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大逆転?! 検察がいよいよ追い詰められてきたようです(八木啓代のひとりごと) {FD改竄事件も記載}
http://www.asyura2.com/11/test24/msg/256.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 12 月 18 日 09:09:53: uZtzVkuUwtrYs
 

大逆転?! 検察がいよいよ追い詰められてきたようです(八木啓代のひとりごと)
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-608.html
 2011-12-16 :(八木啓代のひとりごと)


 ちょっと検察問題から遠ざかっていましたが、忘れていたわけではございません。

 昨日、12月15日、小沢氏の公判で、田代元特捜検事が虚偽の捜査報告書を作成したことを事実上認めたことによって、検察問題は新たな局面に入りました。

 単なる捜査報告書の信用性の問題ではなく、常識的には行われるはずのない、この起訴後の取り調べは、まさしく、検察が、検察審査会の議論を誤誘導するための報告書を作るためのものとみられ、事実に反する「『11万人以上の有権者に選ばれた国会議員が、やくざの手下が親分を守るようなうそをついてはいけない』と言われたのが効いた」という部分の「作文」こそは、後に問題視もされた、「小沢氏と秘書との関係を、ヤクザの親分子分に例える」という補助弁護士の誘導を招いた部分と考えられるからです。
 実際に田代検事自身、この部分の検察審査会への影響を認めています。

 となれば、検察審査会での「起訴相当議決」の大きな要因であった、この部分の作文を、田代検事がはたして自分の意志で書いたのか......。
 検察審査会は、虚偽の報告書に手もなく騙されて、ありえない結論を出したのか? 
 それとも、検察審査員を誤誘導するという目的で、検察と補助弁護士が動いたのか.....?

 そして、同日、大阪で行われた、FD改竄事件の前田被告の元上司として、証人隠避の罪に問われている大坪・佐賀公判でも、この同じ日、とんでもない事態が勃発していました。
 なーぜーかー新聞報道では触れられていませんが、検察の論告に対して弁護側が「証拠になっていない」と異議。しかも、検察の反論も裁判所が退け、検察も、この論告を削除とあっさり引き下がったのです。
 http://twitter.com/maido_osaka/status/147268423028703234
 

 その、削除した部分とは、「もし、大坪・佐賀氏が真実を報告し、上司が適切に対応していたら、前田検事の証拠隠滅事件に対する捜査・処理が行われ.....最終的には村木事件の公訴を取り消すことも検討されたと思われる」などと述べた部分。


  元特捜部長らに懲役1年6カ月求刑 FD改ざん隠蔽事件
  2011年12月15日12時17分 asahi.com

 大阪地検特捜部のフロッピーディスク(FD)改ざん隠蔽(いんぺい)事件で、犯人隠避罪に問われた元特捜部長の大坪弘道(ひろみち)被告(58)と元副部長の佐賀元明(もとあき)被告(50)の論告求刑公判が15日、大阪地裁であった。検察側は、両被告が主任検事(当時)のFDデータ改ざんを意図的な行為と認識した上で隠したと指摘。両被告に懲役1年6カ月を求刑した。

 検察側は論告で、両被告が昨年1月末〜2月初め、郵便不正事件の捜査主任だった前田恒彦受刑者(44)=証拠隠滅罪で懲役1年6カ月(求刑懲役2年)=が証拠品のFDのデータを改ざんしたことを把握した、と述べた。FDは同事件で逮捕・起訴された厚生労働省元局長・村木厚子氏(無罪判決確定)の部下宅から押収されたもので、改ざんの目的は村木氏が事件に関与したとする特捜部の見立てに合わせるためだった。

 その上で検察側は、証人として出廷した当時の地検トップの検事正や同僚検事らの証言などに基づき、隠蔽工作の経緯を指摘。両被告が共謀し、前田受刑者の改ざん行為を誤って書き換えた「過失」として処理する方針を決め、複数の同僚検事に箝口(かんこう)令を敷いたり、検事正らに「問題ない」と虚偽の報告をしたりして改ざんを隠したと主張した。

 「前田受刑者からは過失との報告を受けており、隠蔽の事実はない」として無罪を主張している両被告の最終弁論は21日と22日にあり、岩倉広修(ひろみち)裁判長は来年3月末に判決を言い渡す見通し。(平賀拓哉)


 弁護側の異義はもっともです。
 つまり、この論告によれば、前田のフロッピー改竄は、そこまでのことをやらなくてはならないほどの大事、つまり、改竄こそが、無罪の村木さんを有罪に陥れるための捏造だったということになるわけですが、そうなると、まさにこの論告は、昨年の12月24日に出た最高検の報告書と矛盾してしまうのです。
 それだけではない。その最高検の報告書と「なぜか」瓜二つの、前田検事の特別公務員職権濫用罪での不起訴(証拠不十分)を検察審査会が補強した、「前田検事の改竄したフロッピーディスクのみが村木さんの有罪の証拠とは認識されていなかった」という「議決理由書」とも矛盾してしまう。
 

郷原信郎 (@nobuogohara)
 今日の夕方の朝日放送の番組「キャスト」でも話したように、今回の大坪・佐賀氏の公判では、故意の改竄を認識していたかどうかばかりが問題にされているが、問題の本質はそこではない。
 もし、仮に、故意の改竄だと認識していたとして、それなら、二人はどうすべきだったか、それによって、村木事件の裁判の展開にどのような影響があったのか。
 この点に関して、今日の検察の論告では、昨年12月の最高検の検証報告書を引用し、「もし、大坪・佐賀氏が真実を報告し、上司が適切に対応していたら、前田検事の証拠隠滅事件に対する捜査・処理が行われ、・・・最終的には村木事件の公訴を取り消すことも検討されたと思われる」などと述べたが、弁護人側から、「証拠に基づかない論告」と異議を出され、撤回した。この点は、この事件の核心と言うべきであろう。
 
 要するに、大坪・佐賀氏が故意の改竄を認識していたかどうかが、村木事件にどのような影響を与えていたのか、検察は立証できなかったのである。証拠の改竄は絶対に許されないこと、と検察は強調するが、では、これまで、検察は、刑事事件で検察側に不利な証拠をすべて開示してきたのか、その点については検察官の裁量が相当程度認められてきたはずだ。
 
 今回の前田検事の証拠改竄行為に、そのような一般的な検察官の捜査・公判対応とは異なった特別の悪性を見出すとれば、「村木氏を無実の罪に陥れる」という意図を持って行ったということしかあり得ない。
 しかし、検察は、前田元検事の特別公務員職権乱用事件を不起訴にし、自ら、そのことを否定しているのである。前田検事の行為が刑事事件の結果に影響しないのであれば、大坪・佐賀両氏が、故意の改竄と認識していたとしても、それを見逃す行為が刑事処罰に値する行為とは思えない。
 
 「組織の思考が止まるとき」などで述べているように、大坪・佐賀両氏の行為は、そもそも犯人隠避の公構成要件に該当しない、という法律上の問題に加えて、検察は、今日の論告で、両氏を刑事処罰する根拠となる可罰性を主張することすらでききなかった。
 
 今後のこの事件の公判の展開は予断を許さない見るべきであろう。

 http://tl.gd/eo4t99 ・ Reply 

 語るに落ちたとはこのことです。
 前田検事の特別公務員職権濫用罪での告発を、「FD改竄以外にも、村木さんを起訴する理由があった」という論理で、不起訴にしてしまった検察には、「上司としての適切な対応もへったくれ」もないし「前田検事の証拠隠滅事件に対する捜査・処理も行いようがない」。
 大坪氏や佐賀氏が、「他に村木さん有罪の証拠はあり、フロッピーディスクが故意に改竄されたのか、間違って書き換えたのかは、追求しなくてはならないほどの重大な問題ではないと考えてしまった」という論理を許すことになるがゆえに、つまり、大坪氏や佐賀氏の罪は、結果に何に変化ももたらさず、したがって、悪質でもなんでもないというわけ。

 さて、そうなってきますと、その矛盾をあらわにした最高検報告書のコピペ同様の、検察審査会の「不起訴相当」議決の理由書の根拠って?

 おりしも、その15日、私はその検察審査会におりました。私が代表をつとめる「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」の出した開示請求書に、2ヶ月も経ってやっと、一部の資料が開示されましたので、それを閲覧+複写に行っていたのでございます。

 なぜかって?
 それは、来る12月22日。まさに、この検察審査会をテーマに、シンポジウムを開催するからなんですよ。
 さあ。なんという強運でしょう。
 まさに、検察審査会がふたたび焦点となってきた、この時に、です。

 またまた濃い面々で、この小沢事件公判・大坪佐賀公判も俎上に、熱く濃厚なディスカッションが炸裂する予定です。
 みなさま、どうぞ、お見逃しなく。

テーマ:「検察、世論、冤罪 III」 〜検察審査会の謎〜

日程:12月22日(木)18時30分

会場:明治大学リバティタワー 1F 1011教室教室
地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

※場所は駿河台(最寄り駅:お茶の水または神保町)となります

主催:明治大学大学院情報コミュニケーション研究科

協力:健全な法治国家のために声をあげる市民の会

総合司会: 江下雅之(明治大学情報コミュニケーション学部教授)

司会:   岩上安身(フリージャーナリスト)

パネリスト:郷原信郎(名城大学教授・弁護士・「検察の在り方検討会議」委員)
      山下幸夫(弁護士・元最高検察庁アドバイザー)
      市川 寛(弁護士・元検事)
      山口一臣(週刊朝日前編集長)
      八木啓代(「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
    (※:パネリストは変更になる場合があります)

sympo623


ただいま、サプライズゲストを交渉中です。どうぞお楽しみに。

入場無料

一般公開ですので、どなたでもご入場いただけます。途中入場も可能です。

予約はできません。当日先着順のご着席となります。
 

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