http://www.chosunonline.com/svc/view.html?catid=41&contid=2013101900519
　北朝鮮を先月訪問した元米プロバスケットボール（NBA）選手デニス・ロッドマン氏（52）＝写真＝が、訪朝時に朝鮮労働党の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記と一緒に過ごした豪華な日々について語った。英国の日刊紙ザ・サンが17日に報じた。ロッドマン氏は今年2月に続き先月2回目の訪朝を果たし「北朝鮮に抑留されている韓国系米国人ケネス・ペ（韓国名：ペ・ジュンホ）氏の釈放を推進する」と述べたが、ペ氏を連れ戻すことはできなかった。

　ロッドマン氏は金第1書記専用の島で、パーティーやジェットスキー、乗馬を楽しみながら7日間過ごした。ザ・サンとのインタビューでは「この島には大型ヨットやジェットスキー数十台など足りない物がなかった。あらゆる施設が七つ星クラスだった」と語った。さらに「直接（これら施設を）見れば、金第1書記がバラク・オバマ米大統領よりもすごいと思うだろう。金第1書記が起きてドアを出ると、全員が拍手喝采（かっさい）する」と話した。

　3代目として権力世襲をした金第1書記については「彼を独裁者と考えるのは間違った認識だ」と述べた。金第1書記は祖父の金日成（キム・イルソン）主席や父の金正日（キム・ジョンイル）総書記と違って核兵器を開発したり、米国と確執を生むようなことを望んでいないという。そして最後に「金第1書記は米国が好きだが、独裁の遺産を受け継いだので（米国に）行けない」と語った。

キム・ガンハン記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/19/2013101900519.html

　北朝鮮の「朝鮮経済開発協会」の関係者は18日、本紙の電話取材に対し、北朝鮮が推し進めている「特殊経済地帯（経済特区）」開発に「南朝鮮（韓国）の企業も制限なく参加できる」と語った。朝鮮経済開発協会とは、北朝鮮が最近、外資誘致のために平壌に設置した組織。本紙は、北京から平壌の同協会に電話をかけ「朝鮮での事業に強い関心を持っている中国企業」を名乗って取材した。北朝鮮の朝鮮中央通信は今月17日、同協会を設立した事実を報じるとともに、電話やファクスの番号、電子メールのアドレスなども公表した。

　朝鮮経済開発協会の「活動家（イルクン）」だというこの関係者は「新たに推進される特区では、羅先・黄金坪特区のように、投資を行う外国企業に各種の特別待遇を行う。所得税率も14％が適用される」と語った。現在北朝鮮に投資している一般外国企業の所得税率は約25％だ。

　これについて中国の新華通信は17日、平壌発の記事で、同協会の責任者を務める尹永錫（ユン・ヨンソク）氏が「羅先特区・黄金坪経済地帯・金剛山観光特区・各道の経済特区を発展させることが、北朝鮮政府の一貫した政策。北朝鮮は、世界各国の政府および民間企業・団体との接触を強化して理解増進のため努力するとともに、経済・貿易・科学技術交流を拡大するために実質的方法を模索する」と語ったと報じた。尹永錫氏は、今月16日に平壌の羊角島ホテルで開かれた「特殊経済地帯開発国際シンポジウム」を主管した人物だといわれている。一方、朝鮮中央通信は18日、外国企業による国際コンソーシアムが「開城先端技術開発区」建設に向けて北朝鮮の関係機関と合意し、直ちに履行に入ると報じた。コンソーシアムにはシンガポールのジュロン社や香港のP&T建築・工程有限公司、OKPホールディングスなど東アジアや中東の企業が参加し、各社は平壌の飛行場と平壌市内を結ぶ高速道路の建設事業も担当する予定だという。

北京＝ アン・ヨンヒョン特派員 , 黄大振（ファン・デジン）記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

◓http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/19/2013101900786.html

【ソウル聯合ニュース】韓国国会の外交統一委員会に所属する議員らの訪朝計画に対し、北朝鮮が２４日、同意を表明した。統一部当局者が同日、明らかにした。

　同委員会は１４日、国政監査期間の３０日に訪朝し開城工業団地を視察する計画を盛り込んだ訪朝申請書を統一部に提出。同部は１６日に北朝鮮側に伝えた。

　韓国国会議員が開城工業団地を訪問するのは昨年２月以来となる。国政監査期間中の訪問は初めて。今回は同団地を直接点検し、支援策を検討することが目的で、訪朝を申請したのは安鴻俊（アン・ホンジュン）委員長（与党セヌリ党）をはじめ同委員会の議員２４人や専門委員ら合計５７人に上る。

hjc@yna.co.kr

☮http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/10/24/0300000000AJP20131024001800882.HTML

　同大学のポール・チャン総長は同誌に書簡を送り「今月3日にクアラルンプールにある北朝鮮大使館で約30人が出席する中、授賞式を行った。金第1書記は出席できなかったので、代わりに北朝鮮大使に渡した」と明らかにした。同誌は「北朝鮮の朝鮮中央通信がこのほど関連内容を大々的に報道したが『金第1書記に博士号を授与する大学が存在するのか』と疑問の声があった。今回の書簡に基づき調べた結果、ヘルプ大学は1986年に設立された実在の大学だった」としている。

　「世界最貧国である北朝鮮の指導者に経済学名誉博士号を授与する理由は何か」という質問に、総長は「北朝鮮の住民に向けて橋を架けるという意味」と述べた、と同誌は伝えている。また、書簡には「北朝鮮は今後6年以内にさまざまな方面で国際社会に関与するだろう」と書かれていたという。

　また、総長は「金第1書記は初めて海外から名誉博士号を贈られると、ヘルプ大学に感謝の意を表した文を送った」と明らかにした。

ノ・ソクチョ記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

・http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/25/2013102501067.html

金正恩体制への「消極的な抵抗」か

　北朝鮮で最近、軍需品を運搬する列車や軍需工場での火災が相次ぎ、当局が事件の黒幕などについて集中的に調査を行っているという。北朝鮮情勢に詳しい複数の消息筋が28日伝えた。

　消息筋によると、今月初め、北朝鮮の軍需施設が集中する両江道を走行していた列車で大規模な火災が発生し、積み荷の軍服や列車に相当な被害が発生したという。また先月には、平安北道の軍需工場で火災が発生した。列車や軍需工場の火災はいずれも、北朝鮮と中国の国境からそう遠くない地域で発生している。

　消息筋は「2件の火災の原因や関連性についてはまだ明らかになっていないが、北朝鮮内部で金正恩（キム・ジョンウン）体制に対する『消極的な抵抗』が起こっている可能性がある」と話した。

北京＝ アン・ヨンヒョン特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

◐http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/29/2013102900944.html

　北朝鮮で対中外交を担う金衡俊（キム・ヒョンジュン）外務次官が29日、電撃的に訪中した。北京の外交消息筋は同日「金正恩（キム・ジョンウン）氏の訪中を協議する可能性は否定できない」と語った。

　中国の習近平主席は今月24、25の両日、在外公館の大使および外務省の官僚を集めて「周辺国外交業務に関する座談会」を開催し、周辺国との外交の強化を訴えた。

北京＝アン・ヨンヒョン特派員

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

☮http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/30/2013103000455.html