★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124 > 574.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
小沢被告第12回公判(1) 「剛腕」ついに事件を語る…秘書は「手足」「すべて任せた」  法廷ライブ 産経新聞 
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/574.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 10 日 12:09:47: igsppGRN/E9PQ
 

【小沢被告第12回公判(1)】
「剛腕」ついに事件を語る…秘書は「手足」「すべて任せた」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011011550012-n1.htm
2012.1.10 11:54  「法廷ライブ」 産経新聞


 (10:00〜10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判が10日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。終日、小沢被告への被告人質問が行われる》

 《午前中は弁護側、午後からは検察官役の指定弁護士側がそれぞれ尋問を行う予定だ。「剛腕」「壊し屋」の異名で知られる政界屈指の実力者は、被告人質問で何を語るのだろうか》

 《小沢被告が法廷で証言を行うのは昨年10月の初公判以来。この際は、A4用紙にしたためた原稿を手に「違法捜査により得られた調書を唯一の証拠としているこの裁判は、直ちに打ち切るべきです」などと声高に意見陳述を行った》

 《さらに「百歩譲って裁判が続けられるとしても、私が罪に問われることはありません。虚偽記載ではなく、まして共謀の事実は断じてございません」と起訴内容を全面的に否定している》

 《小沢被告は、陸山会が平成16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、石川知裕衆院議員ら元秘書3人(いずれも1審有罪、控訴中)と共謀。貸し付けた4億円を同年分の政治資金収支報告書に記載しなかった罪などに問われている》

 《これまでの公判では元秘書3人らが証言台に立ち、「(小沢被告からの)4億円は記載する必要のない預かり金だった」などと証言している。ただし、ゼネコンからの裏金との指摘もある原資については、いまだ詳細不明のままとなっており、小沢被告が法廷でどう説明を尽くすか注目される》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。一般傍聴席は48人分だったが、傍聴希望者が殺到。1052人が抽選に並んだ。地裁前には「小沢さんは冤罪(えんざい)だ」などと書いた紙や、小沢被告の顔写真の入った民主党のポスターを持った市民ら数十人が集まり、「小沢、小沢っ」とコールを行った》

 《法廷には傍聴席から向かって左側に、大室俊三弁護士を中心とした検察官役の指定弁護士3人が着席。右側には「無罪請負人」として知られる弘中惇一郎弁護士が率いる弁護団が座り、開廷を待っている》

 裁判長「それでは被告人の入廷をお願いします」

 《裁判長がそう宣言すると、傍聴席から向かって左のドアから小沢被告が入廷する。紺のスーツに白いシャツ、ピンクがかった赤色のネクタイ姿。左胸には金バッジが光る。入廷の際に一礼、裁判長に対し一礼した後、ゆっくりと弁護団の待つ席に向かい、「よいしょ」とつぶやきつつ座った》

 裁判長「それでは開廷します」

 《裁判長が小沢被告に証言台に向かうよう指示する。小沢被告はゆっくりと証言台に移り、係員がペットボトル入りの水を渡すと「すみません。すみません」とお礼を言う。裁判長が黙秘権などについて説明した後、弘中弁護士が立ち上がり、質問が始まる》

 弁護人「本件で証人出廷した石川(知裕衆院議員)さんは被告人の秘書だったということでよろしいでしょうか」

 被告「はい。そうです」

 弁護人「大久保(隆規)さん、池田(光智)さんもそうですね」

 被告「はい。そうです」

 弁護人「石川さんは書生をしていたと証言されましたが、書生とはどういう仕事ですか」

 被告「それは秘書というまでの、年齢的にも経験的にもいっていないもので、特に学生のときからというのもありますし、俗に言えば、(秘書の)見習い期間ということでしょうか」

 《石川議員は学生時代から、小沢被告の書生として住み込みで働き、周辺の道路や小鳥の小屋の掃除、散歩のお供などをしていたとされる。こうした経緯をふまえ、指定弁護士側はこれまで、小沢被告と秘書の密接な関係を立証しようとしていた》

 弁護人「どういう方を書生に?」

 被告「それは人づてに政治家の事務所で勤めたいという希望のあるものを、そのときの秘書を通じ、面接したりして決めたと思います」

 弁護人「具体的な仕事は?」

 被告「ほとんど自宅におりまして、事務所の掃除やら、自宅の掃除、私の身の回りのことやらをしておったと思います」

 弁護人「散歩に同行することもあったといいますが」

 被告「えー、そういう場合もありまして、警護の方も一緒におるのですが、急な連絡があると困りますので、書生や秘書がたいがい一緒におります」

 《言葉を選ぶようにゆっくりと話していく小沢被告。弘中弁護士はその後、書生が小沢被告の自宅内に住み込みで働いていたことを確認。社会保険はなく、給与は「ほんの小遣い程度」(小沢被告)だったことなどを聞く》

 弁護人「書生の期間は何年ぐらい?」

 被告「そのときの状況によって違いますが、学生のときからしているものは3、4年になる場合があるだろうと思います」

 弁護人「書生から秘書になることが多いのですか」

 被告「はい。多くの場合は修行期間を終え、いわゆる秘書として仕事につくことが多いと思います」

 弁護人「途中で辞める人も?」

 被告「はい。私も朝6時に起きますが、その前に起きて掃除や私の身の回りの世話をしなければならない。夜は夜で遅くまでですので、特に最近の若い人にとってはつらく、途中で辞めたものもおりました」

 弁護人「修行を終え、すべてを分かった段階で秘書になると?」

 被告「なかなか人間ですので、すべて分かる、見通せるということはできませんでしたが、そうやって一緒に仕事を手伝ってもらっているという関係では、全面的に信頼できる人間とそう思っています」

 弁護人「小沢さんにとって秘書というのはどういう存在ですか」

 被告「政治活動は一人ではできません。そういう意味でどうしてもスタッフ、手伝いをしてくれる人が必要でございます。政治家と秘書の関係は(民間など)他の社会の中でのいわゆる何らかの法律関係、約束、ルールで規律されている関係ではございません。まったくの人間の信頼関係で成り立っているというのが本当のところでございます」

 「活動の手足となると同時に、機会によっては天下の機密を見たり聞いたりすることもありますので、本当の信頼関係の中で仕事をしていくものであります」

 《秘書に絶対の信頼を置いていたと強調する小沢被告。弘中弁護士は「陸山会」の会計業務について質問を変える》

 弁護人「平成16、17年、本件のころですが、大久保さんが陸山会の会計責任者でしたね」

 被告「年月日のことをいわれると覚えていませんが、たぶんそうだと思います」

 弁護人「小沢さんが選任をされたんですね」

 被告「はい。そうです」

 弁護人「大久保さんは会計に関与していなかったと証言されましたが、それは事実ですか」

 被告「はい。事実だったと思います」

 弁護人「問題があるとは思われませんでしたか」

 被告「問題はないし、私たちの事務所だけのことではないと思います。世間では、経理の担当、金庫番などといわれるようですが、私の事務所ではそういう言葉でいわれるような人は四十数年間たちますが、一切おりません」

 「主として金銭の手配、収支報告書を提出するという仕事ですが、みなさまご案内の通り、収入と支出を記載して1年のまとめを報告するだけの単純な事務作業でして。(法廷で)専門家の方の証言もあったかと思いますが、私どもも部署替えを行ったりしますけれど、だいたい順繰りに経理の担当をすることになっておりましたし、今でもそうだと思います」

 「ただ、資金管理団体は法改正があり、議員本人が代表をすることになっていますので、(会計責任者は)私の次に位するものでありますので、だいたい年長者をあてていたということだったと思います」

 《矢継ぎ早に言葉を紡ぎ出す小沢被告。弁護人は秘書についての質問を続ける》

 弁護人「外国人の秘書も置いていましたね」

 被告「はい」

 弁護人「どういう趣旨ですか」

 被告「いろいろありますけど、外国の人が私に会いたいといったときの通訳や、外国からのメールの返信をしたり、また、日米、日中の草の根交流を続けておりますが、それらのプロジェクトを担当するとかの類の仕事をしてもらっておりました」

 《どういった意図があるのだろうか。弘中弁護士はその後、中国籍や韓国籍、英国籍の秘書がいたことを確認。小沢被告は「外交上、いいイメージを与える効果が大きかった」などと述べる》

 弁護人「秘書の方にはどの程度の仕事をまかせていましたか」

 被告「私はもっぱら政治のことに集中して活動をしてきましたから、それ以外のこと。例えば経理や、(議員)会館に陳情に来た方のお世話をしたり、応対したり、連絡をしたりといった類の仕事。また、地元の日常の、私に代わっての政治活動や、全国の仲間の応援に行って少しでも手伝いをする。私の政治の大きな仕事以外はすべてを任せておりました」

 弁護人「政治団体の事務処理も任せていた?」

 被告「はい。そうです」

 弁護人「任せるということですが、重要なことは報告を受けたりしていましたか」

 被告「私は任せたことについてはすべて一切、彼らの自主的判断で仕事を任せております。任せた仕事をいちいち自分が検証し、干渉していたのでは任せる意味はない。私の関心と仕事は、天下国家の話でして、それに邁進(まいしん)する日常を送っているつもりでございます」

 《「政治団体の事務処理は秘書にすべて任せていた」とする証言を引き出す弘中弁護士。虚偽記載の共謀関係を立証する上で重要な秘書からの「報告・了承」を暗に否定するような証言だ。弘中弁護士はここでテーマを変え、陸山会が保有する不動産に話を移す》

 弁護人「陸山会は本件の土地以外にもマンションなどを持っていますね」

 被告「はい。と思います」

 弁護人「どういう目的のためか把握していますか」

 被告「はい。それは分かっております」

 弁護人「それでは順番に聞きます。まず元赤坂タワーズですが、利用目的は?」

 被告「私の個人的な仕事場で、政策の勉強や執筆などにあてておりました」

 《各不動産について、その使途を聞いていく弘中弁護士。小沢被告は裁判長のほうを見据えたまま、ゆっくりとした口調で答えていく》

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年1月10日 12:37:35 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(2)】
「私個人のものでないよ」 不動産購入に言及
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011012190013-n1.htm
2012.1.10 12:18

 (10:20〜10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、小沢被告に対する弁護側の被告人質問が続いている》

 《弁護人の弘中惇一郎弁護士は陸山会が所有している東京や地元・岩手などの不動産の一つ一つについて用途を質問していく。小沢被告は時折「名前と記憶が一致しない」などと述べつつも、普段の記者会見などとは大きく異なり、丁寧な受け答えを続ける》

 《一通りの確認を終えた後、秘書の住居や関連団体の事務所を、賃貸ではなく購入取得していた理由について尋ねていく》

 弁護人「聞いた中に、賃借ではなく購入している物件がありますが、これはどうしてですか」

 被告「部屋を借りるということは、後援会…ではない、陸山会で家賃を払うという形態になります。また、毎月の手当てに住宅費や交通費を加算して(秘書に)支払うちゅうことで、結局、政治団体からなる資金を、全く外に流出してしまいます。ローンの金利を払っても購入して、(物件を)売却すれば資金を政治団体の資金として使うこともできる、そういう意味です」

 弁護人「(東京都世田谷区)深沢の自宅近くに秘書の寮がありますが、これは便利で必要だったということですか」

 被告「はい。どこの政治団体でも同じですが、特に私どもの場合、昼夜の別なく、週末うんぬん関係なしにすぐ作業にとりかかることができます。色んな方から緊急連絡もあるので、そばにいるのが便利と思いました」

 《弘中弁護士はさらに、陸山会の所有する不動産が小沢被告名義になっている理由について問う。小沢被告は感情をあらわにする場面もなく淡々とした様子で続ける》

 弁護人「陸山会の所有物件で、登記は小沢さん名義になっていますね」

 被告「いつだったか忘れたが、資金管理団体の代表には政治家が就任しなければいけない、と法改正されて。団体名では登記できず、代表者名で登記した、ということと思います」

 弁護人「小沢さん個人の資産と陸山会の資産は、明確に区別していたんですか」

 被告「はい。私どもとしては一番批判の対象になるところで、必ず、契約は政治団体(陸山会)との契約になっています」

 《「必ず」という部分を、ゆっくり言い含めるように語り、強調する小沢被告。さらに言葉を続ける》

 被告「それからその上に、疑惑を招かないよう『確認書』も作成しています。『私個人のものでないよ』ということで、作るように秘書に言っておいたつもりであります。法律的な契約と、任意の、念のための確認書で、公私の区別をつけてきました」

 《陸山会との間で作成した「確認書」について、小沢被告は平成19年2月の会見でその存在を明らかにし、不動産をめぐる不明確な会計を否定した。しかしその後、今回起訴された問題の土地については、会見の直前に、急遽(きゅうきょ)確認書が作成されたことが明らかになり、小沢被告は「秘書に指示していたが、抜け落ちていたから改めて書いた。何も悪いことではない」と釈明している》

 弁護人「確認書の作成は法的義務ではなく、任意、念のためだったということですね」

 被告「はい」

 《ここから、弘中弁護士は世田谷区深沢の自宅の所有権利関係について確認する。小沢被告は自宅の敷地が登記上自らの所有、妻の所有、元々の地主の所有に分かれているが、地続きでつながっていることを説明。自分の所有が母屋、秘書寮が妻、事務所や駐車場などが地主の土地であり、妻や地主の土地利用については、陸山会などが賃料を支払っているとした。妻に対しても秘書寮の家賃を支払っている理由について小沢被告が答える》

 被告「家内といえども別人格。政治団体で使う以上、使用料、賃料を支払うのは当然と思います」

 《続いて弘中弁護士は問題となっている平成16年10月の土地購入について切り出していく。質問が本筋に入り、傍聴席の空気もにわかに張り詰める》



02. 2012年1月10日 12:54:02 : EwQPWj0d66
産経は早くて、詳しいですね。江川さんは傍聴できなかったのでしょうか。また、この裁判の打ち切り申請、公訴棄却はどうなったのでしょうか。腐れ検察・司法裁判官・偏向マスゴミはどうなるのだろうか。こんな日本の危機的状況に小沢さんに総理になって2009年の民主党のマニュフェストを諦めず実現してください。そのために支持・支援していきます。

03. 2012年1月10日 13:00:24 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(3)】
4億円原資は「相続」「印税」「議員報酬」で現金保有 「銀行も分からない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011012380015-n1.htm
2012.1.10 12:37

 (10:40〜11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、弁護側から小沢被告本人に対する質問が続いている》

 《小沢被告は背筋を伸ばして着席。証言台にはペットボトル入りの飲み物が置かれている、弘中惇一郎弁護士は起立し、手元のファイルに時折り目を落としながら、質問を続けている》

 弁護人「契約とか支払いとか、登記の記憶はありますか」

 被告「寮によい土地が見つかったと報告を受けたと思います。土地の購入で合意しました」

 「大久保(隆規・元公設第1秘書)か石川(知裕・衆院議員)か事実関係がはっきりしないが、代金が資金管理団体の有り金をはたけば買えるが、政治活動の運営に支障をきたす、という話があったと思う」

 「それじゃ、手元の金を用立てようとなったと。あとはどのような形で活用し、どうするかは担当秘書の仕事なので。土地購入の了解と資金がないということで、手持ちの金を用立てようといって出した段階で、私の作業は済んでいます。実務はまかせていたので分かりません」

 弁護人「(購入費用は)いくらということだったんでしょう」

 被告「明確な数字を誰が言ったかは覚えていない。土地を購入して、寮を立てる建築費を入れると4億円と聞いたと思います」

 弁護人「金を用立てるときにどういう言葉を使いましたか」

 《小沢被告は少し笑いながら「まったく記憶していません」とはっきりした口調で応えた》

 弁護人「大久保さんか石川さんから聞いたとき、購入費用を資金管理団体から出して、不足分を出そうとは思いませんでしたか」

 被告「後になって考えればそういう選択肢もあったかと。検察官からもそのような話があったと記憶しております」

 《事情聴取当時を思いだしたのか、少し笑みを浮かべた小沢被告。「『なるほど』と単純に思った」と続けた》

 弁護人「(担当秘書に対し)『ちゃんと戻せよ』という言葉はありましたか」

 被告「言葉は全然記憶にありません。ただ、資金管理団体に寄付したわけではないので、いずれ戻る、返してもらえるのは当然と思っていた」

 弁護人「やり取りをした時期は覚えていますか」

 被告「覚えていません」

 弁護人「(裁判)記録では平成16年9月末か10月ごろとなっている」

 被告「公判での手続きでも10月うんぬんとあったので、そのころかなと。私としては分かりません」

 弁護人「売買契約が完了したという話を聞いたことは?」

 被告「ありません」

 弁護人「石川さんに4億円を渡したのですね」

 被告「はい」

 弁護人「元赤坂タワーで現金を渡した?」

 被告「そう思います。現金で保有していましたから」

 弁護人「場所は元赤坂タワーですか」

 被告「(そうだ)と、思います」

 弁護人「渡したときの状況は?」

 被告「覚えていません」

 弁護人「石川さんに現金を渡しましたか」

 被告「間違いないと思います」

 弁護人「このときに、陸山会と金銭消費貸借関係ができたと思いましたか」

 被告「正式な貸し借りという意識はありません。資金管理団体は私が代表だし、私が用立てるので。知らない人と貸し借りするわけではないので」

 《質問は購入資金となった4億円の原資に移る。ゼネコンからの裏金との指摘もある原資について、小沢被告はこれまで「政治資金」「銀行融資」などと、たびたび説明を変遷させており、詳細不明のままになっている》

 弁護人「次のテーマは4億円という手元の現金です」

 被告「はい」

 弁護人「(4億円は)どういうことで存在したのでしょう」

 被告「私の場合は、私だけじゃないかもしれない。ずっと以前から現金で所持していた。多くは両親からの不動産、現金を相続したもの。自分自身も本を出してみたりして、印税などでかなりの額を手にしました。40年間の議員報酬をいただいていたので、それなりに保有していました」

 弁護人「相続したという不動産はどこのものですか」

 被告「これも1カ所ではなく、40年前のことで言うことはないと思って言っていませんでしたが、(東京都文京区)湯島の自宅や都内の土地、郷里の(岩手県奥州市)水沢の土地等々」

 弁護人「湯島の不動産を売って、(東京都世田谷区)深沢の土地を買った差額は手元に残りましたか」

 被告「バブルの走りで、湯島の自宅は高く売れました。これは母親の意向なんですが。世田谷区の土地はこれほどの金額ではなかったので広く買え、相当額を手にしました」

 弁護人「差額は現金で所持していましたか」

 被告「もちろんあります」

 弁護人「他にまとまった金額は?」

 被告「銀行に預金していたものが。金融危機のあたりに解約して手元に置いておきました。親から譲り受けた現金も手元に置いておきました」

 弁護人「今回、小沢さんの方で、銀行の資料を精査して確認されたことは?」

 被告「はい。かなりの部分は手持ちで持っていましたが、事件が起きて事情を話すことになったので、手持ちの金を客観的に証明不可能なので、金融機関に何か残っていないか要請しましたが、古いので記録がないとかで出してもらえませんでした」

 「それでも、しつこく頼んで、断片的に入手した記録の中でも、入金出金の数字でも記憶にないものもありました」

 「銀行も分からないということで、金融機関の帳簿上の数字は明らかにすることができないが、最小限、自宅の売買で最後に残ったお金は銀行の帳簿にありましたし、私が病気になったあと、家族名義で預金していたものもありました」

 「問題になったもの(4億円)よりも多くありました」

 《小沢被告は言葉を選びながら、ゆっくりとした口調で答え続ける》



04. 2012年1月10日 13:14:00 : uGHowbcSpR
弁護人質問なんて全く価値なし

それにしてもひどすぎる内容・・・


05. 2012年1月10日 13:22:24 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(4)】
説明ないまま融資書類にサイン 収支報告書「見たことない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011013120017-n1.htm
2012.1.10 13:11

 (11:00〜11:30)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、小沢被告に対する弁護側の質問が続いている》

 《法廷では、弘中惇一郎弁護士が土地購入をめぐる4億円に関して、検察官からの聴取の状況を尋ねている。小沢被告は時折、首をひねって記憶を呼び起こしながら、すらすらと答えていく》

 弁護人「検察官の質問時に銀行の資料は手元にありましたか」

 被告「何年も前から何十年も前のことなので、記憶がありません。質問されて、どういうことか頭をひねる中で、こうだったんじゃないかといわれたこともありました」

 弁護人「検察官は具体的に金額を上げましたか」

 被告「はい。それもありました。どこで受け渡しがあったのかも聞かれました。記憶がないので、あれかな、これかなとやり取りをしましたが、『(検察官は)最終的にここじゃなかったのか』と。そうかもしれないと答えたことがありました」

 弁護人「調書を見ると、具体的に銀行から(金を)おろしたとの記載があるが、これは小沢さんの方から口に出したのですか」

 被告「はい。検察はすべてを知っている風情でした。私は全く記憶していなかった。検察官の誘導で『そうだったかもしれません』と答えたと思います」 弁護人「この金はおかしいという追及はありましたか」

 被告「ありました。不正な金が入る当てがあったんじゃないかと。本当におかしな、ばかげた質問があったように思います。水谷(建設からの不正献金疑惑)の話も出たように記憶していますが、私どもの秘書がそんなものをもらったことはないと確信していると言いました」

 《弘中弁護士の質問は、元秘書の石川知裕衆院議員が平成16年10月、大手銀行に融資を申し込んだ後、融資申込書と約束手形の用紙を赤坂の事務所に持ち込み、小沢被告に署名を求めた状況に及ぶ。小沢被告を追及する指定弁護士側によると、小沢被告は「おう」と言って承諾し、「それで、どこに署名すればいいんだ」と石川議員の指示に従って、自分の住所と氏名を署名したとされる》

 弁護人「4億円の現金を渡した後、石川秘書は(小沢被告が活動拠点としていた)元赤坂タワーズ(の事務所)に来て、融資を受ける手形に署名を求めましたか」

 被告「署名をしたことは事実ですが、場所はそこじゃなかったんじゃないかと…。(陸山会が入居する)チュリス赤坂ではなかったかな…」

 《小沢被告はしきりに首をひねり、つぶやくように話す》

 弁護人「サインを求める際、石川秘書はどのように説明しましたか」

 被告「説明はなかったと思います。土地購入のことと、お互いにそう思っていたことなので」

 弁護人「金額は記憶していますか」

 被告「金額は…」

 《記憶を追っているのか、長い沈黙が続く。小沢氏はしきりに首をかしげている》

 被告「正確に覚えてないですね」

 弁護人「渡した4億円はどのように活用されると思っていましたか」

 被告「私が渡した4億円で融資を受けたのかなと思っていました」

 弁護人「その時、石川秘書に何のために融資を受けるのかと尋ねたことはありましたか」

 被告「ありません。土地を買うと、そして金が足りないということだったので、私は金を出した。後は担当者の仕事。私から聞くことも、報告を受けることもありませんでした。(石川議員ら)私の関心事ではないので、私が聞きたがっているという感覚を持っていなかったと思います」

 弁護人「土地の登記を伸ばしたとかの話は出ましたか」

 被告「ありません。全ては彼らの裁量の範囲内でやることで、彼らの判断で仕事をしたと思っております」

 《弘中弁護士は会計事務担当が、平成17年に石川議員から池田光智元私設秘書に変わってからの状況についても質問する》

 弁護人「(池田元秘書に)利息がもったいないから(金を)早く返せと指示したことはありますか」

 被告「なかったと思います」

 弁護人「政治資金収支報告書を見たことはありますか」

 被告「ありません」

 弁護人「収支報告書を出す前に小沢さんが確認することは?」

 被告「一度もありません」

 弁護人「どうしてですか」

 被告「担当者に任せていて、きちんと報告書を作っていると確信していました。収支報告書は大事なものだが、1年間の収支のトータルを報告すればいいだけのことで単純なものですから、秘書が当然事務的にやっていると思っているので、収支報告書を見たことはありません」

 弁護人「収支報告書とは別に、収支の報告をさせていた?」

 被告「原則として、年末にトータルのことを経理担当者が報告することになっていましたが、現実には資料を持って説明されたことは一度もありません。単純な計算なので、政治団体がうまくいっているかというような会話を二言三言交わしておった程度で終わっていました」

 弁護人「重要な事項は説明させていましたか」

 被告「いえ、ありません。特別重要なことはないと思います」

 《小沢被告は正面を見据えながら、言いよどむことなく弁護人の質問に答えている》


06. 2012年1月10日 13:48:46 : msaJyupoKE
>中国籍や韓国籍、英国籍の秘書がいたことを確認。小沢被告は「外交上、いいイメージを与える効果が大きかった」などと述べる

うん、やっぱり小沢は売国奴♪


07. 2012年1月10日 14:20:22 : mfmSTAstB2
>>06
君の低レベルには呆れる。国から給与などの援助してる公設秘書は日本人のみだが。議員が雇う私設秘書は日本人でなくても良い。それで小沢氏が採用しただけのこと。それを売国奴などというのは、頭が逝ってるか。排外主義者のようなキ○ガイだね。

08. 2012年1月10日 14:34:54 : DTGWosMvxE
4億円の金を出すのに良く覚えていないなどとどんな金持ちだよ。
20億円くらい持ってるんじゃないのか? w

出所はと聞かれて、議員40年やってたことなどを挙げたらしいが、
石破元防衛庁長官は、テレビに出演して、「政治家は、儲からない」と言っていたが、
あれ嘘かよw

やっぱり政治家儲かりまんなぁ。
政治献金やあれこれで・・・?
政治献金は廃止しようよ。
 


09. 2012年1月10日 14:35:28 : CpFfMudqFg
産経新聞はクズのかたまり。

コジキゴロツキ社員の組織だ!。。
所々で印象操作だ。
くだらない。


10. 2012年1月10日 14:37:48 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(5)】
「決めたことは貫き通す」 小沢被告、生きざま語り飲み物ぐびり
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011014240018-n1.htm
2012.1.10 14:23

 (11:30〜11:47)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判(大善文男裁判長)は、小沢被告に対する弁護側の質問が続いている》

 《弘中惇一郎弁護士は、焦点となっている東京都世田谷区深沢の土地購入について、政治資金収支報告書に記載する時期を1年ずらすという報告を秘書から受けていたか、小沢被告自身が時期をずらすよう指示したどうかの2点について、繰り返し質問していく》

 弁護人「(秘書の)石川(知裕衆院議員)さんから『(収支報告書に記載する時期を)平成17年にずらしておく』という報告を受けたことは」

 被告「ありません」

 弁護人「17年1月になって、深沢の所有権移転が完了したと報告受けたことは」

 被告「ありません」

 弁護人「報告を受けておらず指示もしていないというのは、絶対にないということか、なかったと思うということか」

 被告「ないと思います!」

 《小沢被告は強い口調が法廷に響く。弘中弁護士は質問を変え、収支報告書の問題についてマスコミが追及し始めたことについて尋ねていく》

 弁護人「収支報告書はしばらく公開されるものだが、(報道した)マスコミに問題があったと思うか」

 被告「あったと思う」

 弁護人「どんな風に?」

 被告「何のことでも批判するような記事が出た。常に攻撃の的になっていた。他の人でも攻撃されないことでも、常に批判の的になっていました」

 弁護人「政治活動に影響は」

 被告「それはありました。でも、いわれのない批判を乗り越えて頑張ってきた。有権者や国民も、徐々に理解してくれるようになったと思っています」

 弁護人「深沢の土地が(マスコミに)取り上げられて困った?」

 被告「特別に困るとは思っていなかった」

弁護人「批判されると困る?」

 被告「そういうことは全くない。不動産の購入というのは他の政治団体でもたくさん例があるが、私の場合はいま言った通り(何をしても批判される)。いわれなき批判と何十年戦ってきた。臆することはないし、何ら不正もしていない」

 弁護人「批判されるのが嫌なら、深沢の土地購入をやめるということは考えなかったのか」

 被告「それも一つだが、いわれなき批判に屈することはない。天下国家の政治問題、政策論、こうしなきゃいけないと決めたことは貫き通すのが私の考え、生きざまなので。愉快ではないが、私の行動が左右されることはない」

 《小沢被告は、はっきりとした口調で自らの「信条」について一気に話すと、手元に置かれたペットボトル入りの飲み物を一口飲んだ》

 弁護人「秘書たちについては」

 被告「マスコミの批判を少しでも緩和したいという気持ち、マイナス面は避けようという配慮はあっただろう。私とは若干違う心境があるかもしれない」

 弁護人「陸山会に個人の金、4億円を貸し付けたことを収支報告書に記載したことについては」

 被告「格別の事情はありません」

 弁護人「隠す必要があったとは?」

 被告「私自身は何も(隠す必要は)ありません」

 弁護人「土地購入の記載を1年ずらした、という気持ちは」

 被告「私自身がですか? 私自身はそのようなことは感じていません」

 弁護人「平成17年と18年になるのと、何か事情が違うと考えるか」

 被告「私自身は全く考えていませんでした」

 《続いて弘中弁護士は、今回の事件の捜査が、小沢被告の政治活動に与えた影響について質問していく》

 弁護人「平成15年から20年ごろまでの政治状況について尋ねたいのですが」

 被告「時系列的には分かりませんが…」

 弁護人「では順を追って。平成15年9月に自由党と民主党が合併しました」

 被告「合併は分かりますが、(時期は)記憶では…」

 弁護人「合併後の衆院選で大幅に議席を増やして、(民主党の)代表代行に就任されましたね」

 被告「はい」

 弁護人「16年5月に(当時の民主党代表だった)菅(直人)さんが年金(未納)問題で辞任し、岡田(克也)さんが後任に。7月に参院選があり小沢さんが副代表になった。その後17年9月に岡田さんの後任として前原(誠司)さんが就任、18年3月にいわゆる『ガセメール問題』を受けて前原さんが辞任し、小沢さんが代表に就任しましたね」

 被告「年月日は分かりませんが、そういう流れです」

 弁護人「19年4月の地方選で勝利、7月の参院選でも勝利し、20年9月には無投票で代表に3選しましたね」

 被告「はい」

 弁護人「そういうなかで21年3月に西松建設事件の捜査、立件があった。この時期の政治状況について」

 被告「意見陳述でも申し上げましたが、まさに総選挙が間近だった時期。本格的な二大政党対決の中で、政権交代が起こる可能性が大きいというときでした」

 弁護人「西松事件の影響は?」

 被告「私どもとしては突然のこと。いわれなき追及でありました。しかしマスコミ中心に、2、3カ月の間、連日の報道があった。せっかく長年かけて頑張ってきた政権交代ができなくなってはいけない。それで、5月の連休明けに代表を辞任しました」

 弁護人「その後は」

 被告「代表代行として選挙担当に。選挙の対応を取り仕切っていました」

 弁護人「それで約半年後、22年1月に陸山会事件。これが起きたときの政治状況は?」

 被告「政権交代の後ですよね? 鳩山(由紀夫)内閣のもとで党幹事長をさせていただいていた。捜査が始まりまして、同時に鳩山さん自身の問題もあり、参院選が間近に控えていて、衆院の大勝利の余波でなんとしても議席を勝ち取りたい、と。われわれの問題で足を引っ張っては残念なことになるので、2人とも身を引こうということになりました」

 弁護人「その後は」

 被告「菅(直人)さんが(首相に)なりましたが、TPPや消費税の話をほとんど皆にはかることなく持ち出して、参院選では惨敗しました」

 《ここで弁護側の質問が終了。裁判長が小沢被告に席に戻るよう促し、一時休廷を告げるとともに、午後は1時半から再開することを告げた》

 《一礼して席に戻った小沢被告は再びペットボトルに口をつけると、弘中弁護士と顔を寄せ合い、話し込んでいた》



11. 2012年1月10日 15:12:36 : zhD7d4UOGA
江川さんツイッターの内容が産経新聞の記事にない。
なんでだろう。
「新進党解体の時は1000億円以上のお金がありましてグループ別に人数に応じて公正に分配した。自由党の時は改革国民会議に金を移し同志のために使うということだった。私は一銭もその金には手をつけておりません、と小沢氏。」

12. 2012年1月10日 15:16:14 : EVskgte9f6
>>03

>弁護人「(4億円は)どういうことで存在したのでしょう」

>被告「私の場合は、私だけじゃないかもしれない。ずっと以前から現金で所持していた。多くは両親からの不動産、現金を相続したもの。自分自身も本を出してみたりして、印税などでかなりの額を手にしました。40年間の議員報酬をいただいていたので、それなりに保有していました」

かつての被告の発言:
「私の亡父も票田こそ残してくれたが、遺産はなかった」
1983年1月20日産経新聞


13. 2012年1月10日 15:25:40 : u5F4d323NA
たった4億でごちゃごちゃ言うな。
スポーツ、芸能はもちろん、小説家から大工、単なる営業マンまでどんな分野だって日本のトップクラスだったら4億くらい動かせる。
政界のトップが4億程度でオロオロしてたら逆にびっくりするよ。

14. 2012年1月10日 15:30:30 : J2BPSBi1xU
>>08
献金がない国ってどこか知ってる?北朝鮮や中国のような
独裁国家だよ。ということは君は独裁国家がいいんだな?
ならとっとと早くその国へいけ。

15. 2012年1月10日 15:31:27 : EVskgte9f6
1)『遺産はなかった』
2)『多くは両親からの不動産、現金を相続したもの』

両立しない。どちらかが嘘ということか。


16. 2012年1月10日 15:37:26 : msaJyupoKE
>>07

公明党の議員と何ら変わらないと思った一国民の意見を言っただけですので♪

公明党も外人参政権賛成でしたね 笑
同士の輿石とかいう労組教員代表はギリギリ創価票で勝ったようですし、
売国奴としての違いが見られませんなー♪


17. 2012年1月10日 15:37:57 : aLHoHUAQO6
>>11
かなり重要ですね
情報ありがとうございます

江川さんは傍聴できたようで、それもよかった

今まで地方紙では裁判の記事には江川氏の批評が併載されていて
かなり検察に不利に動いていたと思うが

今回の一件で、圧力を感じたであろうメディアがどうするかも注目です


18. 2012年1月10日 15:54:35 : 9tgwoZaWmg
まあ、産経新聞が正しいなら小沢も嘘ついてるのかもね。
「亡父」と「両親」では違いがかなりある気がするけど。
議員報酬だけでも年2000万とかあるそうだから、
40年ありゃかなりたまるのでは。
小沢たたきに躍起になってる人がいますが、
小沢が4億円をどこで手に入れたとかどうでもいいんですけど。
年金の運用損とか兆単位でしょ。その方が国民にとっては大問題。
こんな裁判に金と時間かけまくる国の責任は重い。

19. 2012年1月10日 16:02:44 : uGHowbcSpR
>「新進党解体の時は1000億円以上のお金がありましてグループ別に人数に応じて公正に分配した。自由党の時は改革国民会議に金を移し同志のために使うということだった。私は一銭もその金には手をつけておりません・・と小沢氏

この1000億円って小沢の金じゃないだろう・・ということはネコババしたということか・・・

いろいろな政治団体から迂回献金をしていると思ったがこの原資がそれらだと言いたかったのかな? まあ容易にわかるが


20. 2012年1月10日 16:13:01 : EVskgte9f6
>>18
一応念を押しておくが、私は『小沢たたき』をしたいわけではない。
どういう人なのかを確認したいだけだ。

>「亡父」と「両親」では違いがかなりある気がするけど。

仰るとおり。小沢佐重喜氏の後妻・みち氏の実家が豪農とある(奥野修司の著書『小沢一郎 覇者の履歴書』が正しければ)。従って母親から相続した可能性はある。

それでも幾つかの疑問は残る。一つは、みち氏が豪農の子息の(さらに)四女であること。もう一つは、相続をした際の相続税が多額だった形跡が見られないことだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/187

色々と謎の人物である。


21. 2012年1月10日 16:40:41 : msaJyupoKE
どうせ小沢総理になってもこういうのは賛成なんだろ?
家事使用人を介しての不法滞在工作で ♪
岩手県だけでやれよ。 てか、在日シナコリアン全員岩手県に移住させてから
ほざけや 笑


専門知識持つ外国人 優遇措置導入へ  1月9日 5時2分

 法務省は、研究者や医師といった高度な専門知識や技術を持つ外国人が、日本国内で就労することを促すため、職歴などをポイントで評価し、合計が一定以上となった場合、永住許可の要件を緩和するなどの優遇措置を付与する制度を、ことし4月にも導入する方針を固めました。

 政府は、日本の労働力人口の減少が進むなかで、国際競争力を維持するためには、高度な専門知識や技術を持った外国人の受け入れを進め、日本国内で就労することを促す必要があるとして、おととし6月に、そうした外国人を優遇する新たな制度の導入を決め、法務省が仕組みをまとめました。それによりますと、優遇の対象とするのは、▽大学教授などの「学術研究」、▽医師などの「高度専門・技術」、▽企業幹部などの「経営・管理」の3つの分野で、学歴や職歴、日本語の能力や年収などをポイントで評価し、合計が一定以上に達した人です。

 具体的な措置としては、通常は10年とされている「永住許可」を受けるための滞在期間を5年に短縮することや、一部の人にしか認められていない「家事使用人」の同行を認めることなどが盛り込まれています。この制度について、法務省はことし4月にも導入する方針で、年間およそ2000人が対象になると見込んでいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120109/k10015137391000.html



22. 2012年1月10日 16:49:30 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(6)】
「えー? 印鑑なんか、わたしゃ押しません」実印も、銀行印も机に放置
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011015380024-n1.htm
2012.1.10 15:36

 (13:30〜14:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、昼の休廷を挟み審理が再開した》

 《小沢被告は普段通り、入廷すると廷内に一礼し、大善文男裁判長の前を通り再び一礼。大善裁判長に「被告人は前へ出てください」と促され、証言台の前に座る。検察官役の指定弁護士を務める大室俊三弁護士の小沢被告に対する被告人質問が始まった》

 《大室弁護士は「まず概括的に尋ねる」と前置きし、簡潔に尋ねていく》

 指定弁護士「平成16年、17年の政治資金収支報告書作成について(秘書らと)協議したり、内容について報告を受けたことはありますか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「記憶がないのではなく、事実として協議、報告がなかったんですね」

 被告「ありません」

 《大室弁護士は続けて、収支報告書以外の会計処理について協議・報告があったか▽公判開始後の現在は収支報告書を確認したか▽16年10月の土地購入契約の締結報告を受けたか▽登記未了のまま土地代金を支払い終えたことについて報告を受けたか−など、質問を並べていく。すべての問いに「ありません」「知りません」と力強く否定する小沢被告に対し、「記憶がないのではなく、絶対に事実がないのか」を確認。小沢被告はいずれも自信たっぷりに頷く》

 《指定弁護士は続けて、今回の事件に関わる各証拠文書の「小沢一郎」名義の署名・押印部分を1枚ずつ表示。小沢被告本人が署名・押印を行ったか確認していく》

 被告「なんですか、こりゃ?」

 指定弁護士「(東京都世田谷区深沢の)土地の購入申込書です。自分で名前を書きましたか」

 被告「私ではないと思います」

 指定弁護士「ハンコもあなたではない?」

 被告「違います」

 《不動産関連の一連の書類が1枚ずつ示され、小沢被告は署名・押印を行っていないことを繰り返し説明。小沢被告の実印が押印された登記用委任状が表示されたところで、印鑑管理について言及される》

 指定弁護士「この印鑑はあなたのものですね」

 被告「これはそうだと思います」

 指定弁護士「誰が、どこで管理していますか」

 被告「(表示されている)これは実印ですか?」

 指定弁護士「多分違うと思いますが」

 被告「あー、実印も銀行印も、秘書が使えるように、実際には私の机のカギがかかっていないところにあり、自由に持ち出せます」

 指定弁護士「(陸山会の事務所がある)チュリス赤坂の机ですね」

 被告「以前は議員会館だったかもしれないが。いつからかはわかりません」

 《実印を使用する際の承認についても小沢被告は「全くない」とし、「今も自由に使えるようにしている」と強調する》

 《続いて、16年の土地購入について、小沢被告が陸山会との間で作成した「確認書」が示される。小沢一郎名義で土地購入契約が締結されているが、これが陸山会代表の「小沢一郎」によるもので、「小澤一郎」個人の所有でないことを確認した本登記日の平成17年1月7日付の書面だ。小沢被告は平成19年2月の会見でその存在を明らかにし、不動産をめぐる不明確な会計を否定したが、実際には確認書がこの会見の直前に作成されていたことが判明している》

 《確認書の署名はやや乱雑で、「沢」の字の「さんずい」が「にすい」に見えるなど、これまで表示された証拠とは筆跡が異なるようだ》

 被告「これは何の書類ですか」

 指定弁護士「中身を読んで見てください」

 被告「…あ、分かりました」

 指定弁護士「これは自分で(署名を)書きましたか」

 被告「そう思います」

 指定弁護士「押印は」

 被告「していません」

 《続いて指定弁護士は16年10月の銀行への融資申込書を示す》

 指定弁護士「『借入申込人』の名前はあなたが書きましたか」

 被告「多分そうだと思いますが、この法廷で問題になっている土地購入時の融資ですよね?」

 指定弁護士「そういう趣旨のはずです」

 被告「そうであれば、私の署名だと思います」

 指定弁護士「前提を抜きにして、筆跡と記憶で自分の署名かどうか分かりませんか」

 被告「筆跡だけでは確実とはいえないが…。多分私の筆跡だとは思いますが」

 《大室弁護士は別の日付の融資申込書を示し、これまでと同じように押印の有無を尋ねる。単調な質問の繰り返しに飽きたのか、淡々と答えていた小沢被告の返答に不満の色がにじむ》

 被告「えー? 印鑑なんか、わたしゃ押しません」

 《最後に、大室弁護士は国会議員が自らの資産内容について議長宛に提出する各年度の「資産等報告書」を表示。署名が自らのものであるか問われ、小沢被告は「ちがうと思います」と5回続けて繰り返した》

 《大室弁護士は大善裁判長を向き「前提的な質問は以上で終えます」と述べ、本格的な質問に入っていく》



23. 2012年1月10日 17:00:37 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(7)】
報告書作成「読み書き、計算できればできる」小沢被告、いらだち隠せず
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011016470027-n1.htm
2012.1.10 16:46

 (14:00〜14:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判(大善文男裁判長)は、小沢被告に対する検察官役の指定弁護士の質問が続いている》

 《指定弁護士は小沢被告のこれまでの経歴について尋ねた》

 指定弁護士「最終学歴は?」

 被告「日本大学大学院法学研究科です。中退しました」

 指定弁護士「何を学んでいましたか」

 被告「特別なテーマはありません。司法試験を目指して勉強していました。大学は経済学部でしたが」

 指定弁護士「何年在籍しましたか」

 被告「1年間です」

 指定弁護士「昭和44年12月に衆議院議員になった」

 被告「12月27日」

 《小沢被告は「これだけは覚えています」と力を込めた》

 指定弁護士「それまでに職歴は?」

 被告「ありません」

 指定弁護士「秘書などは」

 被告「ありません」

 《続いて、指定弁護士は小沢被告の政党遍歴や党の役職について確認した》

 指定弁護士「民主党代表の時期は」

 被告「いつかは…(分かりません)」

 指定弁護士「平成18年4月では」

 被告「よく分かりません」

 《小沢被告は笑みを浮かべながら「時間のことは分かりません」と応じる。指定弁護士は矛先を変え、民主党代表就任前の1日の行動パターンについて確認を始めた》

 指定弁護士「朝、自宅にいるとき午前6時に起きた後、自宅に秘書が集まる」

 被告「はい」

 指定弁護士「自宅にいる限りですか?」

 被告「顔を合わせます」

 指定弁護士「その後、秘書は出勤しますか」

 被告「出勤するか、続けて相談するか分かりませんが、(私の前からは)去っていきます」

 指定弁護士「その後、あなたは予定がないときは自宅に?」

 被告「毎日出ますよ」

 指定弁護士「どこに?」

 被告「国会のある永田町。議員会館や赤坂の事務所などそこらに出かけます」

 指定弁護士「議員会館の自分の事務所にはどんなときに行きますか」

 被告「お客さんと会うとき。議員会館で会って差し支えない人、地元の人との面会です」

 指定弁護士「(東京都港区の)チュリス赤坂の個人事務所は」

 被告「いろんな人と会います。国会の方がよい場合、チュリスの方がよい場合。人や日程によりますがお客さんと会います。全く違う所(で会うこと)もあります」

 指定弁護士「元赤坂タワーズの事務所にも行きますか? それはどういう場合ですか」

 被告「執筆活動のまねごとや政策的な資料の勉強。心臓病で入院して以来、昼休みを取ることを心がけていますので、休憩のときです」

 指定弁護士「朝、自宅で秘書と打ち合わせるということだが、それ以外では?」

 被告「議員会館が多いですね」

 指定弁護士「16年6月に、『翌年秋に代表選がある』と秘書に伝えたことはありますか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「16年6月以外に同様の話を秘書にしたことはありますか」

 被告「代表選の日程が確定すれば、支持者固めのために仲間に秘書が連絡するが、確たるものがなければありません」

 指定弁護士「軽々には秘書には言わない」

 被告「はい」

 指定弁護士「政治資金規正法などの制定に関わっているが、趣旨は理解していますか」

 被告「直接は関与していないが、ただ、できるだけオープンにと主張していました」

 《小沢被告が起訴された要因となった政治資金規正法に踏み込む指定弁護士。これまで落ち着いて回答を続けた小沢被告が語気を強める機会が増え始める》

 指定弁護士「(政治資金規正)法の狙いは基本的に理解しているということでよいですか」

 被告「法も時々によって改正というか、変わりますので、いろんな趣旨が盛り込まれる。統一したものは他の法律でもないことが多いので、正確に把握しているわけではありません」

 指定弁護士「会社経営や顧問など収入がある仕事をしたことはありますか」

 被告「会社経営はありませんが、支持者の知り合いから顧問を頼まれたことはあります」

 指定弁護士「(午前中の公判で証言した)議員報酬や印税以外に収入は?」

 被告「顧問料や新聞、テレビの出演料。インタビュー料というんですか。これらがかなりありました」

 指定弁護士「チェリスの事務所には陸山会、誠山会、小沢一郎政経研究会、小沢一郎東京後援会、民主党岩手県第4区総支部の事務所がありますね」

 《いずれも小沢被告の関係政治団体だ》

 被告「正確には分かりませんが、そうだと思います」

 指定弁護士「今回の裁判で出てきた宮城一政会は政治団体ですか」

 被告「そうだと思います」

 指定弁護士「運営は秘書が?」

 被告「地元と思います」

 指定弁護士「陸山会や誠山会とは性格が異なりますか」

 被告「地域地域で支援してくれていると思います」

 《検察官役の指定弁護士の口調は徐々に熱を帯び始める。速記者の交代に合わせて上着を脱ぎ、さらに質問を続けた》

 指定弁護士「法廷で出てきた改革国民会議はどのような政治団体でしょう」

 被告「あー。新生党か自由党か、その時期に作られた団体と思います。(私ではなく)最も親しい友人がやっていたのでよく分かりません」

 指定弁護士「あなたか秘書がやっていた?」

 被告「違います」

 指定弁護士「17年の代表は分かりますか」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「あなた自身、政治団体に関係は?」

 被告「していません」

 指定弁護士「資金のやり取りは」

 被告「ありません」

 指定弁護士「改革フォーラム21はどうでしょう」

 被告「それも時期は分からないが、それはいわゆる一般の政治団体ということと思う。一番の友人、同志でもあった人物がやっていた。設立された時期や、内容は詳しくは分からない」

 指定弁護士「21年当時の代表は」

 被告「21年というと…。選挙のときですか」

 指定弁護士「そうです」

 被告「前の参議院議員の平野(貞夫)さんが代表か会計責任者だったと思います」

 《ここで、検察官役の指定弁護士は平成17年当時の陸山会の規約を小沢被告に提示し、確認を求めた》

 指定弁護士「17年10月にりそな銀行に提出した規約で間違いないですね」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「当時、代表ですよね」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「ごらんになったことは」

 被告「目を通したかも分からないが…」

 指定弁護士「役職には会長や理事、会計責任者がある。17年10月の理事は?」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「石川(知裕・衆院議員)さん、○△(法廷では実名)さん、池田(光智・元私設秘書)さんとありますが」

 被告「(本人らは)知っていますが、分かりません」

 指定弁護士「○△さんは?」

 被告「父の代の秘書です」

 指定弁護士「規約の7条には、会計責任者は会長の指示に従い事務をするとあるが」

 被告「結果として携わっていない」

 指定弁護士「質問に対しては」

 被告「ですから、指示していないので」

 指定弁護士「代表者は監督する、とあるのは政治資金規正法の趣旨にありますか」

 被告「はい。立場があるのは分かっていました」

 指定弁護士「具体的にはどう監督しますか」

 被告「繰り返しになりますが、経理の担当は1年間、毎日の収入と支出を記録して、収支報告書の提出する。単純な作業なので担当に任せてよいと思います」

 指定弁護士「17年3月当時、担当の石川さんは作成に関与していないと証言している。大久保(隆規・元公設第1秘書)さんは小沢氏が関与しないことをよしとしていたと証言した」

 被告「石川か池田か。私は実質担当するものが法の趣旨に乗っ取ってやればいいと思っていた」

 「最後の責任は代表者か会計責任者にあると思うが、現実には極端な言い方をすれば、読み書き、計算ができれば可能なので、担当に任せていた」

 指定弁護士「実務をやっている人に関与しないことをよしとしていた、と大久保さんが証言している。一切関わらないこととは違う。了解していたのか」

 被告「同じことではないでしょうか。実務をやらないのであれば。言葉のあやですね」

 指定弁護士「大久保さんや実務の担当者に監督は?」

 被告「具体的にはしていない」

 指定弁護士「政治資金収支報告書の作成はそれでよいと思っていたか」

 被告「分からないが、担当者に任せて十分正確にできる内容。大事でないと言っているわけではないが、任せても十分できる」

 「私にはもっともっと大事な関心、力を集中してやらなければならない政治上のことがあるということであります」

 《指定弁護士は小沢被告の認識についてただしていく。小沢被告はいらだちを見せつつ、興奮した口調で応える》


24. 2012年1月10日 17:13:23 : msaJyupoKE
>「石川(知裕・衆院議員)さん、○△(法廷では実名)さん、池田(光智・元私設秘書)さんとありますが」


○△って誰や?ここでも隠蔽か?笑


25. 2012年1月10日 17:27:13 : pa0JrXvQK2
 
政治献金は賄賂。色々な操作で議員の懐に入る。
だから、政治家は自分に都合がいいように政治献金を温存し、勿、無税として来たのだ。

政治献金は、金目当ての良からぬ者が政治家志望になる原因であり、
実際に政治を腐らせてきた。

政治家にトップもビリも無い。みな歳費は同じだ。
派閥の親分だから沢山持っていて当然と言うのはおかしい。
それは沢山政治献金や賄賂を貰ったと言うことに過ぎない。

現職議員に対する政治献金は政治を腐らせるから全面的に禁止するべきである。
政党助成金は、政治家による税金への集りだから、これも廃止するべきだ。
 


26. 2012年1月10日 17:28:49 : tXeRGquu5w
小沢被告、いらだち隠せず。

痛いところを突かれているからだね。

仮に小沢の言い分を信用するなら、「日常的に小沢は、秘書に対する監督責任を全くと言ってよいほどに放棄していた」ということになってしまうが。

署名やハンコという物的証拠をどうするのかね。

いかにも苦しい弁明のようだが。

下手したら、秘書が文書偽造罪や印章偽造罪にもなりかねないのではないか。


27. 2012年1月10日 17:33:35 : J2BPSBi1xU
>>16
あなたに中身がないということがよくわかりました
ありがとうございました。

>>21
結局これは移民政策だろ?小沢氏の移民政策の考え方しらないの?
ま、調べようともしないバカに何を言っても無駄か。

http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/appear/2008/ar20080625115942.html

小沢 「まったくダメだ。現在でも『奴隷労働』といわれる非正規労働者の問題が深刻なのに。
発展途上国から単純労働者を受け入れることは、一種の奴隷制度ではないか。治安問題を
心配する声もあるが、それ以前に、そういう形での移民受け入れは人間の尊厳に対する冒
涜であり、人道的にとても認められない」


28. 2012年1月10日 17:46:42 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(8)】
不快感…声を荒げて指定弁護士に反論 「ふははははっ」と高笑いも
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011017180028-n1.htm
2012.1.10 17:16

 (14:30〜14:55)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、検察官役の指定弁護士側から小沢被告本人に対する質問が続いている》

 《指定弁護士によって、収支報告書をめぐる認識をただされ、いらだちをあらわにしていた小沢被告は落ち着きを取り戻した様子だ。指定弁護士は小沢被告が抱える秘書について質問する》

 指定弁護士「平成17年当時、秘書は何人いましたか」

 被告「調べてみないと正確に答えられませんが、書生等々を合わせて十数名はいたと思います」

 指定弁護士「そのうち東京に勤務する人は何人くらいですか」

 被告「うーん。大部分は地元の後援会がやってくれていたので、地元は減らして東京にシフトするようになりました。どのくらいというと、うーん、7、8割は東京にいたと思います」

 指定弁護士「東京勤務の人は全員が秘書なのですか」

 被告「言葉の定義にもよります。まだ学生の身分の者もおりますし、議員会館の通行証を持っていたのは5、6割でしょうか」

 指定弁護士「十数名の中には外国人秘書も含んでいますか」

 被告「はい」

 指定弁護士「秘書には公設と私設がありますが、平成17年10月当時、公設秘書は何人いましたか」

 被告「法律で定められた数しかいません」

 指定弁護士「東京には何人いましたか?」

 被告「うーん。ひとりひとり名前を挙げてアレすれば分からないこともないですが、即座には思い浮かびません」

 指定弁護士「大久保(●(=隆の生の上に一)規元公設第1秘書)さん以外にもいた?」

 被告「大久保以外にもいたと思います」

 指定弁護士「そうですか、ふーん。公設と私設で上下の別はありましたか」

 被告「私は区別したことはありません。(秘書側は)公設になりたいというのはあったと思いますが」

 指定弁護士「公設秘書が私設秘書に対して命令することは?」

 被告「秘書は皆、イコールであります。皆、仲間として仲良く頑張るというのが、私どもの事務所の方針です」

 指定弁護士「税務の視点から見ると、政治家個人と政治団体の会計は別にしないといけませんね」

 被告「はい」

 指定弁護士「秘書にも徹底していましたか」

 被告「そのつもりです」

 指定弁護士「どう指導していましたか」

 被告「訓示を垂れるとか、説教するとかはありません。自分自身で範を示せば、周りの人もしっかりやってくれるという意識が先行していました」

 《ここで指定弁護士側は質問を陸山会の土地購入へと移す。法廷の大型モニターに、陸山会が購入した不動産をリストアップした一覧表が映し出される。10件余りのマンション名などが記載されているようだ》

 指定弁護士「ここに載っていないもの。あるいは陸山会のものではないというものはありますか」

 被告「ふーん。ちょっと待ってください」

 《小沢被告は、顔を手元の小型モニターに近づけ、しばらくの間、じっと見入っている》

 被告「これは陸山会のものと思います」

 指定弁護士「池田(光智元私設秘書)さんがつけていたノートに『伊豆 土地がある』という記載がありますが、収支報告書には載っていません。心当たりはありますか?」

 被告「間違いだと思います。伊豆は陸山会と関係ないですから」

 指定弁護士「(土地の)購入に当たっては、あなたが了解されていたわけですね」

 被告「そうですね」

 指定弁護士「あなた自身が下見をしたものは?」

 被告「ありません」

 《今度は、大型モニターに小沢被告の署名が入った土地購入についての確認書が映し出される》

 指定弁護士「土地購入では、あなた個人と陸山会を峻別しなければならず、確認の書類を作ったと?」

 被告「はい」

 指定弁護士「(世田谷の)土地を購入するに当たって作成したこの確認書と同じようなものを、他にも作っていましたか」

 被告「はい。契約書は政治団体で作るようにと。念のため、確認書を作って疑念を抱かれないようにしておけといっておきました」

 指定弁護士「初めてそういう指示をしたのはいつですか」

 被告「それは分かりません。最初のころからそうしていました」

 指定弁護士「(過去に)個人の資産を一時的にも用立てたことはありましたか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「(一覧表に記載された中の)4物件(の購入資金)は預金担保でなく、不動産担保で借り入れている。記憶にありますか」

 被告「ありません。記憶にありません」

 指定弁護士「預金担保にした方が金利が安いはずなんですが」

 被告「それは私に聞かれても分かりません」

 指定弁護士「さくら銀行から借りたことがありますね」

 被告「さくら…、はっはっはっ」

 《何がおかしいのか、小沢被告は低い声で笑い声を上げる》

 指定弁護士「記憶にない?」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「さくら銀行では陸山会では借りられず、小沢一郎の個人名義でないと借り入れられなかった経緯があったということですが」

 被告「私が債務者になって借りた記憶があります」

 指定弁護士「奥様が連帯保証人になっていますが」

 被告「そうですか。政治家は金融機関から信用ありませんから、そういうことになったのだと思います」

 指定弁護士「(世田谷に購入した土地の)秘書寮は奥様の名義で建てられたと思いますが…」

 被告「家内の名義です!」

 《単なる名義貸しだったのではないかというニュアンスを含んだ指定弁護士の質問の仕方に不快感を示す小沢被告。指定弁護士が疑っているわけでないという意味を込め、「(質問は)真実性を否定するものでない」と告げると、小沢被告は「ふはははははっ」と高笑いした》

 指定弁護士「建物を建てたのは、秘書側から要望があったのですか」

 被告「そばに秘書がいてくれるのはいいことだと思いましたし、他の職場と比べ、(政治家の秘書は)仕事はきつく、給与は安い。給与を上げればいいじゃないかということになるが、人件費がかさむので、その分、住まいがあればいいと思ったことは事実です」

 指定弁護士「秘書が自分の寮を建ててほしいと借金まで依頼するとしたら不自然です。(寮の建設と土地購入は)あなたから持ち出した話ではないのですか」

 被告「今、言った通りです。私が主導したということではありません」

 《ここで裁判長が休廷を告げた。退廷を促された小沢被告は、ひと際大きな声で「はい」と返事をして、ペットボトル入りの飲み物を持って、弁護団の待つ座席に戻った》


29. 2012年1月10日 18:16:53 : msaJyupoKE
>>27
それでも外人参政権に賛成

大学院時代はあくまで白紙期間を埋めるための中身のない活動
つまり、選挙当選は己の力でないということが明らかなのに

韓国講演で日本の若者を侮辱して売国政策を実施していたコイツにあるのは
利権だけしかなかったというわけ♪

移民受け入れと外人参政権とは別に考えての発言
そのミスリードを助けているお前は4億の内いくらぐらいもらえんのかね?笑


30. 2012年1月10日 18:41:41 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(9)】
「限度額あるので経由させた」旧新生党の資金移動、脱法性を認識か?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011018280031-n1.htm
2012.1.10 18:27

 (15:25〜15:55)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判(大善文男裁判長)は、30分間の休廷を挟んで、検察官役の指定弁護士による小沢被告への尋問が再開された》

 《証言台に座った小沢被告に対し、指定弁護士側は陸山会の所有するマンションなどの不動産について、改めて追及していく》

 指定弁護士「(陸山会が所有する)元赤坂タワーズ902号室、これはあなたが個人的に使用していたのか」

 被告「そうですね。政策勉強など、個人的な仕事で使っていた」

 指定弁護士「秘書が使用することは」

 被告「ありません。部屋の鍵やなんかは秘書が持っていたが」

 指定弁護士「この部屋には金庫がありましたね。この金庫の鍵は」

 被告「私が持っていた」 指定弁護士「(同じく陸山会所有だった)プライム赤坂204号室、これはシンクタンクが使用と」

 被告「そうです」

 指定弁護士「(秘書の)池田(光智)さんのノートに、『□○さん(法廷では実名)に7万円で賃貸』と記載があるが」

 被告「分かりません。何かコンサルタント会社と聞いているが」

 指定弁護士「□○さんについては?」

 「もちろん知っている。党の職員で、ずっと以前から、新生党のころから私どもの仕事を手伝ってくれた人。合併して民主党の職員になった」

 指定弁護士「(シンクタンクが使用と)午前中に言っていたことと矛盾しないか」

 被告「矛盾しないと思う。池田の認識がどうだったか知らないが」

 指定弁護士「賃料をとって貸していた?」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「グラン・アクス麹町、ラ・セーナ南青山などのマンションを処分しているが」

 被告「処分したのはもっとあると思うが…。外国人のスタッフが入っておったところは全部処分したと思う。日中・日米草の根交流の事務所にしていたが、いつだったか忘れたが、ジョン万次郎財団(正式名称は「ジョン万次郎ホイットフィールド記念 国際草の根交流センター」)に寄付した」

 指定弁護士「処分したのは外国人秘書がいなくなったからか」

 被告「いなくなったということもあり、私の事情もあり、替わりを雇わなかったので。不動産の所有を禁止するという政治資金規正法が自民党政権で無理やり通ったので、処分した方がよかろうと」

 指定弁護士「今は外国人秘書はいない」

 被告「はい」

 指定弁護士「陸山会の財産は秘書が管理しているんですよね。(陸山会が所有する)チュリス赤坂の事務所で」

 被告「はい、と思います」

 指定弁護士「チュリスに個人の金は置いていない」 被告「ありません」

 指定弁護士「元赤坂タワーズで石川さんに渡したという4億円は、どんな金」

 被告「個人の金です」

 指定弁護士「政治資金はあったか」

 被告「ないです」

 指定弁護士「元赤坂タワーズに政治資金は入れない」

 被告「はい」

 指定弁護士「りそな銀行に開設した口座は陸山会の金を入れるためのものか」

 被告「と思います」

 指定弁護士「ここに個人の金を入れることは」

 被告「ない。というか、そういう指示を直接することはないと思う」

 指定弁護士「個人資金を政治資金と峻別するのが方針と。(双方を)ぐじゃぐじゃにすることはない?」

 被告「はい、ありません」

 指定弁護士「平成17年5月2日、りそな銀行の陸山会口座から4億円引き出されている。これは土地購入とは別のものということか」

 被告「陸山会の口座かどうか正確には分かっていないが、(引き出されたという)事実は分かっている」

 指定弁護士「石川さんはあなたの指示で改革国民会議のビルに行ったと言っている。あなたの指示か」

 被告「はい」

 指定弁護士「石川さんへの指示は、改革国民会議から金を持っていき、後で元に戻せという指示か」

 被告「ちょっと説明を。さっきは名前出すのをはばかられたが、私の最大の友人であり同志である八尋(護)さんという人がおりました。改革国民会議、改革フォーラムの責任者だったが、病で倒れた。彼から、改革国民会議の金を一度預かってくれないかという話があった」

 被告「言いつけたのは石川だろうと思う。金を取りにいって預かっておいて、と。陸山会に入れろ、預金に入れろという指示はしていないが、しばらくしたら(改革国民会議の事務所がある)紀尾井町に戻すように言った」

 指定弁護士「どうしてあなた自身が預かって元赤坂タワーズで保管しなかったのか」

 被告「分からない。八尋さんの指示だったし、彼の指示通りにした。石川は手元に金を置くよりも銀行にと思ったんだろうと。これを陸山会の口座に入れて、また返せといった具体的な指示はしていない」

 指定弁護士「八尋さんの要請は、陸山会で預かってという内容?」

 被告「それはない。八尋さんの金なので」

 指定弁護士「他と混同させないというあなたの方針からすれば陸山会で預かるのはおかしいのでは」

 被告「そういう意味ではない。結果として短期間で返している。混同には当たらない」

 指定弁護士「あなた個人の現金がたくさんある元赤坂タワーズで預かればよかったのでは」

 被告「それは八尋さんの意思で。一度銀行で保管して、という意思だったと思う」

 指定弁護士「あなたも、りそな銀行に口座を持っていますね? 八尋さんの要請ならば、なぜあなた個人の口座を利用しなかったのか」

 被告「何も不都合なことはないが、たまたま石川に頼んだところ、たまたま陸山会の口座に入れていたということだと思う」

 指定弁護士「峻別するという方針の例外ということか」

 被告「適切だったかどうかはご判断に任せるが、きちんと払い戻して陸山会と混同していない。指摘は当たらないと思う」

 《自分の金と政治資金はきっちり峻別していた、と繰り返し主張する小沢被告。指定弁護士側は質問の矛先を変える》

 指定弁護士「平成21年7月21日と8月17日、92人の個人に約5億円の寄付をしたとの記載が政治資金収支報告書にあるが、民主党の立候補者に対して寄付したということか。4億4900万円、この原資の大半は(旧新生党の資金がプールされている)改革フォーラム21から?」

 被告「3億いくらぐらいだったと思うが。かなりの部分はその通りです」

 指定弁護士「実際には3億7千万円ですか。この金を陸山会の銀行口座へ移動したことは」

 被告「確認していないので分からない」

 指定弁護士「改革フォーラム21から、3億7千万円の現金がわたるまでの経過を」

 被告「改革フォーラム21の責任者である平野(貞夫前参院議員)さんと話したところ快く引き受けてもらい、(小沢被告が代表の政党支部の)民主党岩手県第4区総支部を通じて寄付する形をとったが、手続きが遅れて自分の手持ちの金を出して後から返還を受けた、という経過でございます」

 指定弁護士「あなたの現金と陸山会の現金を引き出してあわせて出した?」

 被告「はい。秘書が手渡した」

 指定弁護士「あなたが立て替えた3億7千万円は、陸山会に入ったというより直接候補者にいったということか」

 被告「いや…そういう論理になりますかね? 時間にズレが出たので、手持ちの現金と陸山会の現金を合わせて寄付した。すぐに返還されたので、私個人うんぬんではないと思う。陸山会として寄付したんだから、陸山会のお金としてやったんじゃないですかね?」

 指定弁護士「収支報告書には、総支部から陸山会に金が入ったとある。池田さんと相談したか」

 被告「特別相談したというのはないが、池田も承知していたと思う」

 指定弁護士「池田さんはこの法廷で『(小沢被告から)そういう形で何か(寄付を)できるか、と聞かれたので、上限もあるので、借り入れとかそういう形ならできる』と説明したと言っているが」

 被告「政治団体は受け入れ限度額があるから、実行にするにあたり相談はしたと思う」

 指定弁護士「相談は実行後ではないか?」

 被告「いえ、平野さんと話してその後にした」

 指定弁護士「いつ池田さんと話したか」

 被告「(ムッとしたように)分かりません」

 指定弁護士「平成21年10月中旬ごろでは?」

 被告「え? 10月? 選挙後?そんなことはないと思います。選挙前だったと思います」

 指定弁護士「やってから相談したのではないか?」

 被告「理屈の上で改革フォーラム21から陸山会が金を受け入れるには限度額があるので、総支部を経由してやらなくていけない」

 《政治資金規正法では、政治団体間の寄付の上限を年間5千万円までと規定している。改革フォーラム21から陸山会に3億7千万円を直接移動させることはできないため、除外規定のある政党支部を介したことを認める発言だ》

 《こうした資金を迂回をさせる手法は同法に違反するとして、大阪の市民団体が昨年2月、小沢被告らを東京地検に刑事告発している。小沢被告が脱法性を認識していたことを裏付ける発言として注目されそうだ》

 指定弁護士「総支部のお金が動いたことは?」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「現金は、平野さんとあなたが資金調達して経理処理したのではないか」

 被告「そうではないと思います!」

 《政治団体を通じた「不可解な会計処理」を執拗(しつよう)に追及する指定弁護士側。小沢被告は淡々と答えているが、時折いらだったような様子も見せた》



31. 2012年1月10日 18:55:51 : J2BPSBi1xU
>脱法性
この記者日本語勉強しろよ。
脱法性なんていう日本語は存在しないぞw

32. 2012年1月10日 19:11:12 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(10)】
資産公開の矛盾突くも…小沢被告の“ジョーク”で追及打ち切り
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011018550032-n1.htm
2012.1.10 18:53

 (15:55〜16:25)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は、検察官役の指定弁護士による被告人質問が続いている》

 《指定弁護士は引き続き、捜査段階の任意の事情聴取で、平成21年に政治団体「改革フォーラム21」から党支部を経由して受けた3億7千万円の寄付について小沢被告が捜査段階で「全く関与していない」と供述していた点について追及していく》

 指定弁護士「事情聴取で全く関与せず、全く覚えていないと話していませんか」

 被告「多分後で訂正しています。勘違いしたせいです」

 指定弁護士「(平成22年1月の聴取で、寄付の)処理について『今年3月提出の収支報告書に記載されることになります』と供述していませんか」

 被告「うん、陸山会に入る金だから、当たり前のこととして申し上げました」

 指定弁護士「(政治資金)収支報告書の記載を、どう確認するんですか」

 《指定弁護士側は、各年度の収支報告書一切を確認していない、という小沢被告のこの日の供述の矛盾を突こうとする》

 被告「確認なんかしていません。当然そうなる、と思っただけです」

 指定弁護士「陸山会で、収支報告書の作成前に金の流れが分かるんですか」

 被告「(民主党岩手県)第4(区総)支部も陸山会も私が代表で、私は当然分かっていました。当たり前です」

 指定弁護士「でも、最初の取調べでは『全く知らない』と。22年1月の取調べですよね」

 被告「年月はわかりませんが」

 指定弁護士「一昨年の1月ですよ」

 被告「そう言われれば。年月のことはよくわからないんですよ(笑い)」

 指定弁護士「寄付は21年7月のことですが、わずか半年前のことで、何と何を勘違いしたんですか」

 被告「分かりません。思い出せませんが、改革フォーラム21の寄付であると気づかなかった、ということだと思います」

 《指定弁護士はさらに寄付金の認識について質問を繰り返すが、小沢被告は「え?」「はあ?」と理解できない様子。弁護側からも「誤導がある」と再三の抗議があり、指定弁護士は「もう、いいです」と質問を変える》

 指定弁護士「個人資産について尋ねていきます。資産公開法に基づく資産等報告書ですが、(小沢被告が)見たことがないというので、一度目を通して見てください」

 《モニターに各年の資産報告書など数枚を表示させる。小沢被告は真剣な表情で確認している》

 指定弁護士「資産報告書と補充報告書の違いは、補充報告書が資産の変動があったときに提出するという理解でいいでしょうか」

 被告「そういう言葉で言われると分かりませんが。資産を国会に報告するものだと思っています」

 指定弁護士「違いを説明してください」

 被告「言葉尻では、(補充報告書が)資産が増えたときかなあ。分かりません」

 指定弁護士「報告書の提出に刑罰規定はないが、虚偽の記載があれば政治家として強いリスクを負うと理解していいですか」

 被告「それは内容によるんじゃないですか」

 指定弁護士「著しい虚偽記載があれば、問題になるということでいいですか」

 被告「非難されるような虚偽であれば、それはそうです」

 《小沢被告が土地購入の原資として提供した4億円は、それまでの資産報告書に記載されていない「タンス預金」だったことから、「不透明だ」とする批判も出ている》

 被告「報告書を書くのには関与していませんが、ただ資産が増えたときは(秘書に)報告(書を提出)させただろうと思います」

 指定弁護士「(資産変動の秘書に対する)情報提供はあなたが?」

 被告「そうですね、私の関係のことなら」

 《指定弁護士は、土地購入の原資となった銀行融資の担保として設定された小沢被告名義の「定期預金」が報告書の記載にない点を追及する。現金で保有するタンス預金は資産等報告書への記載義務はないが、定期預金であれば記載しなければならない》

 指定弁護士「弁護側は、銀行借り入れの担保の定期預金4億円について、預金者があなたであると主張していますね」

 被告「最初から申し上げているように、手続き的なことは一切関与していないので分かりません」

 指定弁護士「資産が増えたら秘書に話をする、と先ほど話していましたよね?」

 被告「…え?」

 《弁護側が「小沢氏が秘書に伝えているのは自分が把握している資産の変動で、定期預金については把握していない」と異議を唱える。協議の最中、小沢被告が口をはさむ》

 被告「報告書の作成については、全部知らないと言っています。『被告人』には理解できません!」

 《自らを「被告人」と呼ぶ小沢被告の“ジョーク”で資産に関する議論は打ち切りに…。指定弁護士はお茶を口に含んでから、土地購入の経過について再び尋ねていく》



33. 2012年1月10日 20:19:38 : U5v9X3sCOQ
【小沢被告第12回公判(11)完】
4億円使途は秘書の裁量…「報告聞く物理的、精神的ヒマはない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120110/trl12011019540033-n1.htm
2012.1.10 19:52

 (16:55〜17:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第12回公判は検察官役の指定弁護士側の質問が続く。秘書寮の建設について、互いに言葉を選びながらのやり取りは熱を帯びている》

 指定弁護士「平成13年にかけて、寮の確保は差し迫っていた?」

 被告「人数の増加は覚えていないが、(東京都世田谷区)深沢8丁目を購入せんとする時期は一番、秘書、書生、秘書の家族が多くなってきた時期だった」

 指定弁護士「寮(の建設)が必要という要請はいつから」

 被告「何が何でも、ということではない。何度も申し上げるが、昼夜、土日もない、安月給で働かせて『すまんな』という思いがあった。近所にいるのは便利なのでそうしたいな、と」

 指定弁護士「(寮の確保が)具体化した最初は?」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「購入は16年10月ごろですが、あなたの関わりがいつ始まったか記憶は?」

 被告「ありません」

 指定弁護士「寮の確保のため、借りる、給料に上乗せする、ということを検討したことは」

 被告「それも、賃貸で借りるというのを後援会(陸山会)でやると、政治団体から資金が出る。ローンを組めるなら(家賃を払わず)資産を確保するのがいいかと思ったのは事実。これは一般でも同じ感覚を持っているのが普通。近所に住まん、ということを踏まえてそう思っていた」

 指定弁護士「具体的に深沢8丁目の土地に寮を確保するときに借りる、ということを検討したことは」

 《ここで、指定弁護士が多用する「検討」という言葉について、弁護側から「待った」がかかった。弁護側は「思い浮かべた」や「議論した」などさまざまな意味があると指摘。指定弁護士は苦笑いを浮かべながら改めて質問した》

 指定弁護士「借りることを選択肢に協議したことはありますか」

 被告「大久保(隆規・元公設第1秘書)と?」

 指定弁護士「はい」

 被告「それはなかった」

 指定弁護士「あなたが選択肢として考えたことは」

 被告「買うことができれば買った方が、という感覚はあった」

 指定弁護士「大久保さんでも他の人でも、(寮を建てる土地を)探すよう指示したことは」

 被告「していないと思います。その当時、秘書の人数が増えたので、必要性を感じておりました」

 指定弁護士「指示していないが、大久保さんから持ち込まれた、と」

 被告「1つ1つ区切って質問されると、アレですが。彼らも私も共通の認識があった」

 《指定弁護士から詳細な認識や事実関係を問われた小沢被告は少し嫌気が差したようだ。声を荒らげる場面が増える》

 指定弁護士「探すよう言ったか、大久保さんが持ってきたか」

 被告「個別の指示はしていません!」

 指定弁護士「深沢8丁目の土地は大久保さんが見つけた?」

 被告「と思います」

 指定弁護士「(話を)持ってきたのは大久保さん?」

 被告「石川(知裕・衆院議員)もいたか定かではないが…」

 指定弁護士「4区画で3億5千万円という金額が秘書から出てきたが、予算は(あらかじめ)伝えていましたか?」

 被告「伝えておりません」

 指定弁護士「物件はごらんになられましたか」

 被告「話を聞いてから、散歩の途中で見たと思います」

 指定弁護士「印象は?」

 被告「いい土地だと思う、と。よかろうというのはありました」

 指定弁護士「見に行った後、『よい』と大久保さんに言いましたか」

 被告「そういうことではない。大久保から話が来てから見た、ということ」

 指定弁護士「見て、『よい』と言う前に話は進んでいたということですか」

 被告「じゃないかと」

 指定弁護士「土地の選定と購入資金の話をしたのは別の場面でしょうか」

 被告「あー。会話は別々ですよ」

 指定弁護士「(購入に向けて交渉を)進めてみようとしたら資金が足りないので、石川さんや大久保さんからお金の相談があったということですか」

 被告「そうだと思います」

 指定弁護士「(資金面で)どのような相談がありましたか」

 被告「これも言葉尻ですが、現実に後援会の金を調べたと思いますが、(関係政治団体の資金を)かき集めれば購入できるが、使うと政治団体、政治活動の運営に支障を来すということだった」

 指定弁護士「その後、ローンで(資金を)借りたいとか、(資金が足りないので)やめようとかにはなりませんでしたか」

 被告「具体的には記憶にないが、そういう話があったので、じゃ、たまたま手持ちがあったので活用したらよかろう、と」

 指定弁護士「石川さんの証言では、あなたに『資金を貸してくれますか』といったとありますが、(当時の)記憶はありますか」

 被告「記憶はありませんが、会話があったともなかったとも分かりません」

 指定弁護士「石川さんは『貸してくれますか』という質問をしましたかという問いに『ある』と証言しています」

 被告「あったともなかったとも記憶はありません」

 指定弁護士「いずれにしても4億円を用立てる、と」

 被告「そうだと思います」

 指定弁護士「そのとき、いつごろまでに用立てる、というのは」

 被告「いいえ、そんなことは言っていません。必要なときに出すということです」

 指定弁護士「いつでも出せる、ということは」

 被告「言っていないと思います」

 指定弁護士「(資金調達の目処がなければ)手付けや決済時の残額の支払いなどがあり、契約の流れをつかみにくいと思うのですが」

 被告「そんなことはありません。手持ちを用立てる、と言ったので、(石川議員は)そう理解したと思います」

 指定弁護士「手持ちを用立てるとは言いましたか」

 被告「と思います」

 指定弁護士「石川さんの証言では(平成16年)10月12日ごろにお金が渡っている」

 被告「年月日は分かりません」

 指定弁護士「それ(石川議員の証言)を否定する記憶はありませんね?」

 被告「はい」

 指定弁護士「いつ契約をしたかについては聞いていませんか」

 被告「はい」

 指定弁護士「10月12日、石川さんに会って現金を渡す際に(土地の売買)契約は済んでいます」

 被告「そんな話、個別の具体的な話はなかった」

 指定弁護士「担当者の石川さんから(契約)予定日などの報告はあったと思うが」

 被告「そうは思いません。そのときに渡すということで話は完結している」

 指定弁護士「普通、契約担当者であれば、進行中の案件について隠す理由はないですよね」

 被告「理由はないです」

 指定弁護士「10月5日、(現金を渡す)1週間前に契約は済んでいる。(10月)12日に現金を受け取った際に黙っているのは…」

 《ここで再び弁護側が立ち上がり、質問が重複していると主張。「同じ質問を3回もしている」と声を荒らげるが、指定弁護士は「大事な部分」と取り合わない。大善文男裁判長は指定弁護士の意向を汲み、弁護側の主張を却下した》

 指定弁護士「事務担当者の報告はあってしかるべきだ」

 被告「隠す必要はありません。とはいえ報告の必要もない。最初から言っているが、政治家と秘書は人間の信頼関係がないと成り立たない。いちいち聞いたり、報告を受けたりする物理的、精神的なヒマはない。私は関心を持って全力を尽くさないといけない仕事がある」

 《小沢被告は政治家の“美学”を披露。秘書の心意気についても「秘書は私の姿勢を知っているので、そのようなことを報告する必要はないと思っていたのでは」と解説した》

 指定弁護士「お金を渡すときには、土地を買うと?」

 被告「感じていました」

 指定弁護士「代金を支払うとか、定期(預金)を組んで、それを担保にお金を借りることについての認識は?」

 被告「どのように進めるかは彼の裁量だ」

 指定弁護士「借りようが、どうするかは石川さんが決めること、と」

 被告「預けた以上は石川の裁量だ」

 指定弁護士「定期(預金)でお金を借りるとの説明はありませんでしたか」

 被告「はい」

 指定弁護士「そのまま支払われると思いそうですが、あなたは?」

 被告「(現金を預けた)そのときにおいては、どうするかは石川の判断次第。詮索することでもない」

 指定弁護士「(現金が)しばらく保管されるとは思いませんでしたか」

 被告「分かりません」

 指定弁護士「口座で保管したり、現金で保管したりという考えは?」

 被告「関心もありません、考えもありません」

 指定弁護士「政治団体で保管することは?」

 被告「全く分かりません」

 指定弁護士「個人口座の入金は?」

 被告「一切考えません」

 指定弁護士「どの口座に入金されるか、念頭に浮かべましたか?」

 被告「考えておりません」

 《「分からない」「考えない」「関心もない」と否定を繰り返す小沢被告。指定弁護士はいらだちを募らせたのだろうか。石川議員を呼び捨てにして、こう尋ねた》

 指定弁護士「あなた自身が入金して、石川が引き出すという方法を考えなかったのですか」

 被告「現金で持っていましたので」

 指定弁護士「(4億円の現金を)銀行員に取りに来てもらうことは」

 被告「考えません」

 指定弁護士「物騒ではないですか?」

 被告「物騒とは思いません」

 指定弁護士「石川さんが多数回に分けて入金したことは今はご存じですか」

 被告「確か証言か何かであったかと」

 指定弁護士「『多額の現金所持は銀行に突っ込まれる』という(石川議員の)証言は?」

 被告「覚えているように思います」

 指定弁護士「秘書が『あなたが多額の資産を持つこと(が発覚するのを)を避けたい』と思っていたとの認識がありますか?」

 被告「あのー、現金を持つことはとやかく言われることではないと秘書も考えていると思います」

 指定弁護士「お金をたくさん持つということについて、あなたの認識は?」

 被告「自分の懐具合を積極的にしゃべって歩く意思もないですけど、ちゃんと了とした土地の購入で何らとやかく非難されることではないので、どっちみち公になる可能性が強いのだから、特段それを意図的に避けようとするわけではありませんでした」

 《指定弁護士は石川議員が4億円を複数回に分散させて銀行口座に入金した動機を考えるよう促した》

 指定弁護士「では、なぜ石川さんがそういう行動を取ったのだと、そういう思いになったのだと思いますか」

 被告「秘書として、議員にマイナスにならないように、との心構えを役目と考えたからだと思います」

 《指定弁護士側はこの日の質問をここで切り上げた》

 《証言台から素早い足取りで弁護側の席に戻った小沢被告は指定弁護士側をじっと見つめていたが、大善裁判長が次回公判の予定を説明すると大きくうなずいた》



34. 2012年1月10日 20:41:20 : aZ5fqQcaVA
本当に悪意のある言い方。
記者クラブ以外の記者会見では、小沢さんはいつも丁寧な言葉遣いでいい感じだぞ。
これは自分で見てるから間違いない。
それに重要な部分ではフリーの江川さんが伝えたようなことを意図的に隠してる。悪質。

35. 2012年1月10日 21:16:14 : ZEM1GVaN3Q
メディア捏造ブーメラン(笑)

捏造捏造に関わった人々はこれから待つ内ゲバ合戦頑張ってください(笑)


36. 2012年1月11日 02:35:45 : qPExNJiQAc
ほんとにどうでもいいような質問ばかりだな・・・。
相手を油断させて喋らせて後で矛盾を突く作戦なのか。
ドラマのような劇的な裁判は期待できそうにないな

37. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 09:52:42 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
>>36

まさにそう、そしてこの下らない問答は、もし開かれていたら『政治倫理審議会』や『国会招致』でも繰り返された事。

・・・とは言え、だ。どんなにクダラなろうが、不毛だろうが、小沢一郎は『国会の場で全ての説明をすべきだった』とオラは思っている。
小沢一郎絶対支援者だからこその苦言と捉えてくれると嬉しい。

そして、何故それが果たされなかったか、責める方と守る方の”利害が一致”したからだ。
主に責める方の事情。国会で、攻め手の無能と、守り手の潔白を示されちゃー、困るっしょ?
あー、小沢一郎、我らが大将よ。ほんと、この窒息しそうな閉塞感を一刻も早く怒りの炎で焼き払っておくれ!!

つー訳で、良くも悪くも最終曲面。
岩手4区の小沢一郎支持者は”微動だに”してねーぜ。


38. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 10:09:30 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
×(誤):最終曲面
 ↓
〇(正):最終局面

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK124掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧