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インサイド シリア
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投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 3 月 11 日 13:12:33: mY9T/8MdR98ug
 

アラブ諸国で最も独裁的な国家のひとつ、シリア。その国で体制打倒を目指す人々を取材します。

ジャーナリスト ラミタ・ナヴァイ:治安部隊が見えなくなると人々はすぐに戻ってきます。シリア政府は反政府運動を弾圧してきました。2011年の秋までに3000人が殺害されました。外国メディアの自由な取材を禁止しています。私たちはこの革命の中心にいる人々の話を聞くつもりです。

= 通りを横断幕を掲げてスローガンを叫びながら数百人のデモ隊が行進している。

「自由を!」と叫んでいます。横断幕には ”アサドは人殺し” とあります。

私たちは首都ダマスカスから観光客を装って取材を始めました。半年前から反政府勢力の拠点となっているダマスカス郊外で活動家に会う予定です。しかし、その先には軍の検問所があるため、活動家に会えたのは2日後でした。

活動家は若いビジネスマンでアブ・ハレドという偽名を使っています。仲間に連絡して安全かどうか確認してくれています。今日、弾圧の犠牲者の葬儀があり、7人が撃たれたそうです。

ダマスカス郊外ではこの日も抗議デモが行なわれていました。アブ・ハレドは治安部隊の監視をかいくぐって私たちを案内してくれました。

活動家 アブ・ハレド:デモ隊を集合させ、ダマスカスへ行進しようとしています。それを阻止しようと治安部隊がこの一帯に配備されています。

ダマスカスの郊外では、どの通りにもデモ隊の姿がありました。

= デモ隊がスローガンを叫びながら通りを行進している。

「こんな暮らしなら死んだほうがましだ!」

ある活動家の葬儀に向いました。車の外に出ても安全だが、そのかわりそこかしこに政府への密告者がいるので長居は無用だと言われました。

= 広場を埋め尽くす数千人の市民

多くの人々が葬儀に集まり「自由を! 自由を!」と叫んでいます。

墓地の外に人が群がっています。埋葬されたばかりの活動家は治安部隊によって目をえぐり出され、拷問によって死んだと言われています。ダマスカスの郊外では毎日のように治安部隊がデモ隊に発砲し、死者がでているそうです。

活動家 アブ・ハレド:軍に包囲された暮らしがもう3カ月を超えています。政府は我々の生活を破壊し、子供たちを殺しています。

次に向った街はドウマ。

= 数百人の市民がスクラムを組み歌を歌っている。

デモに加わった14歳の少年が射殺されたことに抗議しています。

デモ隊の一人:”自由を求めて殺された者を思うと涙が流れる” そういう歌を歌います。

周辺の住民が窓からキャンディーを投げてきます。「デモ隊を支持する」という意思表示です。

= デモ隊の人々がロシアの国旗に火をつけて燃やし、足で踏みつけている。

デモ参加者がロシアの国旗を燃やしました。ロシアが現政権を支援していることに怒っているのです。

アブ・ハレドにこの場を離れるよう促されました。私たちが密告者に目をつけられている恐れがあったからです。

= デモ隊が叫ぶ「国民は大統領の処刑を望んでいる!」

私たちは反体制派地下組織のひとつに案内されました。反政府運動を組織している人達はコーディネータと呼ばれています。その一人と会うことができました。35歳の教師、アブ・ハゼムはこの地区で起きた残虐行為の証拠を集めています。

= スマートホンの画面に映し出されたのは顔面をひどく殴られた後のある男性の遺体。

活動家 アブ・ハゼム:当局に拷問され、殴られ、死亡したコーディネータです。この革命には犠牲が伴いますが、最後の一人になっても私たちは政権を倒すでしょう。

アブ・ハゼムは庭に証拠の記録を埋めています。

アブ・ハゼム:ドウマで撮影した映像です。家宅捜索で治安部隊に見つかれば死刑になるかもしれません。ですから急いでコピーを作って埋めたんです。

アブ・ハゼムは危険をおかして定期的にインターネットに映像を公開しています。彼はある葬儀で撮影した映像を見せてくれました。

アブ・ハゼム:殉教者の葬儀のため、モスクに集まっていました。

数百人がデモの最中に死亡した男性の死を悼んでいました。そこへ治安部隊銃撃してきたのです。

= 大勢の人々が葬儀の列に加わっている。突然パン・パンと激しい銃撃音が聞こえ、人々が逃げ惑う。道路に撃たれた人が横たわっている。撃たれた何人もの人を人々が担ぎ銃撃の現場から遠ざけようと運び出している。

葬列は2人の遺体を運んでいました。ここにいる活動家たちは治安当局のビルを指しています。その屋上にいた狙撃兵が撃ったそうです。
アブ・ハゼムは死んだり、拷問を受けた人を細かく記録していました。

アブ・ハゼム:この2人の葬儀が行なわれていた時にハッサン・シャーブとビラル・シャーブが殺されました。

アブ・ハゼムによると2011年の3月以降、この地区だけでも50人以上が死亡。しかも標的はデモ参加者だけではありません。印刷業を営んでいた男が殺されたのは死者の名簿やデモ隊の掲げる横断幕を印刷したからです。この国で安全な人は誰もいません。
政権を公然と非難する活動はシリア全土に広がっています。何が彼らを突き動かしているのかを私たちは知りたいと思いました。反体制派グループのおもな勢力が「シリア革命総合委員会」SRGCです。SRGCからダマスカスの郊外マダヤにいるグループが取材に応じるとの連絡がありました。
途中に2ヵ所、軍の検問所があるそうです。パソコンやカメラなどを没収されてしまう危険もあります。
マダヤに着くと私たちは活動家たちのアジトに急ぎました。到着してからわずか2時間後、軍がマダヤを包囲しました。3人の活動家はおびえていました。

= 部屋のドアにいくつもの鍵をかける活動家

彼らは指名手配中です。”軍が探索に来た” との情報があります。この男達は大規模な抗議行動を組織しているために追われています。27歳のアブ・ジャハーはマダヤでの運動のリーダーです。アサド大統領が率いる与党、バース党への鬱積した怒りを語りました。

活動家 アブ・ジャハー:シリアは豊かで美しく、戦略的に重要な国ですが、アサド家が国を独り占めにし、国民の血を吸っています。

22歳のマレクは法律を学ぶ学生でした。マレクはシリアで多数を占めるシーア派は、少数のアラウィ派に虐げられていると主張します。

活動家 マレク:ここには一切の自由がありません。シリアではバース党がすべてを支配しています。個人までもです。

活動家たちはいわゆる「アラブの春」に触発され、現体制の打倒に邁進しているのだといいます。そしてデモを組織し、映像をインターネットで公開するなど危険を冒しています。捕まった時のことを話してくれました。

マレク:目隠しされ、後ろ手に縛られて何度も殴られました。電気が流れる棒で地面にたたき伏せられました。傷跡がまだ背中に残っています。

マレクは6週間後にようやく釈放されました。3人の若者は逃亡生活を続けており、これまでに数回つかまりそうになりました。マダヤが軍に包囲された今、私たちもここで夜を明かすしかありません。
兵士がいつ押し入ってくるかとビクビクして眠れません。しかし、反体制派として指名手配されている彼らはこの5ヶ月間、ずっとこんなふうに生きてきたのです。
翌日、アブ・ジャハーはマダヤを包囲中の部隊の目的は何かを突き止めようとしました。
今日最初のインターネットへの接続です。他の活動家たちが提供する情報を調べています。
隠れ家のある地区へ向ってくる政府軍の映像が投稿されていました。

活動家:民兵の車両だ。

白いトラックが何台か映っています。武装しているらしい姿が見えますがシリアの民兵だそうです。

= 携帯電話で話す活動家

活動家:どこを捜索しているって?

3時間後、外にいる見張りからアブ・ジャハーに電話がかかってきました。シャッビーハと呼ばれる民兵が一軒一軒押し入って捜索をしていることが判りました。見張りは民兵がこの通りまで来ていると警告しました。

= 室内の明かりを消す活動家

何かが壊されるような音がしています。3人は戸棚に隠れました。私たちはシリア人では無いことを示すパスポートを用意しておくように言われました。
ドアの外に人がいるのでカメラをしまいます。
撮影は携帯電話で続けられました。民兵が捜索している隣の家から叫び声が聞こえました。連れて行かないでくれと懇願する母親の声です。

= 大きな叫び声が聞こえる

6時間後、外からは何も聞こえなくなりました。
「アブ・ジャハー、出てきても安全? 脱出する?」
見張りの1人が電話で状況を説明しました。

アブ・ジャハー:民兵が隣の建物に入りました。隣人は知り合いです。女性と子供たちが泣き叫ぶ中、若者が連れ去られました。怖かったですよ。民兵がここに来て、我々を見つけていたら情け容赦なく殴りつけたでしょう。

見張りによると今が隠れ家を出るチャンスです。軍が包囲を解いたようなので彼らは荷造りをしています。
私たちは隠れ家に3日間閉じこもっていました。隣の家の入り口の窓が割れているのが見えました。壁一面に民兵がスローガンを書き残していました。

= 通りに面した家々の壁一面に大きな落書きがある。

全ての家に落書きがあります。”私たちはアサドを愛する。我らが大統領を愛する”
マダヤを出る前に、家宅捜索で荒らされた家を見せてもらいました。

= 家中のあらゆるものが壊され、目茶苦茶になっている。

活動家の一人の実家です。幸いすでに逃げていましたが、この街では数十人が逮捕されたそうです。
活動家たちは政府の武力弾圧によって1万人もの死者やさらに多くの負傷者が出たと主張しています。そしてもはや負傷者が病院で手当てを受けるのも危険だといいます。そのため国中に秘密の診療所が作られています。私たちは毎晩負傷者を治療している反体制派の医師に会うことができました。

= 重傷を負ってベッドに横たわる男性

医師によればこの男性は3回撃たれました。弾はここをかすめて脊椎に入りました。まだ摘出できていないそうです。
治安部隊はデモ参加者の捜索を病院にまで広げていると医師は語りました。

反体制派医師:この人は手術直後なのに病院から移されてきました。しばしば負傷者が拉致されるため、そうせざるを得なかったのです。負傷者を病院に連れて行くのも危険なんです。病院で治安部隊が患者を殴っているのを見ました。

反体制派活動家と疑われた患者が病院のベッドで射殺されたこともあるそうです。
医師もまた標的になっているといいます。

反体制派医師:負傷者の手当てをした多くの医者が逮捕されました。殺害された医者もいます。

10人もの同僚がすでに逮捕されましたが患者の手当てを続けていました。
ベッドに男性が横たわっています。容体はとても悪そうです。この患者、モハメドは36歳。弟と2人でデモに参加していました。

モハメドの弟:治安部隊が私たちに発砲を始めたんです。5人が死亡し、30人以上が負傷しました。負傷者を搬送しましたが、治安部隊は街を包囲し、医者が入れないようにしました。モハメドは3時間以上出血が続きました。

止血が遅れたため、酸素不足に陥り、モハメドの脳に障害が残りました。
医師によれば負傷したデモの参加者数百人がこのような秘密の診療所に収容されています。

都市部から離れたとある場所で私たちは軍から離脱した4人の兵士たちと会いました。離脱した兵士は数千人に上ると反体制派は主張しています。
この人はダマスカス郊外に配置され、こっちの2人は南部のダラア、彼は海岸沿いのタルトゥースに配置されていました。
離脱したのはデモ隊への発砲を強制されたからだそうです。

どんな命令が?

離脱兵:子供たちを殺し、かまわず家に踏み込めと

発砲したんですか?

離脱兵:出動するとデモ隊に向って「撃て」と命令されました。拒否すれば我々が撃たれたでしょう。自分が人を殺したかどうかは判りませんが、デモ隊に向って撃ちました。罪のない大勢の女性たちや子供たちが死にました。

彼は命令に従わなかった兵士が殺されるのを見たそうです。

離脱兵:命令に背けば民兵やアサドの私兵に撃たれます。デモ隊への発砲を拒んだ仲間は狙撃兵に頭を撃たれました。この目で見たんです。

兵士の話では離脱兵が集まり、政権と戦う準備を始めているそうです。

離脱兵:武器があれば政権と戦います。革命を起こしたいんです。

シリア政府は武装したテロリストが陰で暴動を引き起こし、2011年の3月以降、治安部隊の700人が死亡したと発表しています。市民に危害を加えることは禁じているとも主張しています。しかし、ダマスカスの近郊では最近も銃撃がありました。
金曜のデモで14歳の少年が殺されました。その現場へ向います。

案内の男性:血の海になったため、砂をまいたんです。血の流れた後です。

砂をまいて吸わせるほど大量だったそうです。まだ跡が残っています。ここに弾痕があります。あちらこちらにありますね。少年はこの角から様子をうかがい、狙撃兵に頭を撃たれたそうです。
死亡した少年の父親が会ってくれることになりました。

殺害された少年の父親:近所の人が来て、「息子が首を撃たれた」と教えてくれました。私は病院に走りました。息子はすでに手術中でした。その晩、意識が戻り私たちの方を見ましたが9日後に亡くなりました。座って息子のことを考えていると、あらゆることが思い出されます。神よ、ご慈悲を。

私たちが出会ったほとんどのシリア人と同じようにこの父親も毅然としていました。

殺害された少年の父親:政権が倒れるまでデモは続くでしょう。革命は終わっていないのです。

私たちが3日間隠れ家で過ごしたマダヤでも、人々は再びデモのために通りに戻ってきました。

= 通りをデモ行進する大勢の人々。女性や子供もいる。

声高にアサド政権の終焉を叫んでいます。
「自由を!」と叫んでいます。横断幕には「アサドは人殺し」と書かれています。私たちが会ったシリア人たちは、拷問を受けたり犠牲者が出ても政権との戦いを続けていくと語りました。シリアでの戦いはさらに長く、血にまみれたものになるでしょう。


制作 Quicsilver Media (イギリス 2011年)
 

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コメント
 
01. 2012年3月11日 18:05:49 : d07iybJkXA
何もかも全てはユダヤ・メーソン・イルミナティの仕業だ!!

て、言わないの?ダイナモさん。イギリスだよ。三枚舌でアラブにユダヤ人の国を作らせることを密約した国だよ。アラビアのロレンスはイギリスが送り込んだ諜報部員だよ。寝言こいてんじゃないと言っとこう。


02. 2012年3月11日 20:51:09 : xgQrEp1sYs
 なんともイスラエルをバッタにした現在の対イラン軍事情勢を抜きにしてはシリア問題は片付かない。
 シリアはイスラエルのイラン空爆回廊の要をなすとだけ言っておけば誰でもシリア情勢が「アラブの春」の第二幕を背負っているとはいえまい。

03. 2012年3月11日 22:39:29 : qMKid0brvQ
チュニジアやエジプトの政変に影響されてバーレーンやサウジアラビヤでも反政府デモが起きていたはずだが、それらはその後どうなってしまったのか?と考えるとこの記事の根本的な怪しさが見えてくる。特に、サウジアラビヤのデモに対してこのような記事が書かれたりしたのだろうか?(バーレーンについてのレポートには記憶がある)

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