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イスラエルと米国のイラン攻撃はいつ始まるか
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/607.html
投稿者 DOMOTO 日時 2012 年 1 月 15 日 22:56:41: VRQtq/0DZtRLQ
 


DOMOTO
http://blogs.yahoo.co.jp/bluesea735
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/hunsou.index.html


1月14日付のウォールストリート・ジャーナルによれば、アメリカ軍はイスラエルの空爆に対するイランの報復に対処するために中東で可能な限りの多くの軍事的準備を進めている。
イラクには米大使館などの政府職員などが多数留まる予定であるが、先月のイラク撤退の後、イラク国内のイランのシーア派民兵などによる攻撃で、イラク国内ではアメリカ人の安全が脆弱になっている。
クウェートには15000人の兵士が配置され、ペルシャ湾には2隻目の空母が移動してきている。

U.S. Warns Israel on Strike
http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204409004577159202556087074.html?KEYWORDS=israel+us

アダム・エンタス記者らによる同記事によれば、オバマ大統領とパネッタ米国防長官と複数のトップ高官は、イランへの攻撃を行った場合の悲惨な結果を警告した一連の親書を、イスラエル指導部へ送っていたことがわかった。
その内容は、アメリカがイスラエルに、制裁の効果が出るまでのより多くの時間を求めたことと、イランに核兵器の製造を断念させるための(軍事行動以外の)ほかの手段を求めたものであった。
制裁を強化するなか、オバマ大統領は1月12日にネタニヤフ首相と電話会談を行い、デンプシー統合参謀本部議長は今週テルアビブでイスラエル軍高官らと会談する。

昨年の11月中旬、イスラエルのバラク国防相は米CNNとのインタビューで、「イランの核施設を攻撃してそれが有効な攻撃であるための期限は今から6ヶ月から9ヶ月までの間である」と発言した(下記アドレス)。
アメリカのパネッタ国防長官は12月中旬に「CBSテレビとのインタビューで、イランの核兵器製造能力について『恐らく1年ほど、ことによるとそれ以内の保有が可能』と述べた」そうだ(時事通信)。

バラク国防相の発言の翌週、ワシントン中近東政策研究所のデイビッド・マコブスキー氏は、イスラエルに残されたイラン攻撃のための有効期間は9ヵ月と見ているが、その理由は今年の秋以降はイランの進めている核施設の分散化にイスラエルの攻撃力が対応できなくためであるという。(※これは主に、防御力を高めた地下核施設の拡散化を指している)。ワシントン中近東政策研究所は親イスラエル系のアメリカの有力シンクタンクである。

Israel's Closing Window to Strike Iran (2011年11月22日)
http://www.washingtoninstitute.org/templateC05.php?CID=3426

マコブスキー氏によると、現在イスラエルはこの有効期限までに今のアメリカの制裁が成功するか否か見極めているという(イランの譲歩もしくは核兵器製造の放棄)。この有効期限を過ぎた今年の秋以降では、その後の制裁がより厳しいものになろうともイスラエルにとっては、もはや遅すぎるものとなると述べている。

バラク国防相の言葉を額面どおりに受け取れば、今年の5月〜8月までがイラン攻撃を開始するリミットだということになる。
ホルムズ海峡での軍事的緊張の中で、アメリカが今、イランから原油を輸入する金融機関に制裁を科すという強硬な経済制裁の枠組みを、2012年1月から原則6ヶ月以内に整えようと急いでいるのはそのような時間的背景がある。

ただし、ネタニヤフ首相とバラク国防相らイスラエル強硬派が、今年の8月までのどの時点でアメリカの制裁に見切りをつけるかはわからない。

マコブスキー氏によれと、1981年のオシラク核施設空爆の経験をもとにした場合、イスラエルとアメリカとの非公式会議でイランの核問題が取り上げられなくなった時、もしくはバラク国防相などのイスラエルの要人がイランの核問題についての会見に出て来なくなった時は、その1、2ヶ月前よりもイスラエルの軍事攻撃が差し迫っている可能性があると予想している。オシラクの空爆の時は、アメリカとの非公式会議で(強く協力を要請していた)イスラエルがそれを議題に出さなくなった時には、イスラエルの軍事攻撃は最終段階の準備に入っていた。


■ 参考資料:
イスラエルはイラン攻撃で国家崩壊する ―アロー・ミサイル防衛システムでは国は守れない― (拙稿 2010年1月2日)
http://blogs.yahoo.co.jp/bluesea735/30855702.html

イランの報復戦争とイスラモファシズムの現代 (拙稿 2008年7月21日)
http://blogs.yahoo.co.jp/bluesea735/13319656.html

米国、「国防権限法」の可決で対イラン制裁強化へ (※国防権限法の猶予期間についての詳細等 日本エネルギー経済研究所 2011年12月21日)
http://eneken.ieej.or.jp/data/4164.pdf


 

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コメント
 
01. 2012年1月16日 00:17:22 : YRyE4hspJA
既に手遅れだろう、当事国は足腰立たぬ痛手をお互いに負う事になり、世界経済への打撃も大きい、日本が一番ダメージを受けるようだ。
願わくば戦争が回避される事を !

02. 2012年1月16日 12:14:46 : FUviF2HWlS
米軍のイラン侵攻は、回避が難しい。
しかし、イスラエルの核保有を認める一方で、イランの核開発を口実に攻撃する戦争に大義はない。

日本は、今回の中東戦争では、徹頭徹尾、中立の立場に立つべきだ。


03. 2012年1月16日 23:41:16 : aJEe3nTkL2
ベンジャミン・フルフォードの国内外 金融・経済・政治の裏事情レポート

◆ 世界金融システムの凍結が、近々解除される見込みだ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2012/1/16号 VOl.158≫

世界金融システムには表帳簿と裏帳簿が存在するが、その裏帳簿を巡って行なわれている金融戦争もそろそろ最終局面に差し掛かっている。
それに伴い、これまで外部からの圧力により事実上凍結されていた日本が保有するドルを、これからは日本が独自の判断で運用していくことが出来るようになりそうだ。現在、その交渉に向けた準備も調いつつる。
また、マネーゲームにより天文学的に膨らんだ欧米のドルとユーロの裏帳簿資金についても、解決するべく話し合いが始められている。先ずは、その天文学的な数字から大幅にゼロを切り捨て、現実的な数字に調整しないと話にならない。
現在は水面下で進行する金融戦争により裏帳簿のドル・ユーロ資金は完全に凍結されているが、スイス、アメリカ、イギリス、ヴァチカン、EUの5つの勢力におけるその数字の調整が済めば、この数週間のうちに膨大なお金が動き出す。
しかしこの状況においてもまだ、アメリカとイスラエルの裏にいる欧米のサバタイ派勢力は、それぞれの交渉を有利に進めるために“イラン攻撃”を仄めかし、世界に対して『ホルムズ海峡を封鎖して中近東からの石油の供給を止めるぞ』という脅しのカードを使っている。しかし以前から言うように、イランのアフマディネジャド大統領もサバタイ派がかかえるエージェントの1人であり、現時点においては世界に「危機」を煽るための茶番劇に過ぎない。
ただし彼らが本当に軍事力を行使するより前に、水面下の交渉を終わらせる必要がある。そのため、今週からホワイトドラゴン財団も本格的に動き出す。


04. 2012年1月17日 09:18:54 : XJL2YLIhEs
白雪姫の継母みたいに『鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番危険な国はどこですか?最悪のテロ国家はどこですか?』
私が鏡なら『イランです』とも『北朝鮮です』とも答えない。私の鏡がそんな風に答えたら、粗大ゴミに出す。

05. 2012年1月17日 12:34:39 : ck9dOYm8fo
みんな!
ぼくらには、ベンジャミン・フルフォードさんがいて
ホワイト・ドラゴン財団が世界平和に向けて動いてくれるのです。

さあ、みんなでダンスを踊りませんか?

どんな危機がおとづれても、私たちは正義の力によって守られているのです。

やっぱり、ハリマオはいるのだ!いや、安心した。
月光仮面も、ナショナルキッドもそのうちに現れるんだ。

ね?!ベンジャミンフルホードさん。


>今週からホワイトドラゴン財団も本格的に動き出す。


06. 2012年1月17日 12:41:11 : kvdj8gOX9A
現状、一部米軍が、施策をリードする作戦または情報介入を行い、
オバマ大統領に事後承諾させて、政権を運営しているではないか?

オバマ氏は「黒人初の大統領」という肩書きだけのアイドルとして、
「民主的」をアピールする為の傀儡として、大統領選担当という閑職であると。

大統領を無視した、大統領を守らない、大統領の声を聞けない「米軍」は何をするのか?

つまり、日本のほぼすべての米軍基地および軍事衛星・無人偵察機は、
「独立機動部隊また機関」として、それぞれの利権を貪っていることになる。

大規模な組織的「不法投棄」どころか、大方の戦争犯罪は隠されていると思われる。
「捕鯨」つまり「密漁」による絶滅を誘発しているのも、米軍の歴史だ。

よって、核兵器や生物化学兵器など、大規模かつ絶滅型・無差別拡散型の兵器が、
「政治的脅迫」に利用され始めるのが最終段階である。

日本政府としては、指揮系統の一元化が安定的に維持されている保証、これに関する情報の明治を合衆国に求めていくことになる。


07. 2012年1月18日 07:03:02 : YNyPUPiaLs
04さんへ
今まで読んだ文で、最上級。

頭丸めて出直します。


08. 2012年1月20日 07:55:50 : ltbJuKbVGw
イランの核を巡る、イスラエル、アメリカ、などの戦略は、とても難しく私ら素人には見当も付きませんが、一秒間に一億手の変化を読むコンピューターでもむつかしいと思います。無事に解決することを祈ります。

09. 2012年1月20日 15:02:06 : gQdTWSuARg
世界一の信者を誇るキリスト教徒が心配するのはそんな事ではないだろう。
「ルカ第21章20」にあるらしい
「エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら
 滅亡が近づいたことを悟りなさい。」
イランの核施設が攻撃されたら
辺りは福島どころではなくなるんじゃないのかな
アラブ諸国がイスラエルを許すわけがない。
なんでわざわざ2012年なんだ?
自分は聖書を予言の書と信じているわけではない
予言の書と信じている人々がそのようにもっていく
と思う。

10. 2012年1月21日 02:12:19 : CHDpEircyA
2012年1月20日の毎日新聞朝刊に嘗てモサドに居たと言う小説家が何か言っていたけど、
その人によるとアメリカとイギリス以外の国ではモサドが暗躍しているそうだ。
「今更・・・・」等と言われそうだけど、念のため。

11. 2012年1月21日 09:40:39 : sKM5f4M8Uw
また、オリンピックとかとセットじゃないか?

12. 2012年1月23日 00:19:12 : UC8c4iia9M
モサドってCIA騙ってアメリカは容認してたんじゃないの?
美味しいねぇー
じゃあ、CIAはモサドのエージェントなの?

13. 2012年1月23日 12:37:05 : LZQqGUA606
>9
「予言」じゃなくて「預言」らしいですよ
http://hexagon.inri.client.jp/floorA3F_ha/a3fha502.html

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