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小沢被告第13回公判(1) ビニールに包まれた4億円「どこの銀行か」指定弁護士の追及再開  法廷ライブ 産経新聞 
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/599.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 11 日 12:11:04: igsppGRN/E9PQ
 

【小沢被告第13回公判(1)】
ビニールに包まれた4億円「どこの銀行か」指定弁護士の追及再開
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011111530011-n1.htm
2012.1.11 11:50  産経新聞


 (10:00〜10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。前日に引き続き、小沢被告への被告人質問が行われる》

 《午前中に検察官役の指定弁護士が質問。その後、弁護側が再尋問を行う予定だ》

 《第12回公判で、小沢被告は弁護側の質問に対し、「私の関心は天下国家。政治の大きな仕事以外はすべて(元秘書に)任せていた」などと事務処理については「秘書任せ」にしていたことを強調。土地購入の経緯については「購入を了解して手持ち資金を出した段階で私の関与は済み、実務的なことは任せていたので分からない」などとした》

 《また、4億円の原資については、相続財産や印税、議員歳費などで「ずっと以前から所持していた現金」と説明。水谷建設などゼネコンからの裏献金については「(検察側の)本当におかしな、ばかげた質問」と否定した》

 《一方、事前に行われた元秘書らの証言との食い違いもあり、元秘書が小沢被告に見せたと説明した「収支一覧表」については「資料を持って説明されたことは一度もありません」などと否定。土地購入の経緯や元秘書との具体的なやり取りは「分からない」「記憶にない」を連発した》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。傍聴席は満席だ。向かって左側に、大室俊三弁護士を中心とした検察官役の指定弁護士3人が着席。右側には弘中惇一郎弁護士ら9人の弁護団が着席している》

 裁判長「それでは被告人入廷お願いします」

 《傍聴席から向かって左側のドアから小沢被告が入廷する。前日と同じくダークスーツに白いシャツ、薄い赤色のネクタイ。入廷時に一礼、裁判長に一礼する。裁判長が証言台に座るよう促すと、「すいません」と言って腰を下ろした》

 《証言台にはペットボトル入りのお茶が置かれ、裁判長が「適宜飲んでいただいて構いません」と述べると「すいません。ありがとうございます」とはっきりした口調で礼を述べた》

 《大室弁護士が立ち上がり、質問が始まる》

 指定弁護士「先日のお話をちょっと確認させてください。(東京都世田谷区)深沢の(問題の)土地の売買契約についてですが、締結後に報告を受けていなかったということでよろしいでしょうか」

 被告「はい」

 指定弁護士「売買契約書を示します」

 《廷内の大型モニターに不動産の売買契約書が映し出される》

 指定弁護士「この契約書をごらんになったことは?」

 被告「ないと思います」

 指定弁護士「このことについて捜査段階で尋ねられた記憶は?」

 被告「記憶にありません」

 指定弁護士「(平成22年)1月23日の最初の事情聴取のとき、『深沢の土地の契約書は私も確認したと思います』と答えたと調書に記載されていますが」

 被告「必ずしも、そのような供述をしたという記憶はございません」

 指定弁護士「そうした調書が存在するのですが、読み上げられ、サインをしたのではないですか」

 被告「先日申し上げたと思いますが、(検察から)いろいろと質問を受けましたが、質問は何年、何十年前のことにわたっており、私にはほとんど記憶がありません」

 「検察官はすべて調べて、契約であれ、金銭であれ、いろんなことを私が覚えていないようなことも、すべて知っておられたようでございます」

 「(検察官が)『こうだったのではないか』という中で、『ああ、そうだったかな』ということで、ほとんど記憶なかっったが、そのように答えたところも、かなりというか、ほとんどそうだったので、そのような答えをしたのかも知れないが、そのような記憶はございません」

 指定弁護士「あくまで記憶にないということですね」

 被告「私の中では記憶にないも、見たことないも同じかと思いますが、記憶にないということでございます」

 《裁判上は「見ていない」と「記憶にない」の差は大きい。指定弁護士はさらに追及する》

 指定弁護士「可能性もないということですか」

 被告「可能性うんぬんの話をされては…。人間ですのですべて記憶があるわけでない。可能性がまったくないかと言われると断定することはできないが、まったく記憶にございません」

 《続いて指定弁護士は土地購入にあたり、小沢被告が元秘書の石川知裕衆院議員に手渡した4億円について聞く》

 指定弁護士「元赤坂タワーズ(小沢被告が活動拠点とする陸山会所有のマンションの一室)で現金で渡したのでよろしいですね」

 被告「そうだったと思います」

 指定弁護士「石川さんは(4億円は)1億円ずつビニールに梱包され、ビニールコーティングされた紙袋4つに入っていたと証言されていますが間違いありませんか」

 被告「私の記憶としては、正確にそうであると残っているわけではありません。1億パックのものもあったかも知れませんが、バラのものをまとめたものもあったんじゃないかなと思うが、正確には覚えていません」

 指定弁護士「全部とは断定できない?」

 被告「はい。私はそうです」

 指定弁護士「否定できるものでもない?」

 被告「記憶がありませんので、もちろん否定することはできません」

 指定弁護士「1億を包んであるのは、あなたや関係者が包んだものですか」  被告「(ビニール)包装自体?」

 指定弁護士「はい」

 被告「いや、そうでないと思います」

 指定弁護士「銀行からおろしたときからということですかね」

 被告「だったと思います」

 指定弁護士「銀行からおろしたまま(の状態)だった、と」

 被告「はい」

 指定弁護士「どの銀行ですか」

 被告「事情聴取を受けるに当たり、自分の手元にあったことを客観的に明らかにできるものをと思い、金融機関に何か資料が残っていないかと、出してくれないかということを要請しました。ですが、十年も前のことですので、資料はないという返事でして、何とかしてくれといい、資料をいただきましたが、最終的にはよく分からないということありました」

 《銀行名を聞かれたにもかかわらず、小沢被告はひたすら4億円の原資について、前日と同様、自らの主張を続ける》

 「(親から相続した東京都)文京区の自宅を売却し、世田谷の自宅を購入し、バブルの始まりのことと思いますが、思ったより高い値で文京区の自宅を売ることができましたが、それらの出入りを示すものは銀行からは得られませんでした」

 「最小限確認できたのは、銀行からおろしたお金で2億円の出金記録がありました。もう一つの銀行ですが、私の心臓でもって倒れて入院しました後だったと思いますが、万が一のことと考えたのだと思いますが、その銀行に預けていた分を私の手持ちに加えて預金をしたと思います」

 「その預金はたしか金融危機のころで、そのこともあり、その他個人的な理由もあり、解約しました。その金額は3億円。その後、6、7千万円と思いますが、そちらも解約しました。この記録が精一杯銀行に要請して最低限分かったことで、合計で5億6千万円だったと思います」

 《小沢被告は、ここまで一気に述べたが、具体的な銀行名についての言及はされないまま》

 指定弁護士「どの銀行であるか、検察官にも聞かれましたか」

 被告「検察官はすべて調べて知っていました」

 《あくまで答えようとしない。答えられない事情があるのだろうか》

 指定弁護士「聞かれましたか?」

 被告「(事情聴取の)質問の前後は覚えておらず、私から言ったのかも知れませんし、向こうから言ったのかも知れませんが、しかし、検察官はすべて調べて知っておりました」

 《指定弁護士は聴取時の調書を読み上げる》

 指定弁護士「『昭和60年に(東京都文京区)湯島の自宅を売却、深沢の土地を購入し、残った約2億円はりそな銀行衆院支店(当時の大和銀行)から平成元年に引き出した。平成9年に、安田信託銀行の家族名義の口座から引き出した現金3億円と(その後引き出した)6千万円の計5億6千万円のうち、元赤坂タワーズの金庫に残っていたものと合わせた4億数千万円のうち4億円を渡した』」

 被告「資料をみてしゃべっているわけではありません。具体的に何月何日に覚えていたわけでございません」

 指定弁護士「同様の趣旨、同じことを言っているということでよろしいですか」

 被告「いま申し上げたことですか? はい、そうです」

 指定弁護士「安田信託銀行から引き出した3億円ですが、その日のうちに妻名義の口座に2億9800万円は振り込まれており、後に供述を変えたことはありますか」

 被告「入金ですか? 出金ですか? 妻の入金あったことも、そのとき具体的に分かってなかったと思います」

 指定弁護士「その後、供述を変えたことは?」

 被告「ですから、申し上げたとおり、その3億が妻名義(の口座)に振り込まれた、そのものか私には分かりません」

 《質問と回答がかみ合わない。指定弁護士は22年1月31日の2回目の事情聴取の際の小沢被告の供述調書を読み上げる》

 指定弁護士「『平成9年10月15日に安田信託銀行から3億円を引き出したが、さらに調査した結果、同じ日に妻名義の口座に2億9800万円を振り込んだものと思います。私が指示して女房が行ったのかも知れませんが、私としては4億円の自己資金があることは間違いない…』」

 《調書を読みあげる指定弁護士。小沢被告は背筋を伸ばし、聞き入っている》


 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 12:25:03 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
まさに重箱の隅を突っつくクダラなさ!

同じ事を別の機会に問われ、誤謬無く同じ事を言える奴が居るのか?
記憶とは常に風化するもの。また時に不作為に入れ替わるのもの。

言った、言わないなんてどーでも良い!!
小沢一郎の証言を引っくり返すような新事実持って来い!!!


02. 2012年1月11日 12:45:07 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(2)】
使い勝手から億単位の現金手元に 世間と感覚「ずれていない」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011112030012-n1.htm
2012.1.11 12:02

 (10:20〜10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、検察官役の指定弁護士による被告人質問が続けられている》

 《指定弁護士は、土地購入に用立てた4億円の原資についての追及を続ける》

 《小沢被告は平成9年に家族名義の口座から現金3億円を引き出したとされるが、指定弁護士は、この3億円が、秘書だった石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=に渡した4億円の原資に含まれているのかどうかについて追及を続ける》

 指定弁護士「3億円は石川さんに渡した4億円に含まれるのですか」

 被告「ですから、銀行に再三、お金の出入りについて、明細、詳細を教えてほしいと言いましたが、ないのか、出ないのかは分かりませんが、古いものはありません、と」

 《小沢被告は、元赤坂の個人事務所の金庫に現金を保管し、その中から石川議員に4億円を渡したと証言している》

 指定弁護士「いつごろから元赤坂タワーズに4億円があったのですか」

 被告「いつごろかは分かりませんが、現金を手元に置くというのは、ずーっと前からしていました」

 指定弁護士「あの〜。通常の感覚だと、億単位の現金を保管するというのは、あまりないように思うのですが、どのような理由から保管しているのですか」

 被告「ひとつは何かの必要が出た際、さし当たってすぐに対応できる。今、先生がおっしゃったように感覚の違いかもしれませんが手元に現金を置くのは使い勝手もありますし、ある意味安全でもある。それほど(感覚が)離れているとは思いません」

 《小沢被告は、はっきりとした口調で答えていく》

 指定弁護士「平成16年10月当時、りそな銀行に個人口座がありましたよね」

 被告「いつの当時かは分かりませんが、歳費を振り込む口座はあったと思います」

 指定弁護士「その口座の利用方法は?」

 被告「歳費などの国会からの支給される報酬や、昨日も説明しましたが、顧問料、新聞、テレビ、雑誌などの出演料、執筆料。それからまとまって結構入ったのが、日本改造計画の本の印税、そのほか何冊かの本もありました」

 指定弁護士「あなたの収入は、基本的には、この口座に入るのですね」

 被告「そうですね。そうだったと思います」

 指定弁護士「平成16年当時、どのくらいの残高があったか分かりますか」

 被告「分かりません」

 《指定弁護士は、1億8千万円あったと指摘した上で、さらに追及する》

 指定弁護士「口座から億単位でお金を引き出したという記憶はありますか」

 被告「その口座で億単位の出金、入金はなかったと思います」

 指定弁護士「相当な額の残高がありながら、元赤坂にそれ以上のお金を保管している。多額のお金を分散する理由はあるのですか」

 被告「わざわざ分けていたわけではありません。歳費、顧問料、印税というのは、(振込先が)そのひとつの口座しかなかったものですから、たまたま先生ご指摘のときに、残高がそれくらいだったということでしょう」

 指定弁護士「元赤坂の現金については、石川さんは見たことがありませんでしたね」

 被告「ありません」

 指定弁護士「石川さんが自分の知らない元赤坂の現金を見て『表に出せない』と感じたとは考えませんでしたか」

 被告「私は、渡すとき、資金を用立てるときに『自分のお金だから』と言ったような記憶があります」

 《指定弁護士の4億円を渡した際の細かな追及に入る。小沢被告は言葉を選ぶように丁寧に答えていく》

 指定弁護士「石川さんに渡した際、ビニールにパックした現金を紙袋に入れてあったのですね。金庫にはパック状態で保管してあったのですか」

 被告「ふっ。それは分かりません」

 指定弁護士「じゃあ、紙袋の方は」

 被告「具体的なことは記憶していません。入れてあったのかしれないし、私が

入れたのかもしれない」

 指定弁護士「頻繁に出し入れすることはないのですよね」

 被告「はい」

 指定弁護士「では、古いことでも記憶しているのではありませんか」

 被告「具体的な、個別のことは覚えていません」

 指定弁護士「1億円は重さにして10キログラムある」

 被告「知りません」

 《指定弁護士の意図が分からないのか、小沢被告の答えも投げやりになる》

 指定弁護士「ビニールで包んだものには、取っ手のようなものがついていたのですか。つまり、片手で持ったのか、両手で持ったのかということですが」

 被告「袋に入れてあったと思いますが」

 《現金はビニールでパックした上に、新聞紙で包まれていたとされる》

 指定弁護士「袋に入れたり、包んだりしたのはだれですか」

 被告「それは多分、僕だと思います。その日かは分かりませんが」

 指定弁護士「秘書にやらせず、わざわざご自分でするのですか」

 被告「私のプライベートな資金ですので、秘書にさせてはおりませんでした」

 《小沢被告は、時折いらだちを見せながら質問に答えていく》



03. 2012年1月11日 12:48:29 : VakF4nKSH2
>安田信託銀行から引き出した3億円ですが、その日のうちに妻名義の口座に2億9800万円は振り込まれており、

これは小沢から小沢の妻への贈与にあたるのではないか?
そうだとすれば贈与税の対象となる。

2億9800万円は非常に高額であり、控除額も超えている。
小沢は贈与税を払ったのだろうか?

つまりこれが小沢から小沢の妻への贈与であり、贈与税を払っていなかったということであるとすれば、贈与税脱税の疑いが強い。

マスコミは徹底的に小沢を調査すべきだろう。
野党も同様だ。

小沢にはすでに相続税の脱税疑惑が指摘されている。

これと合わせて徹底的な調査が必要だ。
もじ脱税なら、これは大問題である。


04. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 12:49:45 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
そりゃ、苛立つさ。だってクダラねえ質問の連打じゃ。

それとも、この後登場する、戦局を引っくり返す『秘密兵器』の伏線かい!?
さあ、そんなものがあるなら、ささと出してくれよ!!


05. 2012年1月11日 12:54:54 : waMPUvSYFk
覚えてない、記憶に無い、のらりくらりだね。
ロッキード事件の国会での小佐野とか関係者の証言を髣髴とさせる。

文京区の土地をいくらで相続し、その他相続財産が幾らあり、相続税を幾ら払い、幾らで売り、
譲渡益税を幾ら払い、深沢の土地を幾らで買ったか知りたいね。
印税は幾ら入ったかも知りたいね。


06. 2012年1月11日 13:02:22 : lRYfivAqeo
惨軽古珍蚊屋よ!!奇捨の意見なんか織り込むな!!お前らの推測は不要だ!!

指定弁護人と小沢さんのやり取りだけ載せろ!!!屑野郎!!!


小沢家の財産を、バカ共が寄って集って詮索しているが、大きなお世話だ!!!

それより悪徳検察官共、ナンチャッテ裁判官共の公金横領を調査しろよ!!!!
ドロボー組織と一緒になって、小沢氏の復帰阻止するハゲタカ、ゾンビ、    ウジ虫野郎共!!!!お前ら纏めて妖怪組織だ!!!

こんな裁判無意味だ!!!


07. 2012年1月11日 13:03:06 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(3)】
「はは、申し訳ない。物覚えが悪くて」 4億円融資の経緯も不透明
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011112450013-n1.htm
2012.1.11 12:43

 (10:40〜11:00)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、検察官役の指定弁護士による小沢被告への被告人質問が続いている》

 《指定弁護士の大室俊三弁護士は、平成19年5月の4億円返済の経緯を確認し、現金で返済される必要性がどこにあるのか質問していく。小沢被告はペットボトルのお茶を口に含みながら質問に耳を傾ける》

 指定弁護士「場所はどこで返済されましたか」

 被告「…(陸山会が所有する東京・元赤坂のマンションの)元赤坂タワーズだったと思いますが」

 指定弁護士「誰が持ってきましたか」

 被告「うーん…どっちだったか判然としませんが。石川(知裕衆院議員)か池田(光智元私設秘書)か…」

 指定弁護士「石川さんは事務所を辞めた後ですよね」

 被告「それでは池田です」

 指定弁護士「元赤坂には畳の部屋がありますよね」

 被告「ははは。あります」

 指定弁護士「そこに届けるよう、池田さんに連絡したんじゃないですか」

 被告「記憶にありません」

 指定弁護士「現金で届けたのであれば、あなたの指示があったと理解していいですか」

 被告「元赤坂であれば、そうだと思います」

 指定弁護士「現金で持ってくる、というのもあなたの指示ですか」

 被告「格別そんなことは言ってないと思いますが。現金で用立てたのだから現金で、ということでしょう」

 指定弁護士「感覚が違う、と言われればそれまでですが。りそなの(小沢被告の)個人口座に移せばよいのに、なぜそうしないんですか」

 被告「先ほど申し上げた通り、手元に何があっても使い勝手のいいように、ずーっと、ある程度現金を持っていました。従いまして手元に現金で返してもらうのは不自然ではありません。銀行口座は一定の収入に関する口座で、用法を考えても現金で返してくれちゅうのは不自然ではありません」

 《指定弁護士は「次の話に移ります」と言い、土地代金の支払いがあった平成16年10月29日のやり取りについて質問を始める。小沢被告はこの日、銀行融資を受ける書類に署名しているが、土地の登記日をずらすことや支払い方法の詳細については「一切説明を受けていない」と主張。指定弁護士は説明の不合理性を強調する構えだ》

 指定弁護士「私の感覚では、所有権移転の登記をずらすが代金は予定通り支払う、ということを秘書だけで決めるのは不自然だと思いますが、(相談を受けていないのは)間違いありませんか」

 被告「法廷でも申し上げた通り、社会での上下関係とは違い、ひたすら本当に、人間同士の信頼関係で成り立つのが政治家と秘書の関係です。特に私の場合は学生のころから書生として過ごし、寝食を共にしたものたちで、その意味では家族のような存在です」

 「政治家の仕事を考えても、秘書の裁量、能力でできることは全て任せる、というのはこの問題だけではありません。そうでなければ政治家が本来の天下のことに集中できません」

 《大室弁護士は10日に続き、モニターに融資申込書などの証拠を表示して続ける》

 指定弁護士「りそなから4億円の融資を受けることは、分かった上で署名しているんですよね」

 被告「いや、私が金を借りる認識を持っていたわけではありません。こういう形式をとるので、そのために私が書類にサインする必要が生じたと意識していました」

 指定弁護士「『形式上こうせざるをえない』というのは、誰かから説明を受けたんですか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「石川さんからなぜ融資が必要か、説明を受けませんでしたか」

 被告「受けた覚えはありません。銀行から金を借りる形式をとったケースは過去にもあったので、そういう形だと思いました」

 指定弁護士「石川さんも4億円の預金を担保に融資を受け4億円を支払う、と説明したと証言していますが」

 被告「私は細かい、具体的な話を受けた記憶はありません」

 指定弁護士「代金支払いがどんな仕組みになったと理解したんですか」

 被告「分かりません。約束手形を書くということは自分が債務者になる、というやり方になったんだろうと思いましたが、いずれにせよ細かい関心はありません」

 「(用立てた4億円を)どう活用するかは秘書が銀行と相談すること。具体的な中身を任せた以上、どういう法律的仕組み、手続きなのか、関心は一切ありません」

 指定弁護士「あなたが約束手形、融資申込書に署名することでこれから現金を借りる、ということも分からなかったんですか」

 被告「それくらいのことは分かっていたと思うが、手続きその他に注意、関心がなかったと申し上げております」

 《代金支払いの当日、実際には銀行融資を受ける直前に、石川議員が不動産会社への支払いを済ませていた。指定弁護士は冒頭陳述で、小沢被告の現金で土地を購入した事実を隠蔽するために、銀行融資の形式をとったと主張している》

 指定弁護士「あなたにサインを求める直前に代金を支払っていることは知っていますね」

 被告「知りません」

 指定弁護士「今はご存じですよね」

 被告「この法廷で、証言で、聞いたことだったでしょうか。はは、申し訳ありません、物覚えが悪くて」

 指定弁護士「争いのない客観的事実ですが、石川さん自身が直前に代金を支払っています。(署名の際)そのことすら(石川議員が)言っていないですか」

 被告「聞いておりません」

 指定弁護士「石川さんが隠さなければいけない理由があるんですか」

 被告「隠す必要もないと思うが、いちいち報告する理由もありません」

 《前日と同様「記憶にない」を連発する小沢被告。指定弁護士の追及が続いている》



08. 2012年1月11日 13:08:58 : VakF4nKSH2

記憶にない、秘書がやったの繰り返しだな。

責任をすべて秘書に押し付けて逃げるつもりなのか?

反小沢の国民がさらに増えそうだ。


09. 2012年1月11日 13:13:19 : FqVryePEzw
あしゅらのみなさんの所有する財産がどのように形成されたか説明してほしいですね。
こんなくだらない追及しかできない検察や指定弁護士にいくら払ってんでしょうね。裁判も費用対効果考えないと。小沢が悪人なら次の悪事するの待ってそこで捕まえた方が証拠もあってこんなに無駄な時間と費用かけなくてすむ。

10. 2012年1月11日 13:40:44 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(4)】
「節約と利息の支払いは次元が違う」小沢被告、無駄遣い指摘に反論
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011113130017-n1.htm
2012.1.11 13:12

 (11:00〜11:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、小沢被告に対し、検察官役を務める指定弁護士の質問が続けられている》

 《指定弁護士は元秘書の石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=が、4億円の定期預金を担保にして銀行から新たに4億円を借り入れた経緯について、引き続き質問を続けている》

 指定弁護士「石川さんから融資の話を受けたことはないのですか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「融資の話を聞いたのは、このとき(融資申込書にサインをしたとき)が初めてですか」

 被告「話を聞いたわけではない。サインが必要なのでお願いしたいということだった」

 指定弁護士「(平成17年1月の)本登記は、その日のうちに石川さんから(融資の)説明がありましたか」

 被告「何度も繰り返しますが、私は秘書寮の土地を買おうとしたこと、お金が足りないので用立てたことで作業は完結している。銀行、相手方とどうするかは担当(秘書)の裁量。私から聞く必要のないことです」

 《とうとうとしゃべる小沢被告。10日の被告人質問と同様に「秘書に任せていた」との主張を繰り返す》

 指定弁護士「りそな銀行から4億円を借りたら利息の支払いが必要になりますよね。(融資申込書への)サインのときに、利息を払うのは陸山会という意識はありましたか」

 被告「サインのときはそのようなことは考えていない。現時点で理屈を詰めればそういうことだが、日常のこと、事務的なことは一切秘書に任せていた。いちいち考え直したりしない」

 指定弁護士「しかし、あなたは無駄なことをやることまで、秘書には任せていないのではないですか。コピーの裏紙を使わなかったことを許さなかったじゃないですか」

 《指定弁護士側は冒頭陳述で、「石川(議員)が失敗したコピーの裏紙をファクスに使用しなかったので、節約を求める指示に反したとして小沢被告が厳しく叱責した」ことを指摘している。紙1枚の無駄遣いを許さない小沢被告が、秘書が勝手に年間約400万円もの利息を支払うことを許すはずがなく、小沢被告の了解があったのではとみているようだ》

 被告「許さないという主従関係でもない。倹約とか、物を大切に使おうとか、当たり前のことを当たり前に申し上げただけだ」

 指定弁護士「政治資金の使用については厳しくやっていましたね」

 被告「国民の皆さまの浄財なので、無駄には使わないようにしていた」

 指定弁護士「利息を払うことは無駄なこととは違うのですか」

 被告「無駄なことをなるべくしないようにするということと、金利を支払うということは違う。利息(を払うこと)は金融機関と話し合ったこと。日常の無駄遣いとは次元の違う話で、なんら不合理なことはない。いちいち理詰めで考えていたわけではない。不合理とかおかしいという意識はない」

 指定弁護士「秘書のやったことの合理性もあなたは考えていなかった」

 被告「ちょっと意味がわからない」

 指定弁護士「金利負担行為の合理性のチェックをなさらなかったのですか」

 被告「石川のやっていたことにどうこう疑念を持つことはなかった」

 指定弁護士「りそな銀行への返済はどうするつもりでしたか」

 被告「特別考えていませんでした」

 指定弁護士「1年目に2億円を返済して、平成18年3月に定期預金を解約して残りを返済していることはご存じですか」

 被告「全く分かりません」

 《「無駄遣いと銀行の利息は違う」との独自の論法で指定弁護士の追及をけむに巻く小沢被告。返済についても「分からない」と繰り返す。進展しないやりとりが続くことを避けるため、指定弁護士は話題を変えた》

 《質問は小沢事務所で不動産の購入後に作成されていた確認書に移る。確認書は小沢被告が公私の区別を分けるため、陸山会名義で購入した不動産について、小沢被告個人が権利を有していないことを明文化したものだ》

 指定弁護士「(東京都世田谷区深沢の土地購入における)平成17年1月7日付の確認書ですが、これはあなたがサインしたのですか」

 被告「そのように思います」

 指定弁護士「確認書はすべての不動産取引でやっていましたか」

 被告「そのつもりです」

 指定弁護士「個人と団体を分けてやろうという…」

 被告「はい! 私どもで作成したものです」

 《指定弁護士の質問が終わる前に語気を強めて答える小沢被告。いらだちがにじむ》

 指定弁護士「世田谷区の土地については後から作ったものではないですか」

 被告「いつからどうしたという記憶はないが、この点については確認書がなかったと思います。それでちゃんと作れと指示をした」

 指定弁護士「現実的には署名、押印はいつごろしましたか」

 被告「それは分かりません」

 指定弁護士「池田(光智元秘書=1審有罪、控訴中)さんの証言によれば、メディアに公表する前に書いてくださいと頼んだとおっしゃっていますが、そのような経過はありましたか」

 被告「そうだったかもしれません」

 指定弁護士「メディアへの公表は平成19年2月20日で、小沢事務所の事務所費を公表したのですね」

 被告「はい。年月日は覚えていませんが」

 指定弁護士「(世田谷区の土地の)確認書を作成したのはいつですか」

 被告「覚えていません」

 指定弁護士「代金を支払った際ですか」

 被告「記憶しておりません。要するにそれがいつかということで記憶していません。公表するときに確認書がなかったので、すぐに作ろうという経過だった」

 《確認書の作成について時期や内容について「覚えていない」を連発する小沢被告。指定弁護士は矛先を政治資金収支報告書に向ける》

 指定弁護士「政治資金収支報告書は形だけ整っていればいいものでしょうか」

 被告「収支報告書が大事ではない、形だけと言っているわけではない。最終的には国民の閲覧に供するものですし、きちっとしたものを作らなくてはいけない。ただ、中身の作成は普通の人で十分にできる。秘書が十分にできると思って任せた。私の関心事はさらにさらに大事な問題に集中すること。これは何度も申し上げています」

 指定弁護士「16年は石川さんに、17年は池田さんにこのような事務を担当させていましたか」

 被告「そうだと思います」

 指定弁護士「石川さん、池田さんは会計事務の経験はありましたか」

 被告「ありません」

 指定弁護士「秘書に会計事務のトレーニング、教育を行ったことはありますか」

 被告「しなかったと思います。私は何度も申しあげている。今も申し上げました。特別に簿記などの能力を必要とするものではない。誰でもできる単純な作業だ」

 指定弁護士「いかに単純作業でも、事務をやれば相談したいことはありますよね」

 被告「総務省に聞けば分かることですから」

 《いらだちを隠せず、時折声を荒らげて答える小沢被告。質問に対し「意味が分からないのですが」「何度も申し上げている」と答えるなど、指定弁護士に食ってかかる光景がたびたび見られる》



11. 2012年1月11日 13:44:16 : FrpXTmA0eo
 産経新聞や、VakFさんたちは、まるでマミカゼ、死を急ぐ人たちですね。

 民主党選で、菅さんが不正によって勝ってから、酷い事ばかり起きてます。極めつけは福島原発事故とその隠蔽、、。隠蔽に寄って、風評被害という変なものが実質被害を起こしてます。

 このへんで、小沢派議員が出て来て、原発被害を食い止めなければ、次の大地震によって日本は壊滅的な被害を被ります。

 産経新聞やVaKFさん、反小沢勢力は、みんなで死ねば怖くない?運動に走ってるとしかおもえません。
チェルノブイリの後25年の現在のベラルーシの子供がどんな状態であるか、ご自分で情報を調べてみる事お勧めします。

 前田元検事も、冤罪である事認めていて、多くの国民もそれを知ってて、問題なのは、国民の情報の取り方による深い分断です。反小沢勢力は、この危機的状況に、噓を真実と誤摩化す行為だけをなさってること、あまりにも愚かな行為をなさってる意識はお持ちでしょうか?
 私はVaKFさんはもう少しお利口さんだと信じたいです。VakFさんが少しの間現れなかった時、健康を心配もしていたのですよ。意見が真逆でも、いつのまにかいないと寂しい感じもしました。意見がちがうというより、意見が違う風を装うお仕事をなさってるのではとも思ってます。

現在大切なのは、このようなインチキ裁判をなさってる司法を、どのように少しはまともにできるか、国民自ら考えて行動していくことだと思ってます。


12. 2012年1月11日 13:47:35 : UDO2rXDuoc
>>08
お前のような奴、そのボスが
増やそうとしてるんだろうが。

どうせ産経ライブは編集済み、悪意のコメント入りだ。
江川紹子はすっきりしている。
https://twitter.com/#!/amneris84
amneris84 Shoko Egawa
ますます質問の材料不足で苦しい指定弁護士。「私の感覚では…」といった質問や秘書の証言の解釈をめぐる議論になり、弁護人から「事実を聞いて下さい、事実を」と攻められ、裁判長からも「事実を聞き出して下さい」と注文。それができるならとっくにやってるはず。
amneris84 Shoko Egawa
弁護人から異議を連発され、裁判所の加勢もなく、指定弁護士は仕舞いには「質問だけ記録に留めてくれれば結構です」と。弾の入ってない銃を渡されて、戦場に立たされている感じ。
45分前 お気に入りから外す リツイート 返信
amneris84 Shoko Egawa
小沢氏が巨額の資産を有していることが表にでないよう秘書たちが配慮したのではないか、という雰囲気作りに努めたが、そこに小沢氏の指示や了承があったことはできず。小沢氏は「秘書が仕えている議員に少しでもマイナスが出ないよう、いわれなき誹謗中傷を受けないよう心がけるのはおかしくない」と
39分前 お気に入りから外す リツイート 返信
amneris84 Shoko Egawa
「政治家が同じく不動産を購入している例は3例あるが、私だけが叩かれる現状を秘書も知っているので、マスコミに揚げ足取られないよう心がけるのはごくごく当たり前じゃないでしょうか」


13. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 14:04:08 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
親愛なる おVakaさん、アデュー!

攻め手側(指定弁護士)の戦略が『供述の誤謬を突く』しかねーんだから、証言が慎重な良い意味での”のらりくらり”になるのは仕方ありませーん!

問題は責める側の武器。これはこの後登場する“取って置きの隠し玉”の布石だよね、そうだよね?

そうでなきゃ、小沢一郎の手足を縛り、多大な時間と巨額の経費を掛けて行うこの“裁判”なるものが”茶番”でしかないって事の証明になってしまう!

そうならないことを、心から祈ってるよ!


14. 2012年1月11日 14:21:29 : mO1jfnawtQ
指定弁護士も本当は茶番だと理解しているのだろうな

目的は小沢氏を怒らせて失言誘導なのだろうが

残念、無罪は確定的に。
マスゴミもほとんど言葉狩りに

朝日がいつ敗北宣言を出すかだな

それとも経営破綻が近い三軽なみに居直るか

楽しみ


15. 2012年1月11日 14:35:54 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(5)】
「それは邪推、言いがかりの論理だ」 元秘書への「指示」を否定
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011114160018-n1.htm
2012.1.11 14:10

 (11:30〜11:55)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判(大善文男裁判長)は、検察官役の指定弁護士による小沢被告への尋問が続いている》

 《指定弁護士側は、陸山会名義で購入した世田谷区深沢8丁目の土地を政治資金収支報告書に記載するのを1年ずらしたことに対する小沢被告の関与について、繰り返し質問を続けている》

 指定弁護士「契約をして代金を払った土地のことを申し上げているんですよ」

 被告「だから、月日での記憶は薄れているので…」

 指定弁護士「確認です。平成16年に代金を決済し、16年中は仮登記引き渡し、翌年1月に本登記したということですね」

 被告「はい」

 指定弁護士「年をまたいでいるからどの段階での支払いにするのか、素人でも誰でも分かりそうだが」

 《ここで弁護側の弘中淳一郎弁護士が立ち上がり、「それはちょっと無理な質問でしょう」と声を上げる》

 指定弁護士「その処理がなされた年。担当者だったら迷いそうだが」

 被告「事実関係を私は知りませんから、決定する、しないの問題は発生しないと思います」

 《続いて指定弁護士側は、「ご質問への回答書」というタイトルの書面を取り出し、小沢被告に「ちょっと目を通してください」と言ってスクリーンに映し出した。週刊誌「週刊文春」が陸山会の不動産取得に絡んで小沢被告宛に送った質問状に対する回答文だ。小沢被告は「もう少し(スクリーンの字を)大きくしてもらえます? すいません、だんだん目が悪くなってきて」と笑いながら書面を受け取り、数分間にわたってじっくりと目を通した》

 被告「はい、読みました」

 指定弁護士「今ご覧いただいたのは、週刊文春からの取材依頼文書が来て、それに対して(元秘書の)池田(光智)さんの名前で出した回答書です。あなたはこれをご存じですか」

 被告「週刊文春から、と特定しては分からない。色々な新聞、テレビ、雑誌から依頼がその時々で来るので」

 指定弁護士「この文書を事前に見たことは?」

 被告「ないと思います。これほど丁寧に見たのは初めて」

 指定弁護士「池田さんは(証人として出廷した)第7回公判のとき、『事前に小沢さんから、この回答書について、ここを訂正するようにとか電話で指示を受けたか』という質問に対して『確かにそうだったように記憶している』と答えているが」

 被告「週刊文春の問い合わせに対して電話で何かを指示した記憶はありません。ただ当時は事務所費の公開前後で、不動産の所有に関してマスコミに騒がれていた時期。この種の問い合わせはたくさん来ていたと思います。一度や二度は、その趣旨について聞いたりしたことはあったと思うが、正確な記憶があるわけではない」

 指定弁護士「今見てもらった回答書の第2項に、土地購入時の借り入れに関して、『小沢個人の資産を担保にする必要はなく、陸山会の資金を担保にしている』とある。(土地購入の原資に)あなたの資産が入っていることを隠す趣旨だったのでは」

 被告「それは邪推だと思う。(元秘書の)石川(知裕衆院議員)のときは石川、池田のときは池田が、マスコミ担当として、それぞれに顧問弁護士の先生と相談してやっていたはずで、そういう風に池田が理解していたということだと思う」

 指定弁護士「一貫して、あなたが巨額の資産を有していることを露見しないようにしていると受け取れるが…」

 《ここで再び弘中弁護士が立ち上がり、「一つの質問の中に複数の質問が入っている。質問を個別に分けるべきだ」とクレームをつける》

 指定弁護士「分かりました。4億円を多数口に分けて銀行に(分散)入金した、ということには知っているか」

 被告「多数口に分けて、というのは知っている」

 指定弁護士「これについて池田さんが『政治家が多額の資金を持っていることが露見するのを警戒したから』と言っているのは?」

 被告「その言葉は覚えていないが、秘書が仕えている政治家の不利益にならないように心がけるのはおかしなことではない」

 指定弁護士「4億円はあなたに現金で返還するように指示を受けており、これについては公表もされてない?」

 被告「と、思います」

 指定弁護士「4億円を資産として有していることは公開していませんよね」

 被告「何の公開ですか? 国会では定期預金でなければ公開しなくていいとなっているはず」

 指定弁護士「むしろ、小沢さん個人の資産を提供することを否定する趣旨では?」

 被告「池田がつくった報告書なので、推測だが、定期預金でなかったから、そうなったのかもしれない。彼がそう考えたのだろう」

 指定弁護士「あなたが巨額の資金を有していることを分からないようにするためではないのか」

 被告「そう言われるのは腑に落ちない。私の預金がいくら、と世間に発表する人はいないだろう。他の政治団体でもよくあるが、前にも言っているように私だけたたかれるという現状を秘書は知っているので。マスコミに揚げ足をとられないように、と心がけるのは当たり前では?」

 《4億円が小沢氏の個人資産であることを「隠蔽」しようとしたという見立てのもと、追及を繰り返す指定弁護士側。これに対し、小沢被告は「あくまで秘書の判断だった」と強調する。これまで法廷で何度も繰り返されてきた図式だ》

 指定弁護士「質問を少し変えます。あなたは平成16年の収支報告書を今も見ていないですか」

 被告「はい」

 指定弁護士「それを前提に聞きますが、16年の報告書(の不記載)は、4億円もの資金をあなたが出したのを気づかれないようにするため、あなたが指示したのでは」

 被告「(いらだった様子で)言葉は悪いが、邪推か言いがかりの理屈だ。指示した覚えはない」

 指定弁護士「秘書は民主党代表選を意識して、土地取得の記載を見送らせた旨のことを言っている。合理性はあるのか」

 被告「何度も繰り返しているが、彼がよかれと思って判断したこと。どうこう批判するつもりもない」

 指定弁護士「『平成17年に臨時の民主党代表選があるかもしれない、とは言っていない』と、あなたは言っているが…」

 《ここで弁護側から裁判長に対し「被告人が体験した事実以外のことを尋ねるのはどうかと思います」と異議が出る》

 指定弁護士「分かりました、これ以上しません。では最後の質問。4億円で不動産を取得した件で、あなたが個別の指示をしたことは?」

 被告「収支報告書についてですか? ありません」

 《ここで裁判長が一時休廷を告げ、午前中の審理が終了。午後は1時半から、引き続き指定弁護士側の尋問が行われる。弁護人の隣に戻り、ペットボトルのお茶を一口飲んだ小沢被告の表情は淡々としており、特に疲れた様子はない》



16. 2012年1月11日 14:45:13 : gSEyqb6xMc
本投稿のmsn 産経ニュース【小沢被告第13回公判(1)】
の中で ((-----------)) で括られた記述の一部に『客観的事実を報道する』ものではなく、
産経記者の見解意見を“巧みに混ぜ込んで”読者を誘導する意図が見え隠れする。
((------------))だけを読んで見て下さい。
産経新聞の偏向意見を「すり込む手口」が判ります。

17. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 14:51:13 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
なんと、指定弁護士側に、攻め手とそしての攻撃手段が無い事が判明してきた。

悪さをしてる奴(それも巧妙に隠してる奴)に『やったのか、やったんだろう!』
と迫ったって、正直に自白する訳ねーじゃーねーかーよう!!

・・・いやいや、こんなあんぽんたんな筈はない。この後出るんでしょ?取って置きの”隠し玉”が!!

・・・無いんだったら、どう落とし前付けんのさ、この茶番の。


18. 2012年1月11日 15:24:35 : BIgfJMRMNE
>08

vaka、貴様はアホか?
小沢が「秘書に任せていた」と言わず「秘書から報告を受けていた」と答えたら、反小沢の国民が増えるんじゃなくて貴様のようなアホがはしゃぐだけだろ?


19. 2012年1月11日 15:33:57 : tXeRGquu5w
検察側弁護士は、小沢の言っていることのおかしさ、不自然さを明らかにするように追及している。

とりわけ、小沢が石川に4億渡したのに、何故さらに銀行から4億借りて利息まで負担しなければならないのか、不自然さは明白だ。

署名やハンコという物的証拠もある。

しかるに小沢は、「知らない」「記憶にない」の連発で逃げ回っているだけだ。無罪の証拠を何ら示すことができていない。

こんなことだから国会での証人喚問や政倫審からも逃げ回っていたのだな。

国民の大半は小沢の態度を不様で不誠実だとみなすだろう。少数の小沢信者は別として。

この調子では小沢も有罪判決が出るのではないか。

そもそも政治資金規正法に基づく監督責任、資金管理団体代表者である小沢が会計責任者を監督しなければならないという責任があるし。
陸山会の規約でも会長である小沢の監督責任について明記しているし。

陸山会が小沢名義で不動産を取得するのも脱法行為ではないか。


20. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 15:40:29 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
19よ。

小沢一郎が”無実の根拠”を示す必要など、1μgほども必要ない!

小沢一郎を汚い政治家だと決め付け、断罪しようとしている側に”有罪の根拠”を示す責任と義務があんの!!

分かる?何度も言うけど、何度も家宅捜査し血眼であら探した挙句、
今回の裁判の”微罪にもならない微罪”しか立件できなかった連中が、
(しかの正規のルートでの立件が出来ず、検察審査会を”ミスリードしなければ
この裁判だって立件できなかった!!)
今更どんなカードを持ってるちゅうーの?

教えて、教えて!


21. 2012年1月11日 15:53:14 : VakF4nKSH2
>>19

たしかに小沢は、陸山会の規約を破ったと自ら認めて証言したね。

『検察官役の指定弁護士は、政治資金収支報告書作成への関与を否定する元代表に対し、陸山会の規約に「会計責任者は会長の指示を受け会計事務を処理する」と記されていると追及。元代表は「(自分は会長なのに)指示していませんから規約通りではなかった」と述べ、規約違反を認めた。』

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120111k0000m040083000c.html


この事実も非常に重い。
政治資金管理団体の規約を小沢は破ったのだ。

当然、政治資金収支報告書の内容も疑わしいということになる。
会長の指示なしに勝手に会計担当が作成していたからだ。

とんでもないことになってきたな。
法的責任はなくても、国会で定められている議員としての道義的責任に抵触することは明白だ。

小沢は政界から追放するしかないな。
自ら作った規約を平気で破るような人間に政治家は務まらない。



22. 2012年1月11日 16:01:06 : VakF4nKSH2

陸山会裁判で小沢の巨悪は既に事実認定されているので、今回の裁判自体はそれほど重要でないと考えてきた。

だが小沢が証言すればするほど、小沢の醜悪さが出てきている。

・平気でウソをついた小沢。
 (http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/601.html#c12

・陸山会の規約を破り、いい加減な資金管理をしていた小沢。
・記憶にない、秘書がやったことと、秘書に責任を押し付けて逃げようとする小沢。


政治家以前に人としておかしいと言わざるを得ない。


23. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 16:10:59 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
>>21

そりゃー、『さあ、23年度支持至近報告書 今をもって作成せいー!』って、いちいち指示や訓示は垂れねーべさ!
特に何か調整を含む指示を与える方が疑わしーべー!!

例えリャね、消防署や労基署に提出する書類、社長名や工場長名で提出する書類、担当者が作成して業務部でハンコ貰う。よっぼどの内容じゃなきゃ、社長や工場長に説明など不要のルーチンの業務。

それでもけしからん!って意見も当然あろうが、違法かどーかが問われるような内容じゃない。
ましてや、道義的責任って何、なに、ナニ???
蟻の鼻クソを道端の馬糞のように騒ぎ立てるな!!


24. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 16:22:48 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
23の日高見連邦共和国です。

暖房も乏しい岩手は、今日も寒さが厳しー!!
手もかじかんで、タイプ・変換ミス許してオクレ。

『支持至近報告書』は『政治資金報告書』の誤りね!


25. 2012年1月11日 16:44:54 : lRYfivAqeo
指定弁護士がいかに、無知、無能か証明しちゃったな!!!

妖怪組織と屑マスゴミ共の今後の出方をじっくり拝見と、行きましょうかね。
楽しみだな!!!

Vakaよ!!!!お前もそろそろ身の処し方決めておけ!!!!!
バイバイ!!!!


26. 2012年1月11日 17:05:16 : Xdj1nT1ccM
あまりにつまらない尋問に傍聴者は居眠りしていたそうだ

全員ではなく 貰った傍聴券で入ったマスコミの中に居眠りが目立ったそうだ。

その責任を指定弁護人の所為にするマスコミ、江川女子は指定弁護人を哀れんでいたけれど、、、、、


27. 2012年1月11日 17:20:23 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(6)】
「数字を教えてもらったとは言っていません!」収支一覧めぐり食い違い
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011115380019-n1.htm
2012.1.11 15:37

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、休憩を挟んで、被告人質問が再開された》

 《大善文男裁判長が小沢被告の入廷を指示する。小沢被告は廷内に入ると、いつものように一礼、さらに大善裁判長の前でも一礼し、いったん弁護側の席に座った》

 《午前は土地購入の原資の4億円について再三にわたり、検察官役の指定弁護士が追及した。午後も指定弁護士の尋問から始まる》

 裁判長「それでは開廷します。そこにお座りください」

 《小沢被告は「はい」と答えて、証言台に着いた》

 指定弁護士「えーと。あなたは収支報告書について秘書に一切任せていたと証言していましたね」

 被告「はい」

 指定弁護士「それは、秘書を人間として信頼しているということと、収支報告書の記載が簡単だからという理由ですね」

 被告「はい。主たる理由は、そのふたつだと思います」

 指定弁護士「秘書だった石川(知裕衆院議員)さんも、信頼していたのですか」

 被告「もちろんです」

 指定弁護士「(信頼した)特別な理由はありましたか」

 被告「いわゆる書生という形を取っているのは、昔はあらゆる分野であったのでしょうが、今は、私のところだけだと思っておるところです。彼は確か学生のころから(書生として)参りまして、卒業後も私の周りで、面倒を見てくれていたので、どの書生も同じではあるのですが、さらに長くお互いを知り合い、信頼関係はより深まっていたかと思います」

 《小沢被告は、書生への思いを語る。指定弁護士の質問は続く》

 指定弁護士「(石川議員の後任秘書の)池田(光智元秘書)さんも、同じですか」

 被告「はい。同じような感じでした」

 指定弁護士「秘書さんに裏切られた経験はありませんか」

 被告「私は基本的に、どのような結果になろうとも恨むようなことはありません。私の不徳が招いた結果だと…」

 指定弁護士「恨むことがないということは、裏切られた経験があるのですね」

 被告「裏切られたとの思いで、ひとさまを見たことはありません」

 《小沢被告は、思いをはっきりとした口調で答えていく》

 指定弁護士「収支報告書の記載についても、信じていたのですか」

 被告「彼らは法律にのっとり記載していると信じておりました」

 指定弁護士「収支報告書は見たことはないのですよね」

 被告「はい」

 指定弁護士「どうしてきちんと記載しているといえるのですか」

 被告「根本的に信頼していることです。それと付随して、報告書の記載が複雑ではなく、当たり前の処理をしていれば、だれでもできることがある」

 《土地購入の原資の4億円は小沢被告が石川議員に渡したとされるが、さらにりそな銀行からも4億円を借りていた》

 《指定弁護士は、りそな銀から借りた4億円について、石川議員や池田元秘書が公判で証言した内容について、小沢被告に質問するが、かみ合わず、再び収支報告書の記載についての質問に戻る。ただ、繰り返される同じような質問に小沢被告はいらだちも見せる》

 指定弁護士「収支報告書の記載について、秘書に任せているということでしたよね。あなたにとっては政治団体の収支を知る意味で重要な書類だったのではありませんか」

 被告「重要ではないといっておりません。正確に収支、支出を報告し、必要があれば、国民の閲覧に供する重要なものだと思っております」

 指定弁護士「寄付の状況を知る重要なものではありませんでしたか、と尋ねています」

 被告「ですから、毎年、年末に政治活動をする上で(政治団体の)運営がうまくいっているのかは、やりとりしたことがあります」

 《指定弁護士と小沢被告のやりとりは、時折かみ合わないケースも目立つようになるが、質問は続く》

 指定弁護士「毎年、年末に数字を教えてもらっていたということですね」

 被告「数字を教えてもらっていたとは言っていません! うまくいっているかという程度です」

 指定弁護士「寄付金額が(前年に比べ)上がっているとか、下がっているとかの数字は、聞かなかったのですか」

 被告「ほとんど聞いたことはなかった。うまく行っているかという程度で、それが政治家と秘書の間柄だと思う」

 《石川議員や池田元秘書はこれまで、年末に関係政治団体の収支を要約した「収支一覧表」を作り、小沢被告に「見せた」などと証言しており、小沢被告の主張と食い違っている》

 《指定弁護士は、さらに収支報告書の記載についての質問をした後、りそな銀行からの4億円の借り入れについての質問に切り替えた》

 指定弁護士「借り入れなどについて、認識されていましたか」

 被告「いいえ。何度も申し上げている通り、取引などは一切、秘書に任せていました。どういう金融機関との話になっているのかも分かりません」

 指定弁護士「りそなの4億円の利子が(小沢被告の)個人口座から支払われていたのは、知っていましたか」

 被告「分かりません。最近、聞いて驚きました」

 指定弁護士「どなたから、どうやって聞いたのですか」

 被告「どなただったか覚えていませんが、この問題が発覚して相当たってから、なにかの拍子に聞いたと思います」

 指定弁護士「裁判になってからか」

 被告「(裁判に)なってからか、その前か。そんなに古い話ではないと思います」

 指定弁護士「個人口座から支払われていたという後の話は聞きましたか」

 被告「聞きました。後日返還されたという類の話を聞きました」

 指定弁護士「どなたから聞いたのか、記憶にありませんかね」

 被告「…。だれだったか明確に記憶していませんが○○○弁護士(法廷では実名)だったでしょうか」

 《ここで、指定弁護士は小沢被告に平成17年の収支報告書の一部を示す。そこには、平成17年10月31日にりそな4億円の利子が小沢被告の個人口座に返還されたことが記されている》

 《指定弁護士は、2、3の質問をし、今度はりそなの通帳の写しを小沢被告に示した。通帳には返還されたという平成17年10月31日ではなく、平成19年3月9日に陸山会の口座から利子分にあたる約450万円が振り込まれていた記載がある》

 《この矛盾を追及したい指定弁護士だが、小沢被告にはなかなか伝わらない。弁護側も質問を明確にするように要求。大善裁判長が、再び返還されたことを聞かされた経緯から質問をやり直すように指定弁護士に促した》

 《小沢被告は、繰り返される質問にも、今度は、いらだちをみせずに答えた》



28. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 17:24:15 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
これじゃ、眠気のも催すな〜

こんな”押し問答”に何の意味があんの?

こんな裁判即刻止めて、三陸海岸の復興ボランティアでもしに来いやー。


29. 2012年1月11日 17:30:54 : szyssoMQZE
>>19
>とりわけ、小沢が石川に4億渡したのに、何故さらに銀行から4億借りて利息まで負担しなければならないのか、不自然さは明白だ。

それ前の公判で石川の話が出なかった?
小沢に借りた4億で土地買って、小沢へ直接返済すると、利息分が寄付とみなされて違法になるから。
銀行を使えば違法ではない。


30. 2012年1月11日 17:31:55 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(7)】
「あと1時間!」指定弁護士要求も…質疑かみ合わずに終了
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011116110020-n1.htm
2012.1.11 16:10

 (14:00〜14:30)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、小沢被告に対する弁護側の被告人質問が続いている》

 《指定弁護士の村本道夫弁護士は引き続き、不動産購入問題が表面化した平成19年の状況について尋ねていく。ここで小沢被告の指示があったことを立証することで、土地購入時にも一切の「報告・了承」がないのはおかしい、と推認させることを狙うもようだ》

 指定弁護士「事務所費問題について記者団に説明をしたのが19年2月20日で、(週刊)文春(の質問状)も2月下旬です」

 《週刊文春はこの時、不動産取得の原資について質問書を送付したが、小沢被告の事務所側は土地取得が銀行からの借り入れであると回答し、小沢被告が4億円を用立てていたことは明かさなかった》

 指定弁護士「石川さんに渡した4億円の返済を受けたのが5月。2月から5月にかけ、事務所ぐるみで対応していたのではないですか」

 被告「あの…。私は一切公開した方がいいと思い、当時池田(光智私設秘書)ですか、『領収書など何もかも揃っとるな』と(尋ねた)。そろっているという返事だったので、じゃあ何もやましくないから、と公開を決めたと思います」

 指定弁護士「4億円返済の協議には加わっていませんか」

 被告「加わって…? 領収書その他全てそろっているか、と聞いてそろっているとの返事だったので、公開しようと決めた、ということです」

 《かみ合わない応答が続く。村本弁護士は小沢被告個人の銀行口座の扱いについても尋ねるが、小沢被告が「意味がよく分からない」「知らない」と繰り返すため、再び質問を変える》

 《村本弁護士は陸山会が所有する東京・元赤坂のマンション「元赤坂タワーズ」の登記簿をモニターに表示。所有者名が陸山会の担当者から小沢被告に変更された部分を指摘し、尋ねる》

 指定弁護士「どういう利用で所有者が変更されたんですか」

 被告「分かりません。分かりませんが、法律上の要請ではないでしょうか。以前は政治団体の代表者が秘書でも良かったが、政治資金規正法の法改正後は政治家本人でなくてはならなくなった。私に言わせれば制度の矛盾だが」

 指定弁護士「それは…」

 被告「記憶にありませんが、変更の大きな理由ではないでしょうか」

 指定弁護士「所有者の変更で、あなたに何か課税はありましたか」

 被告「…。課税にはならないのでは。政治団体だから」

 指定弁護士「以前の所有者に課税されたという話は聞きましたか」

 被告「ありません」

 《ここで主任弁護人の弘中惇一郎弁護士が立ち上がり、「すでに指定弁護士の予定持ち時間の6時間を回り、立証意図の不明な質問を繰り返している」と異議を唱える。村本弁護士は「あと1時間やりたい」と訴えたが大善文男裁判長からも簡潔に質問するよう促され、最終的には「あと5分で終わらせます」。質問を再開させる》

 指定弁護士「陸山会の不動産はあなたが政治家を辞めた後、どうするつもりですか」

 被告「(失笑して)いま辞めた後のことを話されても答えようがないが、もし陸山会の財産が残っていて、政治の第一線を退いておるとすれば、全て、次の世代を応援するために使いたいです」

 《時間の制約もあり、十分に証言を引き出せない様子の村本弁護士。最後に、小沢被告の自宅横の書生用の住居について、地主に月205万円の賃料を支払っていた点についても尋ねるが質問の意図は明らかにならないままだった》

 《ここで山本健一弁護士に質問を交代。山本弁護士は政治団体代表としての会計業務の監督責任を追及する》

 指定弁護士「政治資金規正法では会計責任者の選任、監督に注意を払う、と法律上の義務を課しています。その義務を果たしていますか」

 被告「自分の秘書が業務を遂行する能力があると思っている。実務をやるものたちもしっかりやっていると信じて頼んでいます」

 指定弁護士「信じる以外の、相当の注意を払っていますか」

 被告「池田は学生のころから(書生として)ずっといましたし、会計責任者は大久保(隆規元公設第1秘書)ですか、地元で政治活動をやっていて、たまたま私のところに来たが、ずっと見ており人柄、人物、間違いないと評価していました」

 《弁護士が代わっても質問と回答の食い違いぶりは変わらない。山本弁護士は最後に、用立てた4億円の交付時期について疑問をぶつける》

 指定弁護士「大久保被告の証言や各証拠によれば、4億円を求められたのは(土地購入前月の)平成16年9月中のようです。9月に話があり、10月12日に渡すというのは、手元に預金があるにしては日数が空いていないでしょうか」

 被告「9月に言われたか記憶がありませんが。実際用立てがいつ必要かは、担当者から連絡してくる話ではないでしょうか」

 指定弁護士「それでは、石川さんから話があったということですね」

 被告「記憶にありませんが」

 指定弁護士「10月5日に契約し、その後4億円の交付が必要になったのでは?」

 被告「とりたてて報告を受けていないし、彼(秘書)らも(報告の)必要はないと考えたのではないでしょうか」

 指定弁護士「10月12日に(4億円を)交付されたのは、このころに必要になったから、ということですか」

 被告「そうは言っていません。私は必要な時に金を渡せばいい、とごくごく当たり前のことを言っています」

 《多くの疑問点を提示しながらも、時間の制約もあり詰め切れない印象の指定弁護士側。質問時間が終了し、ここから弁護側の再尋問に移る》

 弁護人「小沢さんと秘書の関係の話がいろいろ出ましたが、何年も寝食を共にして違いを知る、というのは現在では珍しいんですか」

 被告「現在では珍しいですね」

 弁護人「多くを語らなくても、分かる関係?」

 被告「長年一緒にいるので、かたぎというか、いろいろ言葉を並べなくても忖度(そんたく)できる家族というか…。『被告人』の年齢でいえば(秘書は)子供みたいなものだが、そういう感情が芽生えます」

 《言葉や記録による「了承・報告」を否定する構えの弁護側。小沢被告は弁護側の質問に移り、いらだちは収まった様子で淡々と返答していく》



31. 2012年1月11日 17:41:24 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(8)】
父の自宅は「14〜15億円で売却」 世田谷買っても「5億残った」  
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011116380021-n1.htm
2012.1.11 16:37

 (14:30〜15:10)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、小沢被告に対する弁護側の再尋問が続いている》

 弁護人「自宅で(朝から)秘書たちを集めてミーティングをしていましたが、時間にして何分ぐらいでしたか」

 被告「5分から10分ぐらいだと思います」

 弁護人「どういうことをミーティングするのですか」

 被告「基本的には政治日程の打ち合わせです。それが主な内容だったと思います」

 弁護人「それはその日の日程ですか、それとも長いスパンのものですか」

 被告「近々の予定です」

 弁護人「その日程について朝に話をすることはどうして必要なのですか」

 被告「政治家であれ、一般社会の人であれ、直接(小沢被告に)会いたいということを伝えてくるのが秘書。この人と会う、会わない、会うならいつ会うか、地元の人が来るならどうするか。そういう類の話を聞いて打ち合わせします」

 弁護人「どの会合に出る出ないも話しますか」

 被告「会合に出る出ない、会うのもオープンかそうでないかを打ち合わせします」

 弁護人「1日にどのくらいの会合に出たり人にあったりするのですか」

 被告「その時々の政治状況によって違うが、10人前後に会うときもありますし、色んな行事に出席することもあります」

 弁護人「秘書の重要な報告は朝に行っていましたか」

 被告「個別のことは…。(秘書は)私の性格も知っていますし、余計なことはいう必要がないと心得ている。何か新しいことをスタートするときなどを除いてする必要はなかった」

 《毎朝秘書たちとミーティングをするものの、細かい報告は求めないと強調する小沢被告。弁護側は小沢被告が「親から相続した」という不動産や現金について質問を始めた》

 弁護人「別のことを伺います。4億円の原資は相続によって得たものという話がありましたね。(東京都文京区)湯島の不動産はどのくらいの値段で売りましたか」

 被告「当時は不動産の価格が急激に上がっていたのは14〜15億で買い取ってもらった」

 弁護人「世田谷の土地の購入価格はいくらでしたか」

 被告「ラッキーだったのですが、中心部と違って(地価が)あがっていなかったので坪200万円より少なかったのは記憶している。9億円前後だったと思う」

 弁護人「そうすると5億円程度が残ったということですね」

 被告「はい」

 弁護人「ほかに不動産を売却したりしましたか」

 被告「はい。湯島の自宅のほかに、都内で不動産を相続しておりました。しばらくして売却しました」

 弁護人「場所はどこですか」

 被告「(東京の)上野広小路の松坂屋から上野駅寄り。大通りに面した場所です」

 弁護人「どのくらいで売れましたか」

 被告「40年前なのでよく覚えていませんが、当時の価格で1億円程度だったと思います」

 《融資の担保にした4億円の原資について、10日の公判で「相続した土地」などとした小沢被告。その発言を裏付けるかのように、不動産の売却額や購入額を次々と明かしていく》

 弁護人「次にりそな銀行の個人口座ですが、そこから現金で出金することはありましたか」

 被告「はい、ありました」

 弁護人「1000万円前後の出し入れもありましたか」

 被告「はい。時々引き出しました」

 弁護人「トータルでどのくらい引き出したりしましたか」

 被告「はい、本の印税収入などがあって、引き出した金は1億6千万円ぐらいあった気がします」

 弁護人「別の話を聞きます。平成16年10月に4億円を用立てたときに、合計いくらのお金が陸山会にあるか聞きましたか」

 被告「聞いていませんでした。全部使うと活動資金、運転資金に支障を来すということだけだった」

 《指定弁護士側の質問の際とは違い、弁護側とのやりとりでは少し高い声で落ち着いた口調で話す小沢被告。弁護側は10日の公判で指定弁護士側が質問した「改革フォーラム21」と小沢被告との関係について質問を始める。改革フォーラム21には旧新生党の資金がプールされており、「政党資金の私物化」との批判が出ている》

 弁護人「(平成21年に)選挙の候補者に寄付をした経緯はどのようなものでしたか」

 被告「総選挙のときに仲間を支援するということで改革フォーラム21から、平野(貞夫前参院議員)さんと相談して支援するということになったが、(衆院)解散の流れと、フォーラムからの資金が来るのに時間差があった。今、渡さないと全国に候補者が散ってしまうということだったので、手持ちの(個人)資金を使って時間のギャップを埋めるということがありました」

 弁護人「選挙の応援の金は振り込みですか、現金でしたか」

 被告「私の場合は現金でした」

 弁護人「では手持ちの金を使ったということですね」

 被告「はい」

 《ここで弁護側の再尋問が終了したが、指定弁護士側が再度、質問を行う》

 指定弁護士「フォーラムに渡したお金は、平成19年5月ごろに陸山会から返してもらったお金ですか」

 被告「そうです」

 指定弁護士「(世田谷区深沢の)土地に関する確認書について、あなたが指示してからどのくらいで作成されましたか」

 「指示してから間もなく作成したはずです」

 指定弁護士「確認書の日付は平成17年1月7日になっている。検察官調書では、あなたは代金を支払ってから、そんなに遠くない時期に作成したという言い方をしていたが覚えていますか」

 被告「記憶していません。確認書はすべての不動産購入の際に作っておこうというものだった。当然、確認書があったろうという感覚があったのは事実ですが」

 指定弁護士「代金を支払ったのは、いつという前提だったか」

 被告「分かりません。ただ、私が4億円を用立てたのは10月半ばですか。代金の支払いに(確認書が)必要だという認識はあった」

 指定弁護士「確認書を作るようになったのは、陸山会が不動産を購入し始めた平成6〜7年ごろ。それ以降は作っていなかったのではないですか」

 被告「分かりません。できておるものだろうと思っていた」

 《ここで指定弁護士の質問も終了した。大善文男裁判長が午後3時40分までの休廷を告げた。休廷後は裁判所側が小沢被告に対して質問を行う予定だ》



32. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 17:44:16 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
うん?終わりっスか?これで終わり!?

まさかー!!
指定弁護士さん、早く、早く、隠し玉出して!
裁判終わっちゃうよう!
これじゃあー、”無理やり起訴”した根拠に欠けるジャーーーん!!

こんな法廷、茶番とも呼べんぜー。


33. 2012年1月11日 17:45:38 : oKtPU2p0rI
VakF4nKSH2 ←VakF ガ ショウゲン スレバ スルホド
       VakF ノ シュウアクサ ガ デテ キテイル。


34. 日高見連邦共和国 2012年1月11日 18:12:04 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
我が親愛なる おVakaさん コメント途絶えてるよ、どーしたの?

指定弁護士、おVaka さん共々に惨敗模様。今日は散々な日だったね!
ファイト!明日はもう少しいい日になるさ!

つうことで、日高見連邦共和国・対ネット対策部・宣伝工作課 工作員としての本日の業務を終了するっス。

ほだば〜おのず〜
(岩手県県南の方言で、『それじゃ、またね』の意)


35. 2012年1月11日 18:12:46 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(9)】
「家族同様、子供みたいな連中」秘書への「信頼」を強調
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011117540022-n1.htm
2012.1.11 17:53

 (15:40〜16:10)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判(大善文男裁判長)は、小沢被告への弁護人質問と検察官役の指定弁護士側による尋問が終了。30分間の休廷を挟んで審理が再開され、裁判官による小沢被告への質問が始まった》

 《まず、左陪審の裁判官が「いくつか細かい質問になりますが」と前置きし、切り出した》

 裁判官「あなたと秘書との関係について、政治資金収支報告書や国会の資産報告の内容について、あなたは把握していなかった」

 被告「はい」

 裁判官「事前に報告書を見たりはしたことは」

 被告「ありません。沖縄の土地を買い求めたときには、それは言いましたが」

 裁判官「(資産の増減など)付け加える情報があれば(報告書作成の実務を行っている秘書に)情報提供すると」

 被告「はい」

 裁判官「そうするのは多忙だから」

 被告「はい。個人差もあると思いますが」

 裁判官「最初からこういうスタイルで? 最初はやっていたが、あるときからしなくなったとか」

 被告「報告書の作成に関しては最初から関与していません。大多数の国会議員がそうだと思います」

 裁判官「あなたのような、大きな役職を歴任してきた方だからということですかね。それとも何というか、初当選の議員さんでも同じ?」

 被告「はい。最近は政策秘書もいるので、多くの人がそうだと思います」

 《続いて裁判官は、公判で再三取りざたされてきた小沢被告と秘書の「関係」について、改めて問いただしていく》

 裁判官「検察官の取り調べの中の話ですが。『(秘書が)無断で、というのは違う』と言っていたが」

 被告「『無断』という単語の響きは私と秘書の関係を示すのに適切ではない。任せていて、秘書が自分の裁量で、というのが適切」

 裁判官「秘書の行為について、法的、道義的は別にして責任があるという意識は」

 被告「法に違反するとか、端的に言うと選挙のこととか、特に私の場合は無理をするなというと変だが、法に反してまでやる必要はないという話をしているし、そう思っている。きちんと筋道の通ったことをしなきゃいけないと、私自身も戒めているので、秘書もわきまえて適法の範囲内でやっていると思う」

 裁判官「秘書に委ねているのは分かったが、今回のように4億円という大きな金がかかっていても、そう(委ねるのが当然)なのか」

 被告「いろんな例が現実にはあるが。(衆院)選挙の際に同志に支援(寄付)したが、そのトータルは4億5千万〜6千万円の金額になると思う。それらについても候補者に渡すというのは全て秘書に任せていたので。彼らを信頼して仕事を任すという関係であります」

 裁判官「石川(知裕)氏や池田(光智)氏はチュリス赤坂、大久保(隆規)氏は議員会館の担当だったということだが、あなたの個人資産を担当する秘書というのはいるのか。たとえば自宅、光熱費とか。奥さんやあなた自身が処理していたのか」

 被告「おりません。光熱費のたぐいは、私の口座で振り込みしているはずなので、いちいち(事務処理)行為は必要なかったと思います」

 裁判官「いま言った口座というのは、りそな銀行の口座か」

 被告「いえ。ずっと使っていた旧大和銀行の口座です」

 裁判官「何度も聞かれていると思うが、4億円を石川秘書に渡したときのあなたのお考えを。あなたの個人資産を使ってもいいと思った?」

 被告「当時、秘書が十数人ぐらいいた。さらに結婚適齢期の秘書が3人ほどいて、家族も増えると。身近なところに寮を、という気持ちはあった。最初から個人の金を、という気持ちはなく、政治団体で購入すべきものという気持ちはあった。それが全額はたけばあるにはあるが、運転資金に困るということだったので、自分が用立てると言ったと思います」

 裁判官「いずれかの段階で返してもらえると」

 被告「寄付するというのではなかった」

 裁判官「一般国民ではすぐに飲み込めないので質問するが、いつぐらいの期間とか、いつ返ってくるのかとか気にならないのか」

 被告「それは全く…。(秘書は)家族同様、子供みたいな年齢、気持ちを持っている連中とのことなので。心配は全くしなかった」

 裁判官「いずれ返してもらえる見通しはあった、と。陸山会の資金繰りではなく、あくまで土地のために用立てるという認識で?」

 被告「はい」

 裁判官「あなたの気持ち、石川秘書は分かっていただろうか」

 被告「それはそうだと思う」

 裁判官「大久保、石川両秘書はどういう経緯で頼んできたのか」

 被告「みんな出したらなくなっちゃうというので僕に言いに来た。そんじゃあ、ということで」

 裁判官「大久保、石川両秘書はあなたの個人資産についての知識があったか」

 被告「具体的な知識は持っていないと思うが、さっき言った大和銀行の通帳のこと、いまは私が通帳持っているが、歳費の額も決まっているし、ある程度は分かっていたのでは」

 裁判官「元赤坂タワーズの金庫の余剰金について大久保、石川両秘書に話したことは?」

 被告「ありません。彼らが勤め始めたころは自宅の売却も終わっていたし、知らなかったと思う」

 裁判官「漠然としてでも、2人が期待するところがあったのか。(金を貸してもらえる)望みがなかったら話がつぶれるだけでしょう」

 被告「僕が(まとまった金を)持っているんじゃないかということ? 具体的にいくらとかは知らないと思うが、報告すれば返事があるんじゃないかとは思っていたのでは」

 裁判官「場面が変わって、平成16年10月に、りそな銀行から4億円を借りる融資書類にあなたがサインしたときのことです。今までの尋問では、預金を担保に土地の購入代金を借りるという認識だったが」

 被告「(約束)手形にサインしたのでそういうことだと思っていた」

 裁判官「そのときの石川秘書との(やりとりの)詳しい記憶はない?」

 被告「はい」

 裁判官「無言でサインというのも少し変でしょう。何か場面は?」

 被告「無言ではないですよ(笑い)。簡単なやりとりはあった。僕のイメージでは、石川と銀行の者が一緒に来たような記憶があるが。石川がそうでないといえばそうなんだろうが」

 裁判官「担保にする定期預金が個人名義か、陸山会名義かの認識は?」

 被告「全く分からなかった。今はいろいろ聞いて分かっているが」

 裁判官「その当時には覚えていないということ?」

 被告「全然聞いていないし。覚えていないというか、分からない」

 裁判官「石川秘書から名義について説明を受けたけど聞き流した、という可能性は?」

 被告「薄いと思う。彼は『任せた以上は自分でやれ』という僕の性格も知っているし。そういうことは言わないし、(報告の)必要がないと思っていたと思う」

 裁判官「手形にサインしたことで、りそなに4億円の負債を負い、陸山会に4億円を貸し付ける立場になった。その認識はあったか」

 被告「僕が用立てた金を活用してやるんだな、ということ。その方法論として銀行と話してこういう形をとった。理詰めで考えたことはなかった」

 裁判官「4億円の約束手形に署名するとなると普通なら慎重になりそうですが、秘書との信頼関係ということか」

 被告「それと、銀行ですから。変な工作をすることはないし、銀行と信頼する秘書の話なので、何ら疑念を挟まなかった」

 裁判官「平成17年3月に16年分の収支報告書が提出された。内容は把握されていない?」

 被告「はい、そうです」

 裁判官「この中ではあなたの4億円の貸し付けだけが計上されている。もし石川から相談されていたら、よし、という話になったのか」

 被告「仮定の話だが。私は法律的なことは分からないし、秘書が法にのっとっているなかでやっていて、よしということになったので。中身のことを聞くという間柄ではないから、石川が仮にこういう報告でやりますということがあったら、それは石川の判断でやる、ということになっていたと思う」

 裁判官「陸山会に8億円の貸し付けをするという報告書を作成する、といわれたらどうしたと思うか」

 被告「8億円と時々聞くが、それがよく分からない。私が用立てたのは4億円」

 《最後の質問には、やや不機嫌そうに答えた小沢被告。4億円を個人で支出した経緯についての質問にも、「秘書を信頼していたので」と、従来の主張を繰り返した》



36. 2012年1月11日 18:16:46 : 5L64dWqgef

こんな細かな話、いちいち小沢氏が指示したりしていたら、政治活動なんかやってられないだろうね。とうぜん記憶になんてある訳ないよ。

おかしな点は検察が調べて何も出なかったんでしょ。


37. 2012年1月11日 18:17:31 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(10)】
「本当に自分でやったの?」「矛盾しません?」裁判官指摘にも“のらりくらり”
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011118000023-n1.htm
2012.1.11 17:59

 (16:10〜16:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、左陪席の裁判官からの質問が続いている》

 《土地購入の原資の4億円は小沢被告が用立て、元秘書の石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=に手渡した。一方、石川議員は4億円の定期預金を担保にし、りそな銀行から4億円の融資を受けている》

 《公判で、裁判官は合計8億円が動いていたことに注目する》

 裁判官「今改めてお考えになると、(石川議員らから収支報告書などに)8億円を計上するとか、4億円を計上するとか相談されれば、どうしましたか」

 《小沢被告は、石川議員らから融資の話など、用立てた現金がどのように使われて土地購入に至ったのかなどの報告は一切受けていなかったと証言している》

 被告「全く融資の仕組みも分からないわけですし、それを、どう(収支報告書に)載せるのかは担当者のことで、たぶん答えようがありません」

 《融資を受けた4億円は17年10月に定期預金を取り崩す形で、2億円の返済をしている》

 裁判官「このときのご記憶は?」

 被告「これも記憶が薄れていました」

 《裁判官は、仮定の話を繰り返し、素朴な疑問をぶつけていく》

 裁判官「石川さんが(小沢被告から)預かった4億円について、収支報告書や個人的な資産公開の場で『記載してもいいですか』と相談されたら、どうしますか」

 被告「自分自身のお金ですから、人に知られようと一切構わないという気持ちです」

 裁判官「必要ならば記載してもよいという認識なのですか」

 被告「何かに記載するということは、公にするということと一緒ですし」

 《ここで右陪席の裁判官の質問に移行する》

 《小沢被告は、公判で政治団体の収支に関する報告は年末に、石川議員らに「うまく回っているか」を尋ねるだけで、具体的な収支の数字の報告は受けていなかったと証言していた》

 《一方、石川議員は公判で、団体の収入について小沢被告に報告。池田光智元秘書も年末に、小沢被告の政治5団体の収入と支出の差額を記した紙を見せて報告していたと証言していた》

 裁判官「矛盾はしませんか」

 被告「そういう細かい数字の報告は受けていませんでした。彼らは担当ですから分かっているのは当たり前ですが、合計のプラスマイナスがどうなっていたのかなどは聞いていなかった」

 裁判官「(収支の)前年比とかも数字で聞いたことはなかったのですか」

 被告「数字で聞いた覚えはありません」

 裁判官「秘書さんとの関係で、運営は任せていたとのことで、報告は原則受けていないということですが、受ける場合もあったのですか」

 被告「私の考えや主義と致しまして、秘書であれ、議員であれ、『任せた』とした場合、その者の判断でやらせなければ、物事はうまく進まない。ただ、報告を受けていないのは、数字であって『これは大丈夫か』とか、『うまく回っているのか』とかは尋ねる。これだけで十分分かるし、それ以外のことは聞く必要はない」

 裁判官「石川さんが作られたノートには『先生にお伺いを立てる』ということも記載されている。一切任せていたのではなく、この点は報告しろとか、留保は付けていたのですか」

 被告「それはないと思います」

 《続いて、裁判官は石川議員に手渡した現金4億円を保管していた状況を尋ねる。小沢被告は陸山会が所有する東京・元赤坂のマンション一室の金庫に保管していた》

 《この4億円は石川被告に渡した際、新聞紙に包んで中身が見えないようにしていたほか、紙袋に入れるなどしていた。包んだのは小沢被告は「自分だ」と証言していた》

 裁判官「本当にご自分でやったのですか」

 被告「(渡した)その日かどうかは分かりませんが、包んであったものを渡した」

 《裁判官の追及は続くが小沢被告は、あいまいな回答に終始する》

 裁判官「(問題の土地に)建物が建つまで融資状況の推移とか、登記関係の報告は受けていなかったのですか」

 被告「ありません。建物ができて、秘書が引っ越すという現象が起きますので(その段階で上手く取得できたと)理解できた」

 裁判官「(渡した4億円について)秘書が運用すれば、大きな損失になる場合や不法、違法なこともある恐れは考えませんか」

 被告「はい。秘書がそういうことをやるとは全く頭になかった。もし、起きれば自分の不徳の致すところでもありますし。ただ、違法なこととなると、私の責任だと思う」

 《裁判官は最後に収支報告書についての認識を確認し、大善文男裁判長に代わった》

 《大善裁判長も、4億円の融資や、政治団体の収支の報告についての質問を繰り返す。小沢被告は時折いらだちをみせた指定弁護士の尋問とは違い、淡々と質問に答えていく》


38. 2012年1月11日 18:21:12 : EVskgte9f6
茶番と見えなくもない裁判だと私も思っていたが、
色々と証言が集まってきたことも確かだと思う。

例えば、10日の法廷で
>被告「理屈の上で改革フォーラム21から陸山会が金を受け入れるには限度額があるので、総支部を経由してやらなくていけない」
という証言が出たが、これは、合法行為を組み合わせて実質的に違法行為と同じ結果を得るという、所謂、脱法行為に相当する。脱法行為に対する裁判は過去にも行われてきたし、悪質と判断されれば有罪になる可能性もある。こういった点が表に出てきたということで、単なる茶番とも言えなくなってきたように感じる。

事件の実態を明らかにするために
弁護側も検察側も全力で戦って欲しいと思う。


39. 2012年1月11日 18:32:41 : 0EZ4BnKpdE
>>21
>会計責任者は会長の指示を受け会計事務を処理する

代金はこれ、後はちゃんとつけといてで、十分会計事務の指示をし、処理したことになる。
会長の目視による承認を得るまで、取引・記帳を一切行ってはならないとは書いてない。
だから本来小沢は謝る必要すらない。

まあせいぜいのところ、お前のような変態が、
重箱の隅をほじくるような、奇妙奇天烈な解釈をしてくることに対しては想定していなかった、
というのが、かろうじて認められる落ち度ということも出来るだろうな。

しかし通常常識で判断して問題にすべきような非は存在しない。
つまるところ、お前みたいな変態ネトウヨを謝絶したにすぎんわな。
それをわざわざ認めて、なおかつ謝ってまでやる小沢はさすがに器がでかい。

俺だったらそんなゴミは無視するところだ。

とおころで妻の口座に振り込まれた二億九千万だが、これは検察も捜査時既にに掴んでいること。
何故これを立件せず、今更蒸し返してくる?馬鹿じゃないか。



40. 2012年1月11日 18:52:17 : RtstwPB3sM
【小沢被告第13回公判(11)完】
事件報道にも「なんだかんだやられてる」とケロリ 「何ら不正はしてません」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/trl12011118390024-n1.htm
2012.1.11 18:33

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第13回公判は、小沢被告に対する大善文男裁判長の質問が続けられている》

 裁判長「政治団体間の収入について報告するよう求めたことはありますか」

 被告「収入が入る団体は3つありますが、トータルで(収支が)プラスかマイナスかという意味で『うまくいっているか』と聞いたことはあります」

 裁判長「あくまでトータルのことを聞いたということですね」

 被告「はい」

 裁判長「年末の報告の際に、他の団体が立て替えたものなどの報告を受けるとき、どのくらいの時間がかかりますか」

 被告「出張旅費とか、個人で負担すべきもの、後援会で支払うべきものを分類して、私個人が負担するものについては、私がお金を渡しますが、そんなに長い時間はかけないと思う」

 《いまひとつ質問と回答がかみ合っていないが、裁判長は次の質問を行う》

 裁判長「大久保(隆規元秘書=1審有罪、控訴中)さんが平成16〜17年に陸山会の会計責任者だったことはご存じですか」

 被告「はい」

 裁判長「当時の認識を聞きたいのですが、大久保さんはどういう関わりがあったと認識していましたか」

 被告「たぶん関与していないだろうと。実務は石川(知裕衆院議員=同)と池田(光智元秘書=同)がやっていたのだろう」

 裁判長「陸山会の実務にタッチしていないとの認識はありましたか」

 被告「ほとんどそうだったと思う」

 裁判長「収支報告書は会計責任者がサインしますが、石川さん、池田さんの証言で、2人がサインしたということもあったが、どう思いますか」

 被告「具体的に事実として聞いた訳ではないが…。決していいこととは思わないが実態としてきちんと報告できていれば、それほどとがめ立てすることではないと思う」

 裁判長「(陸山会と個人の資産を区別するための)不動産の確認書は売買の後から作ったものもありましたね」

 被告「はい」

 裁判長「そのとき担当の秘書にはどう指示しましたか」

 被告「具体的には覚えていないが、なんで作らないんだと言ったと思う」

 裁判長「団体と個人を区別するためのものですよね。秘書を厳しく叱責(しっせき)した記憶はありますか」

 被告「叱責というほどではないが言ったと思う。ただ、確認書は疑念を持たれてはいけないと積極的に作っているもの。作っていないと気がついたら作ればいいもの」

 裁判長「平成22年1月ごろに石川さんが逮捕され、その前の段階で陸山会事件として報道がされていたのはご存じですか」

 被告「報道の中身は知らないが、なんだかんだやられているのは知っていました」

 裁判長「報道があったときに石川さん、池田さんに詳しい説明を求めたことはありますか」

 被告「何度も申し上げていますが、私はこの一連の事件について何ら不正はしていない。なのになんでこんなことになるのかと強く思いを致しております。収支報告書も石川、池田が正確に運用していると信じていました。弁護士の先生だったか、きちんと彼らはやっているという報告も受けていた。特別に石川、池田を呼んで、どうこうしたことはない」

 裁判長「最後の質問ですが、今回の事件で石川さん、池田さんが政治状況などを考慮して16年のものを17年に記載したことがありました。この秘書の行動についてどう思いますか」

 被告「私としては先ほども秘書のことについて申し上げましたが、彼らは彼らなりに少しでもマイナスにならないように、よかれと思ってやったこと。収支報告書についてもきちんとやっていると思っていましたし、私としてどうこう叱ることはない」

 《ここで裁判所側からの質問が終了した。弁護側が「よろしいでしょうか」と立ち上がり、追加の質問を始める》

 弁護人「総選挙で同志1人あたり500万円を寄付したとありましたが、領収書はもらいましたか」

 被告「もちろんです。陸山会から寄付の形なので。きちんともらっていると思います」

 弁護人「小沢さんは、これまで会計事務をやったことはありますか」

 被告「私ですか。私はありません」

 弁護人「収支報告書の数字をみて、正しいか正しくないかわかりますか」

 被告「事実関係のお金の出入りを把握していないので、ポンと見せられてもわからない」

 《弁護側の質問も終了した。その後、指定弁護士側が小沢被告のりそな銀行の個人口座の入出金記録について証拠採用することを提案したが、弁護側が「公判前整理手続きで出さなかったものをここで出してくることに異議がある」として反対。指定弁護士側は提案を取り下げた》

 《大善裁判長が小沢被告に席に戻るように告げる。小沢被告は疲れた様子もみせずにすっと立ち上がり、軽やかな足取りで、傍聴席から向かって右側の弁護側の席に戻った》

 《その後、弁護側の公訴棄却の申し立てについて、弁護側が理由を説明。石川議員を取り調べた○○検事(法廷では実名)が虚偽の内容を記載した調書に署名捺印させたなどと主張。指定弁護士側は○○検事の供述調書が事実に反していたとしても、公訴の有効性に影響はしないとの反論した書面を提出した。その後、公判で提出された石川議員らの勾留質問調書など、証拠採用についての話し合いが行われ、午後5時半ごろ閉廷した》

 《次回期日は2月17日。石川議員らの供述調書について、裁判所側が証拠採用するかどうかなどの判断が示されるとみられる》



41. 2012年1月11日 18:54:01 : KzKsx4S6as
>38
>脱法行為に対する裁判は過去にも行われてきたし、悪質と判断されれば有罪になる可能性もある。

起訴もされてない事実(しかも適法行為)で処罰されるって、いったいどこの独裁国ですか?
裁判のイロハさえ知らないバカが、知った口きくとすぐに墓穴ほりますよ。


42. 2012年1月11日 18:58:08 : EVskgte9f6
>>41
別にこの裁判でという話ではない。
勘違いしないで欲しい。

43. 2012年1月11日 19:20:46 : wqUL25BkB6
ゴミが必死でコメントを書いている。ここが働きどころ。

しかしここでいくらゴミコメントを連発しても、逆効果だ。

ここで両方の意見を見る層は、お前らに騙されるほどバカではないのだよ。

ますます、ゴミ仲間の論理が破綻していることを確認する、同時にマスコミの出鱈目さにも気がつく。いいことだ。


44. 2012年1月12日 00:07:18 : RMoMvoxyms
なんだか、指定弁護士が可哀想になってきた。
はやく、こんな裁判、やめればいいのに。

45. 2012年1月12日 09:17:13 : BIgfJMRMNE
>19

>しかるに小沢は、「知らない」「記憶にない」の連発で逃げ回っているだけだ。無罪の証拠を何ら示すことができていない。

アホ。
証拠を示す義務があるのは小沢側ではなく検察側だ。
出直して来い。


46. 日高見連邦共和国 2012年1月12日 11:58:08 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
おVakaさんが 戦線から部分的撤退を果たし、替わりに”小おバカ共”が複数湧いてきよる。

真冬なのに、蛆虫も湧くのね!


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