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「許されないウソの数字による増税説得」(EJ第3192号)[財務省の正体/18] {Electronic Journal
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/136.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 12 月 01 日 08:20:04: uZtzVkuUwtrYs
 

●「許されないウソの数字による増税説得」(EJ第3192号)
 2011年12月01日 :{Electronic Journal}


 EJにも何回も登場していますが、最近五十嵐財務副大臣の増税への発言がさらに強まっています。また、野田首相も自分を本部長にする「社会保障改革推進本部」を設置し、消費税率の引き上げ幅や時期などを盛り込んだ「社会保障と税の一体改革大綱」を年内にまとめるよう指示しています。信じられないほどの増税への前のめりの姿勢です。何がそうさせているのでしょうか。

 野田内閣の重要閣僚は次のように発言して、年内の取りまとめの先送りを示唆していたのです。しかし、野田首相の指示はこの先送り論を無視したかたちになります。

 ◎古川元久経済財政・国家戦略担当相
  「必ずしも12月31日にこだわらない」
 ◎安住財務相
  「臨時国会の会期が2週間延長されたら、議論のスタートは  12月24日となり、年内は物理的に無理だ」
   ──2011年11月29日付、夕刊フジ{ 茶 }

 執行部は12月9日をメドに社会保障分野の具体的な改革案を決定し、12日以降に消費税に関する議論を開始し、20日前後には推進本部で消費税率の引き上げ幅や時期を明記した「大綱」を決定する──こんなスケジュールを描いているのです。

 これまで、財務省は五十嵐財務副大臣などを頻繁にテレビに出演させ、いわゆる増税キャンペーンを展開してきています。日本の財政の状況がどんなに厳しいものかということを手を替え、品を替え説得してきているのです。

 しかし、財務省の説明には明らかなウソがあるのです。事実と違うことを告げたり、数字を誤魔化して借金額を大きく見せたりありとあらゆる手法を使って増税やむなしの民意を作ろうとしているのです。

 豊富な知識を持っている人がほとんど常識的な知識しかない人を騙すぐらい簡単なことはありません。赤ん坊の手をひねるようなものです。関係閣僚や政府高官の中には、財務省のレクをそのまま信じている人が多いですが、五十嵐副大臣はご自身もよく勉強していて、何でもよく知っているのです。したがって、五十嵐氏は、それがウソであることを知ったうえで、増税の根拠に使っているフシがあるのです。

 11月27日のフジテレビの「新報道2001」に五十嵐財務副大臣が出演したのですが、江田憲司みんなの党幹事長が国の財政の状況を貸借対照表をで説明し、日本の財政はけっしてよくはないが、いま取り急いで増税しなければならないほどわるいものではないと話したとき、五十嵐副大臣の目が一瞬ですが泳いだのです。おそらく彼もその事実を認めていたのです。

 2011年9月18日に五十嵐財務副大臣がテレビ朝日の番組に出演して、日本の財政状況の悪さについて説明したことがあります。高橋洋一氏はそのときの五十嵐氏の説明のウソを夕刊フジのコラム「『日本』の解き方/407」で指摘しているのでご紹介します。

 この番組で五十嵐氏は、国と地方の借金総額が、国内の家計金融資産額を初めて上回る可能性があるとの見通しを数字で示し、日本の財政状況が危機的状況にあることを強調したのです。

 このとき五十嵐氏が「国の借金の総額」として上げた数字は、財務省が公表している国と地方の借金残高に国の短期証券残高と借入金残高を加えた数字なのです。この数字は国の借金を一番大きく見せることができるのです。これらの数字を次の会計年度別に示します。

    2000年度末 ・・・・・・  750兆円
    2005年度末 ・・・・・・  915兆円
    2010年度末 ・・・・・・ 1028兆円

 これに対して、国内の家計金融資産を示したのですが、この数字は日銀が公表している資金循環勘定ストック編の家計の金融資産負債差額なのです。

    2000年度末 ・・・・・・  975兆円
    2005年度末 ・・・・・・ 1150兆円
    2010年度末 ・・・・・・ 1115兆円

 それぞれの数字を比較してみるとわかりますが、家計金融資産と国の借金残高との差は、それぞれ、171兆円、235兆円、87兆円と急速に縮まっていることがわかります。これによって国の借金は確かに大きいが、巨額の個人金融資産があるから大丈夫であるといってきた根拠が崩れることになります。

 この五十嵐財務副大臣の説明にそのとき出演していたコメンテーターは納得していましたが、これには大きなウソが隠されているのです。それについての高橋洋一氏の説明をご紹介します。

 国・地方の借金総額は、国・地方の持っている金融資産を引かない「グロス」の数字だ。一方、国内の家計金融資産は、家計の金融資産から家計の住宅ローンなどの金融負債を引いた「ネット」の数字なのである。こうした基準の違う数字を比較しても意味がない。
   ──高橋洋一著、「2011/『日本』の解き方」407

 腹立たしいのは、国民が詳しいことがわからないのをいいことにして、国の借金を大きく見せ、基準の違うウソの比較をして国民を騙していることです。この事実をもっても現在が増税すべきときではないことがわかるはずです。ウソやペテンの数字を使うことはやめるべきです。
   ── [財務省の正体/18]


≪画像および関連情報≫
 ●2011年9月18日/読売新聞の記事

 五十嵐文彦財務副大臣は18日、テレビ朝日の番組に出演し日本銀行が20日発表する6月末の統計で、国と地方自治体の借金の総額が、国内の個人の金融純資産額を初めて上回る可能性があるとの見通しを示した。
 
 五十嵐氏は「今年の(個人)金融資産は伸びていない」と指摘し、双方の数字が「クロスする可能性がある」と述べた。五十嵐氏が指摘したのは日銀が発表する2011年4〜6月期の資金循環統計(速報値)で、個人の金融資産から負債を引いた「純資産」と、国・地方の中長期債務残高に政府短期証券などを加えた「借金の総額」についてだ。
 
 個人金融純資産と国・地方の借金の差は縮まっている。3月末時点では個人金融純資産(1110兆円)に対する中長期債務残高(894兆円)と政府短期証券などの合計は1045兆円だった。

  http://rand.ldblog.jp/archives/4912123.html


五十嵐財務副大臣


元記事リンク:http://electronic-journal.seesaa.net/article/237988543.html

 

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