【ソウル聯合ニュース】エチオピアで勤務中の北朝鮮外交官が韓国に亡命したと、複数の情報筋が２５日に明らかにした。情報筋は「エチオピア駐在の北朝鮮貿易代表部の外交官１人が８月ごろ亡命を求めて韓国に来た。高官ではない」と述べた。

　北朝鮮はエチオピアに大使館を置き、貿易代表部は大使館の傘下にある。

　亡命した北朝鮮外交官が韓国に亡命した詳しい状況や北朝鮮が抗議したかどうかなどは確認されていない。

　２００９年１０月にも在エチオピア北朝鮮大使館の勤務者１人が韓国大使館に逃げ込んで亡命を申請した。当時、北朝鮮大使館はこれに対し強く抗議したと伝えられた。

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・http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2013/10/25/0900000000AJP20131025000500882.HTML

パナマ政府が公表
船長や政治要員など3人は引き続き身柄を拘束

　武器を違法に運搬していたところをパナマ政府に摘発され、抑留されていた北朝鮮船籍の貨物船「清川江（チョンチョンガン）」の乗組員らが、来週には北朝鮮に送還される見通しであることがわかった。AP通信が29日に報じた。

　パナマ政府関係者は「拘束中の乗組員35人のうち、32人は来週中には北朝鮮に送還することになった。ただし武器を違法に所持していたとして起訴された船長や政治要員など3人は、引き続き身柄を拘束して取り調べを行う方針だ」と明らかにした。送還予定の乗組員らは、問題の貨物船を使って北朝鮮に戻る予定だ。

　キューバを出港して北朝鮮に向かっていた清川江は今年7月、未申告の武器を砂糖用の麻袋などで覆った状態でパナマ運河を通過しようとした際、パナマ政府により摘発された。船に積まれていたのはミサイル用のレーダーシステムやミグ21戦闘機のエンジンなどで、乗組員らは警察での取り調べで「船に武器が積まれていることは知らなかった」と証言していた。

　この問題でキューバ政府は「貨物船に積まれていた武器は、修理のため北朝鮮に送ろうとしていた」と説明した。

　しかしAPなど複数のメディアは「キューバと北朝鮮による武器取引だった可能性が高い」と報じ、また国連の調査団も予備報告書の中で「小型の火器を除く武器取引を禁じた国連安保理決議に違反しているようだ」と明らかにした。

　また貨物船にあった武器は北朝鮮には運ばれず、引き続きパナマに保管される。今後はこれらをどう処理するかについて、パナマ政府は国連と協議を行う予定だという。

ヤン・モドゥム記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

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