と述べ、作成への関与を否定した。
今回の裁判の最大のポイントといわれているのが、土地の購入の際に提供された4億円の出どころ。
小沢被告は2010年1月、この資金について、「これは、私どもが積み立ててきた個人の資金でございまして」と述べていた。
当初は、政治献金と説明していた出どころが、その後、「銀行融資」、「個人資産」と二転三転してきた。
そして10日は、「多くは、両親からの不動産から取得したものです。たまたまバブルのはしりで、湯島の自宅が高く売れたということです」と証言した。
かつての自宅不動産売買で得たお金としたほか、自ら書いた本の印税なども挙げた。
担当弁護士の質問には、丁寧に答えていた小沢被告。
しかし、午後に入り、検察官役の指定弁護士の質問には、午前とは打って変わって強い口調で否定した。
指定弁護士の「収支報告書の会計処理についての報告は?」との質問に、小沢被告は「ありません」と答えた。
さらに、監督責任について質問を受けると、「経理担当は、毎日の収入と支出を、1年間きちんと記録して提出するという単純な作業。全て任していいと思う」と述べた。
小沢被告への被告人質問は、11日も行われ、判決は4月にも言い渡される見通しとなっている。
(01/10 17:26)

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（収支報告書の虚偽記載）罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告（６９）への被告人質問は、１０日午後も東京地裁（大善文男裁判長）で続き、検察官役の指定弁護士の質問が行われた。小沢被告は政治団体の資金に関して、捜査段階の供述との矛盾を追及され、「勘違いだった」と述べた。
　小沢被告は、指定弁護士の質問に、２００９年の衆院選時、陸山会から民主党候補者への寄付に、政治団体「改革フォーラム２１」からの資金が多く含まれていたことを認め、詳しい経緯を説明。「フォーラムの資金には関与しておらず分からない」と東京地検特捜部の聴取に供述した理由を問われると、「勘違いしていたと思う」と述べた。
　寄付を受けてから約半年なのに、どのように勘違いしたのかとの指摘には、「そのときは、フォーラムの金だと気付かなかった」と応じた。（2012/01/10-21:04）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011000948

あなたが高額商品を買うときに相手はその金をどうやって稼いだか値掘り葉ほり聞くのか。そんな風習がある国かね。

その割には弁護側から「事実を言ってください」「異議有り」を連発されていたという。判事からも「事実を言ってください」というダメ出しがあったようだ。
指定弁護士哀れ・・・。