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腐敗する裁判所の弊害除去に裁判審査会創設急務 (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/622.html
投稿者 祈り 日時 2012 年 1 月 12 日 08:37:31: HSKePa2Cm.aPs
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-b2ef.html
2012年1月12日 (木)
腐敗する裁判所の弊害除去に裁判審査会創設急務


日本では裁判所が法の番人としての機能を果たしていない。

 三権の分立が確立されておらず、司法権が行政権の支配下に置かれてしまっている。行政権のトップは内閣総理大臣だが、内閣総理大臣が司法権を握るという事態が生じている。
 
 つまり、裁判所が「法の番人」として機能するのではなく、「権力の番人」として機能する状況が著しく強まっている。
 
 刑事事件の捜査機関である検察・警察組織は、背後で米国からの強い影響を受けている。日本を支配し続けてきた権力は、戦後一貫して米国と官僚組織と蜜月を続けてきた。これに大資本が加わり、さらに情報統制機関としてのマスメディアが加わり、米官業政電の利権複合体、悪徳ペンタゴンを形成してきた。
 
 利権複合体を攻勢する五つの存在、すなわち、米国、官僚、大資本、政事屋、マスメディアの五者の関係をより正確に観察するならば、すべての頂点に立っているのは米国である。米国の支配下に官僚、大資本が存在し、この三者に協力する部隊としてマスメディアと政事屋が位置すると言える。
 
 つまり、「米国を頂点とするピラミッドの構造」が、より正確な表現になると思われる。米官業政電が結託する「悪のピラミッド」と表現することが、実態をより正確に表現するものであると考える。


行政権力の支配下に司法権を置いたのは明治である。三権分立を強く指向した江藤新平を殺害し、霞が関による日本支配の構造を構築したのが大久保利通である。
 
 この系譜を引いて、日本では裁判所が「法の番人」として機能しない状況が生まれている。
 
 とりわけ、オランダの政治学者カレル・ヴァン・ウォルフレン氏が著した『誰が小沢一郎を殺すのか』(角川書店)が、Character Assassination=人物破壊工作の存在を明示したことにより、政治権力を握る者が司法権を掌握してしまうことの恐ろしさが、より鮮明に理解されるようになった。
 
 すなわち、時の権力は、権力に対する政治的敵対者に対して、政治的な謀略を仕掛け、これを、警察・検察権力および裁判所権力を持って抹殺することが可能になるとの、メカニズムがはっきりと浮かび上がってきたのだ。
 
 近年の事案のなかに、この範疇に括られる事案が多数存在していることは、間違いのない事実であると私は思う。
 
 しかし、これは、民主主義にとっての危機を意味する。民主主義にとっての危機と言うよりも、民主主義の未実現を意味する事象と言わねばならないだろう。


諸外国でも民主主義・法の支配が確立されていない非近代国家は存在する。権力者が警察権力、司法権力を含む権力を独占して、専制政治を行っている国では、民主化を要求する市民は不当に摘発され、罪を負わされてしまう。
 
 こうした事態を私たちが観察するときに、正義の行動を示して国家権力によって捕らえられた人々を、「被告」などと呼んだりはしない。
 
 民主化運動に注力する人々が仮に政府に捉えられ、重罰を科せられても、これらの人物を悪人扱いにはしない。これらの国で裁判所が有罪判決を示しても、直ちに、そのことをもって、有罪判決を受けた人物を悪人視しない。
 
 つまり、裁判所が示す判断であっても、そもそもその裁判所自体の判断が正当であるとは言えないとき、私たちは、裁判所の判断を絶対視しないのだ。裁判所は有罪の判決を示したが、そもそもおかしいのは裁判所の側であると、普通に判断する。


残念ながら、このことは日本の外にある後進国、あるいは非民主化国家に限った問題ではないのである。日本自身が、そのような重大な問題を抱えていることに、ようやく、人々が気付き始めた。
 
 残念ながら、現行の日本の制度の下では、とくに、政治権力にとっての敵対者については、公正な裁判は行われないということが明らかになり始めている。
 
 そうであるなら、そのことを、広く国民全般に周知することが重要だ。裁判所自体が歪んだ存在であることがわかれば、歪んだ判決が出てくるのは当然ということになる。そのときに何よりも重要なことは、裁判所の判断を重く受け止めないことである。
 
 裁判所の判断は、間違ったものであると受け止める冷静さが重要になってくる。
 
 悪政を敷いている国家では、民主化活動家などの、いわゆる「正義」に属する人々が官憲に捕らえられる対象になる。つまり、悪政に睨まれ、不当な罪を着せられることが、ある意味で「正義の証し」ということになるのである。
 
 ノーベル平和賞を受賞しながら中国政府によって監視される劉暁波氏、ミャンマーの民主化活動の先頭に立つアウンサンスーチー女史などを見て、私たちは、権力によって捕らえられた人だから悪人であるとは、判断しないだろう。
 
 このような思考訓練が必要になっている。
 
 私もそうだし、小沢一郎氏もまったく同じ文脈のなかで理解することができる。


こうした歪んだ裁判所の現実を踏まえて、国民が国民による国民の裁判所を創設するべきだと提案したところ、早速多くの方からご賛同をいただいた。賛同の意思表示に、この場をお借りして感謝の意を表したい。
 
 私はこれを「人民裁判所」と表現したが、「人民裁判」という言葉が特定の意味を示す場合があるから、別の表現を用いる方が良いのではないかとの建設的意見もいただいた。
 
 いずれにせよ、政治的な背景を持つ刑事事案については、優秀な法曹が結集して創設する民間裁判所が、客観性のある適正な判断を一つ一つの事案に対して示してゆくことが必要だと思う。
 
 検察審査会制度の実態は巨大な闇のなかにあり、制度是正が求められるが、不当判決を市民目線で弾劾する制度を構築する必要がある。この視点を取り入れて、「裁判審査会制度」を創設するべきだ。国は最高裁を最終審とする建前を主張するだろうから、市民が力を結集して、市民による「裁判審査会制度」を本格的に発足させる必要がある。


・・・・・  

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コメント
 
01. 2012年1月12日 09:24:25 : JPtXa0qTnk
うん。いいですね、民間裁判所、裁判審査会制度。

02. 2012年1月12日 10:39:03 : yeZ5OFsh2w
> こうした歪んだ裁判所の現実を踏まえて、国民が国民による国民の裁判所を創設するべきだと提案したところ、早速多くの方からご賛同をいただいた。賛同の意思表示に、この場をお借りして感謝の意を表したい。
> 私はこれを「人民裁判所」と表現したが、

憲法には、「特別裁判所は、これを設置することができない」と明記してある。
それ故、「国民が国民による国民の裁判所」の設置は明らかに憲法違反。

朝鮮系の小沢一郎の言う「国民の生活が第一」の真意は「韓国・北朝鮮国民の生活が第一」
であるから、小沢一郎を無罪にするための憲法違反の「国民による国民の裁判所」は
「韓国・北朝鮮国民による韓国・北朝鮮国民の裁判所」であることは明らか。

これは小沢一郎の憲法違反の外国人参政権付与と同類の日本破壊工作。
植草一秀も小沢一郎と同様に、日本国憲法は眼中にないようだ。
国民の人口比で0.5%の在日のために日本の司法制度を破壊させるわけには行かない。

憲法 第6章 司 法 
第76条 すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。
2 特別裁判所は、これを設置することができない。


03. 2012年1月12日 11:15:01 : rWmc8odQao
竹原信一氏
「公務には監視が必要だ。ところが監視係を公務員自身がやったり選んでいる。教育機関、警察、検察、裁判官、記者クラブ報道に至るまでが結託して衆目を欺いている。 政治家も含め、全部が騙しのリサイクルで動いている。偽善の閉塞国だ」
https://twitter.com/#!/takeharasinichi/status/157215318794698752

権力機構の腐敗を監視するのがウォッチ・ドッグのジャーナリストではなかったか。記者クラブ制度で、権力側の飼い犬になってどうするのだと言いたいですね。
まずは「聖域なき情報開示」ですな。その次は常に開示されるような仕組みづくり。それが「改革」。民間裁判所づくりも改革の一手段だと思います。
そして「情報開示」と「開示が持続される公正な仕組みづくり」をワンセットで称して「民主化」ですね。グラスノスチとペレストロイカ。

植草氏、がんばってください。応援しております。


04. 2012年1月12日 11:19:34 : wEcxf1cND2
植草氏の司法は行政に隷属しているという認識は正しい。

最高裁判事、長官は行政長官(内閣)が指名する仕組みである。

検察トップ8名も同じ認証官であるが同じく行政(内閣)が任命する、司法のトップは行政が指名するために、司法判断は常に行政権力に阿った反動的判断が繰り返されるのはこのためである。法務事務次官は検事総長や認証官検事よりも下位にある。

国権の最高機関、国会が最高裁判所長官を任命すべきである。


05. 日高見連邦共和国 2012年1月12日 13:49:14 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
植草さん、出番はもうすぐ来まっせー!
爪を研いでておくんなせい。

06. 2012年1月12日 14:32:57 : ti2nY4Eh1s
植草氏の怒りはもっともだが、人民裁判所といっても、結局その裁判官をどうやって選ぶのか、ということになる。

まずは、国会が司法監視機能をきちんと発揮してほしい。

私的スキャンダルについてだけしか使われない弾劾裁判を、小沢秘書裁判のようなケースでもちゃんと機能させて欲しい。

少なくとも、「何やってるのか」「弾劾ものだぞ」と、司法委員会のような立場の議員が、きちんとクレームをつけるのが当たり前になってほしい。

それは、司法権の侵害なんかじゃない。発言する議員は、世論と選挙の洗礼を受けるのだから、国民の意思に自ずと制約されるからだ。

役人よりずっと行動に公正を要求される議員だからこそ、司法監視ができるのだ。


07. 2012年1月12日 16:13:43 : N2lVoYK5nk
最高裁長官や検事総長は国民の公僕であるにも関わらず、自ら統率する組織の業務・行為に何ら説明責任が課されていないのは不当である。記者クラブ以外にも広く門戸を開放し月2回程度の公開質問に応ずる様法制化すべきである。

08. 2012年1月12日 17:59:30 : rWmc8odQao
◆参考◆

伊藤博敏氏
「取り調べの全面可視化も含め、検察は変わろうとしている。…検察は、特捜部が手がける独自捜査を少なくし、「ノルマに縛られない捜査」を目指すことになった。むしろ国税当局、公正取引委員会、証券取引等監視委員会など外部と連動、時には警視庁と組む。
 同時に、有罪率100%を目指し、強引な自白調書を散るような取り調べはしない。調書至上主義からの脱却。また、全面可視化を目指すことも決めており、白黒は法廷でつければいいと考えるようになった。」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31545?page=2

それならば早く変わってください。目指すだけでなく変わった姿を国民に示してくださいませ。口約束では信用できません。法律で決めてください。
まずは、「取り調べ過程の全面可視化」をお願いします。その次は「弁護士の立会い」でしょうか。


09. 2012年1月12日 22:44:42 : rWmc8odQao
子安宣邦氏
「昨年12月28日、北京で劉暁波の誕生パーティーと余傑夫妻の送別会を兼ねた集いが開かれた。今日(11日)の昼に届いたメールにはこれから出発するとあった。
 余傑氏についての情報は、国内の批判的発言者たちをあるいは幽閉し、あるいは国の外に出させて維持される国家とその権力者たちの平和とは、腐りきった、薄氷の上を行くような危なっかしい平和ではないか。この危ない平和をわれわれは共にすることはできない。」
https://twitter.com/#!/Nobukuni_Koyasu/status/157440347075653632
https://twitter.com/#!/Nobukuni_Koyasu/status/157450173985992704

批判者とも、共生する。パージしない。とことん付き合う。とことん話し合う。そこにこそ真の平和があると思います。


10. 2012年1月13日 10:14:31 : CGaB34XTl
何を新しく作っても、同じじゃないの?

だって検察審査会だって、もともとは検察を審査するところだったんでしょ。
でもその検察審査会が何でどう転んだか、いつのまにか転び検察審査会になったちゃって、よっぽどおいしいキビダンゴにありついたんだか、踏み絵でもさせられたんだか、もともと草だったのかトロイだったのか、いつのまにか裏で検察とお手手繋いちゃったりして・・・・

検察審査会の委員なんてどうせどこでどう決めたのかどこの誰をどうやって選んだんだか国民にはさっぱりわからん(@о@)秘密結社だし、いつの間にか最高裁事務総局の好き勝手に動かせる機関になっちゃったようだし。

6000万円もする機械を購入させたのに、なぜだかたった11人の年齢計算を手動でして3度も4度も計算ミスたってどういう事よ!
こんなツマンナイ無駄な機械なんか何で何台も買ったんだ!
天下り会社に設けさせたんだろう!
って言われてもこりゃぁしゃぁ無いワナ〜!

だから〜、つまり〜、違う機関を作っても又検察審査会みたいなトロイの機関にならないって保障はないってわけよ!
いくつ作ってもね。
だけど〜・・・・
今の裁判所がいくらデタラメ判決出してもそれを取り締まる機関は無いし〜・・
裁判所を取り締まる機関を作っても又それが機密費で転んじゃったらとも思うし〜、あぁ、もう司法の何チャラなんて何もかも信じられなくなっちゃうし〜メチャクチャだよ日本は。

日本がこんな事になったのは全部最高裁のせいだよー!
最高裁さえ矜持を保っていてくれたなら、ここまで国民は司法不信にはならなかったんだから。
最高裁さえマトモだったら、まだ司法の建て直しは可能だった筈だ!

でも一番ダメの頂点にいたのは最高裁事務総局だった。

と私はそう思っている。



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