シャッビーハは、シリアの月額最低賃金の8割を、1日で稼ぐんですね（なわけないだろう）。日当7700円なら、シリアに渡ってシャッビーハをやりたい日本人が沢山いるだろう（爆）。

次回はムスリム同胞団の指導者（誰でもいい）に取材して、「10人以上も人殺しをしたあなたが、なぜ刑務所で服役せず、海外逃亡しているのですか？これがあなたが主張する自由と民主主義ですか」と質問してみてください。

政権側　弾圧民兵に１０億ドル　シリア亡命高官証言
http://backupurl.com/7mzn46
東京新聞2012年1月10日 07時09分

　【カイロ＝今村実】反体制運動が続くシリア政府の高官がエジプトに亡命し、首都カイロで本紙の取材に応じた。アサド政権は昨年三月以降、市民への武力弾圧で暗躍する民兵集団「シャビーハ」に十億ドル（約七百七十億円）を支援。さらに「アサド政権はイランから資金提供も受けている」と、政権内部の現状などを証言した。

　高官は先月出国したシリアの会計検査部門の元トップ、マハムード・アルハジ氏。

　同氏によると、政情不安で経済状況が急激に悪化し、各省庁の予算が一律３０％削減されたという。ただ、国家予算の約四割の国防分野は例外で、シャビーハへの資金援助や最新武器の供与に力を入れている。

　シャビーハはアサド大統領の出身母体イスラム教アラウィ派が中心で、市民の虐殺などに関与しているとされる。政権は一人当たり百ドル（約七千七百円）以上の高額な日当を払っている。

　同氏は「極秘事項だが、会計部門は政権がイランから送金を受けていることを把握している。イラン兵も入国し、武力弾圧に加勢していた」と語った。

　政権内部は「アサド大統領の側近がまだ体制をコントロールしている」と指摘。ただ、軍部内で離反兵が相次ぐ中、政権からも離脱者が相次ぐ恐れを警戒している。

　また「体制崩壊の兆候がある」と述べ、西部ホムス、北西部イドリブ、中部ハマでは、既に政権統治ができていないと証言。一部地区は住民による自治が進んでいるという。

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_149.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

10:41から部族会議の様子と、参加者の決意表明。
http://www.youtube.com/watch?v=fp9HAGRbQqw
ナースィル・キンディールの記者会見。会合の名称が、「アラブ・クルド部族会議」になっている。
http://www.youtube.com/watch?v=ro0DNJEAivQ

（翌日に開催された、同じ趣旨の集会その1、その2）

Tribal elders and notables in Syria and Arab countries: the country red line shall not exceed one or undermine its security .. Syrian people are unable to resolve its problems without outside interference
http://www.sana.sy/ara/2/2012/01/09/393103.htm
http://www.sana.sy/eng/21/2012/01/08/393110.htm
January 9, 2012
Aleppo, (SANA) -

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_151.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_150.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

シリア：内政干渉とテロに対決する国民の団結を示す

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_152.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

シリア各地で政府支持の集会を開催

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_153.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

アラブ連盟内でエジプト・アルジェリアがカタールに抵抗　シリア問題
2012/01/09 12:38[下へ]
カタールが、シリア問題の国際化を急いでいるのに対し、カイロの連盟本部では、エジプトとアルジェリアが、カタールとは正反対の発言を繰り返し、抵抗する姿勢を明確にしている。

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_135.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

アラブ連盟が第1回シリア報告書を隠匿　米国に不利
2012/01/10 13:28[下へ]
（1つ目）ロシア専門家の発言。アラブ連盟監視団の第1回中間報告書が公表されなかったということは、その内容が、シリアを叩きたい勢力の期待にそぐわなかったことを示唆している。

（2つ目）イランの報道。（記者会見で？）発表した報告書では、（監視団の活動期間中に）発生した死亡事件についてシリア政府と武装集団の両方を批判したが、その後アラブ連盟のHPに掲載された文書では、シリア政府だけを批判している。この齟齬は、軍事介入したいカタール、サウジと、問題の国際化を阻止したいエジプト、アルジェリア、スーダン、イラク、レバノンの間で内部対立が発生していることを示唆している。前の記事

（3つ目）似たような内容の、シリア政府系民間紙の記事。やたら長いので割愛。

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_156.htm;jsessionid=2B8AC464B6F3754F00C7180617D3704E..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

シリア：サウジ、クウェート、カタール人のテロリスト70人以上を逮捕の情報
2012/01/11 21:53[下へ]
al-Manarアル・マナル紙の記事の転載。シリア治安部隊は、サウジとクウェートのテロリスト、およびカタール治安隊員（←本当なら問題だろう）を70人以上逮捕した。取り調べに対し、彼らは、以下を自白した。

カタール、サウジの王宮に仕える顧問から、資金、武器、高度な通信機器の提供を受けた。

キャンプがトルコ、サウジ、在カタール米軍基地にあり、アラビア語が堪能なイスラエル人から訓練を受けている。トルコ、サウジ政府も承知している。

レバノンのハリーリー派とジャアジャア派に属する工作員がいる。レバノンからシリアに潜入するのに、両派および米国、フランスから支援を受けている。

Sources: Syrian security authorities arrested dozens of nationalities of the terrorists from Saudi Arabia and Qatar
Written by albaath media http://goo.gl/9ZSJ9
http://megalodon.jp/2012-0111-0335-04/goo.gl/9ZSJ9
Tuesday, January 10, 2012 14:24

Newspaper Al-Manar Palestinian sources said that the Syrian security forces arrested more than seventy terrorist from Saudi Arabia and Kuwait, and the elements of the security of Qatar, took part in terrorist operations and killings against members of the Syrian people, and that those arrested confessed during interrogation that they had received money, weapons and communication devices sophisticated from official advisers working in the palaces of shaikhs of Qatar, Saudi Arabia, and focused on their mission to carry out assassinations and bombings, and sabotage facilities and public facilities, to stir up sedition in the Syrian arena.

The sources pointed out that the detainees confessed to the existence of camps for recruitment and training in Turkish territory, and within Saudi Arabia and the U.S. base in Qatar, and that these camps receive continuous numbers of terrorists of different nationalities, and subject to the training of acts of terrorism at the hands of Israeli officers speak Arabic fluently, and with the knowledge of the Turkish and Saudi authorities, sources revealed the presence of subversive elements belonging to the Future Movement, led by Saad Hariri, and members of the militia, Samir Geagea, and admitted a number of detainees held by the Syrian security authorities have sneaked into Syria over the Lebanese territory with the help of an official of the Future Movement and the Lebanese Forces, and met by the infiltration of members of the security services in the U.S. and French.

http://m.webry.info/at/hibikan/201201/article_171.htm;jsessionid=63772F781C3127C68BA25D98F30DB4CC..32790bblog?i=&p=&c=m&guid=on

これでシリアで行われていることがアラブの春でもなんでもない、内戦を誘発させてシリアを四分五裂に引き裂き、自分たちに都合よく影響力を及ぼしたい周辺国、イスラエル、アメリカの呉越同舟の企てであることがはっきりした。
こんなものを民主化などと持ち上げて外信発の記事を得意満面に貼り付ける御仁には猛省を促したいが無駄だろうな。

俺は別にダイナモ氏に対して嫌がらせのストーカー行為のために記事を貼り付けているわけではない。
ダイナモ氏が一連のアラブの春の民主化運動にシンパシーをもち、真摯な気持ちでアラブの専制に終止符が打たれることを遅れたアラブというイメージがこの運動で一新することも踏まえ、西欧がアラブの民主化にかこつけて内政干渉を常態化してきた歴史に膜が降ろすことができると期待したことは間違いではない。

事実、チュニジアを発端にエジプトのムバラク政権が倒れたとき、確かにその契機はあった。
テレビタレントのフィフィという在日エジプト人がブログでムバラク政権の内実と民主化運動の背景を解説していた文章を読んだが大方俺の考えと同じであった。
フィフィはアメリカがムバラクを手なずけていたことも指摘していたし、ムバラク無き後、ムバラク政権で政治犯を弾圧拷問していた秘密警察長官が政権を握るおそれを心配していた。

しかし、フィフィでもエジプトにはムバラクのような強い力の抑えが利かなくなるとイスラム急進派が跋扈し始めやがて互いに反目しあう懸念があることまで言及しなかった。イスラム同胞団が大衆の仲に溶け込んで新体制にコプト教徒と共に参加することは本当に素晴らしいが、残念ながらエジプトにはコプト教徒を蛇蝎のごとく忌み嫌うイスラム急進派組織がそこいらにいる。
そしてエジプトでは今それら組織が動き出して治安に影響を及ぼし始めているのだ。

リビアでもその芽は息吹きつつある。シリアはもっと露骨だ。
俺はそのことをダイナモ氏に何度も訴えてきた。ダイナモ氏はついぞ理解せず、人権弾圧の独裁政権を倒す民主化運動に水さすものだと取り合わなかった。
では仕方が無い、民主化人道人権の名の下になにが行われているのか、こちら側から反論記事を送るのが一番いいだろうということで、ダイナモ氏のシリア関連の記事投稿のコメントに執拗に記事を貼り付けた。
まあ、嫌がらせと思われても仕方ないだろう。
だが貼っている記事は誰が読んでもこれはソースがハッキリしており具体的で公平的であると思うものを選んでいるつもりだ。
これからもダイナモ氏がシリア関連で外信記事を投稿してもらって一向に構わない。
こちらも反対意見としてコメントに記事を送るだけだ。